2018年 肌(美肌)部門ランキング 真皮編 1位~5位

肌(美肌)部門ランキング  真皮編 TOP15

1位~5位

 

第1位 コラーゲン 

コラーゲン【たんぱく質】※複合要素

美肌要素 ハリ・弾力

関連場所 真皮

コラーゲンの肌(美肌)評価6

評価項目 真皮を構成する成分

評価内容 しわ・たるみの改善

表皮を内側から支える真皮には肌のハリ・弾力を保つ役割があります。真皮の主成分となっているのがコラーゲン繊維です。真皮の乾燥重量のうち70%はコラーゲンで占められています(上記図のひし形の線部分がコラーゲンです)。
簡単にいってしまうとコラーゲンの不足すると肌のハリ・弾力が失われることになります。

補足
コラーゲンはたんぱく質の一種です。たんぱく質はペプチド→アミノ酸という順に細かく分解されてから吸収されるので食事・サプリメント等から摂取したものはそのままコラーゲンとして蓄えられるわけではありません。コラーゲンペプチド(サプリの形態)を摂取すると、その一部はアミノ酸に分解されずコラーゲンペプチドのままで吸され繊維芽細胞を活性化させコラーゲンの生成を増やすことが研究によりわかっています。


体内合成

可・不可

ただし加齢とともに減少

減少理由 ピーク年齢 減少加速注意年代

体内のコラーゲンの合成能力低下
20歳
30代後半

サプリメント おすすめ度 

★★★★☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

コラーゲンをとっても分解されるから意味がない!!
・・・ってこれは古い考えだと思います

詳細はこちら

コラーゲンの栄養成分レビュー

 

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第2位 ビタミンC 

ビタミンC 【ビタミン】

美肌要素 ハリ・弾力

関連場所 真皮 

ビタミンCの肌(美肌)評価6

評価項目① 繊維芽細胞を活性化

評価内容① しわ・たるみの改善

ビタミンCには繊維芽細胞を活性化させる働きがあります。繊維芽細胞は真皮を構成している成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を産生する細胞です。加齢などが原因で繊維芽細胞の働きが衰えることでこれら成分が不足していき「しわ・たるみ」となって肌に現れます。ビタミンCは繊維芽細胞の活性化させる成分の代表格です。

またビタミンCはコラーゲンの構造を安定させるために必ず必要となります。詳しくはプロリンの項目に記載しています。

評価項目② 抗酸化 

評価内容② しわ・たるみの予防

上述した通り繊維芽細胞はコラーゲンなどの美肌成分を生み出す細胞です。繊維芽細胞にダメージを与えるものとして真っ先に思いつくのが活性酸素です。水溶性の抗酸化物質であるビタミンCは細胞質や体液中にある活性酸素の除去に働きます。肌にある繊維芽細胞の内外の水の部分を守るのがビタミンCです。

※評価項目②抗酸化に使用している絵では「活性酵素(こうそ)」と記載されていますが、「活性酸素(さんそ)」と訂正させていただきます。

体内合成

・不可

サプリメント おすすめ度 

★★★☆☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

ビタミンCって実にオーソドックスだけど
美肌にとってはサイコーの成分です

詳細はこちら

ビタミンCの栄養成分レビュー

 

 

第3位 プロリン 

プロリン 【アミノ酸】

美肌要素 ハリ・弾力

関連場所 真皮

プロリンの肌(美肌)評価6

評価項目 コラーゲンの原料

評価内容 しわ・たるみの改善

真皮の主成分となっているのがコラーゲンです。コラーゲンは繊維状のたんぱく質でできています。コラーゲンを組成するアミノ酸の中で特に重要となるのがプロリンです。コラーゲンは20種類のアミノ酸で構成されていますが、このうち2番目に多く含まれています。コラーゲン特有のアミノ酸ヒドロキシプロリンと合わせると約1/5を占めることになります。

コラーゲンのアミノ酸構成比

コラーゲンの原料として1番多いグリシンより順位が高い理由は次です。

  • プロリンにはコラーゲンの合成を促進する効果や壊れたコラーゲンの修復をする効果がある
  • ヒドロキシプロリンにはコラーゲンの構造を安定させる効果がある
補足
ヒドロキシプロリンは体内でプロリンをもとに合成されます。プロリンに水酸基が結合することでつくられます。この合成には必ずビタミンCが必要となります。ビタミンCが不足するとヒドロキシプロリンが作られず正常なコラーゲン繊維を作ることができません。

 

体内合成

可・不可

グルタミン酸、オルニチンから生合成

サプリメント おすすめ度 

★★☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 ✖
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

もしかしたらコラーゲンを上回る美肌力をもっているかもしれないプロリン

えっプロリンってコラーゲンに含まれているものじゃないかって?
そういう固いことはここではNothing

詳細はこちら

プロリンの栄養成分レビュー

 

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第4位 グリシン 

グリシン 【アミノ酸】

美肌要素 ハリ・弾力

関連場所 真皮

グリシンの肌(美肌)評価6

評価項目 コラーゲンの原料

評価内容 しわ・たるみの改善

コラーゲンのアミノ酸組成で一番多く占めているのがグリシンです。コラーゲンの原料の1/3はグリシンです。なのでハリ・弾力を保つのに重要な成分といえます。

またグリシンには快眠効果があります。睡眠は美肌づくりにも重要なファクター(成長ホルモン分泌など)となっているのはご存知だと思います。コラーゲンの原料である点以外にも美肌作りに大きく貢献する成分といえます。

体内合成

可・不可

セリン・スレオニンから生合成

サプリメント おすすめ度 

★★☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 △
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

最近グリシンの評価が私のなかで すこぶる上がっています

詳細はこちら

グリシンの栄養成分レビュー

 

 

第5位 エラスチン

エラスチン【たんぱく質】※複合要素

美肌要素 ハリ・弾力

関連場所 真皮

エラスチンの肌(美肌)評価6

評価項目 真皮を構成する成分

評価内容 しわ・たるみの改善

真皮層を拡大した絵をだします。

ひし形(四角)の線部分がコラーゲンです。ひし形(四角)のつなぎ目にあるのがエラスチンです。

 

 

 

 

エラスチンはコラーゲンの網目状の部分を束ねコラーゲンを支える働きをしています。そのためエラスチンが不足するとコラーゲンの構造が崩れてしまいます。その結果肌はハリや弾力を失い、しわやたるみを発生させてします。
エラスチンは真皮全体の5%程しかありませんがコラーゲンに負けず劣らず重要となる成分です。

補足
エラスチンはコラーゲンどうようたんぱく質の一種です。たんぱく質はアミノ酸に分解されてから吸収されるのでエラスチンを経口摂取してもあまり意味がないという意見もございます。
エラスチンペプチド(サプリの形態)は、コラーゲンペプチドどうように繊維芽細胞を活性化させることでエラスチンの生成を増やすことが期待できます。またエラスチンペプチドを経口摂取したあとは血中のアミノ酸の総重量を増加させることがわかっています。そのアミノ酸はエラスチンのアミノ酸組成と類似しているものです。
エラスチンのサプリはエラスチンの原料(アミノ酸)を増やしそれをもとにエラスチンの生成を促すという感じかもしれません。

 

体内合成

可・不可

ただし加齢とともに減少

減少理由 ピーク年齢 減少加速注意年代

体内のエラスチンの合成能力低下
25歳
30代後半

サプリメント おすすめ度 

★★★★☆

サプリメント購入経路

日本 △
海外 ✖

サプリメント 例

管理人より一言

エラスチンの経口摂取に関しては、コラーゲンどうようにいろいろといわれています
まあ 信じるものは美肌になる 的な感覚もときには必要です

詳細はこちら

エラスチンの栄養成分レビュー

 

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