California Gold Nutrition CollagenUP

円安で「安さ」のうま味がなくなった

★★★★☆

ヒトの体は主にたんぱく質でできています。

人間の構成比
※ヒトの体の約60%が水分で、残り約40%のうち約16~20%がたんぱく質で占められています。

筋肉・臓器・髪・皮膚・骨・関節・血液 すべてたんぱく質でできています。
これら体を構成するたんぱく質の約30%がコラーゲンです。


コラーゲンをサプリで取る主な目的って、「肌→美肌」のためだと思います。
それ正解です。
ご覧の通り、コラーゲンは体の組織では皮膚に一番多く存在します(約40%)。

コラーゲンの体内構成比

加齢とともにコラーゲンを合成する量が減ります。それより最も影響を受けるのは一番多くコラーゲンを必要とする部位、つまるところ皮膚です。肌の老化を防ぐため外からコラーゲンをサプリで補う。これ正解です。

ところで、「コラーゲン」を取っても コラーゲンのまま体内に吸収されるわけではありません。アミノ酸やペプチド (アミノ酸が数個結合したもの)に分解されて、吸収されます。

たんぱく質と同じ、というかたんぱく質なのでコラーゲンそのままではなく、コラーゲンの材料となるアミノ酸として体内に取り入れられます。

ただ、コラーゲンのうち、コラーゲンペプチドの一部はアミノ酸にまで分解されずに、コラーゲンペプチドのまま吸収され、特定部分で様々な生理活性を誘導することが分かっています。
生理活性とは例えば コラーゲンペプチドが真皮の繊維芽細胞を刺激する→それによりコラーゲンの産生を増やす といった働きです。

つまるところ、コラーゲンペプチドを取ることによって肌のコラーゲンが増えるメカニズムは
①コラーゲンを作る材料となる
繊維芽細胞に作用することコラーゲンの産生を促す
の2パターンがある です。
①だけであればプロテインを取るだけでOKです。
が、②のことを考えると(コラーゲンをより体内に増やすにあたり)コラーゲンペプチドで取ることが大事となってきます。

サプリの「コラーゲン」はすでにコラーゲンペプチド【タンパク分解酵素で部分的に加水分解して低分子化したもの】になっているものです。低分子コラーゲン加水分解コラーゲンと呼ばれるものも一緒です。

サプリメーカーによる大きな違いはコラーゲンの原料が魚由来か動物由来(主に豚)かでしょうか。
どっちが良い・悪いはありません。

いろいなタイプのあるコラーゲンですが、実は由来となる生き物によって構造が異なると言われています。
一般的に用いられているものとしては魚からとったコラーゲンと豚からとったコラーゲンがあります。前者はアミノ酸に分解されやすいのが特徴で、後者は人間のコラーゲンに近い構造を持っています。

出典元
知っておきたいコラーゲンの知識
森永ダイレクトストア
森永製菓(株)

自身に合っているものを選択するのがよろしいかと思います。

過去、かなりの種類のコラーゲンサプリを試しました。現在進行中でも試しています。
個人的に原料がどちらであるかは気にしていません。
評価ポイントとしているのは「コラーゲンの総量」「含まれているコラーゲンの種類(I型・Ⅱ型・Ⅲ型とか)」「コラーゲン合成を促す成分や相性が良い成分が他に含まれているか」「価格」といったところです。

こちらの商品は海洋性由来で他にビタミンCやヒアルロン酸が含まれています。
コラーゲンぺプチド1日分 約5g(付属のスプーン1杯分)で、総量206 gで 約2000円です(現在の価格)。
iHerbでは人気があるようですが、個人的には可もなく不可もなくといった感じです。
日本で売っている詰め替え用のコラーゲンペプチドのほうが、コスパが優れているものがあります。

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※レビューの内容について
→個人の見解です。

 

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