AGAの元凶であるジヒドロテストステロンは男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつくことで生まれます。
体内のジヒドロテストステロンの生成量をへらすにはおおもとであるテストステロンの分泌を抑制する あるいはそのテストステロンをジヒドロテストステロンに変えてしまう5αリダクターゼ(特に2型)の分泌を抑制するかのどちらかが考えられます。
テストステロンの分泌を抑えることは、いろいろと悪影響がでるため5αリダクターゼ(特に2型)の分泌を抑制することがAGA予防の現実的な選択肢といえます。
前回は5αリダクターゼの分泌量は遺伝してしまうといいいました。しかも優性遺伝です。なので父親、母親どちらかが5αリダクターゼの活性遺伝子を持っていれば、高い確率で遺伝してしまいます。
ただ例え活性遺伝子をもってしまってもそれを抑制する方法があるのです。今回はその方法を発表したいと思います。

早くしろやー 脳天カチワルぞ
ヒ~ すいません!
それでは ドラムロールをお願いし・・

そのくだり またやる?
ヒーすいません。
すごく効果があるといわれているのは薬です。治療薬です。
AGA治療薬
フィナステリドってご存知ですか?

プロペシアは?

プロペシアとはAGAの治療薬です。フィナステリドはその成分名です。プロペシアははじめ前立腺肥大や前立腺癌の治療薬として使われていましたが、それを服用している人に薄毛改善の効果があることがわかったので、今ではAGAの治療薬として販売されています。

こういうのって結構ありますよ。
とある病気改善目的で飲んでいたものが、体の他の部分に効いていたっていうパターンです。まあこういうのって薄毛改善系に多いですよ。
とある病気改善目的で飲んでいたら、体毛が濃くなったとか、産毛が生えてきたとかの現象がでてきて、それをもとによーく研究したら、その成分が薄毛に効くということが判明しちゃうってパターンです。
で話はもどり、プロペシアの成分フェナステリドが5αリダクターゼが活性化するのを抑制する作用を持っています。
5αリダクターゼが抑制されるということはどういうことですか?


唐突に2型がキタ――(゚∀゚)――!!

助けてくれー

任せて!!

プシュー

いてー

ユー シニタイ?
出来なくなるというのは言い過ぎですが、ジヒドロテストステロンが作られにくくなります。ジヒドロテストステロンが減れば、毛母細胞への攻撃も少なくなり、毛母細胞が正常に機能することになります。
つまりAGAの改善につながるというわけです。

フィナステリドは2型への有効性が認められています。
2型5αリダクターゼのほうがより多く、より強力なジヒドロテストステロンを生み出すといわれていますので、AGAの治療薬としてはドンピシャといえます
1型と比較し2型は作る量だけでなく、より強力なジヒドロテストステロンを生成すると言われています。

あっ 補足ですが、副作用がありますので、その辺も認識しておいてください。胃部不快感、勃起不全、性欲減退なとです。
あとフェナステリドが入ってる商品ってプロペシア以外にもいくつかあります。ジェネリック商品などもありますので、個人輸入代行で購入する場合はよく調べてから購入してください。
※日本で認可されているのはプロペシアのみで、病院で処方されるAGA治療薬(フェナステリド)は今のところプロペシアのみ。

なんですか?

不老林のことですか?
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サクセスですか?
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あーリアップのことですね。
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さすがおチビちゃん、その年齢で育毛剤に興味ありとは。
リアップは商品名で有効成分はミノキシジルというものです。海外ではロゲインという商品名で販売されています(販売している企業もミノキシジル含有率も違います)。
あとミノキシジルって外用薬つまり育毛剤というイメージがあるかもしれませんが、海外ではタブレットで内服薬としても売っています。
ちなみにミノキシジルも最初は別の目的の治療薬でした。血圧を下げるための薬です。高血圧の患者さんにミノキシジルが服用したところ、毛が生えてきたので、薄毛治療薬として販売されるようになったのです。

ミノキシジルは別の視点から薄毛を改善するものです。
フェナステリドは5αリダクターゼが活性化するのを抑制する作用があり、体内でジヒドロテストステロンが作られる量を減らすことを目的にしています。
ミノキシジルは毛母細胞を活性化させる作用があります。血管を拡張し血流を良くさせることで、毛母細胞の細胞分裂を活性化させ「髪を生むこと」や「髪の成長する力」を促進させるといったものです。 弱っていた髪の毛を太く、長く成長させることができます。
なのでジヒドロテストステロンによって機能が弱まった毛母細胞を復活(活性化)させるといった感じです。
フェナステリドは5αリダクターゼが活性化するのを抑制するので 予防という意味合いがつよくAGAに対して「守り」の役目をするといえます。
ミノキシジルは生成されたジヒドロテストステロンによって傷ついた毛母細胞を活性化させるのでAGAに対して「攻め」の役目をします。
ミノキシジルにも副作用があり、血圧を下げてしまう、体毛が濃くなる、勃起不全、性欲減退といったことが起こる場合があります。この場合の副作用とは主に内服用のタブレットのほうです。育毛剤のほうは、頭皮のかゆみ、かぶれといったものがあるようです。
もし治療薬に頼るとしたら、自分がどっちに当てはまるか、どっちが自分にあうかなどよーく検討する必要があります。
まあいろんなサイトでは併用をおすすめしていますが。
あと注意してほしいことがあります。フェナスフェリドやミノキシジルの成分を含んだAGA治療薬は、初期脱毛と呼ばれる抜け毛があります。

飲み始めの1~2か月は、普段より抜け毛が多く増えてしまいます。これはヘアサイクルの乱れによってできた弱い毛を半強制的に抜けさせ、新しく生える髪を強くたくましい毛に生まれ変えさせる作業みたいなもんです。まあヘアサイクルを正常化させる一環として、一時的に抜け毛が増えちゃうといったことです。

耐えるのです。抜け毛が増えたからといって、ビビッて服用を止めるのは考えたほうがいいです。
初期脱毛は効いている証拠でもあるのです。
抜け毛が増える理由は初期脱毛でなく薬が体質に合わずって場合もあるかもしれませんが・・・。ともかくAGA治療薬を始めたときに、一時的に抜け毛がふえてもビビらないことが重要です。


おチビ お前はダメだ!!
AGA治療薬に関しては未成年は使用すべきではありません。どちらももとは別の病気の治療薬であったことを考えると、成熟していない未成年者の場合にはなにが起こるかわかりません。
なのでおチビちゃんは使っちゃいけないのです。
なので今回はおチビには関係のない話でしたね。

おそくなりましたので、今日はここまで。寄り道をしないで帰ってください。


バイビー

えーと デパートは確か・・・

あった!

フフフフ

ドラッグコーナーはこっちか

プロ何とかとミノ何とかあったー!!

神様 どうかみつかりませんように・・・・

ソローリ

( ゚д゚)ハッ!ツ

万引き捕まえたーわー

ヤベー
10分後

ブーン

おチビ 逮捕やで!

・・・・・