1周年 その1 ブログを始めたきっかけ エピローグ1

さて5回にわたり書いてきた「ブログを始めたきっかけ」もこのエピローグをもってついに完結です。
ところで今さら「ブログを始めたきっかけ」を脚色してまで書くようになった「きっかけ」はなんだったのか・・・

単に飽きたからです。

今年に入りずっと栄養成分レビューを作っていたためふざけたくなったからです。ちょうど3月の終わりぐらいでブログを開始してから1年になるのでこれはいい機会と、思わず作っちゃいました。

そんな話されてもはいまさらですね・・・とにかく今回でこのくだらない話は終わりです。
※大変恐縮ですが、今回の記事を書いた後、異様に文字数が増えてしまったため思わず記事を分割してしまいました。なので今回が完結ではありません。嘘ばっかりでスイマセン。

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前回の続きから

真っ昼間から大人がやってはいけないこと第1位の行為に走ろうと洗面所にティッシュペーパーを取りにいった私は鏡に映った自分の醜い姿を見て、

気が付いた。

あることを思い出した。

・・・・うん? 

ピピピピ

ピカーン

思い出した 思い出したぞ!! 

キッカケとなる出来事を思い出した。

そういえばその出来事により誰にも負けない自分の長所みたいなものを発見でき、
そのことをブログとして書こうと考え「ブログでお金を稼ぐ方法」という本を買ったのだった。

そうだ思い出した!

コレを題材にしてブログを書けばいい!
コレに関するジャンルの特化型ブログだったらスイスイと記事が書ける!!

 

 

・・・・・

・・・・・

そろそろもったいぶらせてしまった「出来事」の話をするとしよう。

キッカケとなる出来事とは・・・

とその前に、回想編のその後の話を少ししておこう。その情報があったほうが出来事の内容がスムーズに頭に入っていくからだ。

社会人(営業マン)

薄毛と格闘していた時代(高校2,3~大学1年)から時はたち私は社会人として立派に働いていた。

今の姿からは想像できないが、結構できる営業マンとして働いていた。

毎月の営業成績はトップクラスで、周りから一目置かれる存在であった。
上司からの信頼は厚く、後輩からも慕われて・・・

 

・・・・・

・・・・・

お世辞にもできる営業マンではなかった。

が、そこそこ真面目には働いていた。

ちなみに大学2年生ごろから坊主をやめ髪を伸ばすようになった。栄養成分をやたらめったら取りまくったおかげかどうかはわからないが、薄毛をさほど気にしなくなり髪を伸ばすようになった。

ビフォアー     アフター

とにもかくにも社会人(営業マン)として毎日そこそこ真面目に働いていた。

法人営業

営業のなかでも企業を相手にセールスをする法人営業だったため、取り扱う額もでかくそこそこやりがいがあった。
営業のスタイルとしては、飛び込みとかテレアポ中心というよりは問い合わせがあったお客様に応じるというパターンが多かった。そのためそんなに苦でなかった。

今考えるとこれは結構大きかった。

仮に飛び込み、テレアポ中心の営業だったら、速攻で会社を辞めてもっと早く社会人としてのキャリアを終焉させていたかもしれない。

とにかく約10年間営業マンとして職務を全うしてきた。

電話で新規のアポをとったりすることもしたし、

今度の日曜日キラリちゃん60分コースで予約お願いします~

誰もが知っている大企業に商談をしにいくこともあったし、

ここが噂のSODの本社ビルか・・・

大勢の前でパワーポイントを使用してプレゼンもした。

このようにご購入後3秒で合体、もとい3年後には業績が・・・

またミスを犯して取引先でひたすら謝るといった経験もした。

すいません つい先っちょだけだったらOKと思って・・・

営業と呼ばれる仕事は一通り経験したと自負している。

このブログをご覧の方は

おまえコミュ障ちゃうんか?

と思われるかもしれないが、

まあ なんというか・・・「そこそこしゃべれるコミュ障」という表現がピッタリとあてはまるかもしれない。

人と話すのは得意でもないが苦手というわけでもなく、仕事であればむしろよくしゃべるという感じだ。
分かりやすい例がお笑い芸人にありがちなオンとオフの差のような感じ。撮影しているときははっちゃけて、楽屋に戻ると急に静かになるといったやつ。
自分も似たように商談中はペラペラしゃべるのに、それ以外の、例えば事務所にいる時はまったく無口になるといった感じだった。

ただ営業職が好きか嫌いかといったら断然嫌いで、なんで世の中に営業という仕事があるんだと思っているくらい好きではない。
もくもくとパソコンに向かって事務仕事をしているほうが今でも性に合っていると思うし、もしも事務職として働いていたらまだ社会人として働いていたかもしれない。

ちなみに営業職を選んだのは文系卒ならでは、選択肢のなさからだ。
「文系って営業職しかないよね~」という浅はかな考えから就活を営業職に絞って行ってしまった。

とにかく今の姿とは想像できないかもしれないが、ごく普通の営業マンとしてそこそこ真面目に働き、ごく普通のサラリーマンとして退屈な日常を過ごしていた。

退屈な日常

社会人になった私だったが、友人と呼べる友人がいなかったため平日に外食すること、飲み会に参加することはほとんどなかった。
なので食事は外で食べるにせよ、家で食べるにせよとにかく一人だった。

休日は、近所のスポーツセンターにいって体を鍛えに行くか、自宅に閉じこもるかの2択しかなかった。

なぜ筋トレをしていたのかというと少しでも女にモテたいと思ったからだ。身長が並み以下の私はせめてガタイだけでもよくし、女子(特にデリヘル嬢)への好感度をあげようという涙ぐましい努力をしていた。

or

まあこれと言って趣味と呼べる趣味がなくお金がかからない質素な生活をしていた。

筋トレが趣味だったといえなくもないが、近所のスポーツセンターで筋トレする場合は1回、数百円で済む。民間のスポーツジムに通ったこともあるがそれでも月10,000円ぐらいで、特にお金がかからない趣味だった言える。
もちろんデリバリーのほうは結構な費用がかかるが、1、2週間に1回といった良識ある頻度で利用していたためそこまでの出費とならなかった。
ちなみにサプリントをたくさん購入していたが、食費にお金をかけず、その代わりにサプリメントにかけるといった感じだったのでトータルして食事代と考えれば気にする額でもなかった。

社会人にとってよくお金がかかるといわれている交際費、外食費、趣味にほとんど費やすことはなかった。

なので給料はあまり高くなかったが、お金がどんどんと貯まっていった。

 

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ただ退屈だった。

ただただ退屈だった。

なんせ毎週同じことを繰り返していたからだ。

サザエさんが終わった・・・明日からまた会社か・・・

 

ある日突然、この退屈な日常が180℃変わった。

イクぜーー

POW!

アレ?

アレ?

(なんか妙に身が軽いな~)

それは竜王と戦っているときに、突然ロトの兜が消えてなくなりロトの剣とロトの鎧がネギの剣とTシャツに変わってしまうぐらいの大きな変化だった。

これが繰り返し、しつこいほど言ってきた「出来事」のことだ。

それでは「出来事」の話に移ることとしよう・・・

そうその「出来事」はまだ私がサラリーマンとして働いていた頃、年齢がちょうど30だった時の話だ。

出会いその1

ある日、残業で終電を逃すといった失態を犯してしまった。

やっべー こんな時間!!

働いていた会社では時間管理は個人の裁量に任されていたので、残業を強いられるということはまずなかった。
そもそも明日できることは明日やるタイプなので終電間近まで残業をするなんて絶対しないやつだった。
いくら遅くなっても終電を逃すなんてことは社会人になってから今まで一度もなかった。

なぜかその日は、あり得ないことをしてしまった。

 

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髪の毛のために睡眠場所を確保しなければならないと考えた私はカプセルホテルを探すため夜の繁華街に1人で繰り出した。

 いい年(30)をしていたが、自ら主体的に繁華街に繰り出すことはなかった。夜に人通りが激しい場所を歩くことも今までほとんどしなかった。

空と反比例するネオン街の明るさと普段の生活と真逆の騒々しさのなかビビりながらカプセルホテルを探していた。

(カプセルホテル・・・カプセルホテル・・・)

カプセルホテルはいたるところにあったが、週末のせいかどこも満室であった。

カラオケBOX、マンガ喫茶、個室ビデオという手もなくはないが、潔癖症の私はせめてカプセルホテルじゃないとと思って探していた(今考えると個室ビデオ以外は清掃具合は対して変わらないと思うが・・・)。

キョロキョロと周囲を見渡しながら夜の街を徘徊していた私は、まるでサファリパークに放り込まれた生まれたての小鹿のようであった。

(もうネオン街から逃げたい・・・早くカプセルホテルに入りたい・・・)

こんな気持ちがピークに達した時に声をかけてきた1人の男がいた。

お兄さん!!

そこのお兄さん!!

なにそんなキョドった顔して! 今日はお兄さんにとっておきのお嬢さんつけるよ!
少しでいいから遊んでいきなよ!

怪しさ満載、というかむしろ怪しさしかないキャバクラのキャッチだ。

まさしくペテン師という風貌で、キン肉マンに登場する悪魔超人だったらザ・ペテンシーという名がつけられていただろう。

これほどまで「ペテン」という言葉が似合う男はなかなかいなかった。

普段の私だったらボッタくられると深読みをし、無視するところだったが、なぜかこの日はザ・ペテンシーの言葉に食いついてしまった。

残業で疲弊していたこと、カプセルホテルがどこも満室だったこと、ネオン街をこれ以上一人で歩きたくなかったこと、いろんな要因が重なった結果、

このまま始発までキャバクラで時間をつぶすのも「アリ」だと「なぜか」考えてしまった。

さあさあ 早く 早く どうぞ どうぞ

こうしてキャバクラの世界にいざなわれた。

これが「出来事」に導かれた瞬間だった。
彼との出会いが私の退屈な日常を一変させる「出来事」につながるとはその時は思いもしなかった。

キャバクラ

デリバリーのほうはすでに経験済みだったが、キャバクラは初めてだった。交友関係が極めて狭いため、初めてのお使いならぬ初めてのキャバクラ(先輩に連れていってもらう、友達、同僚と一緒にいく)を経験することがなかったからだ。

とにかく30にして人生初のキャバクラだった。

それも1人で突入した。
SASUKEでいうと1stステージで速攻池に落ちてしまうやつが、いきなり3rdステージに挑戦してしまうぐらい無謀な行為といえる。

ドキドキしながらもザ・ペテンシーに導かれるまま店内に入った。

・・・・・・

・・・・・・

(こ・これは・・・)

想像をはるかに超えるキャバクラの世界を目の当たりにして、一瞬足が止まった。

入ると同時にシャンデリアからあふれ出るまばゆい光で、目がくらくらした。
光の明るさは5000ルクスを優に超えている。
休日1日で浴びる光の量を一瞬で浴びた感覚だった。

ところどころのテーブルでは男のけたたましい笑い声や女の甘えるような鼻声が重なりあってエコーのように響き渡っていた。
それは異国の地で行われているラップバトルのようだった。

香水の匂い、お酒・タバコの匂い、食べ物の匂い、体臭が混ざり合ったなんともいえないニオイが店内にプンプンと充満していた。
私の嗅覚を失わせるほどの強烈な臭いだった。

・・・・・

・・・・・

(あ・・・あいやーーー)

顔が引きつりながらも恐る恐る店内の女たちを見てみた。

女たちは容姿のレベルは異様に高かった。どの席にすわっている女も日常生活ではなかなか出会わないくらいの容姿をしていた。
もし通勤途中、同じ車両に乗っていたらチラ見してしてしまうほどの容姿だ。
デリバリーで出会う女と比べると容姿レベルは2ランク、3ランクは上であった。

・・・・・

・・・・・

その女たちが1人でキャバクラにきている私のことを嘲笑っているかのように見えた。
ただ単に隣の客とのやりとりで笑いがおきているだけだったのだが、被害妄想が激しいためそのように勝手に思い込んでしまった。

・・・・・

・・・・・

もう完全にキャバクラの雰囲気に呑まれた。

(う・・・うごけない)

ビビッて硬直してしまった。

・・・・・

・・・・・

「お兄さん!」

「お兄さん!」

私に覆いかぶさっていた緊張という名の皮をむいてくれたのは他でもないザ・ペテンシーだった。

(・・・・・)

 

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「どうぞこちらへ」

1人できていた私を奥の目立たない場所に案内してくれた。

中央の煌びやかなゾーンを通りすぎ、奥にある若干暗めの目立たないテーブル席に案内してくれた。
そんなザ・ペテンシーの気遣いに緊張がほぐれ、なんとか足を進めることができた。

 

案内されている間、

キャバクラ初心者であることがばれたらまずいと考え

「ハハハ、久しぶりだな~キャバクラくるの・・・」

という独り言をさりげなく発してみたが、ザ・ペテンシーはまったくの無反応だった。

心ここにあらず的な無機質な表情で私を案内していた。

どうにかして席に座った私はキャバクラ慣れている感をみせるため、わざわざ大げさに足を組み威風堂々とした雰囲気を作り出した。

ただその姿があまりにも滑稽にみえるほどすでに浮きに浮いていたことは自分でも自覚していた。だだっ広いソファーに1人で座っている私はいがくりあたまの田舎の少年が、南青山の人気美容院の待合室に座っているぐらいあきらかに場違いな存在だった。

(失敗した・・・キャバクラなんか来なければよかった・・・)

こう思いながらもとにかくペテンシーが言っていた「とっておきのお嬢さん」が登場するのをまった。

まった時間はわずか5分ぐらいだったが、その間の時間はとてつもなく長く感じた。キャバクラに来たことを今更ながらに後悔し、視線を壁に向けながら早く時が過ぎることだけを祈っていた。

お待たせしました~

その言葉に反応して振り向くと・・・

ごめん~ まった?

「とっておき」というキャッチフレーズが決して誇大広告ではない女が私の目の前に立っていた。

1周年 その1 ブログを始めたきっかけ エピローグ2に続く

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