はちみつ

はちみつの評価 A 

はちみつ

はちみつとは、ミツバチが花から集めて、巣房に蓄えた花蜜のことです。

ミツバチは花の蜜線から花蜜を吸い取って、それを蜜胃にとりいれて巣に持ち帰ります。蜜胃とはハチの胃袋で花蜜を蓄えると膨らみます。持ち運ぶときの花蜜の主成分はショ糖です。

 

 

 

花蜜を蓄えたミツバチが巣に戻ると巣の中で働くミツバチに口移しで花蜜を渡します。このときに働きバチの唾液に含まれる酵素により花蜜の主成分のショ糖がブドウ糖と果糖に分解されます

 

 

 

受け取った花蜜を貯蔵するために巣房(小部屋)の中に運び、羽ばたきにより花蜜の水分を蒸発させます。
水分を飛ばし糖度が80%になるまで濃縮させた後に蜜ろうでふたをし、貯蔵されたものが「はちみつ」となります。

 

 

 

私たちが摂取しているはちみつの主成分は糖類です。ショ糖(花蜜の主成分)がバチの唾液に含まれる酵素によりブドウ糖と果糖に分解されたものです
はちみつの成分の75~80%前後は糖類、20%前後は水分です。微量ながらビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノール、有機酸などの成分もふくまれています。

はちみつの摂取目的

はちみつの摂取目的は「体力(普段)」です。

 摂取目的 
髪 「薄毛」★☆☆
髪 「白髪」★☆☆
肌 「美肌」★★☆
肌 「美白」★☆☆
体型「筋肉」★☆☆
体型「ダイエット」☆☆☆

体力「普段」★★★
体力「夜のほう」★★☆
その他「抗酸化」★★☆
摂取目的の見方

★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることを特にお勧めする 一番の摂取目的としている   

★★★ このカテゴリーを摂取目的とすることをお勧めする 摂取目的としている

★★☆ このカテゴリーを摂取目的とするのは十分アリ 摂取目的の一つとしている場合もある

★☆☆ 何らかの効果があるのでこのカテゴリーを摂取目的としてもいい 個人的に摂取目的としていない  

☆☆☆ このカテゴリーに対する効果は期待しないほうがよい 摂取目的とする必要はないと思っている

はちみつの効果・効能

体の疲労回復
はちみつの効果・効能として一番にあげられるのが疲労回復です。その効果は即効性があります。

糖質が一番のエネルギー源であることはご存知のことだと思います。また一番のエネルギー源となるだけなく、脂質に比べてすばやくエネルギーに変換されるというのもその特徴です。
ただ、すばやくエネルギーに変換されるといっても当然ですが分解過程があります。
体内に取り入れられた糖質が消化酵素によりブドウ糖に分解され、小腸に吸収され門脈を通り肝臓に運ばれた後に血流に乗って全身の細胞に運ばれエネルギーとなります。

はちみつの糖類はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)で、すでに糖質が単糖(糖質の最小単位)まで分解されたものです。

単糖
糖質には単糖類、少糖類、多糖類があります。単糖は糖質の最小単位のことです。代表的なものはグルコースフルクトースガラクトースです。

なのではちみつを体内に取り入れると分解過程が必要ないため直ちに吸収されエネルギーに変換されます。即効性のエネルギー源として非常に有効で、体が弱っている時、疲労がたまっている時におススメの食品です。なおそのまま吸収されるので胃腸にも負担がかかりません。

脳の疲労回復
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。はちみつに含まれている糖類の4割はブドウ糖なので、脳の栄養という面からも優れた食品といえます。前述したように分解過程がないので、消化の必要がなくすばやく吸収されすぐに脳のエネルギーになります。長時間の勉強、デスクワーク後にはちみつを摂取すれば、脳の疲労回復になります。

※ブドウ糖が脳の唯一のエネルギー源と記載しましたが、ブドウ糖が不足しているとき、ケトン体が脳のエネルギーになります。

ケトン体
糖質が不足していると中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解してエネルギーを生み出します。分解してできた脂肪酸は筋肉や肝臓のエネルギー源となります。脂肪酸の一部は、肝臓でケトン体という物質に変わります。ケトン体はあらゆる細胞のエネルギーとして使用され、脳の神経細胞のエネルギー源ともなります。糖質が枯渇したときに脳のエネルギー源となる唯一の存在です。

腸内環境
はちみつに含まれる有機酸のうち7割はグルコン酸です。グルコン酸には、腸内のビフィズス菌を増やす働きがあり腸内環境を整える効果があります。

有機酸
有機酸とは、酸性の有機化合物の総称のことです。植物の果実に多く含まれています。有機酸のほとんどはカルボン酸で、腸内細菌のバランスを整えたり、悪玉菌を抑制したりする働きがあります。クエン酸、酢酸、乳酸などは有機酸にあてはまります。

抗菌作用
はちみつには殺菌作用があります。昔から風邪の予防や簡単な口内炎のケアに利用されてきました。はちみつの殺菌作用ははちみつに含まれている有機酸「グルコン酸」と酵素「グルコースオキシダーゼ」によるものです。

グルコースオキシダーゼ
体内で過酸化水素を作り出す酵素。過酸化水素は活性酸素の一種で、その強い酸化力で細菌を死滅させます。過酸化水素を3%の水溶液に薄めたものは消毒液として有名な「オキシドール」です。
活性酸素と聞くとよくないのではと思われますが、過酸化水素は体内にあるカタラーゼとグルタチオンペルオキシダーゼという抗酸化酵素によって無害な酸素と水に分解されます。

 

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認知症
LPSが血液の流れにのって脳に届くと細胞に炎症をひきおこし認知症を発生させます。はちみつに含まれているフラボノイドにはLPSによる脳内の炎症を50%抑制するという研究結果がでています。はちみつに含有されている10数種類のフラボノイドがLPSによる脳内の炎症に有効とされています。

LPS
LPSはLipopolysaccharide(リポポリサッカライド)の略語のことで日本語ではリポ多糖や糖脂質と呼ばれています。グラム陰性菌の外膜成分として存在しています。内毒素(エンドトキシン)の本体です。

グラム陰性菌
細菌はグラム染色によってグラム陽性菌と陰性菌に分けられます。グラム陰性菌には大腸菌、赤痢菌、ペスト菌などがあります。
内毒素(エンドトキシン )
グラム陰性菌の外膜に存在している毒性物質の総称。外毒素(エキソトキシン)は生きている菌が産生して菌体外に放出されるのに対してエンドトキシンは菌体が死滅することによって遊離されます。もともと細胞内に持っているものなので内毒素といいます。

LPSは積極的に分泌されない毒素で、グラム陰性菌が細胞分裂したり死滅したりするときに菌から放出されます。放出されると体内で内毒素(エンドトキシン)として働き、さまざまな生体反応をひきおこします。
高濃度の放出されるとエンドトキシンショックを誘発し、発熱や血圧低下を引き起こします。敗血症などの致死性ショック症状につながることもあります。
※マクロファージの活性化、各種サイトカインの分泌促進など免疫系に良い影響を与える作用もあります。

 

歯周病&口臭
歯周病とは細菌の感染によって引き起こされる歯の病気です。歯の周りの組織に炎症が起こっている病気です。歯をささえている土台が壊されていき、最終的には歯が抜け落ちしまうことがあります。
事実、歯を失う要因の半分は歯周病といわれています。歯周病の原因菌の一つはジンジバリス菌です。

ジンジバリス菌は、歯周病の原因であるだけでなく口臭の原因にもなっています。
口臭の原因物質は揮発性硫黄化合物ですが、これを発生させるのもジンジバリス菌です。

揮発性硫黄化合物

揮発性硫黄化合物は主に次の3種類のガスからなります。

  • メチルメルカプタン ・・・・・野菜の腐った臭い
  • 硫化水素・・・・・卵の腐った臭い
  • ジメチルサルファイド・・・・生ごみの臭い

はちみつはジンギバリス菌に有効に働き、菌の繁殖を抑える働きをします。そのため歯周病予防、口臭予防になります。またジンジバリス菌の数が増えるとLPSが異常増加につながります。上記した通り、LPSは脳で炎症を起こし、認知症リスクを高めることになります。はちみつがジンギバリス菌の繁殖を抑えるという働きは認知症予防にもプラスになります。

はちみつのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 疲労回復に最適!素早くエネルギーにかわる
  • 砂糖の1/3の量で同じ甘さ
  • 砂糖より低カロリー
  • 胃や腸に負担をかけることなく即エネルギーに
  • 口臭予防に

はちみつの摂取量、不足、過剰

はちみつの摂取量
1日に摂取する総カロリーのうち炭水化物からの摂取することを推奨されている割合は約60%です。

推奨摂取カロリーは性別、年齢により異なりますが、だいたい2000cal/1日前後です。
炭水化物の1g当たりのエネルギー量は約4kcalなので、2000×0.6÷4=300gが糖質の推奨摂取量となります。

糖質の摂取量のボーダーを300gと考えたとき、ハチミツから取るのは最大でもその1/10の30gあたりにしておくのが無難です。なので15g~30gが目安となる摂取量といえます。この量はスプーンで換算すると小さじだと3杯、大さじ1杯ぐらいです
小さじ3杯=はちみつ約7g×3、大さじ1杯=はちみつ約21g

※ちなみにはちみつの100gあたりのカロリーは294kcalです。100gあたりの糖質は79.7gです。

 
はちみつの不足
はちみつの不足はまず考えなくていいです。あくまでも食品の一つにすぎず、毎日必ず取らなければならないものではありません。
はちみつの約8割が糖類なので、糖質が不足するに置き換えるとこれは危険です。糖質の不足はエネルギー不足に直結します。生命維持や身体活動に支障をきたします。
具体的には疲労、免疫力低下、集中力低下、筋肉量の低下などです。
 
はちみつの過剰摂取
はちみつを過剰摂取するとずばり肥満、病気になります。ご存知の通り糖質は一番のエネルギー源ですが、使用されなければ脂肪細胞に中性脂肪として蓄えられます。
中性脂肪が増えすぎると生活習慣病のリスクを高めます。
普段、普通に糖質を摂取している人(糖質制限をしていない人)ではちみつの摂取を考えている人は、トータルの糖質の摂取量を考えてはちみつの摂取量をコントロールしてください。

 

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はちみつの豆知識

はちみつの種類
市場に流通しているはちみつは大きく3種類に分類できます。純粋はちみつ、加糖はちみつ、精製はちみつです。

  • 純粋はちみつ   天然のはちみつ 
  • 加糖はちみつ   糖分(異性化糖など)が加えられたはちみつ
  • 精製はちみつ   加熱し水分を飛ばしたはちみつ ※同時に栄養成分や色や香りも飛んでしまう

加糖、精製はちみつはいうなれば人工的なはちみつです。はちみつの効果・効能を最大限得たいのであれば純粋はちみつを選択してください。

 
乳児ボツリヌス症
ボツリヌス症とはボツリヌス菌が産生した毒素によって引き起こされる病気です。ボツリヌス菌は、芽胞を形成する細菌です。

芽胞
細菌が殻に閉じこもって活動をしていない状態。芽胞を形成する細菌は一般的な細菌では死滅するような環境条件(高温など)でも生き延びることができます。

ボツリヌス菌やその芽胞で汚染された食品を乳児が食べてしまうと、乳児ボツリヌス症を発症することがあります。乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の病気で、症状は便秘、筋力低下などです。適切な治療により治りますが、ごくまれに死に至るケースがあります。
1歳未満の乳児は腸内環境が整っていないのでボツリヌス菌の感染に対する抵抗力が低く、芽胞の発芽を抑制できないため発症してしまいます。
はちみつにはボツリヌス菌の芽胞が入っていることがあります。なので摂取すると乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあります。1歳未満の乳児にははちみつを絶対に与えないようにしてください。

 
低カロリー(砂糖と比べて)
はちみつは砂糖と同じ甘味料です。同じ量で比較するとカロリーははちみつのほうが低く、はちみつ1/3の量で砂糖と同じ甘さをひきだすことできます。当然ですがはちみつのほうが栄養価が高いです。
なので調味料で使っている砂糖をはちみつに置き換えるのは、ダイエットや健康の観点からいうと良いことだといえます。
※味はどうなるかしりません。
 
ローヤルゼリー プロポリス
ローヤルゼリー、プロポリスともにミツバチ由来の成分です。はちみつと何が違うか簡単に説明します。

  • はちみつは、働き蜂が花蜜を蜜胃に溜め込んで、巣に持ち帰り蓄え熟成した物質。働き蜂やオス蜂の食糧
  • ローヤルゼリーは、働き蜂が花粉を原料にして体内で消化、分解、合成し、頭部にある下咽頭腺と大あご腺から分泌される物質。女王蜂の食量
  • プロポリスは、木の新芽、蕾、樹皮からミツバチが集めてくる樹脂。巣をつくったり、補強したりするときの材料

ローヤルゼリー、プロポリスについての詳細は栄養成分レビューをご覧ください(作成予定)。

 
はちみつに含まれている糖類
はちみつの成分の75~80%前後は糖類です。その割合はブドウ糖4割、果糖5割です。残り1割はその他(ショ糖、麦芽糖、オリゴ糖、デキストリン、ガラクトース)。
 
白く固まる
冬になると、容器に入っているはちみつが白く固まることがあります。これをはちみつの結晶化といいます。室温が15℃以下になると結晶化がはじまります。結晶化ははちみつの主成分ブドウ糖が低温になると固まってしまうから起こる現象です。品質はまったく変わらないので、湯煎するのがベストな方法です。
なお上記でブドウ糖の割合が4割といいましたが、ブドウ糖の割合が低いはちみつだったら結晶化しにくくなります。

はちみつのイメージ

はちみつ

即効性のエネルギー

はちみつと相性の良い食品

・レモン

・ゆず

・ヨーグルト

・シナモン

はちみつの勝手にランキング

はちみつのレーダーチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

 

はちみつ 総合評価 A 13

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

 

髪 評価2.5
はちみつは薄毛にいいという話をちらほら耳にします。はちみつには薄毛改善に効くさまざまな栄養素が含まれているのが理由のようです。ただはちみつってそのほとんどは糖類です。残りは水分で、さまざまな栄養素ってごくわずかです。
このさまざまな栄養素をとるのだったら、違う食品でもいいし、個別のサプリメントでもいいと思います。
ということで個人的には髪のためにはちみつを体内に取り入れるのはナシだと思っています。偏食ぎみな人とかだったらアリです。
ちなみに「体内に取り入れるのは」はナシで、はちみつ入りのシャンプーとか外からのヘアケアはアリだと思います。

肌(美肌) 評価3.5
はちみつは肌にいいという話はかなり有名です。これも髪カテゴリーと同様、美肌につながるさまざまな栄養素が含まれているのが理由です。
となると髪カテどうように評価は低くなるのですが、まあ美肌にはちみつはありといえばアリだな~ぐらいの感覚をもっています。
摂取カロリーを控えたり、糖質をさけぎみのかたは、はちみつの摂取は美肌づくりの味方になると思います。ちなみに外から肌ケアはグッドで、はつみつパックたる美容法があります。

体型 評価2
はちみつというより糖質の観点(はちみつの約8割は糖類)でいうと、体型カテではちょっとマイナスのイメージになります。糖質はすぐにエネルギーになるというメリットがあると同時に、体内で余りやすいというデメリットがあります。常日頃から運動などをしてアクティブな生活を送っている人には問題ありませんが、そうでもない人にとっては肥満のリスクを高めることになります。つまりアクティブな生活をしていない人にとってははちみつ摂取は太る確率をあげてしまうことになります。ということでちょっと厳しめの評価です。

体力(普段)評価6
これは文句なしの満点です。疲労回復、とくにすぐに回復させたいときにはちみつはもってこいの食品です。はちみつの成分の8割は糖質です。いうまでもなく糖質は一番のエネルギー源です。

さらにいうとはちみつに含まれている糖質はほぼブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)です。
最小単位まで分解されたものをそのまま体内に取りれることになるので、すぐにエネルギーに変換されます。
即効性のエネルギー補給としてはちみつは非常に有効です。

その他(抗酸化)評価3.5
はちみつは抗酸化作用のある食品として有名です。抗酸化成分であるポリフェノール、ビタミンCなどが含まれているからです。ただこれも髪、肌カテとどうように、抗酸化を求めるのならば、果物や個別のサプリでいいと思います。

はちみつ雑感

突然ですが、

糖質制限ダイエットを行うことは愚かな行為だと思っています。

というのも・・・

 

カッチーーン!!

なんだーと!!
ちょ、ちょっと まだ話が・・・

グイーーン!!

うら~ 毛根ごと引っこ抜いたる!!
髪の毛だけはやめてーー

さらにグイーーーン!!

糖質制限ダイエットをバカにするなよ!!
髪 ・・だけは・・・

ということで

いきなり糖質制限ダイエットをしている方々の反感を買ってしまうような発言をしてしまいました。

申し訳ございません。

もう少し柔らかい言い方をすればよかったです。

えーとそれではもう一度言いなおします。

 

極度な糖質制限をすることはあまり良くないです。

得るものより失うものが大きいからです。

 

・得るもの

得るものはもちろん一時的なダイエット効果です。一番のエネルギー源であり、過剰になりやすい糖質を体に取り入れないことは一時的にやせる効果はすごくあります。

ただあえていわせてもらうと「一時的な」効果です。

というのも糖質制限しすぎると筋肉量が減るからです。
糖質を枯渇させるとそのうち筋肉を分解されることでエネルギーを生み出すようになるため、筋肉量がへっていきます。

筋肉量減少→代謝低下→中性脂肪増加

という負のスパイラルをつくりだしてしまいリバウンドしやすくなります。

 

・失うもの

失うものは臭いです。

失うという表現もなんですが

・・・とにかく臭くなります。

口臭、体臭が甘酸っぱい臭いになります。

 

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体内で糖質が枯渇してくると体内では脂質をメインにエネルギーに使うようになります
※エネルギーとして使う優先順位は糖質、脂質、タンパク質の順です。

つまり体内にある中性脂肪(=体脂肪)を分解してエネルギーを作りだすようになります。
ダイエットの基本がエネルギーを糖質メイン→脂質メインに変えることなので、ここまではなにも問題ありません。

体内にある中性脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解され、その脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれることでエネルギーが生み出されてきます。これが俗にいう脂肪の燃焼というやつです。

ここで知っておいてほしいことがありまして、

実は脂肪酸の一部がケトン体という物質にかわるのです。

 

・ケトン体

このケトン体もまた細胞に運ばれエネルギー源になります。

ケトン体は糖質の代わりに筋肉などを動かすときのエネルギー源になります。

などには「脳」も含まれます。

脳の唯一のエネルギー源がブドウ糖といってきましたが、ブドウ糖が枯渇しているときはケトン体が代りに脳のエネルギー源になります。

ということでケトン体はいいことずくめなんです。

 

が、一つ欠点がありまして

それが臭いです。

くさい臭いを発生させてしまうのです。

俗にいうケトン臭っていうやつで口臭、体臭が甘酸っぱい臭いになります。

 

・体験談

キャバクラ、デリヘルなどで接していただいた女性のなかに、ときどき「クッサッ」という方に遭遇することがありました。

その方々に共通していたのは、たいして太っていないにもかかわず非常にダイエット熱心であるという点です。

必要以上に糖質制限をしている方が高確率で発生させてしまう臭い

それがケトン臭なのです。

ちなみにケトン臭がしたデリヘル嬢に遭遇した時は、2万円近くはらってその行為は行わず、たわいもない会話で1時間過ごすという貴族の遊びのようなことをしていました。

あはは

あはは

・・・・・

・・・・・

髪の毛グイーーン!!

それ何の話だ?
ちゅ・・・ちゅい・・ません

話を続けます。

 

・極度の糖質制限は、臭いレベルが強くなる

というわけで脂肪を燃焼させる際に、ケトン体が発生しています。

なので体脂肪を減らすことは臭くもなるともいえなくもないのですが、

ケトン臭がぷんぷん臭ってくるのは、あくまでもケトン体が増えすぎた場合です。

で、そのボーダーが摂取する糖質の量を普段の30%以下に減らしたあたりといわれています。

1日のエネルギー源の約60%は糖質からとることを推奨されていますが、この割合が30%以下になったら、ケトン臭センサーにスイッチが入ります。

臭いレベル弱ぐらいになります。

20%→15%→10%→5%と減らせば減らすほど

臭いレベルが強くなっていきます。

 

 

極度の糖質制限ダイエットをやると

一時的には痩せますが、高確率で臭くなります。

それでも糖質を受け入れるのを拒みますか?

・・・・・

・・・・・

えーと

ということで1日のエネルギー源を糖質からとることを、60%→40%ぐらいに減らすことは大賛成です。

が、極度に減らすというのは大反対なのです。

ケトン臭のことを考えた場合、糖質はある程度は絶対必要ということです。

もちろんとにかく痩せたい、臭いなんてどうでもいいというかたは自己責任で極限まで制限してもかまいませんが・・・

臭くなってまでも痩せる必要はあるのでしょうか?

・・・・・

・・・・・

 

 

・はちみつの話

くらあ~

さっきからだまって聞いていら 調子こいたこといいやがって!! 
えっ・・・
はちみつはどこいっちゃったのかな~
え・・っ・・と これから・・・
われ 遠まわしにあたしが臭いってことをいってるのか?
いえ・・・ そうでは・・・

ガッシーーン!!

フガッ

頭ゴツーーーン!!!

渾身のヘッドバットじゃ!!!!
いったーい
・・・・・

というわけで、私は糖質をあまり取らないようにはしているのですが、かといってまったく取らないわけでもなくちょっとは取り入れることを考えています。

そのうちの一つがはちみつです。

はちみつを1日おおさじ一杯程度体内に取り入れるようにしています。

以前まったく興味をもたられていないのにもかかわらず私の1日の食事のスケジュールを赤裸々に発表したのですが、

↓これ

朝食

  • ゆで卵 2個
  • 納豆 1パック
  • ヨーグルト 1個
  • プロテイン
  • トマトジュース
  • バナナ 1本

昼食

なし

間食

  • チョコレートor旬のフルーツ
  • コーヒー
  • トマトジュース

夕食

  • 納豆 1パック
  • 調理したものを食べる(肉料理がメイン)

※この合間合間にサプリメントを体内に取り入れています。

この中で、毎日ヨーグルトにはちみつを混ぜるということをしています。

ということで毎日取り入れているはちみつは私の栄養成分の主力の一つといえます。

 

・はちみつを取っている真の目的

名目上はちょこっと糖質を取り入れるためにということですが、

真の目的は臭いのためかもしれません。

さきほどいったようにケトン臭を予防する(糖質の%をあげることで)という点もそうですし、

そもそもはちみつを舐めることは歯周病予防とか口臭予防にけっこういいのです。

なので自分は臭い予防でとっているといえるかもしれません。

・・・・・

・・・・・

まあ人と接することがほとんどないんですけど・・・・

 

・まとめ

なんか今回のはちみつのレビューは全体的になめきっているレビューになってしまいました。

はちみつだけに

・・・・・

・・・・・

えーと・・・

とにかく

栄養成分をたくさんとっているので、はちみつをそんなに高く評価していないのですが、

普段からさほど食生活に気を使っていないかたには、はちみつはとてもいいと思います。

そんなかたが食生活にはちみつを取り入れると美容・健康のレベルが今よりも1ランクも2ランクもアップすると思います。

あとはすごく疲れたときですかね~

はげしいスポーツをした後に、ドリンクにはちみつをいれると疲労を回復するのがとても早くなると思います。

はちみつ=即効性のエネルギー源は間違いありません。

ということで乱れた食生活を送っている人やハードな運動をした後におすすめなのが

はちみつです。

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