Symbiotics コロストラムプラス

コロストラムといえばこのメーカー

★★★★☆

コロストラムは日本語で初乳のことです。


初乳とは分娩後すぐでる母乳のことで、白色の母乳と比べて、透明からやや黄色みがかっています。
初乳(以後 コロストラム)には、生まれたばかりの赤ちゃんが生きていくために必要な栄養素が豊富に含まれています

さて、コロストラムのサプリは、牛のコロストラムです。

乳牛の分娩後 何日目までの乳が「初乳」であるかは定義されていませんが、基本 24時間~48時間以内に搾取されたものがコロストラムのサプリと考えてください。

ちなみに、日本では分娩後5日以内の初乳の販売は、乳等省令で禁止されています。

分娩後の乳を「初乳」といい、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどを多く含み、特に免疫グロブリンが多いので、仔牛の健康を保つためと、仔牛の免疫グロブリン吸収能力が出生後の時間経過とともに低下するため、数時間以内に必ず飲ませます。

このように初乳はふつうの乳と成分が非常に異なるので、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」では分娩後5日までの乳を販売してはならないことになっています。

引用元
乳牛が乳を出す期間と量
一般社団法人 日本乳業協会

ということで、牛乳として出荷されているものは分娩後6日目以降のものとなります。

出産後、最初の5日間の「初期初乳」は、たんぱく質・ビタミンなどの栄養素や免疫たんぱく質が多く含まれるため子牛に飲ませ、工場には出荷できません。

分娩後6日目以降の「後期初乳」には出荷制限はありません。

引用元
ウワサ7 市販の牛乳を子牛が飲むと死ぬ
一般社団法人 Jミルク

日本のメーカーでコロストラムのサプリを取り扱っているところがない理由はここにあります。

冒頭で言いましたが、コロストラムには赤ちゃんとって必須の栄養素が豊富に含まれています。

その中でも、我々大人がコロストラムをサプリとして取る理由は、免疫グロブリン(IgG)・ラクトフェリン・プロリンリッチポリペプチド(PRPs)・成長因子この4つを得ることではないでしょうか。

この4つを簡単にまとめます。

免疫グロブリン(IgG) 

抗体のことです。免疫グロブリンには5種類あります。IgG は免疫グロブリンの中で、最も多い免疫グロブリンで、液性免疫の中心的な役割を果たします。

抗体の種類(IgG) の図

出典元
抗体の種類とは?
中外製薬(株)

※獲得免疫システムには細胞性免疫と液性免疫液があります。液性免疫は、B細胞と抗体が中心となる免疫反応です。

ラクトフェリン

感染防御に重要な役割を果たします。鉄吸収調節作用による貧血の予防効果、内臓脂肪の低減効果など健康維持に関する働きもします。

プロリンリッチポリペプチド(PRPs)

コロストリニンのことです。免疫向性活性と精神向性活性があります。免疫力アップのみならず、記憶力アップにもなります。

参照
コロストリニン、およびその使用方法
JP2008174561A
Google Patents

Life Extension, メモリープロテクト、ベジカプセル36粒
iHerb.com

成長因子

成長因子とは特定の細胞の分化・増殖を司るたんぱく質の総称のことです。コロストラムに含まれる成長因子はIGF-I、IGF-II、EGFなどと言われています。ここでは、個別の働きの説明はなしとします。大きく健康や美容に関わっているものと捉えてください。

さて、この4つの含有率はコロストラムのメーカーにより異なります。
なぜなら、原料に使用している牛の種類牛の飼育方法乳牛からコロストラムを採取するタイミングが異なるからです。

ということで、コロストラムサプリを購入する際は、総量はもちろんのこと、どれがどれくらい含まれているかも選択材料とするのがよろしいかと思います。
ちなみに、どのメーカーの商品も免疫グロブリン(IgG)の量はだいたい記載しています。ラクトフェリンとプロリンリッチポリペプチドの量については記載されていないことがあります。成長因子の量は記載されていることほとんどありません。
記載例を紹介します。

コロストラム ラクトフェリンプラス 120粒

ラクトフェリン 【ラクトフェリンが胃酸に負けない特殊コーティング】コロストラム ラクトフェリンプラス 120粒

 

2粒中
牛初乳   960mg
(低温殺菌牛プレミルク)

  • 免疫グロブリン(IgG) 187mg
  • プロリン含有ポリペプチド(PRPs) 46mg
  • ラクトフェリン  10mg

※今回紹介した商品とは違います。

California Gold Nutrition 初乳 濃縮 ベジカプセル240粒

2粒中
初乳(牛のプレミルク) 1,000mg 

  • 免疫グロブリン(IgG) 200mg 
  • プロリンリッチポリペプチド(PRP) 150mg
  • ラクトフェリン 5mg

同じ「コロストラム」でもこのように違います。

さんざん語っておきながらアレですが、自身は深く考えずに、トータル「コロストラム」として免疫力UP・感染症予防・アンチエイジング目的でとっています。とくに、ここ1年は例のやつの影響で、多めに取るようになりました。

このSymbioticsはコロストラムに特化したメーカーとのことです。とりあえず、コロストラムはここのものを買っておけば品質に関しては問題ないと思います。

「Symbiotics(シンバイオティクス)」社は、出産直後から分泌される初乳「コロストラム」に特化したサプリメントメーカー。
最初の数日間のコロストラムには、抗体成分や成長因子など、生きていくために必要な成分が豊富に含まれていることが知られており、このコロストラムのパワーで、人々の健康維持や若々しい体をサポートしたいという想いから設立されました。
創業以来、コロストラムの研究開発に特化し、USDA(米国農務省)によりA級と認定されている乳牛の初乳(コロストラム)を使用するなど、最高品質の製品を提供し続けています。

引用元
Symbiotics
SAPOO

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※レビューの内容について
→個人の見解です。

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