チロシンについて勝手に語る

資料(チロシンの栄養成分レビュー)をもとに、独り言形式でチロシンについて好き勝手に語っていきます

チロシンについて

 白髪部門 満点 
ついにやりました~

白髪部門において ついに満点を取りました。

白髪部門の満点


いや~これ滅多にお目にかかれないっす

 

そもそも 該当する栄養成分があまりないんです。

まあ・・
あるといえばあるんですけど・・若干「こじつけ」感が強いんです。

血流を良くして 白髪を予防するとか、 
ストレスを緩和して 白髪を予防するとか、
肝臓や腎臓の機能をアップさせて 白髪を予防するとか、

ただ・・チロシンは違います。


チロシンはズバリなんです。 

チロシンはピンポイントで白髪予防になります。

 

「チロシンがピンポイントで白髪予防になる」

これを説明する前に、黒髪が生えるメカニズムについてちょっと話します。

 

 

 黒髪が生えるメカニズム 
毛髪本体は毛乳頭より受けとった栄養素(18種類のアミノ酸など)を材料にして毛母細胞が細胞分裂することで作られます。
一方で、黒髪のもとなるメラニン色素が毛母細胞の隣に存在するメラノサイトで作られます。


※毛母細胞の隣にメラノサイトが存在しています。

 

ようは

毛母細胞が細胞分裂し髪が作られる過程で、メラノサイトで作られたメラニンが毛母細胞に取り込まれることで髪が黒くなる


です。

 

では 黒髪の鍵となる物質「メラニン」が
メラノサイトでどのように作られているかというと・・・

毛乳頭から供給されたアミノ酸【チロシン】をもとに酵素【チロシナーゼ】の働きにより


です。

 

もうこの一文がすべてです。

これが「チロシンがピンポイントで白髪予防になる」理由です。

ということでチロシンが白髪部門において 満点 
それだけでなく キングオブ白髪予防 成分です。

※「個人的に」の枕詞が付きます。

 

 

せっかくなので

「アミノ酸【チロシン】をもとに酵素【チロシナーゼ】の働きにより」をもう少し掘り下げます。


黒髪のもととなるメラニン(黒色メラニン)は頭皮の毛包内にあるメラノサイトでチロシンを原料に酵素チロシナーゼの作用により化学反応を起こし、いくつかの段階を経て作られます。

いくつかの段階の実際の流れは以下です。

チロシンドーパドーパキノンドーパクロムインドール-5,6-キノン黒色メラニン

この流れの中の「チロシン→ドーパ→ドーパキノン」の→でチロシナーゼが関与しています。それ以降の過程は自動酸化により です。

 

100日目も生きる天銅先生

1日目

 

 

 

 

 

 

 白髪予防トリオ 
先ほどの説明で、
チロシンが「キングオブ白髪予防」であることは異論はないと思います。

ただ、当然ですが、


チロシンのみ取れば 白髪予防になるというわけではありません。

実は、白髪部門において、


他に満点をつけた成分が2つあります。
※冒頭で話した内容と時系列がめちゃくちゃなっています。ノーツッコミでお願いします。

それが必須アミノ酸「フェニルアラニン」とミネラル「銅」です。

白髪予防には【チロシン or フェニルアラニン】と
その他もろもろ(特にミネラルの摂取が個人的に重要だと思います。

ミネラル成分は黒髪に欠かせないので補給しようメラニン色素を活発に出来るミネラルも、白髪対策のサプリメントにオススメです。
チロシンというのはメラニンの1種なのですが、これは銅がないと合成できません。
その他に亜鉛も髪の健康に欠かせないミネラルです。亜鉛が不足することで、白髪の他に抜け毛も目立つようになります。
セレンも抗酸化作用が高く黒髪を増やしますが、不足してしまうと白髪が目立ちます。最も摂取しにくいミネラルとも言われています。ミネラルは食事で摂取するのが難しいため、サプリメントで摂取するようにします。

引用元
白髪の予防や対策にサプリメントが効果的!白髪に効果的な成分で選ぶ!
exciteニュース

それではフェニルアラニンと銅が満点である理由を個別に説明します。

 

 フェニルアラニン 
まず フェニルアラニンなんですけど・・・・


フェニルアラニンはチロシンのもとです。

チロシンは体内ではフェニルアラニンから生成されます。

つまりさっき説明した代謝の流れにおいてチロシンの前にフェニルアラニンが置かれます。

フェニルアラニンチロシンドーパドーパキノンドーパクロムインドール-5,6-キノン黒色メラニン

ということでフェニルアラニンも満点である理由が納得いただけると思います。

これ・・


一見するとチロシンよりフェニルアラニンのほうが重要かと思われるかもしれません。

一見もくそも

  • フェニルアラニンからチロシンが作られる→その逆はない、
  • そもそもフェニルアラニンは必須アミノ酸

なので、どちらが重要かといえば フェニルアラニンになります。

ただ白髪予防の観点だけでいうとチロシンのほうに分があります。もといあると思います。


チロシンの摂取だと「フェニルアラニン→チロシン」の代謝過程が不要になるからです。

これ意外と でかいんです。もとい でかいと思います。

 

 

 銅 
さてもう一度「メラニン」が
メラノサイトでどのように作られているかを出します。

毛乳頭から供給されたアミノ酸【チロシン】をもとに酵素【チロシナーゼ】の働きにより

銅は後者のチロシナーゼのほうに関わります

さっき、ちゃっかり載せたexciteニュースに

「チロシンというのはメラニンの1種なのですが、これは銅がないと合成できません。」

といった一文がありましたが、ようはチロシナーゼのことなんです。


チロシナーゼは活性中心に銅イオンを含む金属酵素です。

なのでチロシナーゼが働くには銅が必須となります。

というわけで銅もまた満点です。

 

付ける必要がまったくないのですが、あえて順位をつけると

1位 チロシン 
2位 銅 
3位 フェニルアラニン

です。

チロシンは代替案(フェニルアラニンからの生合成)があるので銅のほうが大切じゃんと思われるかたいらしゃるかもしれませんが・・・
まあ「ずばりのメラニンのもと」なので、やはりチロシンのほうが上だと思います。

 

 

 経験談 
ということでチロシン(またはフェニルアラニン)を体内に取り入れ、チロシナーゼを活性させれれば 

理論上は

黒髪のもとであるメラニンがしっかりと作られ、白髪にならない」

ことになります。

ただしこれ、

あくまでも理論上です。

 

重要なのは理論ではなく経験です。


ということで自身の経験談を語りたいと思います。

実際 取って取り続けて黒い否かです。

自身は

チロシン or フェニルアラニンと銅の単体サプリを取るということをけっこうな期間継続してきました。
10数年~は継続してきたと思います。

ちなみに、これがエビデンスの一部です。

ブログを開始してからの約2年の消費量


チロシン(含有量500㎎と750㎎)


フェニルアラニン


※とらなかった日あり。
※基本 目安摂取量以下の摂取。これらが含まれている複合サプリも取っているので。


まあ~これら3つの単体サプリを毎日欠かさずとってきたわけではありません。

フェニルアラニンだけとってチロシンをとらない日もけっこうありました。

複合サプリに含まれているもののみで済ませていた期間もあります。

ちなみに複合サプリってのはこういうやつです。


20種類のアミノ酸が含まれているサプリ


10種類のミネラルが含まれているサプリ

いずれにせよ ここ10数年~は

サプリから必ずこの3つの成分をとり続けてきました。

これらを継続して取り続けた結果なんですけど・・・


40過ぎた今でも 髪が黒々としています。

黒い粉をぶっかけているのかと疑われるほど髪が黒々と・・・

 

 

というのは 


まっかな うそ~ 

 

正直いうと 同年代と比べて白髪は多いほうです。

まあ若い時から白髪があって、
家系的に白髪にもなりやすい

ってのがあるんですけど・・・

白髪は多いです。

いや~ 


白髪の予防・改善のタスクはムズイっす

とくに改善はほぼ無理だと思います。

つまり「一度白髪になっちゃったら元に戻らない」です。

個人的には薄毛の予防・改善のタスクのほうがぜんぜんイージーだと思います。

 

100日目も生きる天銅先生

2日目

 

 

 

 

ただ、「予防」にはなっていたかもしれません。

この3つを熱心にとっていなかったら自分


今頃はもっと白かったかもしれません。

 

まあ~髪に関しては
圧倒的に「質より量」派なので、


最近はもう白髪が多くても気にならなくなりました。

ということでこの3つを単体サプリで取ることは現在ストップしています。

これらが含まれている複合サプリで済ますようにしています。

 

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 チロシンを語る上で一番重要なこと 
これにてチロシンの雑感を終わりに・・・

 

おっと、重要なことを言い忘れました。

自分はチロシン摂取を白髪予防に重点を置いていますが、

チロシンの一番の働きといえば、神経伝達物質の材料となることです。

チロシンは

アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの材料となっています。

なので ストレスフリーな生活を送りたい人がとるべき成分といえます。

 

チロシンの白髪予防はその付属品みたいな感じです。

テヘペロっす

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