老化を遅らせるために「髪の仕組み」を学ぶ その2

前回髪の毛が生まれる仕組みを学びました。髪の地肌から上(頭からでている)の部分を毛幹といい、地肌にうまっている部分を毛根といいます。髪の見えている部分(毛幹)は見えない部分(毛根)の働きによります。髪が生まれたり、成長したりするのは毛根部分の毛球が重要で、もっと言えば、毛球部分の毛乳頭、毛母細胞の働きが超重要であることがわかりました。髪が生えるというのはもちろんのこと、髪の太さや色や伸びはこの2つの働きにかかっているのです。

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ちょっと前回の復習です。

髪で、皮膚からでているところを毛幹、皮膚に埋まっているのを毛根といいます

 

 

 

毛根部分の根本の丸みを帯びたところを毛球といいます

 

 

 

 

毛球の丸くて白くくぼんだ所(赤い三つ又付近)を毛乳頭
毛乳頭の周りにある白い点テンを毛母細胞といいます

赤い三つ又の線は毛細血管です

 

 

毛乳頭は、毛細血管から運ばれてくる栄養や酸素を受け取る役割果たしています。

栄養や酸素を受け取った毛乳頭は、それらを毛母細胞に渡し、毛母細胞に髪を生み出したり成長するよう指示をします

毛乳頭から指示をうけた毛母細胞は細胞分裂をすることにより、髪の毛を生み出し、伸ばしていきます。

これが前回のざっとした説明です。

今回は抜ける仕組みというか髪が生まれてから抜けるまで、そしてまた生えるまでを説明します。

壮大なテーマやん!

髪の毛って頭に何本生えているかご存知ですか?

1万本!

ふせーかーい

 

 

 

 

日本人の髪は平均して10万本ぐらい生えているといわれています。まあ性別、年齢とか考えるとどうかと思われる数字ですが、平均このくらいみたいです。

10万本もはえているのか?

嘘だ!

 

 

 

 

10万なんて嘘だ!

 

 

 

 

ぜってー嘘だー 

 

 

 

 

ウ・ソ・だ・・・

 

 

 

 

てめーの発言で、○○住民が騒ぎだしたじゃねえか!

だから個人差はすごくあるといっているではありませんか。ともかく日本人の平均は10万本としましょう。でヘアサイクルから考えると1日当たり100本ぐらいは普通に抜けるということになります、この程度の抜け毛は自然な生理現象なのです。

ヘアサイクル?抜け毛100本?

「ヘアサイクル」とは1本の髪が生まれて、成長しはじめてから抜け落ちるまでの周期のことをいいます。

まず前提として毛根の数は胎児のときにつくられ、毛根の数は基本的に一生変わりません。

嘘ダー

 

 

 

 

ウソダー

 

 

 

 

嘘だー

 

 

 

 

またお前の軽々しい発言で、赤ん坊たちがざわめき始めたぞ

軽々しい発言ではありません。真面目にいっています。

じゃあなんでハゲているやつとそうじゃないやつがいるんだ

ともかくヘアサイクルの話に戻します。そのことを説明するには、まずはヘアサイクルを学ばなければ話になりませんので。

よしわかった!そのヘアサイクルを早く説明しろ!

ヘアサイクルは3つの期間に分けられます。成長期、退行期、休止期です。この3つの期間について軽く説明します。

髪のヘアサイクル

成長期(2~6年)

毛乳頭は毛細血管から得た栄養素、酸素を毛母細胞に供給するとともに毛母細胞に対して、髪を生み、髪を成長させるよう指令をだします。
この指令を受けると、毛母細胞は細胞分裂をおこし、髪を作りだし成長させていきます。

分裂をくり返すことで地肌に埋まっている髪すなわち毛根は、上部へ押し上げられてやがて毛幹になります。ようは地肌からでてきて髪となって伸びるということです。

三つ又付近の丸く欠けている白い丸が毛乳頭
白い10個の点テンが毛母細胞

 

 

 

地肌に埋まっている部分は毛根 
毛根の丸い膨らみは毛球
地肌から出ているところは毛幹 

 

 

 

 

ヘアサイクルのうちのほとんどの期間は、毛母細胞が分裂し髪が伸びる「成長期」です
1つの毛根の毛母細胞が分裂し続けることにより1本の髪が生まれ、伸ばし続ける期間を「成長期」とよびます。
通常2年~6年間続きます(髪の生える場所、性別、年齢による)。
成長期が長ければ、髪はその分長く成長し、太くなる傾向があります。
毛髪全体の約85~90%がこの成長期にあります。

成長期はよ こいや!

 

 

 

 

そのころ髪世界の司令塔 毛乳頭くんは・・・

髪の毛生やしなさい

 

 

 

 

その指示を受け取った毛母細胞ちゃん

了解っす!
ポチっとな

 

 

 

ヤベーボタン間違えた

 

 

 

 

アーまずい 

 

 

 

 

あー・・・

 

 

 

 

ボコーン

 

 

 

 

毛乳頭先輩に怒られる・・・

 

 

 

 

・・・・しーらねっ

 

 

 

 

そのころ人間世界では・・・

パサー パサー

アレ?突然の抜け毛

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

退行期(2週間)

毛根の毛母細胞の分裂が衰えて髪が伸びにくくなる時期です。
これを「退行期」と呼びます。期間はおよそ2週間ぐらいです。毛髪全体の約1%が退行期にあたります。

くねくね

 

 

 

 

何だこの毛は!

くるくるくる

 

 

 

 

下の毛かい!

休止期(3カ月)

退行期を過ぎると毛母細胞の分裂活動は完全に止まります。休止期に入った毛は一切伸びなくなります。

この期間は次に新しい毛が生えてくるのための準備期間です。毛母細胞はひと休みした後、再び活動をはじめます。

毛根の毛球では毛乳頭の指令によって再び毛母細胞が分裂を開始し、新しい髪をつくり始めるというわけです。
そしてこれから新しく成長期に入っていく髪に押し出されるようにして古い毛は自然に抜け落ちます。一番はじめの成長期にもどるということです。

髪が抜けるというのは、休止期に入った髪が、新しく生えてくる髪と入れ替わることでおきる現象なんですね。

ちなみに休止期(3カ月)の髪が頭髪全体にしめる割合は10~15%ぐらいです。

さきほど、ヘアサイクルから考えると1日当たり100本ぐらいは普通に抜けるといいました。これは休止期にある髪の割合のことです。

日本人の髪は平均して何本っていいました?

10万本!

正解です。10万本のうちの10%は何本?

1000本!

100!百だよ 計算できんのかバーカー

 

 

 

 

ドイヒー いやまてよ!10万の10%は1万だぞ!

ドンマイ 甲子園!

 

 

 

 

日本人の髪の毛の平均本数は10万本といいました。
そのうち休止期にあたる髪が1万本(10万の10%)です。
休止期の期間が約100日(休止期は3カ月)であるため、1日100本ほどの抜けるのはヘアサイクルから考えると自然な生理現象なのです。

どういう計算だ!

10000(本)÷100(日)=100本/日です。

以上が健康な髪の一生です。正常な髪は、このサイクルを繰り返しながら生まれ変わっています。ヘアサイクルが正常に機能していれば、毎日抜け毛があるのは当然でまったく心配はいりません。

結局俺がした質問の答えなんなんだよ!

なんの質問でしたっけ?

生まれてから基本的毛根の数は一生変わらないって、てめー言ったじゃんか!なんで髪が薄いやつとそうでないやつがいるんだよ!

それナイス質問!

 

 

 

 

髪が薄くなっているひとは髪全体の休止期の割合が多くなっちゃっている人、つまり成長期が短くなっている人なんです。

薄毛になる主たる原因はヘアサイクルの中の成長期が短くなることです。通常2年から6年続くはずの成長期が数ヶ月から1年くらいの期間になってしまうことがあるのです。そうなると髪全体において退行期、休止期の髪の率が大幅にあがってしまい抜けがが大量に増えてしまうということになります。

成長期が短くなっちゃう原因は?

えーと

えーと?

それは次回くわしく!

 

 

 

 

なんだそのふざけた顔は!

またじかーい

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

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