2018年上半期 髪(薄毛)部門ランキング 11位~15位

髪(薄毛)部門ランキング TOP20

ランキングに入る前に、ひな型について簡単にまとめています。いきなり出されても意味がわからないと思いますのでランキングを一通りご覧になった後に読み返した方がよろしいかもしれません。
より詳細はこちらに記載しています→勝手にランキングについて 髪(薄毛)部門編

・主要項目とプラス項目
主要項目というのは次の評価対象項目のうちその項目をもとに髪(薄毛)部門の点数や順位をつけているものです。
プラス項目とはその栄養成分の点数や順位にあまり関係していないものです。

髪(薄毛)部門の評価対象となる項目

  • 髪の材料となるアミノ酸
  • たんぱく質の合成
  • 毛細血管を増加・強化
  • 5αリダクターゼを抑制
  • DHTと受容体の結びつきを阻害する(TGF-βの活性を抑制する)
  • 細胞分裂を活性化(IGF-1)
  • 細胞分裂を活性化(核酸の合成)
  • 抗酸化
  • その他

・薄毛タイプ
評価項目をもとにその栄養成分が、つぎにあげるA~Eの薄毛のタイプにどれに効くかをあてはめています。

5つの薄毛タイプ

A 男性ホルモン
5αリダクターゼの活性が強い体質の方や男性ホルモン受容体の感受性が強い体質の方にみられる薄毛タイプです。外見的な特徴として体毛が濃い方がこのタイプに当てはまりやすくなっています。
Aタイプには5αリダクターゼの活性を抑制する成分、DHTと受容体の結びつきを阻害する(TGF-βの活性を抑制する)成分が有効です。

B 食生活の乱れ

髪に必要とされる栄養素が足りていなくて薄毛になるタイプです。Bタイプには髪の材料となるたんぱく質(およびアミノ酸)、たんぱく質の代謝にかかわるビタミン、ミネラルなどが有効です。

C 血流の悪化
血液の流れが悪くなって薄毛になるタイプです。Cタイプには毛細血管を増やす成分、血流改善の効果がある成分が有効です。

D 毛母細胞の不活性
Aの男性ホルモン以外が原因で毛母細胞の働きが弱まり薄毛になるタイプをDタイプとします。
DタイプにはIGF-1を増やす成分、核酸(DNA、RNA)の合成に関わっている成分、活性酸素を除去する成分(抗酸化物質)が有効です。

E その他
A~D以外で普段の生活で薄毛につながることをEその他と一括りにしています。例えばストレスや皮脂の過剰などです。この場合ストレスを軽減させる成分、皮脂の分泌を抑制する成分が有効です。

・サプリメントおすすめ度
サプリメントおすすめ度というのはその栄養成分を「食事から」「サプリメントから」どちらから取りやすいかの度合いです。

★★★★★ サプリメントでとったほうが良い サプリメントでしかとれない
★☆☆☆☆ 食事(食品)から手軽に取れる  サプリメントでは売っていない

・サプリメント購入経路
その栄養成分のサプリメントを購入する場合、
日本と海外どちらで購入できるか、あるいはどちらからが購入しやすいかを〇△✖であらわしています。

〇 ネットで普通に買える(日本の場合店舗でも) 取り扱っているメーカーが豊富
△ 取り扱っているメーカーがちょっと少ない 単体ではなく複合サプリだったらある
✖ 取り扱っているメーカーがわずか 探すのに苦労する そもそも売っていない

以上を踏まえて髪(薄毛)部門ランキングのうち11位から15位までを発表します。

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髪(薄毛)部門ランキング11位~15位

 

第11位 ポリアミン [⇧] 前回順位 第13位

ポリアミン 【炭化水素】

ポリアミンの髪(薄毛)評価5.5

主要評価項目 たんぱく質の合成 
細胞分裂を活性化(核酸の合成)
他プラス項目  

・たんぱく質の合成
髪の主成分はたんぱく質です。なのでたんぱく質の合成がしっかりと行われることが大切となります。
たんぱく質の合成過程(翻訳)を簡単にまとめると「たんぱく質をつくるのに必要な設計図DNA(デオキシリボ核酸)の情報をRNA(リボ核酸)にコピーし、それ元に必要なアミノ酸が細胞質にあるリボソームに集められてたんぱく質がつくられる」です。

この翻訳を影で支えている存在がポリアミンです。ポリアミンは細胞内に多く存在してDNAとRNAと結合しています。主にRNAと結合してその構造をかえ翻訳精度をあげてたんぱく質の合成を促進しています。
ポリアミンが体内に不足していると、たんぱく質の合成がうまくいかなくなります。髪の90%以上はケラチンというたんぱく質です。たんぱく質の合成(ケラチンの合成)がうまくいかないことは抜け毛につながります。

薄毛タイプ 

B(食生活の乱れ)
D(毛母細胞の不活性)

サプリメント おすすめ度 

★☆☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 ✖
海外 ✖

サプリメント 例

 

管理人より一言

細胞あるところにポリアミンあり
密に注目している成分です

詳細はこちら

ポリアミンの栄養成分レビュー

 

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第12位 納豆菌 [NEW] 前回順位 

納豆菌 【細菌】※複合要素(納豆菌と納豆菌により生成される機能成分)

納豆菌の髪(薄毛)評価5.5

主要評価項目 【ポリアミン】たんぱく質の合成 
【ポリアミン】細胞分裂を活性化(核酸の合成)
他プラス項目 【ナットウキナーゼ】血流改善

・細胞分裂を活性化(核酸の合成)
核酸は細胞核の中に存在しているDNAと細胞核と細胞質に存在しているRNAのことをいいます。すべての細胞内に存在し、細胞分裂を促進したり細胞を修復したりするのに必ず必要となる物質です。
核酸は体内(肝臓)で合成することができますが、その合成する能力は低下します。
なので加齢とともに核酸は減っていき細胞が衰えていくことになります。

細胞が衰えることは細胞分裂がスムーズに行われなくなることです。毛母細胞の細胞分裂がスムーズに行われなければ、ヘアサイクルの成長期が通常よりも短くなって髪は弱々しくなり抜けてしまいます。
細胞分裂の活性化させるためには体内の核酸の量を増やすことも大事となります。
核酸の合成を促進する物質の一つがポリアミンです。

ポリアミンもまた体内で合成できる物質ですが、加齢とともにポリアミンをつくる酵素の活性が減ってしまい体内で不足していきます。そのため食事などからポリアミンを取る必要があります。ポリアミンを多く含む食品の代表は納豆です。ポリアミンは大豆と納豆菌両方に含まれていて、一緒にして発酵する過程でさらに増えます。

薄毛タイプ 

B(食生活の乱れ)
C(血流の悪化)
D(毛母細胞の不活性)

サプリメント おすすめ度 

★☆☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 ✖
海外 ✖

サプリメント 例

 

管理人より一言

納豆最高!!
ポリアミンをとるのに一番いい方法は納豆だと思っています

詳細はこちら

納豆菌の栄養成分レビュー

第13位 ビタミンB2 [⇧] 前回順位 圏外

ビタミンB2 【ビタミン】

ビタミンB2の髪(薄毛)評価5.5(前回3.5→5.5)

主要評価項目 皮脂の分泌を抑制
細胞分裂の活性化
他プラス項目  

・皮脂の分泌を抑制
髪を生み出す場所は頭皮です。頭皮の皮脂が過剰に分泌されると、頭皮がべたついたり、毛穴づまりを起こしたり、嫌な臭いを発したりします。それだけでなくその皮脂が過酸化脂質にかわると脱毛を促すことになります。
とにかく頭皮の環境を清潔に保つことが健康な髪を生み出すための基礎となります。

脂質の代謝に深く関わっているB2には頭皮の皮脂の過剰分泌をコントロールして、頭皮を清潔に保つ効果があります。頭皮が脂っぽい方はB2が不足している可能性があります。頭皮が脂っぽく、その結果として抜け毛が多くなっているかたはB2を積極的に摂取することを心がけてみてください。

薄毛タイプ 

B(食生活の乱れ)
D(毛母細胞の不活性)
E(過剰な皮脂分泌)

サプリメント おすすめ度 

★★★☆☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

 

管理人より一言

以前はなぜか低評価(3.5)でした・・・反省しています

詳細はこちら

ビタミンB2の栄養成分レビュー

 

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第14位 フコイダン [⇩] 前回順位 第10位

フコイダン 【糖関連物質】

フコイダンの髪(薄毛)評価5.5 

主要評価項目 細胞分裂を活性化(成長因子)
他プラス項目  

・細胞分裂を活性化(成長因子)
繰り返しになりますが髪の毛は毛母細胞が細胞分裂することで生まれ、成長していきます。この細胞分裂に成長因子FGF-7も関わっています。成長因子とは特定の細胞の細胞分裂を促進するタンパク質 の総称のことで、そのうちFGF-7は毛乳頭でつくられ、毛母細胞の細胞分裂を促進する成長因子です。毛乳頭でFGF-7が産生され、それが毛母細胞に作用することで毛母細胞の細胞分裂が促進されます。

このようにFGF-7は毛母細胞の活性化に深く関わっている物質ですが、加齢とともにFGF-7の産生量は減っていきます。
薄毛の原因の一つは加齢などが原因でFGF-7が少なくなり毛母細胞の働きが弱まってしまうことです。
フコイダンには毛乳頭細胞で産生されるFGF-7を増殖させる働きがあります。

薄毛タイプ 

D(毛母細胞の不活性)

サプリメント おすすめ度 

★★★☆☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

 

管理人より一言

海藻類が髪にいいのではなく、海藻類に含まれているフコイダンが髪にいいのであ~る

詳細はこちら

フコイダンの栄養成分レビュー

第15位 リジン [⇩] 前回順位 第11位

リジン 【アミノ酸】

リジンの髪(薄毛)評価5.5

主要評価項目 髪の材料となるアミノ酸
AGA治療薬の効果をUP
他プラス項目  

・AGA治療薬の効果をUP
AGA治療薬で有名なものにミノキシジルとフェナステリドがあります。
ミノキシジルは血管を拡張させる効果や毛包に直接作用し、細胞分裂やたんぱく質の合成を促進させる効果があります。
フェナステリドは5αリダクターゼの活性を抑制し、テストステロン→DHTへの変換を防ぐ効果があります。

このようにミノキシジルが「発毛」のほうに、フェナステリドは「予防」のほうに重点がおかれています。AGA治療では「発毛」と「予防」両方からアプローチすることが大事になるので、この2つの治療薬を併用することがよく勧められています。
ここにもう一つプラスしたほうがいいといわれているのがアミノ酸リジンです。臨床実験によりリジンにはミノキシジル、フェナステリドの効果を高める働きがあることが判明しています。
ミノキシジル、フェナステリドそれぞれの効果、または併用しての効果がいまいち実感できない場合に、リジンをプラスしてみるのも一つの手かもしれません。

薄毛タイプ 

A(男性ホルモン)
B(食生活の乱れ)

サプリメント おすすめ度 

★★★★☆

サプリメント購入経路

日本 △
海外 〇

サプリメント 例 

 

管理人より一言

リジンは食品中のたんぱく質で最も制限アミノ酸になりやすいよ!!
サプリで補うのがベターです

詳細はこちら

リジンの栄養成分レビュー

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