筋肉づくりに役立つと思われる栄養成分のランキングです。このブログの管理人が独断と偏見で勝手につけたランキングです。
※栄養成分レビューの追加などによりランキングの変動があります。
体型(筋肉)部門の評価項目は主にこの4つです。これらに関連する栄養成分をピックアップし、個人的に効果を感じるものが上位に入っています。
- 筋肉の材料となる必須アミノ酸
- 筋たんぱく質の合成
- 筋たんぱく質の分解を抑制する
- 成長ホルモンの分泌を促進する
評価項目についての詳細はこちら→勝手にランキングについて
なお体型(筋肉)部門に関する栄養成分レビュー数が少なく、また本来上位にくる栄養成分のレビューができていないためクソみたいなランキングになっています。これから増やしていきますのでお許しください。
ところで1日の総消費エネルギーの7割を占めるの基礎代謝です。そして基礎代謝の中でもっとエネルギー消費が多いのは筋肉です(肝臓の説もあり)。
筋肉をつけることはカロリー消費を促すためダイエットにもつながりますが、栄養成分レビューでは筋肉とダイエットは切り離して考えています。
体型(筋肉)部門にランクインしているほとんどの栄養成分は体型(ダイエット)部門にランクインしていませんがダイエット効果もあると考えてください。
体型(筋肉)部門ランキング TOP15
第1位 グルタミン
グルタミンの体型(筋肉)評価6
評価項目 筋たんぱく質の分解を抑制する
グルタミン
グルタミンは非必須アミノ酸です。体をつくるたんぱく質の中で最も多く含まれるアミノ酸です。
骨格筋に存在するアミノ酸の60%はグルタミンです。非必須アミノ酸なので、体内で合成可能ですが、グルタミンは不足しやすいです。グルタミンには非常に消耗が激しいという特徴もあります。
続きはこちら→グルタミンの栄養成分レビュー
第2位 アルギニン
アルギニンの体型(筋肉)評価6
評価項目 成長ホルモンの分泌を促進する パンプアップを促進する
アルギニン
人間の体のパーツ、例えば筋肉、肝臓、心臓、皮膚、髪、血液などはたんぱく質でできています。
そのたんぱく質は、主に20種類のアミノ酸で構成されています。この20種類アミノ酸の組み合わせや構成比により体のパーツの性質や形が違ってきます。
アルギニンは非必須アミノ酸に分類されます。体内で合成できるアミノ酸です。
続きはこちら→アルギニンの栄養成分レビュー
第3位 シトルリン
シトルリンの体型(筋肉)評価5.5
評価項目 成長ホルモンの分泌を促進する パンプアップを促進する
シトルリン
シトルリンはアミノ酸で、「遊離アミノ酸」の一種です。遊離アミノ酸とは、体を作っているたんぱく質を構成している20種類のアミノ酸に含まれないもので、細胞や血液の中などに潜み、体の中を循環し、それ「単体」で活躍するアミノ酸のことをいいます。
体内でつくることのできるアミノ酸ですが、その量は微量です。また加齢とともに生産できる量は減ってしまいます。
続きはこちら→シトルリンの栄養成分レビュー
第4位 ビタミンB6
ビタミンB6の体型(筋肉)評価5.5
評価項目 筋たんぱく質の合成
ビタミンB6
ビタミンB6は水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB6(以下文中はB6)の化学名はピリドキシンです。
B6は3大栄養素すべての代謝にかかわりますが、特にたんぱく質の代謝に関わっています。
B6を知る上で必要な情報①ビタミン②水溶性ビタミン③ビタミンB群④代謝(酵素、補酵素)⑤TCA回路(クエン酸回路)について述べます。
続きはこちら→ビタミンB6の栄養成分レビュー
第5位 オルニチン
オルニチンの体型(筋肉)評価5
評価項目 成長ホルモンの分泌を促進する
オルニチン
オルニチンはアミノ酸です。アミノ酸といえば、たんぱく質をつくるイメージがあると思いますが、オルニチンはたんぱく質を構成している20種類のアミノ酸に含まれていません。オルニチンは、アミノ酸のなかで遊離アミノ酸の分類されます。アミノ酸の中にはたんぱく質と結合しないで、単体のアミノ酸の状態で体内に存在しているものもあります。このアミノ酸を遊離アミノ酸といいます。
続きはこちら→オルニチンの栄養成分レビュー
第6位 リジン
リジンの体型(筋肉)評価5
評価項目 筋肉の材料となる必須アミノ酸 成長ホルモンの分泌を促進する
リジン
リジンは体をつくる20種類のアミノ酸の1つで、9種類の必須アミノ酸のうちの1つです。必須アミノ酸とは、体内で合成できないため食事、サプリメントなどから摂取しなければならないものです。不足してしまうと体の機能を正常に保つことが難しくなります。リジンは、たんぱく質の構成成分となっているほかにも、ホルモン、酵素、抗体のもとを作る働きをします。
組織の細胞の修復や成長促進にも関係しています。
続きはこちら→リジンの栄養成分レビュー
第7位 メチオニン
メチオニンの体型(筋肉)評価5
評価項目 筋肉の材料となる必須アミノ酸
メチオニン
メチオニンは体をつくる20種類のアミノ酸のうちのひとつで、必須アミノ酸に分類されます。必須アミノ酸は体内で合成できないため、食事などから摂取する必要があります。メチオニンは、からだの中でタンパク質をつくるとき、最初に必要となる必須アミノ酸です。メチオニンが不足すると、すべてのたんぱく質合成がうまくいかない可能性がでてきます。
続きはこちら→メチオニンの栄養成分レビュー
第8位 トリプトファン
トリプトファンの体型(筋肉)評価5
評価項目 筋肉の材料となる必須アミノ酸
トリプトファン
トリプトファンは体を作る20種類のアミノ酸の一種で、必須アミノ酸に分類されます。トリプトファンは牛乳から発見された必須アミノ酸です。必須アミノ酸とは体内で合成することができないため食事などから取り入れなければならないアミノ酸です。20種類のアミノ酸に含まれるトリプトファンは体の組織や器官の構成材料になったり、エネルギー源として働きます。トリプトファンは脳に運ばれると、セロトニンという神経伝達物質をつくる材料になります。
続きはこちら→トリプトファンの栄養成分レビュー
第9位 核酸(DNA、RNA)
核酸(DNA、RNA)の体型(筋肉)評価5
評価項目 筋たんぱく質の合成
核酸(DNA、RNA)
核酸とは、細胞核の中に存在しているDNA(デオキシリボ核酸)と細胞核と細胞質に存在しているRNA(リボ核酸)のことをいいます。
DNAは遺伝情報を記録していて、新しい細胞をつくるときに必要な設計図と考えることができます。この設計図に基づいて、RNAがアミノ酸をもとに細胞の材料となるたんぱく質をつくります。
続きはこちら→核酸(DNA、RNA)
第10位 フェニルアラニン
フェニルアラニンの体型(筋肉)評価4.5
評価項目 筋肉の材料となる必須アミノ酸
フェニルアラニン
たんぱく質は人間の体を構成しているもの(皮膚、筋肉、臓器、髪、血液など)の材料となっています。
このほかにも酵素やホルモンの材料などにもなっていて、たんぱく質は体内にさまざま形で存在しています。人間のからだを作っているたんぱく質は健康に生きていくには欠かすことのできない重要な成分といえます。
続きはこちら→フェニルアラニンの栄養成分レビュー
第11位 葉酸
葉酸の体型(筋肉)評価5
評価項目 筋たんぱく質の合成
葉酸
葉酸は水溶性のビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB9、ビタミンMと呼ばれることもあります。葉酸の化学名はプテロイルグルタミン酸といいます。
葉酸の主な働きは、赤血球を生成し、悪性の貧血を予防すること、DNAの合成を補酵素として手助けすることです。
これら働きを行うにはB群のビタミンB12も必要となります。
続きはこちら→葉酸の栄養成分レビュー
第12位 ビタミンB12
ビタミンB12の体型(筋肉)評価4.5
評価項目 筋たんぱく質の合成
ビタミンB12
ビタミンB12は水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB12(以下文中ではB12)は分子内にミネラルのコバルトを含むためコバラミンとも呼ばれます。化学名はコバラミンです。B12(コバラミン)は「コバルトを含んだ同様の作用を持つ化合物(誘導体)」の総称のことです。
B12誘導体として有名なものは、シアノコバラミン、メチルコバラミン、アデノシルコバラミン、ヒドロキソコバラミン、スルフィトコバラミンの5つです。
続きはこちら→ビタミンB12の栄養成分レビュー
第13位 にんにく(ガーリック)
にんにく(ガーリック)の体型(筋肉)評価4.5
評価項目 筋たんぱく質の分解を抑制する
にんにく(ガーリック)
にんにくは、ユリ科のネギ属の多年草で香味野菜です。英語でガーリックと呼ばれています。球根部分を香辛料として利用しています。にんにくはスタミナ料理としてよく利用されるため疲労回復、滋養強壮のイメージが強い食品ですが、そのほかにも健康、美容に役立つ様々な効果があります。にんにくの主たる効果・効能はにんにくに含まれているアリシンという成分によるものです。アリシンはにんにく特有の匂いのもととなっている成分です。
続きはこちら→にんにく(ガーリック)の栄養成分レビュー
第14位 プラセンタ
プラセンタの体型(筋肉)評価4.5
評価項目 成長ホルモンの分泌を促進する
プラセンタ
プラセンタとは英語で胎盤のことです。
化粧品やサプリメントとして利用されるプラセンタは豚、馬、羊といった哺乳類の胎盤から栄養素を抽出したプラセンタ(胎盤)のエキスです。
プラセンタに含まれる栄養素は10数種のアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類、ペプチド、核酸と大変豊富です。
続きはこちら→プラセンタの栄養成分レビュー
第15位 ビタミンD
ビタミンDの体型(筋肉)評価4.5
評価項目 筋たんぱく質の合成
ビタミンD
脂溶性ビタミンの一つです。
ビタミンDはビタミンD2とD3の総称です。D2をエルゴカルシフェロール、D3をコレカルシフェロールといいます。食べ物など以外にも、日光(紫外線)を浴びることにより体内で作ることが出来ます。ビタミンの中で唯一体内でつくることのできるビタミンです。D2 (エルゴカルシフェロール)は植物性食品に含まれています。ビタミンD3 (コレカルシフェロール)は動物性食品に含まれています。
続きはこちら→ビタミンDの栄養成分レビュー