代謝をもう一度学びたいと考えたのは代謝の過程でおこるエネルギーの変化についてかなり雑にまとめてしまったからです。まあいわゆるエネルギー代謝のことです。エネルギーの消費のほうは説明したのですが、エネルギーの発生(放出)のほうはまったく無視してしまいました。まあ雑にまとめたり、すっ飛ばしたりするのがこのブログの売りといえば売りなのですが、それにしても無視しすぎました。なのでリベンジというほどでもないんですが、エネルギーがどのように生まれるかを軸にもっと考察していきます。
老化を遅らせるために「代謝」を学ぶ その4 でエネルギー代謝とは「体を動かしたり、体温を保ったり、生命を維持するため」にどのようなエネルギーとして消費されるかのことで、「基礎代謝」「活動代謝」「DIT」という3つのエネルギーとして消費されますと説明しました。おのおのどのくらいの量のエネルギーが消費されるかいわば、エネルギーの変化のことです。圧倒的に基礎代謝によってエネルギーが消費されるということを説明しました。
でエネルギー代謝って基本この「どのようなエネルギーとして消費されるか」のことをいうのですが、もう一つ当てはまるものがあるといいました。

エネルギーを生み出す過程もエネルギー代謝と呼ぶと話しました。例えば糖質のエネルギー代謝っていったら、糖質を分解してエネルギーを生み出すことを表しています。

実際エネルギーを作り出すの物質代謝の異化作用です。異化作用とは、物質を分解してエネルギーを取り出すことといいましたが、もうちょっと詳しくいうと複雑物質をより簡単な物質に分解する作用のことです。
その過程でたくさんのエネルギーが生まれます。エネルギーというかエネルギーを貯蔵するためのATPという物質を合成します。このATPを産生する過程のことをエネルギー代謝と呼んでいます。糖質のエネルギー代謝っていったら、糖質を分解してATPを作り出すことってとれます。

まあエネルギーを生み出すこと、消費することはどちらもエネルギーの変化です。エネルギー代謝とは、体内で起こる化学反応をエネルギーの側面でみることといっていましたので、素直にとっていただければどちらも「エネルギー代謝」といえます。


理解しているもん!
まあこれはケースバイケースなので深く考えないでください。エネルギー代謝とでてきたらその前後の文章の内容でどっちか判断してください。
それでは一度エネルギーから考えてみましょう。エネルギーとはなんですか


死にたくないよな?もう一度聞くぞ
エネルギーとはなんですか?



まあ正解でいいだろう
ではそのエネルギーの源になっているのは?3つあるぞ


ふざけるなよ

正解。エネルギーの源となっているのは3大栄養素です。
3大栄養素からできたエネルギーを3つのエネルギーとして利用することを「エネルギー代謝」と呼んでいます。ここでいうエネルギー代謝はどのように消費するかです。その3つはわかるかな?さっきやったばっかですよ。


ヒント 頭文字D


バーカ DITだよ

めんごめんご。それでは本題に入ります。
エネルギー
エネルギーが作られる過程を説明したいと思います
まずエネルギー源である3大栄養素は、たんぱく質、炭水化物、脂質は、体内にはいったらそのままエネルギーになるのではないのです。
「食べ物から3大栄養素をとりいれて」いっていますが、それをエネルギーに変えるには「分解、吸収」が必要となります。


リピートアフターミー
分解、吸収つまり消化です。消化とは体内いれた食べ物を分解し、吸収されやすい形にすることです。
この「分解、吸収」という部分の役割をしているのが消化酵素です。
消化酵素とは文字通り食べ物を消化するための酵素です。
よく代謝の過程には酵素が必要ということを口酸っぱくいってきましたがそれがこのことなのです。
消化酵素が食べたものを消化し、吸収できるまで分解することでエネルギーにかえるのです。
3大栄養素はそのままエネルギーにならないといいましたが、消化酵素によってどのような形まで分解されエネルギーとなるかです。
つまり3大栄養素分解された「一番小さな(細かな)形」がどういうものかということです。

吸収できるまで分解したものは、
炭水化物はブドウ糖、
タンパク質はアミノ酸、
脂質は脂肪酸とグリセリン
といったものです。※大雑把にいっています。


その通り
でこれらが吸収され体に必要なエネルギーに変わります。
今までのわたしだったら分解され、吸収されエネルギーに変わるここで終わっていました。
つまりどのようにエネルギーに変わるのかを意図的に避けてきたのです。

私は成長しました。もう一歩踏み込んで、どのようにを説明したいと思います。それを次回説明します。

一歩踏み込みます


あれー ここ見覚えがあるぞ?

ちょっと休憩


オーマイ

ガー