老化を遅らせるために「成長因子」を学ぶ その16

今回は7つの成長ホルモンの作用の残りの2つを紹介します。前回、上手く説明出来なかった成長ホルモンの作用その⑤糖質、脂質の(エネルギー)代謝は、今回説明するその⑥血糖値をあげるその⑦脂肪分解に関連していることです。なのでこの2つの作用をうまく説明できれば、おのずと⑤糖質、脂質の代謝の説明も出来ているといえそうです・・・・たぶん・・・。
えーとなんか成長ホルモン、成長ホルモン言っているので勘違いされそうですが、一応成長因子IGFの説明中です。IGF-1のことを説明するため、成長ホルモンの7つの作用の話をしています。何度もいっていますが成長ホルモンの7つの作用のほどんどがIGF-1を介しての作用だからです。

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7つの作用、7つの作用ってうるさいなー
ドラゴンボールじゃないんだからさ・・・

まあまあ そう怒らないでください。

とりあえず成長ホルモンの7つの作用をご覧ください!!

成長ホルモンの作用

  1. 思春期の子どもの身長を伸ばす
  2. 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
  3. 骨形成を促進
  4. たんぱく質の合成
  5. 糖質、脂質のエネルギー代謝促進
  6. 血糖値をあげる
  7. 脂肪分解
てめーーー

それではその⑥血糖値をあげるの話です。

⑥血糖値をあげる

成長ホルモンは血糖値をあげるホルモンの一つです。

血糖値があがる?
間違っていないか?

なんでですの?

血糖値があがるのって良くないことでしょ?
世間では血糖値を下げましょうって言ってんじゃん!

勘違いするな!

 

 

 

 

まず「あがる」ではなく「あげる」と書いている点を注意してください。

同じ意味やんけ!

まあ最後まで話をきいてください。

確かにドカ食いして血糖値が急激に上がったり、
いつも食べ過ぎていて血糖値が高い状態が続いたりすることはよくありません。肥満や生活習慣病のもとですから。

血糖値の上昇を抑えることは重要ですが、血糖値が低すぎるとこれまたやばい状況となるのです。今回の話はこっちなのです。

高いほうでなく低い方の話ね

血糖値は食事することによって上下に変動しています。それには正常な変動幅があります。

上下に変動するよ

 

 

 

 

だいたいこの変動幅の上限ライン(高い方)を超えることを世の人々は恐れているのですが、この変動幅の下限ライン(低い方)を超えてしまうことがあるのです。

なにーー

 

 

 

 

それが低血糖と呼ばれるものです。

血糖値の正常な変動幅とは、空腹時でだいたい70~120mg/dlの間です。食後2時間は血糖値が上がりやすいので140mg/dlまでいっちゃっても問題ありません。
※ちなみにこの数値はまちまちです。

低血糖の症状は、血糖値が70mg/dl未満になるとでてきます。

血糖値が70mg/dl未満となると、必要以上に汗をかく、疲労を感じる、頭が痛くなる、震えるなどの症状を引き起こします。そして低くなればなるほど症状が重くなり、痙攣や昏睡状態に陥ります。

ヤバイよ ヤバイよ

血糖値上げなきゃー

 

 

 

 

何やってんの?

 

 

 

 

血糖値をあげているんや

 

 

 

 

それ血糖値を下げてんじゃん
単に血がのぼっているだけやで

 

 

 

 

エッ!!

 

 

 

 

筋トレって基本血糖値を下げる行為ですよ!

・・・・・

えー低血糖の話にもどります。

低血糖になることにビビっているのなら安心してください。
70mg/dlを下回ってしまった場合、血糖値を上げるよう血糖値をあげるホルモンたちがどんどん放出されます。

血糖値をあげるホルモンだと?

そうです。

そのうちの一つが成長ホルモンなのです。

成長ホルモンの作用⑥「血糖値をあげる」とはこういうことなのです。成長ホルモンには血糖値が低くなりすぎるのを防ぐ働きがあるのです。

血糖値をあげるホルモンはいくつかあり、それが出てくる順番があります。

順番ってなによ?

まず血糖値が70~65mg/dlになるとグルカゴンアドレナリンとが大量分泌されます。

これよりやばくなった時(約60~65㎎/dLまで低下したとき)に成長ホルモンが大量分泌されます。

成長ホルモンは3番目に血糖値を上げるホルモンです。

3番目・・・

ヘルプ・・ミー・・

 

 

 

 

血糖値お助け隊が登場

 

 

 

 

1番手 グルカゴン

 

 

 

 

2番手 アドレナリン

 

 

 

 

凄いやつらがきたぞ!! 3番手の成長ホルモンはどんな奴じゃ

・・・・・

・・・・・

3番手 成長ホルモン

 

 

 

 

(なんとも言えないやつが来た どう反応したらいいんだ・・・・)

とにもかくにも

成長ホルモンは血糖値を上げるホルモンの1つであると覚えるだけでいいと思います。

なぜ上げるのかの仕組みを知る必要はありません。

何、上から目線でいってんだ
なぜ上げるのかの仕組みは説明できませんが本音だろうが!

血糖値を上げるホルモンは、
1番最初に分泌されるアドレナリングルカゴン 
そして3番目に分泌される成長ホルモン
最後に分泌されるコルチゾールがあります。

最後に分泌されるコルチゾールは60mg/dL以下ででてきます。ちなみに血糖値が50mg/dLを下回るとやばいことになりますので。

ここまできたらコルチゾールはどんなやつか 気になるな~
まあどうでもいいか

じー

 

 

 

 

なんかこっち見てる
まさか最後の砦があいつじゃねえだろうな・・・・・

ところで血糖値を上げるホルモンって紹介した通りいくつかありますが、血糖値を下げるホルモンて1つしかありません。

なんでしょう?

知らんがな

インスリンです。

これは前にやりました。→老化を遅らせるため「炭水化物(糖質)」について学ぶ その2(インスリン編)

まあ低血糖についていろいろ話をしてきましたが、低血糖は糖尿病治療のため血糖値を下げる薬を飲んでいる人に起こりやすい症状です。
健康な人の場合、けっこうな空腹時でも血糖値が70mg/dLを下回ることはほとんどないといわれています。

ふーんそうなんだ

前回の終わりに成長ホルモンの作用その⑤の糖質の代謝が⑥血糖値をあげるに関わっているといった理由は、
成長ホルモンが分泌されると肝臓に貯蔵していたグリコーゲンが分解され血糖値維持の働きをするからです。

つまり成長ホルモンの血糖値をあげるという作用が糖質の代謝の中のグリコーゲンの代謝に関わっているということになります。

グリコーゲン
エネルギーとして使用されず、余ったブドウ糖を貯蔵しておくことができる物質で、筋肉、肝臓に存在しています。ブドウ糖の一時保管所のようなもの。必要な時に分解され、血糖値維持やエネルギーとして使用されます。
成長ホルモンが血糖値を上げる仕組み、説明できてるやん
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脂肪分解

成長ホルモンの7つの作用の最後を飾るのは脂肪分解です。成長ホルモンには脂肪分解する働きがあるのです。

今って成長因子IGFを説明しているだよな?もうすっかり忘れ去られている気がする

あのー成長ホルモンの7つの作用は、そのほとんどがIGF-1を介しているっていいましたよね。

7つの作用を一応のっけときます。

成長ホルモンの作用

  1. 思春期の子どもの身長を伸ばす
  2. 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
  3. 骨形成を促進
  4. たんぱく質の合成
  5. 糖質、脂質のエネルギー代謝促進
  6. 血糖値をあげる
  7. 脂肪分解
うん、いったね

この「ほとんど」っていう形容詞を使っている理由が、ここではっきりします。

「ほとんど」は副詞じゃねーか

脂肪分解の作用はIGF-1にはないのです。

脂肪分解は成長ホルモンの直接の作用といえます。

なんだと・・

 

 

 

 

びっくりした?

 

 

 

 

びっくりしたー

 

 

 

 

からの~

秘技 人間大扇風機!!!

 

 

 

 

おチビよ!同じ手はくらわないぜ

 

 

 

 

なにーーー

人間大扇風機返し やーー

 

 

 

 

うらーーー

 

 

 

 

いけーーー

 

 

 

 

ものすごい風だーーー

 

 

 

 

都合よくペンキがあるーーー

 

 

 

 

うわーーーー

 

 

 

 

やってくれたな!

 

 

 

 

脂肪(=中性脂肪)が分解されるとエネルギーとなることはまえにやりましたよね?
※脂肪は中性脂肪のことなので、こっからは中性脂肪で統一します。

この辺が中性脂肪をまとめたところです→老化を遅らせるために「中性脂肪」を学ぶ その6

脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪は運動時、空腹時にエネルギーが不足したときに、グリセリンと脂肪酸に分解されて、分解された脂肪酸が遊離脂肪酸としてエネルギーを必要とする場所(細胞)に送られます。

まあ簡単にいうと、体内にためられた中性脂肪が、空腹時のときに、分解されエネルギーになるのです。

実は中性脂肪がグリセリンと脂肪酸に分解されるときに、ホルモン感受性リパーゼという酵素が働いているのです。

ホルモン感受性リパーゼ?

脂肪細胞に貯めてある中性脂肪を分解する酵素です。

で繰り返しになりますが、

中性脂肪が分解されてできた脂肪酸がエネルギーとして利用されます。

成長ホルモンが出てきてないぞ

成長ホルモンは、脂肪細胞にあるホルモン感受性リパーゼ(中性脂肪を分解する酵素)を活性化する働きがあります。

なので中性脂肪分解作用があるといえるのです。
ちなみにホルモン感受性リパーゼを活性化させるホルモンは成長ホルモンだけでなく、アドレナリン、ノルアドレナリンもあります。

さきほどいいましたが、脂肪分解することでエネルギーを生み出しますよね。

成長ホルモンの作用その⑤の脂質のエネルギー代謝が⑦脂肪分解に関わっているといった理由は、

脂肪分解はエネルギーを生み出すことつまり脂質のエネルギー代謝のことで、
その脂肪分解の際に成長ホルモンはホルモン感受性リパーゼという脂肪を分解する酵素を活性化することで関わっているからです。

・・・・・

えーと

成長ホルモンの作用その⑥血糖値をあげる⑦脂肪分解の説明はこれにて終了です。

前回⑤糖質、脂質のエネルギー代謝促進を上手く説明できませんでしたが、今回のこの2つ話は結局のところ糖質、脂質の代謝に関係している話だったので納得して頂けたと思います。

・・・・・

さて、成長ホルモンの7つ作用についての説明はすべて終わりました。もう一度だしておきます。

成長ホルモンの作用

  1. 思春期の子どもの身長を伸ばす
  2. 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
  3. 骨形成を促進
  4. たんぱく質の合成
  5. 糖質、脂質のエネルギー代謝促進
  6. 血糖値をあげる
  7. 脂肪分解

今回は名目上は成長因子IGFの話でした。この作用の中で脂肪分解(脂質代謝)以外のものは、IGF-1を介していると考えてください。つまりIGF-1の作用ともいえるのです。

ということで成長ホルモンの説明が終わったということはIGFの説明も終わったということです。

・・・・・

成長因子の中心的存在(個人的に思っている)FGF、EGF、IGFの説明が終わりました。次回は残りの成長因子をちゃっちゃっとまとめて、成長因子シリーズを終わらせたいと思います。

ちょっとまった!!

なに?今日の授業は終了だよ

 

 

 

 

IGF-2の説明はどうなった?2のほうだよ

2か・・・

 

 

 

 

そう2のほうだよ

忘れてたーーー

 

 

 

 

・・・・・

次回は今まで説明してきた成長因子も含めて、成長因子のまとめ的な回にします。ですのでIGF-2はIGFの欄にさらっと付け加えときますので、その時にでも見てください。

ドンマイ甲子園ですよ! アハハハハ

貴様・・・
半蔵カモン

ハッ

 

 

 

 

ゴーー

キエエエエーーー

 

 

 

 

ちょっと・・・

 

 

 

 

シュッ シュッ ズバーーー

 

 

 

 

ウワーーーーーー

服が・・・ 

服が・・・

えっち!!

 

 

 

 

 

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