老化を遅らせるために「ビタミンB群」を学ぶ 総集編その1

さてエピソード0を含めて計11回にわたり掲載してきたビタミンB群も今回の総集編をもって終了となります。ビオチンの回でクライマックスだラストだ騒いでいたのにいきなりの総集編に突入してしまいました。記事数を増やすために無理やり引き延ばしているとのブーイングを頂きそうですので、ここはささっとまとめていきたいと思います。なるべくおふざけなしで突っ走って行きたいと思います。

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総集編だから私はいらないわね!
ちょっくら昼寝でもするから終わったらオコシテ!

わかりました!コンパクトにまとめつつ新情報もちょこっと付け加わて行きたいと思います。

ビタミン

ビタミンは主に3大栄養素の代謝を手助けする働きをしています。エネルギーの源である3大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)がうまく機能するための「潤滑油」のような働きをします。

ビタミンは13種類あり、その働きは主に「代謝」をサポートすること「体の調子」を整えることです。
この13種類は水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分類されます。

水溶性ビタミン

水溶性ビタミンの種類 9種類

  • ビタミンC 
  • ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)

水溶性ビタミンの特徴

  • 水に溶ける
    水溶性ビタミンとは、水に溶けるビタミンです。体内でも水に溶けた状態で存在してます。
  • 熱に弱い
    水溶性ビタミンは熱に弱いです。調理することにより壊れやすいです。
  • 水溶性ビタミンの働き
    主に3大栄養素の代謝に必要な酵素のはたらきを補酵素として助ける役割があります。
    造血作用、抗酸化作用、神経機能維持作用などもあります
  • 過剰 心配なし 欠乏 心配あり
    体内では貯蔵されません。必要以上に摂取したものは、尿と一緒に排泄されます。なので過剰症はほぼ心配いりません。体に貯めることができないため過剰症より欠乏症が心配となります。

脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミンの種類 4種類

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK

脂溶性ビタミンの特徴

  • 水に溶けず油になじむ
    脂溶性ビタミンは油になじみます。体内では油の中で溶けた状態で存在しています。主に肝臓や脂肪に貯蔵されます。
  • 熱に比較的強い
    脂溶性ビタミンは比較的熱による栄養成分の損失が少ないです。脂溶性ビタミンを油と一緒に調理することで、吸収率が高まります。
  • 脂溶性ビタミンの働き
    主に皮膚や粘膜といった体の機能を整える役割をします。
    抗酸化作用、血液凝固作用、カルシウムの吸収を高める働きなどもあります。
  • 過剰 心配あり 欠乏 やや心配あり
    脂溶性ビタミンは摂取したあとしばらくは肝臓や脂肪などに貯蔵されます。その時間は約48時間程度だといわれています。脂溶性ビタミンを大量に摂取すると体内に蓄積され過剰症を引き起こします。

ビタミンの1日の必要量はすごい微量です。必要量は種類によって異なりますが、体の中でつくることができない(つくられるものもあるが量が少ない)ものが多いので、食べ物などで積極的に補給することが必要です。

体の中でつくられるものとは腸内細菌で作ることができるもののことをいいます。
腸内細菌で作ることができるのが水溶性ビタミンは、B2、パントテン酸、B6、B12、葉酸、ビオチンで、脂溶性ビタミンはビタミンKです。
水溶性ビタミンは意外と多いと思われるかもしれませんが、作られる量がそんなに多くなく、消費が激しいビタミンたちです。また体内に貯めることができません。水溶性ビタミンは基本的に過剰症の心配がないため食事などから積極的に補給する必要があります。

ビタミンB群

ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の複合体のことです。
主に3大栄養素の代謝に関わっていますが、この8種類すべてが同じ働きをしているのではなく、それぞれ補酵素として、糖質の代謝に関わっていたり、脂質の代謝に関わっていたり、たんぱく質の代謝(合成)に関わっています。それぞれの働きをまとめていきたいと思います。

ビタミンB群の一つ一つの働きを知る前に共通して覚えておいてほしい知識があります。

ビタミンB群に関わる知識

酵素と補酵素

3大栄養素の代謝において、代謝の働きをしているの酵素(代謝酵素)で、ビタミンB群はその酵素の働きサポートしている補酵素の役割をしています。

酵素
食事から摂った3大栄養素を、
消化酵素(プラス補酵素)によって、吸収しやすいように分解して、
代謝酵素 プラス補酵素)と酸素によって、代謝という過程を経てエネルギーだったり、体の材料(筋肉、臓器、皮膚、髪とか)だったりを作っていきます。

活性型

ビタミンB群は体内で利用されるためには活性型(補酵素型)に変換される必要があります。活性型になることでその成分が効果的に働くことができます。
ビタミンB群が活性型になるには相互関係が成り立っています。
例えばナイアシンが活性型になるには葉酸が必要となり、B2が活性型にになるためにはB6が必要です。
※B群どうしだけでなく他の栄養素(核酸)も必要です。
B群が複合体の形をとっているのは、相互関係により活性型に変わり効率よく働くためでもあります。

エネルギー代謝

3大栄養素からエネルギーが作られる過程(エネルギー代謝)においては、主にTCA回路(クエン酸回路)というエネルギーを作り出すサイクルに入らなければなりません。
※TCA回路(クエン酸回路)はTCAサイクル(クエン酸サイクル)ともいいます。ごっちゃになっていますが、気にしないでください。

そのTCA回路(クエン酸回路)に入るには基本的にアセチルCoAという物質に変化さなければなりません。
食事などから取った3大栄養素は消化酵素により分解され、分解されたものは細胞内のミトコンドリアに入り、アセチルCoAという物質に代謝されます。この代謝経路は3大栄養素それぞれ異なります。その経路で働く酵素が何種類かあり、補酵素としてB群が関わってきます。

TCA回路(クエン酸回路)の中では、取り入れられたアセチルCoAがオキサロ酢酸と結合しクエン酸となり、8種類の酸に次々と変化しながら回転します(→クエン酸→イソクエン酸→αケトグルタル酸→スクシニルCoA→コハク酸→フマル酸→リンゴ酸→オキサロ酢酸→)。
酸素と結合し、TCAサイクルが上手に回転(変化)することでアセチルCoAが完全燃焼し、二酸化炭素と水を発生させます。このサイクルで燃焼してできた熱がATPというエネルギーを貯蔵する物質となります。

このサイクルの代謝過程のいたるところでも酵素が働いていてB群はその酵素の補酵素と活躍します。

生み出したATPがエネルギーとしてがたんぱく質の合成筋肉の収縮脳(神経細胞)の活動などに使われています。

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以上が、共通の知識です。
それではビタミンB群の8つのビタミンの主な働きを紹介していきます。

ビタミンB1(化学名 チアミン)

ビタミンB1の一番の働きは糖質の代謝を促進することです。

糖質は体内に取り入れられると、体内で消化、分解されブドウ糖なります。このブドウ糖が血液の流れにより、全身の細胞に運ばれエネルギーにかわります。
解糖系という糖質のエネルギー代謝経路において、ブトウ糖はピルビン酸という物質に代謝されます。酸素がある状態では、このピルビン酸がアセチルCoAという物質に代謝され、TCA回路に入りATPを作ります。
ビタミンB1はピルビン酸→アセチルCoAに代謝する際に働く酵素の補酵素として関わっています。

またTCA回路内の8つの酸の代謝過程でもB1が補酵素として必要となる部分があります。

ビタミンB1が不足していると、主要なエネルギー源である糖質の代謝が効率的に行われなくなり、血中に疲労物質である乳酸などが溜まりやすくなります。疲労物質である乳酸などが体の中に溜まるとほかの代謝を邪魔してしまい、疲労の原因になります。

B1のその他の働き

神経機能を正常化する、アルコールの代謝

ビタミンB2(化学名 リボフラビン)

3大栄養素のエネルギー代謝に関わっています。
その中でビタミンB2は特に脂質の代謝に関わっていることで有名です。
脂肪酸がアセチルCoAに代謝する際に必要な補酵素です。

脂質の代謝は、空腹時や運動時に体内にたまっている中性脂肪を分解してエネルギーを生み出すことをいいます。中性脂肪を分解する=脂肪を減らすことにつながり、肥満解消につながります
ビタミンB2は、補酵素として脂肪をエネルギーにかえる代謝効率を高める働きをします。

B2のその他の働き

過酸化脂質の分解を促進、皮膚や粘膜の健康維持

ナイアシン(化学名 ニコチン酸)

ナイアシンは、ほかの物質と結びついて活性型ニコチン酸であるNAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)やNADP(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド・リン酸)という物質になって、3大栄養素のエネルギー代謝の際に必要な酵素の「補酵素」として働きます。
体内すべて合わせて400~500種近い酵素の補酵素として働いています。

ナイアシンは特にエネルギー代謝に関わっています。
脂質や糖質からエネルギーを産生する際に働く「酸化還元酵素」というエネルギー変換酵素の補酵素として働いています。この酸化還元酵素の補酵素として働くナイアシンはエネルギーを生み出すために必要不可欠な存在といえます。
体内で必要とされるエネルギー代謝の60~70%は、ナイアシンが関わっているといわれています。

ナイアシンのその他の働き

皮膚や粘膜の健康維持、血行促進

ビタミンB2とナイアシンはエネルギー産生の際に不可欠な存在です。

共通の知識として大雑把にエネルギー代謝を説明しましたが、もう少し深堀します。
好気的呼吸をしているときの糖質の代謝経路は「解糖系」→「TCAサイクル(クエン酸回路)」→「電子伝達系」です。この代謝経路ごとにATPは生み出されています(ATPのできる量、速さが違ってきます)。

好気的呼吸
呼吸して酸素を取り込むことでエネルギーを生み出すことを好気的呼吸(好気呼吸)といいます。酸素を用いないでエネルギーを生み出すの事を嫌気的呼吸(嫌気呼吸)といいます。

さきほど(ビタミンB群に関わる知識の「エネルギー代謝」欄)はATPの生成を次のように説明しました。

酸素と結合し、TCAサイクルが上手に回転(変化)することでアセチルCoAが完全燃焼し、二酸化炭素と水を発生させます。このサイクルで燃焼してできた熱がATPというエネルギーを貯蔵する物質となります。

このTCAサイクルの段階でもATPは作られるのですが、次の代謝経路である電子伝達系はより多くのATPを生み出すことができます。

解糖系、TCAサイクルでは水素が抜き取られていて、この水素が次の回路「電子伝達系」にいきます。電子伝達系に送り込まれ、水素を酸素と反応させて水にする過程で大量のATPが産生されます。

この水素を抜き取って電子伝達系に運ぶときにNAD(ナイアシンの補酵素型)FAD(ビタミンB2の補酵素型)が必要となるのです。
エネルギーを多く作るにはナイアシン、ビタミンB2が必要不可欠なのです。

TCAサイクルでNADH(ナイアシンの補酵素型が還元されたもの)FADH2(ビタミンB2の補酵素型が還元されたもの)となり電子伝達系にいき、そこでNADH、FADH2の力を利用してATPをたくさん作り出していきます。

パントテン酸(化学名 パントテン酸)

パントテン酸はCoA(コエンザイムA)と呼ばれる補酵素の構成成分となって、3大栄養素のエネルギー代謝に関わっています。エネルギー代謝において、CoA(コエンザイムA)は糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー変換をサポートする働きをしています。

ビタミンB群に関わる知識の「エネルギー代謝」欄にアセチルCoAという専門用語を述べました。この部分です。

食事などから取った3大栄養素は消化酵素により分解されます。分解されたものは細胞内のミトコンドリアに入り、アセチルCoAという物質に変わります。基本的にアセチルCoAにならないと次のTCA回路に入ることができません※TCA回路の中間体になることでも入ることができます)

アセチルCoAはミトコンドリアのマトリックスで行われるTCA回路(クエン酸回路)というエネルギーを作り出すサイクルに取り込まれATP(エネルギーを貯蔵するもの)を生み出します。

アセチルCoAとはアセチルコエンザイムAとよばれ、CoA(コエンザイムA)に酢酸が結合した物質なのです。

3大栄養素エネルギー産生においてどんな代謝経路であれ基本的にアセチルCoAという物質にならなければ、エネルギーを生み出すことはできません。
アセチルCoAの構成成分であるCoA(コエンザイムA)の存在が大切となります。そのCoA(コエンザイムA)の構成成分であるパントテン酸もエネルギー代謝においてとても重要な存在だといえます。

またCoA(コエンザイムA)は脂肪酸と結合してアシルCoA( アシルコエンザイムA)という物質を作ります。アシルCoAは脂肪酸の代謝に関わる物質です(※アシルCoAを原料にβ酸化と呼ばれる脂肪酸の代謝が行われる)。

婆さん おきて

 

 

 

 

アーよく寝た

 

 

 

 

終わったのね!!

それがですね・・・
予定より文字数がいってしまって終わっていないです。

ビタミンB群8つのうち半分のまとめを載せたので、残り半分は次回にしたいのですが・・・
いかがでしょ・・

バチーん!!

 

 

 

 

 


そのころ爺さんは・・・・

あわわわ・・・・

 

 

 

 

爺さん ジ・エンドよ

 

 

 

 

こう見えても、若いころは空手を習っていたんだ こうなったら戦ってやる!!

神よ、我に力を・・・

 

 

 

 

ウリャーーー

・・・・・

ヘッドライト

 

 

 

 

テールライト

 

 

 

 

旅はまだーーー

 

 

 

 

終わっ・・た・・

五分後

 

 

 

 

KO

 

 

 

 

 

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