代謝とは生命維持のため、また身体活動をおこなうために、エネルギーの源である栄養素をエネルギーに変える化学反応のことです。それだけでなく、健康、美容、ダイエットなどにも重要となってくるものです。
栄養素を体の中に吸収し、体の材料となるものを作り出すのも代謝です。肌の生まれ変わりを促進するのも代謝です。脂肪を燃焼するのも代謝ですし、体内の有害な物質を排出するのも代謝です。
この代謝の過程で、キーとなってくるのが代謝酵素です。代謝酵素は触媒することで代謝という化学反応を促進しています。
グイーん

いきなりの文字数稼ぎか!

うん?

なんとかいえー

(ぐぬ・ぬ・・・)
すいまーせーん
今日やる授業のためにどうしても「代謝」そして「代謝酵素」がいかに重要であるかを強調したかったのです。だからお許しください。


300本・・・・
プレッシャーを与えないでください。ただ代謝の重要性を強調してきたことが無駄ではなかったことを証明してみせます。

潜在酵素
代謝酵素って何ですか?

バチーん

いったーい!!
すいませんでした。質問の内容を間違えました。
酵素って消化酵素と代謝酵素と食物酵素の3種類があります。この3つは大きく2つに分けられますが、それぞれ何と呼ばれているか覚えています?

体内酵素と外部酵素だろ!
その通りです。消化酵素と代謝酵素は体内酵素にあてはまり、食物酵素が外部酵素にあてはまります。
さっきの「代謝酵素って何?」という愚問は代謝酵素が体内酵素に分類されていることを確認したかったのです。
ところで体内酵素のことはまたの名を潜在酵素といいました。ここでは潜在酵素という言葉のほうが説明しやすいので潜在酵素でいかせてもらいます。
で、この潜在酵素というものが・・・ちょっとわけありでして・・・

生きている間に人が体内で作る潜在酵素の量というのは一定の量なのです。
つまり体内で作ることのできる潜在酵素の量には限りがあるということなのです。

で今更ですが、
消化酵素と代謝酵素って同じ潜在酵素でできています。

同じという表現はちょっとへんかもしれません。言い換えます。
体内でつくられる酵素はすべて潜在酵素で、潜在酵素は「消化」と「代謝」その都度必要とされるほうの働きに使われるのです。
消化に使われた潜在酵素は消化酵素で、代謝に使われた潜在酵素は代謝酵素といった感じです。

このようにイメージしてください。
町で有名な酵素兄妹「ショウカ」と「タイシャ」

はっ!!
2人は何をするにも阿吽の呼吸でした

ハレルヤ~
実は・・・

2人で1人だったのです!!

イエーイ!!

・・・・・・
えーとこれは「なし」でお願いします。
先ほど「生きている間に人が体内で作る潜在酵素の量というのは一定の量」といいましたが。毎年一定の量が作られるというわけではなく、
年をとると体内酵素が作られる量が減っていきます。

またそのパターンかよ!!
つまり一定の量とは生まれてから死ぬまでの間に作られる量がほぼ決まっているということなのです。
潜在酵素は減っていく
潜在酵素の種類は3000種類以上もあると言われていますが、この潜在酵素が体内で作られる量は減っていきます。
年齢とともに減っていきます。
生まれた瞬間から潜在酵素は減っていくのです。
そして先ほど生まれてから死ぬまでの潜在酵素は決まっているといいました。
つまりこうことなのです。棒グラフは関係なしで赤い線だけ注目してください。

新生児の赤ちゃんの体内には、高齢者の数百倍の酵素があると言われています。
で生まれてからだんだん年をとっていくうちに、潜在酵素は自然と減っていきます。40歳以降だと加速度的に減っていきます。
そしてこの潜在酵素は、生まれながら多いか多くないがが決まっているだけで、増やすことはできないということになります。

どうするもこうするも、こればっかりはあきらめるしかないのです。

・・・・・・

ぷぷぷ
(お姉さん、あまりのショックで顔が変になっている)
こんなことでショックをうけてはだめです。もっとショッキングな事実を発表します。

どっちの酵素ショー
ところで消化酵素と代謝酵素どっちが好きですか?
グーン

その質問は何よ?

ちゅい・・ま・・せん
食事から取り入れた3大栄養素を体が吸収できるほどの小さな分子にまで分解する働きをしているのが消化酵素。
体内でその栄養素を化学反応させて、エネルギーを生み出したり、体の材料をつくりだす働きをしているのが代謝酵素。
もちろんどっちも大切です。
でどちらかというとどっちが大切ですか?

でもどっちかというと消化酵素ね!
今までの流れからすると・・・

そこは代謝酵素だろうがー!!
( ゚д゚)ハッ! ついカッとなってしまいました。

ツイじゃすまねえーよ!!
まあここは代謝酵素のほうが大事という体で話を勧めます。
さきほど潜在酵素は「消化」と「代謝」その都度必要な働きに使われると話しましたが、なんと「消化」のほうが「代謝」より優先的に使われてしまいます。

えーとこれについてちょっと説明します。
体内にあるあらゆる器官におのおの独自の働きをする代謝酵素が存在しています。あらゆる器官ってようは消化器官であったり心臓、肺、脳などのことです。
で体内でつくられる潜在酵素が、これら器官で代謝酵素として働けばなんの問題もありません。
ただ消化の働きに潜在酵素が多く使われると、代謝のほうに使われる潜在酵素が足りなくなるということになります。

じゃあすごく簡単に説明すると例えば今日1日に使える潜在酵素が100とします。でそのうちベストの割合は消化酵素30~40、代謝酵素60~70ぐらいだとします。
潜在酵素は代謝酵素よりも消化酵素を優先するという性質をもっているといいました。
消化のほうに多く使われてしまうということは
100ある潜在酵素のうちの割合が、消化酵素70、代謝酵素30となったり、もっとひどい場合は消化酵素80、代謝酵素20となってしまうことがあるということです。
本来ならば代謝酵素に回るべき潜在酵素が消化酵素のほうにいってしまうことで、代謝酵素が足りないという状況に陥ります。
代謝酵素が足りないということは、代謝が十分に行われないということになりエネルギーを効率よく作れず疲労を感じたり、肌の新陳代謝が正常に行われず、肌の劣化が進むことになります。

一生涯でつくられる潜在酵素の量は決まっているといいました。
潜在酵素が消化のほうばかりに使われていると代謝がわるくなり不健康になり、老化の進行が速くなるといえます。

長くなりましたので

それは明日説明します


早く新しいパソコン用意しな!!

了解しました