老化を遅らせるために「ビタミン様物質」を学ぶ その2

3大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)はエネルギー源となるもので生きるうえで必要不可欠な栄養素であります。ビタミンはこの3大栄養素の代謝をサポートする働きをしています。3大栄養素が体内で機能するための「潤滑油」のような働きをします。ビタミンのメインの働きは代謝をサポートする働きですが、ビタミンが直接代謝に関わっているわけではありません。代謝に関わっているのは酵素です。

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ここでいう代謝とは食事から摂った3大栄養素を、消化酵素によって、吸収しやすいように分解して、代謝酵素と酸素によって、エネルギー体の材料となるもの(筋肉、臓器、皮膚、血管、髪など)を生成することをいいます。
この消化酵素や代謝酵素は触媒することで、代謝に関わっています。

触媒ってなによ

触媒とはそれ自身は変化しないで他の物質の化学反応を促進することをいいます。
ビタミンは酵素の補酵素として代謝に関わっています。

「補酵素として」ってなによ

補酵素の役割とは酵素が起こした化学反応によりできた物質を運搬したり、酵素の構成成分の一部として働いたりすることです。酵素は単体として働くことはできず、補酵素の手助けが必ず必要となってきます。

酵素単体のことをアポ酵素というのですが、アポ酵素単体で、消化や代謝活動をすることがほぼできません。補酵素と結合してはじめて活動することができるのです。ちなみにアポ酵素に補酵素が結合したものをホロ酵素といいます。
ちなみにアポ酵素とかホロ酵素とかいう用語は滅多にでてくることありませんので、個人的には覚える必要はないと思います。

そんなこと言わないでよ!アポとホロに失礼じゃない!

なので先ほどの出した代謝の説明文をより正確に書くとこうなります(ちょっと改変あり)。

さっきだした文章

食事から摂った3大栄養素を、消化酵素(+補酵素)によって、吸収しやすいように分解して、
代謝酵素(+補酵素)と酸素によって、代謝という過程を経てエネルギー体の材料となるもの(筋肉、臓器、皮膚、血管、髪など)を作っていきます。
この消化酵素や代謝酵素は触媒することで、代謝に関わっています。

ビタミンが補酵素として、3大栄養素の代謝に関わっているということがわかっていただけと思います。

まあとにかく補酵素として代謝に関わっているということはわかったわ!

で、です。

体内にはビタミンと似た働きをする物質があるのです。ビタミンのように補酵素として働く物質です。

ミネラルでしょ?ほかに補酵素として働くのって

まあミネラルも補酵素として働きますがそれとも別です。とにかくビタミンと似た作用を持つ物質があります。それが今回の学んでみるのテーマ「ビタミン様物質」というものなのです。

ビタミン様物質

ビタミン様物質とは体内でビタミンと似た生理作用をもっている物質です。

ビタミン同様に補酵素と働いたり、生体調整機能をもっていたり、抗酸化作用をもっていたりするものです。

それなら
それもビタミンで
いいやんけーー

スカッ!!

ありゃ? よけられちゃった・・
同じ手はくらわないちゅーの

話を最後まで聞いてください。
そもそもビタミンの定義とはなんでしたか?

生理機能を調整したり、代謝を補酵素として手伝だったり、13種類あって、水溶性と脂溶性があって

ほらもっとあるでしょ?

前回の話でそこそこの文字数割いて説明したことが、

それ自体はエネルギー源とならない!

それもそうだけど、もっとほら、ヒントは「体内で」だよ。「体内で」なにかができるとかできないとかのは・な・し

パシーン

弄ぶんじゃねーよ

いったーい!! 

ビンタはなしですよ!

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求めていた答えは「体内で合成できない」(※できたとしても必要とする量を満たすのが難しい)です。
「体内で合成できない」のはビタミンの定義に含まれます。

ビタミン様物質ってビタミンと似た働きをするのですが体内で合成することができるのです。体内で合成することができるので欠乏症がおこりません。
そのため厳密にいうとビタミンの定義と異なるためビタミンと区別するためビタミン様物質と名付けられました。

なんか話だけを聞いているとビタミンの下位互換のような気がしませんか?あるいはビタミンのバッタもんのような・・

いやしないけど・・・そんな卑屈な発想もつのはあんただけよ!

まあ ここは下位互換の気がするとしましょう!ところがどっこい侮るなかれ、ビタミン様物質には全然すごいのがいっぱいあります。

たとえば、コエンザイムQ10αリポ酸L-カルニチンはビタミン様物質に分類されます。

それ超有名じゃん!

そうです。超有名で、ここ最近、といってまあだいぶ昔(15年前くらい)になりますが医薬品から食品に分類されるようになり一時大ブームになったものたちです。
コエンザイムQ10は細胞内のミトコンドリアに存在しており、エネルギーを作りだすのに必要不可欠な物質です。
αリポ酸の抗酸化作用ってビタミンCやEを優にしのぐといわれています。
L-カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに運ぶために絶対に必要な物質です。不足していたら脂肪酸をエネルギーにスムーズにかえることができません。

ビタミンと比べる必要はありませんが、とてつもない力を秘めたものたちなので健康や美容のためにビタミン同様外から摂取する必要があるのです。

えっ?でも体内で合成できるんでしょ?なら別にいいじゃん とらなくても

確かに体内で合成できます。

ですがその効果をしっかりと得るには体内で合成できる量では足りなかったりします。
また体内で合成できる量は加齢とともにへっていきます。
なので積極的に外から摂取する必要があるのです。

さきほどあげた3つのビタミン様物質の効果・効能のほんのさわりを記載します。これだけでもおそらく摂取したいと思うはずです。

コエンザイムQ10の効果・効能 コエンザイムQ10のレビューより抜粋

エネルギー代謝・・・・エネルギー代謝においてコエンザイムQ10は重要な役割をしています。

抗酸化・・・・・コエンザイムQ10は自身の抗酸化作用とビタミンEの働きを助けるという2つの点から非常に強い抗酸化力をもっているといえます。

美肌・・・・コエンザイムQ10は繊維芽細胞を活性化させる働きをします。繊維芽細胞はコラーゲンやエラスチンを生成します。

αリポ酸の効果・効能 αリポ酸のレビューより抜粋

エネルギー代謝・・・・・αリポ酸はエネルギー代謝に深く関係しています。特に糖質のエネルギー代謝に関わっています。

抗酸化・・・・・αリポ酸は水溶性、脂溶性両方の特性をもっています。そのため細胞の一部でなくあらゆるところで抗酸化作用を発揮します。

デトックス・・・・αリポ酸は体内に取り込まれる有害物質を体外に排出させる作用があります。

L-カルニチンの効果・効能 L-カルニチンのレビューより抜粋

脂肪燃焼・・・・・・脂肪酸をミトコンドリア内に運搬する物質が必要となりますが、その運搬の役割を担っているのがL-カルニチンです。脂肪酸がミトコンドリア内に入ることで初めてエネルギーを作りだすことができるので、L-カルニチンは脂肪の燃焼を助ける働きをしているといえます。

確かに
魅力的ね・・・

ビタミン様物質ってまだまだ研究段階の途中です。研究結果によっては他の栄養素にないもっと魅力的な効果や作用が発見されたりするかもしれないのでとっても楽しみな存在だと思います。

不足することで欠乏症がみられないため、生命維持や健康維持に必ずしも必要なものではないかもしれませんが、摂取しといてマイナスには絶対になりません。いや必ずプラスになるものばかりです(あくまでも適量)。

なので積極的に摂取することをおすすめします。

おしまい

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