美と若さの新常識 赤血球の元気の源は鉄とEPA その2

美と若さの新常識 赤血球の元気の源は鉄とEPA その1の続きから

今回(その2)は下記テーマのうち2番目のそれには赤血球の色が重要となる 鍵を握るのが「鉄」を解説しています。

  • 赤血球は肌の輝きに深く関係してる
  • それには赤血球の色が重要となる 鍵を握るのが「鉄」
  • ついでに赤血球のしなやかさも重要となる 鍵を握るのが「EPA」

ということで

美と若さのため「鉄」と「EPA」を意識してとりましょう

それには赤血球の色が重要となる 鍵を握るのが「鉄」

ところで前回(前テーマ)

赤血球を「元気にさせる」、赤血球の「色を明るくさせる」という表現を軽々しく使いました。

「元気にさせる」「色を明るくさせる」 

これってなんやねん?

だと思います。

 

「赤血球を元気にさせる」
「赤血球の色を明るくさせる」

これらを あたかも世間一般で受け入れられてる表現がごとく使いましたが、
よくよく考えると

これってどいうこと? だと思います。

赤血球の「色を明るくさせる」 「元気にさせる」ことがどういうことかを説明しつつ
今回のテーマそれには赤血球の色が重要となる 鍵を握るのが「鉄」を解説していきます。

赤血球の色が明るいとは

血液の色は大きく2つに分類されます

鮮やかな赤色と暗い赤色です。

血液の色が明るいというのは当然ですが「鮮やかな赤色」のことを指します。

血液の「赤さ」に関わるのが赤血球なので、
赤血球を鮮やかな赤色にさせること
赤血球の色を明るくさせることになります。

 

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ところでさっき(前回)から血液の「赤さ」は赤血球によるものといってきましたが、

実はこれ若干もの足りない文章でした。

次の下線部分太文字を付け足す必要があります。

 

【血液の「赤さ」は赤血球の主成分ヘモグロビンによるもの】

赤血球の主成分ヘモグロビン

ここで突然ですがヘモグロビンの【超】基礎知識をだします

ヘモグロビンの【超】基礎知識

  • 赤血球はたんぱく質「ヘモグロビン」と他たんぱく質と脂質と水で構成されている
  • 水以外のほとんどがヘモグロビンである つまり赤血球の主成分
  • ヘモグロビンはヘムとグロビン(たんぱく質)で構成されている
  • ヘムは鉄とポルフィリン環で構成されている
  • ということでヘモグロビン鉄+ポルフィリン+グロビンでできている

 

 

もう一度 前回だした赤血球の【超】基礎知識をごらんください

 

赤血球の【超】基礎知識

赤血球はたんぱく質「ヘモグロビン」と他たんぱく質と脂質と水で構成されている

赤血球の役割は全身に酸素を運ぶこと(二酸化炭素を回収すること)

血液の「赤さ」は赤血球によるもの

赤血球は体内に20兆個ある(細胞は60兆個として)

赤血球は120日で入れ替わる

 

 

あえてふれてきませんでしたが、

この赤血球の【超】基礎知識のなかの黄色塗りつぶしって

実は・・・・

 

ヘモグロビン(の働き)によるものなのです

 

どういうことか順に説明していきます。

ヘモグロビンの働き

まずはヘモグロビンと酸素の運搬との関係から説明します。

ヘモグロビンには酸素と結びつき酸素を離す性質があります。

この性質により赤血球の酸素を運ぶ役割が行われているのです。

酸素と結びつき・・・酸素を離す・・・

 

とりあえず
赤血球の酸素を運搬する役割は赤血球の主成分ヘモグロビンが担っているというのを覚えておいてください。

 

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つづいてヘモグロビンと血液の赤さ(赤血球の色)との関係を説明します。

これにも酸素が関係してきます。

繰り返しになりますが赤血球の役割は酸素を運搬することです。

これは赤血球の主成分ヘモグロビンに酸素と結びつき酸素を離す性質があるからです。

 

間髪入れずに 二度目の登場!!

酸素と結びつき酸素を離す性質

さっきからしつこく言っている


「酸素と結びつき酸素を離す性質がある」
 だから
「酸素の運搬している」

これいったいどういうことかわかりますか?

 

ここでの「酸素の運搬」というのは

肺に取り込んだ酸素を体の隅々まで運ぶことです。

これって

赤血球の主成分である
ヘモグロビンが肺で酸素と結びつき 各組織で酸素を離すことで行われているのです。

なぜならヘモグロビンに酸素と結びつき 酸素を離す性質があるからです。

もとい


酸素が多いところ(肺)では酸素と結びつき

酸素が少ないところ(各組織)では酸素を離す

 

性質があるからです。

赤血球とヘモグロビンと酸素の三角関係

で、


ヘモグロビンが酸素と結びついている
ときは血液(赤血球)は鮮やかな赤色をしています。

ヘモグロビンが酸素と離れているときは血液(赤血球)は暗い赤色をしています。

 

つまるところ

赤血球の明るさってヘモグロビンが酸素といかにたくさん結びついているかによる

のです

 

肌の輝きは血液の色(赤血球の赤さ)に反映されます。

赤血球が鮮やかな赤色になるのはその主成分であるヘモグロビンが酸素をたくさん結びついているときです。

ということで


ヘモグロビンに酸素がたくさん結びついていれば=酸素をたくさん含んでいれば

肌が輝くことになる

 

のです。

 

それでは

ヘモグロビンに酸素がたくさん結びつくにはどうればいいのか?

 

赤血球を元気にさせればいいのです。

赤血球(ヘモグロビン)を元気にさせる

いやいやだから「元気ってどういうことよ!?」って感じですよね。

 

ここでの元気があるかないかの判断基準は

赤血球が上手に酸素を運んでいる(たくさん含んでいる)否かです

赤血球が上手く酸素を運べなくなっていると赤血球に元気がないということになります。

赤血球が上手く酸素をはこんでいない状況は

主成分であるヘモグロビンが酸素とあまり結びついていない状態です。

つまり

ヘモグロビンの量が少なくなっている

状態です。

ということは元気にさせることは

ヘモグロビンの量を増やすこと

 

となります。

 

 

ヘモグロビンの量を増やすためにはどうすればいいか?

 

答えは簡単!

その材料をとる!!

 

ヘモグロビンの【超】基礎知識に記載しましたが
ヘモグロビンは鉄+ポルフィリン+グロビンで構成されています。

この中に唯一身近な栄養成分ありますよね!?

それは 

鉄!!

 

というわけで今回のテーマそれには赤血球の色が重要となる 鍵を握るのが「鉄」をまとめます。

  • 肌の輝きの決め手は血液の色(赤血球の色)
  • 赤血球の色が鮮やかな赤色になるためには 赤血球が元気(ヘモグロビンがたくさんの酸素と結びついている)であればいい
  • 赤血球が元気(ヘモグロビンがたくさんの酸素と結びついている)にさせるにはヘモグロビンを増やせばいい
  • ヘモグロビンの材料である鉄を取ればヘモグロビンが増える

 

肌を輝かせるためににもう一つ重要なことがあります。

赤血球の「形」です。形というか柔軟さです。

 

美と若さの新常識 赤血球の元気の源は鉄とEPA その3に続く

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