老化を遅らせるために「髪の仕組み」を学ぶ 総集編その3

総集編 その2の続きです。その2ではAGA(男性型脱毛症)の主な原因である男性ホルモンについて学んできました。今回は男性ホルモンに限定せずそれ以外にも抜け毛につながってしまうことをまとめています。まあ要は、髪に良いこと悪いことです。この回をもって長らく続いた「髪の仕組み」シリーズも一旦終了です。

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抜け毛に関わる生活習慣や生活環境

大きな括りで抜け毛に関係していることを何点か挙げます。AGAとまったく別物というよりは、何らかの関連性はあります。

食事

髪はたんぱく質でできているといいました。ケラチンというたんぱく質です。
なので髪の成分となっているたんぱく質を必要量とっていないと太く、健康な髪が生まれないといえます。

また髪を構成しているたんぱく質をつくるには代謝という過程があります。
つまり髪を作るにはその材料となるたんぱく質だけでなく、たんぱく質の代謝をサポートするビタミンやミネラルといった栄養素も必要となってきます。

たんぱく質、ビタミン、ミネラルといったものを中心に5大栄養素を含んだバランスのとれた食生活を送ることが薄毛予防になります。

その上で、次に関する栄養成分を積極的にとるといったことは抜け毛防止につながります。

①髪の毛の材料となる栄養成分
(髪の毛はケラチンというたんぱく質でできています。その構成成分をとる)

②血液の流れをよくする栄養成分
(栄養素、酸素を滞りなく運ぶため)

③毛細血管を増やす栄養成分
(栄養素、酸素を運ぶ毛細血管は加齢とともに減っていきます)

④毛母細胞を活性化させる あるいは 衰えさせない栄養成分
(要するに体内の細胞を活性化させる、再生させる、修復させるといったもの)

睡眠

毛母細胞が細胞分裂することで髪が生まれます。

髪の毛が生まれ、成長する仕組み
毛乳頭が毛細血管から栄養素、酸素を受け取る。
毛乳頭は受け取った栄養素、酸素を毛母細胞に供給し、髪を生み出すよう指示をする。
その指示を受け取った毛母細胞が細胞分裂することで髪が生まれる。
細胞分裂を繰り返す
ことで髪が成長していく。

髪が生まれ、成長していくためにはこの「細胞分裂」というのが重要です。

細胞分裂を促進するホルモンは成長ホルモンです。

成長ホルモン細胞の分裂を促進します。
もちろん毛母細胞の細胞分裂もです。

成長ホルモンがもっとも分泌されるのは寝ている時です(諸説ありますが、分泌が多い時間は22時~2時の間)。

なので睡眠をしっかりとるということは毛母細胞の機能細胞分裂することで髪を生み、伸ばす)を促進するためにとても重要なことです。

紫外線

紫外線も抜け毛を引き起こします。

紫外線はたんぱく質の変性を引き起こします。

よく紫外線が肌の弾力を失わせ、しわ、たるみなどの原因になるって言われますが、

これは皮膚の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質を変性させているからです

 

 髪もたんぱく質でできています。ケラチンというたんぱく質でできています。なので長時間紫外線を浴びると、髪のたんぱく質の成分が変性してしまいます。

髪の一番外側にあるキューティクルが損傷を受け、キューティクルがはがれてしまいます。髪がパサパサになってしまい、俗にいうダメージヘアになります。

また紫外線をあびることによって頭皮の中に活性酸素が増え、その細胞や皮膚が酸化します。
簡単にいうと毛母細胞がダメージを受けます。毛母細胞は、細胞分裂をすることで髪を生み出し、成長させる働きをもっています。この機能が衰える=ヘアサイクルの成長期を短くすることにつながります。

ストレス

ストレスも抜け毛に関係してきます。

ストレスを感じたときにストレスホルモンが分泌されます。
ストレスホルモンで有名なのは、副腎皮質ホルモンのコルチゾール、副腎髄質ホルモンのカテコールアミンです。

ストレスホルモンは元々はストレスから体を守るために分泌されるホルモンですが、
過度にストレス受けたりすると、これらホルモンが過剰に分泌されてしまい、体に悪影響を及ぼします。
この悪影響のなかには血管が収縮されるというのも含まれます。

毛乳頭に栄養素や酸素を供給しているは毛細血管です
血管が収縮されると血行がわるくなり髪のための栄養素や酸素が十分に届きにくくなります
つまり健康な髪が生えてこないということになります。

このこともヘアサイクルの成長期を短くし、抜け毛を増やしてしまうということにつながっていきます。

タバコ

たばこも髪にはマイナスです。まずタバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。血管が収縮されるとどのようなことが生じるか今述べたばかりです。

あとタバコを吸うことで、体内のビタミンCやビタミンEやビタミン12などの消費が激しくなってきます。
これらビタミンは体の「代謝」などに関わっているので、不足すると当然髪にも影響を与えます。

また「タバコを吸うこと」と「ジヒドロテストステロン」は関連があります。アメリカの大学が行った調査によると次のような結果がでました。

喫煙によって男性ホルモンのテストステロンがの分泌量が10~30%増加した。
喫煙者のほうが非喫煙者に比べ、ジヒドロテストステロンの値が13%多かった。

ジヒドロテストステロンはまさしくAGAの元凶たるものです。この調査結果は喫煙がAGAに関係してくることを証明していると思います。

運動

今度は髪にいいことです。運動は薄毛予防には良いです。特にウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。

有酸素運動をすることで血行がよくなります。またジヒドロテストステロンは、汗や尿などと排出されるので、汗をかく軽い運動はAGA予防につながるといえます。
※汗をかくといってもハードな運動は活性酸素(体のサビの原因)を発生させるのでおすすめできません。

まとめ

以上をもって「髪の仕組み」は終わります。そもそもこれまでやった内容からいって「髪の仕組み」として一緒くたにしてよかったのかと今頃になって疑問に思いました。

ヘアサイクルぐらいまでの内容は「髪の仕組み」で当てはまりますが、それ以降のAGAに関しては、「AGA」という題名でいくべきだったんじゃないかと今になって後悔しています。

まあすぎたことは仕方ありません。このまま強行突破しちゃいます。

ご存知の通り「髪」は私の最重要カテゴリーです。「髪の仕組み」としては一旦終わりですが、髪について学んだことはちょくちょく記事に書いていくつもりです。

ともかく薄毛、抜け毛対策には、髪のことを理解するから始めないといけません。そして自分の髪がどういう状況かを把握する必要があります。

育毛剤をつける、髪にいいものを食べるなど「髪にいいこと」を行う場合、
髪のことを理解したうえでいろいろ考えて実行するのと
髪のことを理解せずただ闇雲に実行するのでは「結果」が大きく違ってくると思います。

・・・・

・・・・と偉そうに語ったところで、

おしまい。

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