老化を遅らせるために「成長因子」を学ぶ その12

さて現在、数種類ある成長因子を一つ一つ紹介しています。FGF、EGFと説明してきました。ぶっちゃけるともう成長因子は飽きてしまいました。なのでマルマル紹介するのは今回のIGFで最後です。あとの成長因子はさらっと書き流して終わらす予定です。
まあ今回紹介するIGFとこれまで紹介したFGFEGFが、「髪」、「肌」にものすごく関わってくる成長因子なので、個人的にはこの3つを抑えておけば、アンチエイジング対策はばっちりだと思っています。
それではIGFの説明に入りたいと思います。なんか聞き覚えがあるようなないような・・・

スポンサードリンク

さて数種類ある成長因子を、きっちりと紹介するのは今回で最後とします。最後を飾るのはIGFです。

IGFって・・あのIGF?

そうあのIGFですよ・・・・・って

その「あの」は何を指しているだよ!

 

 

 

 

これだよ! これだよ!骨端線

 

 

 

 

なにその空中浮遊 バカ?

 

 

 

 

カッチン!!

 

 

 

 

秘技!

 

 

 

 

人間大扇風機

 

 

 

 

くるくるくるくる

 

 

 

 

うおーーーー
もの凄い風が

 

 

 

 

泥が飛んでくるーー

 

 

 

 

うわーーーーー

・・・・・・・

・・・・・・・

おチビ てめえ・・・

 

 

 

 

IGF-1のことだろ?初めのほうにやった

よく覚えてましたね。

身長に関係していたから覚えていた!!

このシリーズの一番初め、成長ホルモンの作用を説明する際にIGF-1の話をしました。

こんな感じの文章をだしました。

成長ホルモンの作用って

  • 成長ホルモンそれ自体が組織や器官に働きかけする場合
  • 成長ホルモンがIGF-1(インスリン様成長因子1)という物質を刺激し、IGF-1の分泌を促すことで組織や器官に作用する場合

この2パターンがあるのです。ちなみにIGF-1の分泌は主に肝臓でおこなわれます。

今まで(このシリーズを始める前)は「成長ホルモンが新陳代謝を促す」、「成長ホルモンが細胞分裂を活性化させる」という文章をなんの躊躇もなく使用してきましたが、

実は成長ホルモン作用って
成長ホルモンそのものがもたらす場合と、
(成長ホルモンがIGF-1という物質を刺激し)IGF-1が分泌されることによってもたらす場合
の2パターンがあったということがわかったんですよね。

ようは直接か間接か。

うん!!ありがとうハゲ茶瓶

でこれを説明した時は、IGF-1という名称は出しましたが、IGFとはなにかということにふれませんでしたので、ここで改めて紹介したいと思います。

うん!!よろしくハゲ茶瓶

やけに素直じゃねーか

 

 

 

 

そんなことないよ(後でもう一度、家バクハしたる)

 

 

 

 

IGF(インスリン様成長因子)

IGF(インスリン様成長因子)は構造がインスリンに極めて似ている成長因子で、IGFR(インスリン様成長因子受容体)に結合することで数多くの組織の細胞の増殖、分化を促進するといった効果を発揮します。
IGFにはIGF-1とIGF-2が存在しています。

受容体の説明はもういらないですね。

IGF-2もあるのか・・ ところであのインスリンとは違うのか?

このインスリンのことですよね?→老化を遅らせるため「炭水化物(糖質)」について学ぶ その2(インスリン編)

まったく違います。名前と構造は似ていますが、その作用は似て非なるものものです。

IGF(インスリン様成長因子)は主に肝臓で作られ、主に細胞分裂の分裂を活性化させる働きがあるのに対し、
インスリンはすい臓で作られ、食事から取り入れたブドウ糖を全身の細胞の中に取り込ませる働きがあります(取り込まれたブドウ糖は主にエネルギーにとして利用されます)。インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンです。まあインスリンの話をしたらキリがないのでこの辺で終わらせます。

それではIGFの1と2を説明していきます。まあメインは1です。

スポンサードリンク

IGF-1

IGF-1(インシュリン様成長因子-1)またの名をソマトメジンCといいます。

成長ホルモンの働きによって、主に肝臓で産生され、血液中に分泌されて、体にある各部位の細胞の細胞分裂を促します。

ところで、成長ホルモンの作用として7つ挙げたの覚えていますか?

成長ホルモンの作用

  1. 思春期の子どもの身長を伸ばす
  2. 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
  3. 骨形成を促進
  4. たんぱく質の合成
  5. 糖質、脂質のエネルギー代謝促進
  6. 血糖値をあげる
  7. 脂肪分解

これらについて一つ一つ説明する予定でしたが、実は②の「細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する」で話が止まっちゃっていたのです。そっから肌の表皮の話にいってしまった後、続けて成長因子の説明になってしまいました。

確かに すっかり忘れていたわ

で丁度よい機会なので、ここで説明したいと思います。

というのもこの中のほとんどはIGF-1の作用です。
これら成長ホルモンの作用はほとんどIGF-1を介しての作用です。

なにー!!
って前にいっていたね そんなこと

①「思春期の子どもの身長を伸ばす」の理由はこうでした。

「成長ホルモン」が分泌することで肝臓で「IGF-1」という物質が作られ、
その「IGF-1」が分泌されることで骨端線の軟骨組織にある細胞が活性化され細胞分裂することで骨端軟骨がのび、身長を伸ばしている

②に関してはもう説明はいらないと思います。

③の「骨形成を促進」に関しては①思春期の子どもの身長を伸ばすのとこで説明したこととリンクしています。

なんだっけ? 

骨が生まれ変わっているという話ですよ。骨ってちょっとずつ作りかわっているのです。

約3年で骨はまったく新しい骨に生まれ変わるといわれています。骨の生まれ変わりは、骨の形成と吸収を繰り返すことにより起こります(※骨の生まれ変わりを骨代謝と言います。)。

骨では、骨をつくる骨芽細胞と、骨を壊す破骨細胞がはたらいて、
この2つの細胞が常に活動しながら、骨の形成と吸収を繰り返すことで、すこしずつ骨が生まれ変わっているのです。

形成と吸収って・・・意味不明 

確かに軽々しくいいましたがそうですよね。

骨を壊すということは、古い骨を吸収するということをいっています。まあその吸収された部分が溶けってなくなってしまいますよね(まあなくなるという表現が正しいかどうかわかりませんが・・)
で吸収された部分に新しい骨を作ることを形成といっています。

骨を吸収するのが「破骨細胞」で、骨を形成するのが「骨芽細胞」というわけです。
骨の代謝のうち骨の吸収と骨の形成が繰り返されることを骨のリモデリングといいます。

骨芽細胞
骨形成を担当する細胞、古くなって壊された骨に代わって新しい骨を作る(形成する)細胞
破骨細胞
骨吸収を担当する細胞、古くなった骨を壊す(吸収する)働きをする細胞

でこの骨芽細胞と破骨細胞の細胞分裂を促進するのがIGF-1というわけです。

「骨の形成を促進」といっているから骨芽細胞だけを活性化するんじゃないのか? 

いえいえ、そんなわけないじゃないですが、骨芽細胞と破骨細胞両方ですよ。古い骨が溶けてなくならなければ、そこに新しい骨を作ることが出来ませんから。

ようはバランスです。バランス。ともかく成長ホルモンがIGFを介して骨芽細胞と破骨細胞の細胞分裂を促し、骨を新しく生まれ変わらせているということです。

キリがいいので今回はこれにて終了とします。

スポンサードリンク