2018年 肌(美肌)部門ランキング 表皮編 1位~5位

肌(美肌)部門ランキング  表皮編 TOP15

1位~5位

 

第1位 セラミド

セラミド 【脂質】 

美肌要素 潤い・透明感

関連場所 表皮

セラミドの肌(美肌)評価6

評価項目 保湿成分(細胞間脂質)

評価内容 乾燥・くすみの予防

表皮の角質層を構成する角質細胞の間には細胞間脂質があります。
細胞間脂質は角質細胞どうしをつなぎとめることで外部刺激から肌を守ったり異物が肌に入り込むことを防ぐ(=バリア機能)役割をしています
細胞間脂質は脂質の層と水分の層が交互に重なっている構造をしています(ラメラ構造をいいます)。この構造により水溶性の物質も油溶性の物質も通しにくくし体内から水分が蒸発するのを防ぐ(=水分保持機能) 働きがあります。

細胞間脂質の主成分はセラミド
です。セラミドは表皮におけるバリア機能と水分保持機能に大きく貢献している成分です。

補足
「セラミド」といってもそれ1つの成分ではありません。
セラミドスフィンゴシン脂肪酸で構成されていますが、スフィンゴシン塩基と脂肪酸の組み合わせにより数百種類以上のセラミドがあります。
このセラミドを大分類すると12種類にわけられます。12種類のうち角質層に存在するのが11種類で、うちその機能が判明しているのが7種類といわれています

 

体内合成

可・不可

ただし加齢とともに減少

減少理由 ピーク年齢 減少加速注意年代

体内のセラミドの合成能力低下
20歳
30代後半

サプリメント おすすめ度 

★★★★☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 ✖

サプリメント 例

管理人より一言

冬になると特にセラミドの量は減るよ!!

詳細はこちら

セラミドの栄養成分レビュー

 

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第2位 グリシン 

グリシン【アミノ酸】

美肌要素 潤い・透明感

関連場所 表皮

グリシンの肌(美肌)評価6

評価項目 保湿成分(NMF)

評価内容 乾燥・くすみの予防

保湿の3因子といわれているのがNMF(天然保湿因子)、細胞間脂質、皮脂膜です。
NMFは人間がもともともっている皮膚の保湿成分で角質細胞内においてケラチンとともに存在し、角質層内で水分を含み保持する働きをしています。
NMFは主にアミノ酸でできてます。構成成分の半分以上はアミノ酸です。

※数値は諸説あり

そしてNMF内のアミノ酸の構成比率は次です。

※数値は諸説あり

グリシンはセリンに続いて多く含まれています。NMFの生成に欠くことのできない成分です。

アミノ酸全体の1/3を占めるセリンより順位が上の理由としてはグリシンには皮膚のたんぱく質が水分にくっつきやすくなる効果がある点です。なので保湿効果が非常に優れている成分といえます。
またセリンは体内でグリシンから生合成されるので、グリシンの量を増やせば必然的にセリンも体内で増えることになります。
※グリシンとセリンは可逆的に相互変換される関係です。

体内合成

可・不可

セリン、スレオニンから生合成

サプリメント おすすめ度 

★★☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 △
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

グリシンってコラーゲンにもNMFにも多く含まれています
まさに美肌のためのアミノ酸です!!

詳細はこちら

グリシンの栄養成分レビュー

 

 

第3位 プロリン 

プロリン【アミノ酸】

美肌要素 潤い・透明感

関連場所 表皮

プロリンの肌(美肌)評価6

評価項目 保湿成分(NMF)

評価内容 乾燥・くすみの予防

プロリンはNMFの構成成分として最も重要なアミノ酸のひとつです。もう一度NMFの組成、NMF内のアミノ酸組成をご覧ください。

NMFの組成

NMF内のアミノ酸組成

ご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、プロリンはNMF内のアミノ酸組成の上位に入っておりません。それなのになぜ評価が高いかというとNMFの組成の12%を占めるPCAとの関係です。
PCAは高い保湿効果がある成分です。このPCAの保湿効果をさらに高めるのがプロリンです。PCAとプロリンは各々保湿性、吸収性が優れていますが、セットで働くことによりさらにその能力をパワーアップさせることができます。

PCAとプロリンは連携することで角質層の「保湿」の役割に大きく貢献しています。

補足
PCAはピロリドンカルボン酸のことでグルタミン酸から代謝されるアミノ酸代謝物の一種です。

 

体内合成

可・不可

グルタミン酸、オルニチンから生合成

サプリメント おすすめ度 

★★☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 ✖
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

プロリンはコラーゲンにとっても、NMFにとっても重要な存在か・・・
プロリンはやっぱり美肌最強成分なのかも・・・

詳細はこちら

プロリンの栄養成分レビュー

 

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第4位 プラセンタ

プラセンタ【胎盤】※複合要素

美肌要素 潤い・透明感

関連場所 表皮

プラセンタの肌(美肌)評価6

評価項目 肌のターンオーバー

評価内容 ターンオーバーの正常化(成長因子)

肌のターンオーバーは表皮の細胞で行われています。細胞の働きが衰えているとターンオーバーが正常に行われなくなります。正常に行われないと肌のバリア機能・水分保持機能が失われ、肌が乾燥していきます。その結果として肌の老化が加速していくことになります。
表皮細胞を活性化させる方法の一つはEGF(表皮細胞増殖因子)を増やすことです。EGFは体内にあるたんぱく質の一種で表皮細胞にあるEGF受容体に結合すると表皮細胞を活性化させターンオーバーを促進させる効果をもたらします。
プラセンタにはEGFを含め様々な成長因子が含まれています。摂取することでターンオーバーを正常化させ美肌につなげることができます。

体内合成

可・不可

サプリメント おすすめ度 

★★★★★

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 ✖

サプリメント 例

管理人より一言

プラセンタって女性のための成分って気が・・・

男性のかたで、こんな考えでプラセンタを除外しているのならかなりもったいないことをしています
すべての「アンチエイジングにおいて」でです

詳細はこちら

プラセンタの栄養成分レビュー

 

 

第5位 セリン

セリン 【アミノ酸】

美肌要素 潤い・透明感

関連場所 表皮

セリンの肌(美肌)評価6

評価項目 保湿成分(NMF)

評価内容 乾燥・くすみの予防

NMFはnatural moisturizing factorの頭文字を取った略語で、日本語では天然保湿因子と呼ばれています。表皮の角質層おいて細胞間脂質とともに肌の水分を保つ重要な役割を果たしています

角質層は角質細胞細胞間脂質で構成されています。

角質層部分(上の絵でいうところの水色のカーブ付近)をクローズアップします。

角質細胞は肌色の楕円形で、細胞間脂質はそのまわりを満たしている薄い青の部分です。

 

 

 

 

 

角質細胞は肌のターンオーバーにより角化した細胞(死んだ細胞)で、主にケラチンという繊維状のたんぱく質と繊維間物質で構成されています。繊維間物質にNMFが存在しています。NMFは角質層内に水分を取り入れる働きと角質層内で水分を抱え込む働きをしています。

セリンはNMF内のアミノ酸の構成成分のなかでもっと多く含まれており、その約30%を占めています。NMFのもつ保湿力に大きく貢献している成分といえます。

体内合成

可・不可

グリシンなどから生合成

サプリメント おすすめ度 

★☆☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 ✖
海外 ✖

※セリンとして

サプリメント 例

管理人より一言

ずばり「セリン」のサプリはないです(と思います)
セリン欲したらPSかグリシンでいいのかな~

詳細はこちら

セリンの栄養成分レビュー

 

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