ヒスチジン

ヒスチジンの評価 A


ヒスチジン

私たちの体を構成している多くの成分が水です。
人体の6割は体液で残りの4割が組織となっています。

組織の主成分となっているのがたんぱく質です。たんぱく質は体を構成している筋肉、皮膚、髪といった組織の材料となっています。

筋肉の収縮に関わるのは筋原線維の構成成分である「アクチン」や「ミオシン」というたんぱく質です。
皮膚は「コラーゲン」というたんぱく質が、髪は「ケラチン」というたんぱく質が主成分です。

たんぱく質は体内にある血液やホルモンや酵素などの材料にもなっています。
赤血球の構成成分である「ヘモグロビン」、「インスリン」や「成長ホルモン」などのホルモン、「ペプシン」といった消化酵素もたんぱく質から作られています。

同じたんぱく質からできているのにその種類によって形や性質が違っているのは、20種類のアミノ酸の組み合わせが違うからです。人間の体を構成するたんぱく質は主に20種類のアミノ酸が複雑に組み合わさることで作られます

たんぱく質を構成している20種類のアミノ酸

必須アミノ酸(9種類)
バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、ヒスチジン

非必須アミノ酸(11種類)
アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、システイン、プロリン、セリン、チロシン

必須アミノ酸は体内で合成できないアミノ酸です。
非必須アミノ酸は体内で合成できるアミノ酸です。
必須アミノ酸7は食べ物などから必ず取らなければいけないアミノ酸です。
非必須アミノ酸は合成できるといっても合成できる量が限られていたり、消費が激しく体内で不足することあります。こちらも食事などから積極的に取り入れる必要があります。

ヒスチジンは必須アミノ酸の一種です。必須アミノ酸は体内で合成できないアミノ酸と述べましたが、ヒスチジンは少し特殊です。子どものころは合成できず、大人になると合成できるようになります。なので体内で合成できる唯一の必須アミノ酸とも言えます。
いまでこそ必須アミノ酸に分類されていますが昔は非必須アミノ酸として扱われてきました。
ヒスチジンが欠乏すると体内の窒素バランスが乱れる子どものころは合成されないないということから、1985年に必須アミノ酸にわけられるようになりました。

窒素バランス
窒素バランスとは、食事などから摂取したたんぱく質の含有窒素量と尿などから排泄されたたんぱく質の含有窒素量の差のことです。窒素バランスが負(マイナス)の状態になると、体たんぱく質の消耗が生じます。特に筋たんぱく質が消耗し、体はバランスを整えようと筋たんぱく質を分解して体外に窒素を放出してしまいます。このことが筋肉組織の破壊につながります。

花粉症などアレルギーにお悩みのかたはヒスタミンという物質をご存知だと思いますが、ヒスタミンはヒスチジンからつくられます。ヒスチジンが体内に取り入れられると、酵素の働きによりヒスタミンに変わります。

ヒスチジンの摂取目的

ヒスチジンの一番の摂取目的は「体型(ダイエット)」です。

 摂取目的 
髪 「薄毛」★☆☆
髪 「白髪」★☆☆
肌 「美肌」★☆☆
肌 「美白」☆☆☆
体型「筋肉」★★☆
体型「ダイエット」★★★

体力「普段」★★★
体力「夜のほう」☆☆☆
その他「成長ホルモン」★☆☆
摂取目的の見方

★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることを特にお勧めする 一番の摂取目的としている   

★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることをお勧めする 摂取目的としている

★★☆ このカテゴリーを摂取目的とするのは十分アリ 摂取目的の一つとしている場合もある

★☆☆ 何らかの効果があるのでこのカテゴリーを摂取目的としてもいい 個人的に摂取目的としていない  

☆☆☆ このカテゴリーに対する効果は期待しないほうがよい 摂取目的とする必要はないと思っている

ヒスチジンの効果・効能

ダイエット
ヒスチジンが変換してできるヒスタミンには食欲を抑える効果と脂肪燃焼を促進する効果があります。そのためヒスチジンを摂取することはダイエットにつながるといえます。

脳の視床下部という箇所には、空腹を感じる「摂食中枢」と満腹を感じる「満腹中枢」が存在します。 

視床下部はこの絵のちょうど中間あたりです。

 

 

 

 

簡単にいうと、食べることを命令するのが摂食中枢、食べることをストップするように命令するのが満腹中枢です。

摂取中枢が刺激されることで空腹を感じるようになりますが、摂取中枢に刺激を与えるのは脂肪酸です。
さまざまな活動によりエネルギーを消費して血糖値を維持するだけのブドウ糖が体内にない時に、人は体内に蓄えられている中性脂肪を分解してエネルギーを作り出します。
中性脂肪が分解してできるのが脂肪酸とグリセリンです。中性脂肪から離れた脂肪酸は遊離脂肪酸と呼ばれますが、この遊離脂肪酸が血中に増えることで摂取中枢が刺激されます。それにより空腹を感じ、食べること(=エネルギーの補給)ことを命令するようになります。

一方で満腹中枢を刺激するのはブドウ糖です。食事などでブドウ糖が補給されると血中のブドウ糖の濃度(血糖値)があがり満腹中枢が刺激されます。その結果、食後20分程度で満腹感を感じるようになります。血糖値の上昇によりエネルギー源であるブドウ糖が十分であることを体に知らせ、満腹を感じるようになります。
ここで「20分」というのがキーとなります。満腹中枢が血糖値の上昇を感知するまで20分を要しますが、この間に必要以上に食べてしまうと、満腹中枢から満腹感の知らせが出される前に大量のエネルギー源をとってしまうことになります。
必要以上にエネルギーを取ることが肥満の原因です。早食いの人が太りやすいといわれるのは満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうからです。
血液中にブドウ糖を増やすことが満腹感を刺激するために重要となりますが、「満腹感を感じる前に食べ過ぎないこと」も大切となります。そのためゆっくりよく嚙んで食べる必要があります。

食欲を抑えるためには「摂取中枢を刺激しないようにする」こと、「満腹中枢を刺激する」こと、そして「満腹感を感じるためゆっくりよく噛んで食べる」こと、この3つが重要となります。

ヒスタミンにも満腹中枢に働きかけ満腹感を感じやすくさせる効果があるといわれています。なので脳内のヒスタミンを増やすことも満腹中枢を刺激することにつながります。

食事の際、よく噛んで食べるという行為により、ヒスタミンの分泌が活発になり脳内のヒスタミンを増やします。嚙むという行為により、噛んだ刺激が脳内の咀嚼中枢を介して結節乳頭核という部分に届き、結節乳頭核からヒスタミンの分泌を促し脳内のヒスタミンを増やすします。
ヒスタミンの材料は必須アミノ酸ヒスチジンなので、ヒスチジンを多く含む食べ物を食べる咀嚼回数を増やすことで脳内のヒスタミンの量が増え満腹中枢を刺激させます。

またヒスタミンには交換神経も活性化させる働きがあります。交感神経は褐色脂肪細胞に働きかけ脂肪の分解と燃焼を促します。なのでヒスタミンの分泌を増やすことは脂肪の燃焼も促進するといえます。

脂肪細胞
脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。
白色脂肪細胞は体内の余ったエネルギーを中性脂肪として蓄える働きをします。褐色脂肪細胞は脂肪を分解してエネルギーを生み出す働きをします。

ヒスタミンには満腹中枢、交感神経を刺激する働きがあるので、食欲を抑える効果、脂肪燃焼を促進する効果があるといえます。
そのヒスタミンの材料となっているのがヒスチジンです。ヒスチジンを多く含むたんぱく質を取り入れる+ゆっくりよく噛んでたべることはダイエットにつながるといえます。

頭の疲労感
疲労と一口でいってもさまざまです。運動による体の疲労、仕事や人間関係などの精神の疲労、デスクワークや勉強による頭の疲労、スマホやパソコンの長時間の使用による目の疲労などさまざまです。
ヒスチジンは神経機能を補助する役割を果たしているため頭の疲労感を軽減する効果があるといわれています。ヒスチジンを摂取することは脳のヒスタミン神経系に働きかけ、頭の「冴え」などをサポートするといわれています。

成長
ヒスチジンには成長を促す効果があります。子供の成長、特に乳児の成長には欠かせないものです。
発育期、成長期の時にとても重要な成分ですが、子どもの時は体内でヒスチジンを合成することできません
健やかな成長のためにも、この時期はヒスチジンを含むたんぱく質を不足することなく取り入れる必要があります。

血管拡張
ヒスタミンには血管拡張作用があります。この作用は慢性関節炎や片頭痛の痛みの緩和や血圧を下げる働きがあります。一方で体に影響して、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を発生させるものとなります。
ヒスタミンはヒスチジンから合成されます。

ヒスチジンのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 疲労感の軽減に
  • 頭の冴えをサポート
  • 注意力アップさせ作業効率をあげる
  • 朝からシャッキとしない人に
  • 体に大切な必須アミノ酸の一つ
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ヒスチジンの摂取量、不足、過剰

ヒスチジンの摂取量
1日あたりの目安摂取量は成人体重1kgに対して10mgです。50kgの人だったら500mgが必要となります。
 
ヒスチジンの不足
ヒスチジンが不足すると体内の窒素バランスが乱れ、皮膚や神経に異常があらわれます。筋肉の分解、頭の疲れや集中力の低下につながります。
ヒスチジンは成長に関わっているアミノ酸です。発育期、成長期に不足していると身長、体重などに大きな影響を与えます。子供のときは体内で合成することが出来ないため、子どもにはたんぱく質(ヒスチジンを含む)を不足させないように心がけてください。
 
ヒスチジンの過剰
ヒスチジンはアミノ酸です。適切にとっている限りは問題はありません。副作用も特に報告されていません。1日あたり4gまでは安全性に問題はないといわれています。
ただしヒスチジンの過剰摂取はヒスタミンの血中濃度を増やすことになります。すでに喘息、アトピー、花粉症などのアレルギー症状をお持ちのかたは過剰に摂取するのを避けてください。

ヒスチジンの豆知識

ヒスタミン
花粉、ハウスダスト、ダニなどアレルギーの原因となる物質をアレルゲンといいます。
例えば花粉症の場合、花粉(アレルゲン)が目や鼻の粘膜に付着すると、体内にIgE抗体が作られます。その後、再び花粉(アレルゲン)が侵入し、鼻粘膜の肥満細胞にあるIgE抗体と結びつくと、肥満細胞からヒスタミンなどの炎症性物質を放出し周囲に炎症を引き起こします。
目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまりといったアレルギー反応は、ヒスタミンが身体を守るために炎症反応を刺激することにより引き起こされるものです。特にヒスタミンの「粘膜を膨らむよう、血管を拡張する」作用が関係しているといわれています。
ヒスタミン=アレルギー物質とイメージされる方が多いかもしれませんが決してそうではありません。
体の中では、常に適量のヒスタミンが作られて、通常は肥満細胞などに存在していています。
そして、体内に異物が侵入してきて免疫システムが働くとヒスタミンが反応し肥満細胞から放出され「防御するための化学物質」として体を守っています。侵入した異物に対して炎症を起こすことにより守ります。

アレルギー疾患を持つ人は、体内にアレルゲンが入るとヒスタミンなどの炎症性物質が大量生成され、それが過剰に反応(炎症が強くおこる)してしまいアレルギー症状を引き起こす仕組みになっています。

 
脳内のヒスタミン
脳内のヒスタミンは神経伝達物質と機能しています。このヒスタミンは効果・効能欄で説明した「食欲抑制」や「脂肪燃焼促進」や「頭の疲労感軽減」といった効果を発揮します。
これらの効果を得るためにはヒスタミンを摂取すれば良いわけですが、上記したようにそもそもヒスタミンはアレルギー症状を引き起こす可能性がある物質です。またヒスタミンのサプリメントなどもありませんし、仮にあったとしても脳内に入り込むことはできません。脳内に入る場合は、血液脳関門(脳への侵入ゲートのようなもの)を通過しなければならず、ヒスタミンという物質のままでは血液脳関門を通過することはできないからです。

脳内のヒスタミンを増やすにはアミノ酸のヒスチジンを摂取する必要があります。ヒスチジンは体内に入り、酵素によってヒスタミンを合成します脳内に入って初めてヒスタミンへと変化します。ヒスチジンはアレルギー反応を引き起こすヒスタミンと違うため安心して摂取できます。

 
ヒスタミン食中毒
ヒスタミンは魚、肉などの中に含まれています。特に魚、赤身魚に多いとされています。ヒスタミン食中毒とは、ヒスタミンを高濃度に含んだ食物を食べることによって引き起こされるアレルギー性の食中毒のことをいいます。

ヒスタミンは、ヒスチジンが酵素に反応することで作られます。この酵素は例えばヒスタミン産生菌があります。ヒスチジンを多く含む食品が保管流通や調理加工などの過程において不適切な管理(常温で放置等)をされることにより、その食品中のヒスタミン産生菌が増殖してしまい多くのヒスタミンが生成されてしまいます。
これを食べることによりヒスタミン食中毒につながってしまいます。

ヒスチジンのイメージ

カツオ

頭の疲労回復

ヒスチジンと相性の良い栄養成分

・必須アミノ酸

ヒスチジンの勝手にランキング

ヒスチジンのレーダチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

 

ヒスチジン 総合評価 A 13.5

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

 

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髪 評価2.5
髪の毛はケラチンというたんぱく質でできています。ケラチンを構成しているのは18種類のアミノ酸です。ヒスチジンはこの18種類のアミノ酸に含まれています。
ただしその率は約1%です。もちろんケラチンを合成するために必要な「1%」ですが、この1%のために積極的にヒスチジンを取る必要はまったくないと思います。ヒスチジンが不足しないことだけを注意すればよいと思います。

肌 評価2.5
肌作りの基礎となるたんぱく質を構成するうえで必須アミノ酸は欠かせません。そう考えると必須アミノ酸に属するヒスチジンも肌のたんぱく質形成にも大きく貢献しているといえます(ヒスチジンは大人になると体内で合成できますが、不足すると窒素バランスが乱れるため必須アミノ酸扱いとなっています)。
ただ美肌や美白目的で取る必要はないと思います。不足しないことだけを心がけてください。

体型(ダイエット)評価5
ヒスチジンを多く含む食べ物をゆっくりよく噛んで食べることは、ダイエットにつながります。これは脳からダイエットを促すことになります。
肥満を防ぐためには食べ過ぎないことが重要となります。食べ過ぎないためには食欲を抑えることが大切です。脳から食欲を抑えるポイントとして「摂取中枢を刺激しないようにする」こと、「満腹中枢を刺激する」ことがあげられます。
摂取中枢が刺激されると空腹を感じることなり、満腹中枢が刺激されると満腹感を感じることになります。食欲を抑えるためには満腹中枢をより活性化させる必要があります。

ヒスチジンが体内で変換されてできるヒスタミンには満腹中枢を刺激する働きがあります。なので脳内にヒスタミンが増えれば満腹中枢を活性化することできまます。増やす方法はヒスタミンの材料であるヒスチジンを取り入れること、その際よく噛んでから体内に取り入れることです。
またヒスタミンには交換神経も活性化させる働きがあります。交感神経は褐色脂肪細胞に働きかけ脂肪の分解と燃焼を促します。

脳内にヒスタミンを増やすことは食欲を抑える、脂肪を燃焼させるという2つの点においてダイエットに有効といえます。
運動をたくさんしたり、食べものを制限したりしているのになかなか痩せらない方は、脳内にヒスタミンを増やすことを考えてもいいかもしれません。テレビでもやっていたダイエット法なので試す価値はあると思います。

体力(普段)評価5
この部門において評価の高い栄養成分は、エネルギー代謝を促進する効果があるものです。つまりエネルギーを作り、体の疲労回復につながる効果があるものです。
ヒスチジンはこの視点と異なりますが、疲労回復という点においてかなりお勧めできます。ここでの疲労とは頭の疲労です。ヒスチジンは神経機能を補助する役割があるので仕事や勉強などでフル回転させた「頭」の疲労を取り除く効果が期待できます。
肉体より頭の疲労にほうに悩んでいる方にお勧めです。

その他(成長ホルモン)評価3.5
ヒスチジンを摂取することが成長ホルモンの分泌促進にすごく関わっているというわけではありません。
ただし、ヒスチジンには成長を促す効果があります。子供の成長、特に乳児の成長には不可欠です。
この時期には特に不足させないようにしてください。ヒスチジンは子どもの時には合成できないアミノ酸です。

ヒスチジン雑感

ヒスチジンは20種類のアミノ酸のなかでも、けっこう「異端児」的なイメージがあります。もちろん個人的にですが。

まず9種類ある必須アミノ酸に分類されるのですが、体内で合成できます

「必須アミノ酸は体内で合成できないため必ず食事などから取り入れなければなりません」という文言をさんざんを使ってきたのにそれを根底から覆すことになります。

 

というか厳密にいうと一生のうちに合成できない時期があるということです。ヒスチジンは子どものころは合成できなくて、大人になると合成できるという摩訶不思議なアミノ酸なのです。

 

大人になると体内で作れるようになるので必須アミノ酸で唯一合成できるアミノ酸といわれています。

ところでいつからを「大人」と定義しているのでしょうか?

18歳?

20歳?

それともおケケが生えて・・

・・・・

 

 

まあとにかく大人っていつからのことを指しているかはしりませんが、少なくとも成人したら合成できるアミノ酸ということです。

これって準必須アミノ酸ともまた違うみたいなんです。

準必須アミノ酸って非必須アミノ酸のうち、乳児期とか子供の時には十分な量が合成ができず不足しがちのため子どもにとっては必須アミノ酸とされるものです。

ヒスチジンは「まったく合成できない」のか、「乳児期とか子供の時に十分な量が合成ができないのか」かどっちかわからないのです。サイトや本によってはバラバラなので。

仮に「乳児期とか子供の時に十分な量が合成ができない」のほうだったら非必須アミノ酸のほうに分類され準必須アミノ酸あつかいでもよいのではないかと思います。
というのヒスチジンはもともとは非必須アミノ酸で、1985年に必須アミノ酸に鞍替えされたという謎の経歴ももっているアミノ酸だからです。

ちなみに準必須アミノ酸にあてはまるのがアルギニン、システイン、チロシンとグルタミンです。
グルタミンはちょっと他と違っていてストレスが多いと大人でも不足しがちなため準必須アミノ酸あつかいです。

とにもかくにもヒスチジンは異端児というか特殊というか・・変わっているアミノ酸です。

・ヒスタミン

ヒスチジンって体内にあるヒスタミンの材料なのです。ヒスチジンは体内に取り入れられると酵素によりヒスタミンにかわります。

ヒスタミン??

これってあれですよね?花粉症とかのアレルギーに悩んでいる人の天敵というか悪の元凶というか・・・

あのアレルギー症状を誘発するヒスタミン?

そうだとすると花粉症に悩んでいる人にとっては敬遠したいアミノ酸ですよね?だけど必須アミノ酸なので必ず取らなければなりません。

わざわざアレルギーの原因となる物質を増やすことになるものを取ならければならないのか!!

と思いませんか?

脳内のヒスタミン

ただ違うみたいです。

ヒスチジンを摂取して体内で変換してできるヒスタミンはアレルギーを引き起こす悪いやつとは基本別物で、善玉物質なんです。
ヒスチジンを摂取して、それを脳内に運搬し、そこでヒスタミンに変えて脳内のヒスタミンを増やせれば痩せれる疲れはとれる(頭のほう)はでいいことだらけみたいなんです。

特に注目なのは「痩せれる」ほうだと思います。

健康オタク必須の番組「ためしてガッテン」の「医学が認めた!食欲をコントロールできる技」(2011年6月8日放送)の回でヒスタミンが紹介されていました。

まあ内容はまんま効果・効能欄に書いてあることで、脳内のヒスタミンを増やせば、食欲を抑えることと脂肪を燃焼させることができるという内容です。

で、脳内にヒスタミンを増やすには、

ヒスチジンを摂取すること、よく噛んで(30回)食べることが重要とのことです。

これってかなり意表をついたダイエット法だと思います。運動とか食事制限をしてもなかなか痩せれない人は試してみる価値は十分あると思います。

・日本で売っている??

アメリカではヒスチジンの単体サプリは売られていない(販売されているかもしれませんが、主だった個人輸入代行会社ではありませんでした)のになぜか日本では販売されているのです。

しかも超大手が・・

これってレアケースです。個人的にヒスチジンを異端児扱いしているのもこれも一因です。

日本で売っているヒスチジンのサプリはダイエットのために販売されているのではなく、頭の冴えをサポートしたり、頭の疲労感を軽減するために販売されているようですが・・

まあ海外でもそうそう販売されていないアミノ酸を日本で販売しているのはけっこう珍しいです。
ちなみにドリンクタイプというのがこれまた風情があります。

・まとめ

とにもかくにもヒスチジンを多く含むたんぱく質をゆっくりとかんで食べることはダイエットや頭の疲労回復につながります。簡単に実行できるのでこの辺りの悩みを抱えている人は、実行してもいいかもしれません。

ただしあくまでも適量で、過剰は禁物です。とくにアレルギー疾患をもっている人はヒスチジンは過剰に摂取しないようにしてください。ヒスチジンから摂取してできるヒスタミンはアレルギーを誘発するヒスタミンとは別物という体で話をすめてきましたが、なんだかんだヒスタミンの血中濃度が高くなるので、アレルギー症状を強めてしまう可能性があります。

あくまでも適量摂取をお勧めします。

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