りんごポリフェノール 毛包上皮細胞増殖促進作用

りんごポリフェノール

りんごに含まれるポリフェノール

りんごポリフェノールとは

西洋のことわざ

「An apple a day keeps the doctor away.(1日1個のりんごは医者を遠ざける)」という西洋のことわざがあります。

この ことわざ通り、リンゴには健康や美容によい栄養成分が豊富に含まれています。

 

リンゴに含まれる栄養成分

リンゴには、ビタミンC、カリウム、食物繊維、ポリフェノールなどが含まれています。
このうち最も注目すべきはポリフェノールです。

リンゴには約50種類ほどのポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールとは

ポリフェノールとは、同一分子内に複数のフェノール性水酸基(-OH)をもつ化合物の総称です。
複数(ポリ)フェノールでポリフェノールと呼ばれます。

ポリフェノールは8000種類以上存在するとされ、
その構造の違いにより、フラボノイドそれ以外(ノンフラボノイド)に大別されます。

代表的なポリフェノールはこちらです。


出典元
ポリフェノールパラドックス
PDFページ 2/6
J-STAGE

 

リンゴに含まれるポリフェノール

リンゴに含まれる代表的なポリフェノールは、縮合型タンニン類のプロシアニジン、フェノールカルボン酸類のクロロゲン酸、フラバノール類のカテキン(カテキン/エピカテキン)、ジヒドロカルコン類のフロレチン配糖体、アントシアニン類のジア二ジン配糖体、フラボノール類のケルセチン配糖体の6つです。

なおポリフェノールは、リンゴの部位では、果皮に多く含まれます。

同じリンゴでも「未熟果」に多く含まれています。

りんごポリフェノール≒プロシアニジン

リンゴには約50種類ほどのポリフェノールが含まれています。そのうち代表的なものが先ほどの6つです。
これらひっくるめて「りんごポリフェノール」です。

が、りんごポリフェノールといったら 基本 リンゴ由来プロシアニジンのことと思ってください。
少なくともここでは、そのように捉えてください。

というのも、りんごポリフェノールの組成の約6~7割がプロシアニジンだからです。

プロシアニジンとは
りんごで美活 
一般社団法人 青森県りんご対策協議会

ちなみに、りんごポリフェノールの組成および含有量は、リンゴの【品種、産地、栽培条件、保存方法など】により大きく異なります。

補足

フロレチン配糖体のフロリジンは覚えておいてください。リンゴ特有のポリフェノールです。

ここで、プロシアニジンについて覚えておくべきポイント(個人的な)をまとめて紹介します。

プロシアニジンについて

point 1


プロアントシアニジンの1種

プロシアニジンは、プロアントシアニジンの1種です。
プロアントシアニジンはプロシア二ジン、プロペラルゴニジン、プロデルフィニジンなどの総称をいいます。
ただし、主なプロアントシアニジンはプロシアニジンです。

プロアントシアニジンは炭素-炭素結合の開裂により,アントシアニジンを生成する水溶性の抗酸化物質であるが,プロシアニジン,プロデルフィニジンおよびプロペラルゴニジンなどを含む.しかし,天然に存在するプロアントシアニジンの大部分はプロシアニジンである

引用元
今日の話題 
PDFページ 3/12
J-STAGE

ということで、ここではプロアントシア二ジン≒プロシアニジンとします。
時にプロアントシアニジンと説明したり、プロシアニジンと説明したりしています。
ここでは、気にせず同じものと捉えてください。

 

point 2


プロシアニジンには種類がある

プロシアニジンはカテキン類(エピカテキンあるいはカテキン)が複数つながった重合体の構造を持つ化合物の総称のことです。

総称なので、プロシアニジンには種類があります。

カテキンの種類【カテキン・エピカテキン】重合度数【2~15】結合様式【Aタイプ・Bタイプ】により、その「組み合わせ」=「種類」は数多くあります。

プロシアニジン類はカテキンまたはエピカテキンが複数重合しており,結合位置や結合数,カテキン類の組合せによって多くの異性体が存在している.

引用元
リンゴポリフェノールの健康機能性とその活用
PDFページ 2/5
J-STAGE

 

プロシアニジンの種類の一例

  • プロシアニジンA2(二量体)
  • プロシア二ジンB1(二量体)
  • プロシア二ジンB2(二量体)
  • プロシアニジンB3(二量体)
  • プロシアニジンC1(三量体)
  • シンナムタンニンA2(四量体)

ちなみに、プロアントシア二ジンの中でも、重合度が低い【2~4の縮重合体】ものをOPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)と呼びます。

 

point 3

リンゴ以外のプロシアニジン高含有物

プロシアニジンを含むものは、なにもリンゴだけではございません。樹皮や落葉果実などに多く含まれています。
リンゴ
以外のプロシアニジン高含有物として有名なものは、
松樹皮抽出物・ブドウ種子抽出物・アカシア樹皮抽出物・ライチ・クランベリー・カカオ・黒大豆などです。
このうち、特に有名なのは松樹皮抽出物・ブドウ種子抽出物です。
※個人の見解です。

 

point 4

プロシアニジン高含有物は目的別にとるべし

さきほどプロシアニジンの種類の一例として以下をあげました。

プロシアニジンの種類の一例

  • プロシアニジンA2(二量体)
  • プロシア二ジンB1(二量体)
  • プロシア二ジンB2(二量体)
  • プロシアニジンB3(二量体)
  • プロシアニジンC1(三量体)
  • シンナムタンニンA2(四量体)

これら種類により働きが異なります。

プロシアニジンには、さまざまな働きがあります。
有名なところだと抗酸化作用、脂質代謝促進作用、糖質代謝促進作用、育毛作用、美白作用、内臓脂肪低減作用などです。

これら働きの有・無もしくは強・弱は、プロシアニジンの組成によりけりです。

さきほど挙げたプロシアニジン高含有物【松樹皮抽出物・ブドウ種子抽出物・アカシア樹皮抽出物・ライチ・クランベリー・カカオ・黒大豆】のプロシアニジンの組成は異なっています

  • つまるところ、同じ「プロシアニジン高含有物」でも(共通の働きもありますが、)働きが異なってくるです。
  • ということで、同じ「プロシアニジン高含有物」でも 基本 別成分と考えてください。
  • なので、同じ「プロシアニジン高含有物」でも目的別に商品を選択をする必要があります。

.
以上が、プロシアニジンについて覚えておくべきポイントです。

 

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りんご由来プロシアニジンの特徴

リンゴ由来プロシアニジンの特徴を簡単にまとめました。
こちらをご覧ください。

リンゴ

特徴
リンゴに含まれるポリフェノールの大部分(約65~70%)がプロシアニジンです。
リンゴには15量体のプロシアニジンまでが存在するとされています。
リンゴに含まれるプロシアニジン類は比較的分子量が大きいです。
※リンゴに限らず果実系は分子量が大きいとされます。

リンゴには、プロシアニジンB2が多く含まれています。
リンゴは育毛効果がある果物として知られていますが、それはりんごポリフェノール(リンゴ由来プロシアニジンB2)が大きく貢献しています。

主な登録商標
アップルフェノン(アサヒビール社)

サプリの一例

.

さて、先ほど以下の文章を記載しました。

プロシアニジンには、さまざまな働きがあります。
有名なところだと抗酸化作用、脂質代謝促進作用、糖質代謝促進作用、育毛作用、美白作用、内臓脂肪低減作用などです。

これら働きの有・無もしくは強・弱は、プロシアニジンの組成によりけりです。

りんご由来プロシアニジンの「これら働きの無もしくは弱は、プロシアニジンの組成により」にもっともあてまるのが育毛作用内臓脂肪低減作用です。

特に育毛作用です。この作用はプロシアニジン高含有物の中でも図抜けています
ということで、プロシアニジンの育毛作用を得たいと思ったら、リンゴ由来プロシアニジンを選択してください。詳しくは効果・効能欄で説明します。

サプリでいうとりんごポリフェノールあるいはリンゴエキスもしくはアップルワイズです。

◆リンゴポリフェノール

 

◆リンゴエキス

 

アップルワイズ

Life Extension
.
Life Extension, アップルワイズ、600mg、ベジカプセル30粒

緑茶やザクロと同様に、リンゴには体の還元をサポートするポリフェノールが豊富に含まれています。アップルワイズには、フロリジンと呼ばれるリンゴのポリフェノールが含まれています。酸化ストレスを健全なレベルに保ち、すでに正常範囲にある血糖値を維持するサポートを行い、健康的な血のめぐりを支えます。また、細胞の健康と健全なDNAの機能をサポートします。

リンゴポリフェノール由来成分の幅広いメリットを活用し、健康全般に役立てましょう。

Life Extension, アップルワイズ、600mg、ベジカプセル30粒
iHerb.com

※iHerb紹介コード=ALH5806 ご利用いただけたら幸いです。 上記リンクからiHerbへ飛んでいただくと、自動的にコード適応になります。

.

補足

前に、「リンゴ特有のポリフェノールとしてフロレチン配糖体のフロリジンは覚えておいてください」といいました。
アップルワイズは、なんとなくですが、りんごポリフェノール中の「フロリジン」を売りにしているような気がします。

なお、フロリジンには小腸におけるグルコースの吸収を阻害する【グルコースを取り込む輸送体(SGLT1)を阻害】 & 腎臓における腎尿細管からのグルコース再吸収を阻害する【グルコース再吸収を担う輸送体(SGLT2)を阻害】働きがあります。
つまるところ血糖降下作用があります

※下記、引用元を参照すると効果は・・・みたいです。

フロリジンは、リンゴ、ナシ等のバラ科植物の樹皮や根皮に含まれる配糖体であり、腸管及び腎臓の絨毛膜に存在するナトリウム-グルコース共輸送体を阻害することにより、腸管でのグルコースの吸収ならびに腎臓でのグルコースの再吸収を阻害し、血糖を降下させることができる。しかし、フロリジンを経口投与すると大部分はフロレチンとグルコースに加水分解され、フロリジンとして作用する割合は小さく血糖降下作用は非常に弱い。

引用元
公開特許公報(A)_フロリジン誘導体ならびにその製造方法
国立研究開発法人科学技術振興機構

 

りんごポリフェノールめっちゃ人気ない・・・・

りんごポリフェノールは、プロシアニジン高含有物の中で育毛効果が最も期待できる成分です。
プロシアニジン高含有物に限定せず、すべての栄養成分の中でも、育毛効果が大いに期待できるものです。

私自身は、この効果を期待して、そこそこの頻度で取っています。

それだけはありません。りんごポリフェノールにはダイエット効果もあります。この効果も栄養成分の中ではトップクラスにあると思います。

この点より、りんごポリフェノールサプリは、人気があっても決しておかしくないのですが、
実際は、かなり人気がないように思います。
※個人感

下線部の理由は次の2点です。

  1. りんごポリフェノールを取り扱っているメーカーが少ない
  2. りんごポリフェノールを取り扱っていたメーカーが、販売終了をしているをよく見かける

です。

ここで②についての事例をだします。

事例 その1
DHCではリンゴポリフェノールの単体サプリを取り扱っていました。

自身もこれ、けっこう利用していました。
が、いつの間にかなくなっていました。

 

事例 その2
もっと衝撃的だったのは、アサヒグループ食品(株)の「アサヒ若摘みりんごポリフェノール」が販売終了になっていたことです。

 

この商品はアサヒの登録商標「アップルフェノン」がウリであるりんごポリフェノールサプリです。
発売当初は、サプリ部門の主力商品としてかなり力を入れていたと思います。

が、いつの間にか販売終了となっていました。
それだけでなく、アサヒのりんごポリフェノール関連のサイトやニュースリリースがことごとく削除されていました。

もちろん、しばしの販売終了で、リニューアルされて販売される可能性があります。
が、そうでない可能性のほうが高いです・・・

 

これより感じたことは、

りんごポリフェノールサプリって人気ね~

です。


リンゴを食べる&100%りんごジュースを取る習慣があるからわざわざサプリで取るまでもないという方が多いのでしょうか?


りんごに限定せず、ポリフェノールサプリを取ればいいじゃんと思っているかたが多いのでしょうか?


りんごポリフェノールというネーミングがださいからでしょうか?

 

まあ~なんとも言えないのですが、


個人的には、薄毛に悩んでいる方は一度試してみる価値のある栄養成分(サプリ)だと思っています。

私自身は、最近はリプサのりんごポリフェノールを活用しています。

これ3カ月分で1700円なので、コスパがいいと思います。

 

 

りんごポリフェノールの効果・効能

りんごポリフェノールの効果・効能 5つ厳選

  1. 抗酸化作用
  2. 抗炎症作用
  3. 育毛作用
  4. 内臓脂肪低減作用
  5. 腸内フローラ改善作用

 

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そのうち2つを詳しく

③育毛作用

まず初めに前提知識として「頭髪の構造」「毛髪の形成」「ヘアサイクル」について簡単に説明します。

頭髪の構造

 


地肌から上の部分を「毛幹」、地肌に埋まっている部分を「毛根」といいます。
ようは、我々が手入れをしている髪は毛幹部分で、その髪を生み出し 育ているのが毛根部分です。
毛根を取り囲んでいるのが毛包」と呼ばれる組織(ここでいう肌色の部分)です。
毛包は、発毛や脱毛に大きく関係しています。

毛包の先端に「毛球」とよばれるふくらんだ部分があります。
毛球には「毛乳頭(毛乳頭細胞)」「毛母細胞」があります。


毛髪の形成

髪をつくるのに必要な栄養素や酸素は、毛細血管=血液を通じて、毛乳頭が受け取ります。
毛乳頭はそれら(栄養素や酸素)を毛母細胞に渡し、髪を生み出し、成長するよう指示します。
毛乳頭から指示をうけた毛母細胞は細胞分裂を行います。そこから生じた細胞が押し出されるかたちで毛髪を形成していきます

ちなみに、髪のもととなる色素メラニンは、毛母細胞の間に存在する色素細胞【メラノサイト】で生成されています。

メラノサイトのしくみのイメージ
出典元
頭皮の基礎知識 vol.9「白髪」
DEMI
日華化学(株) デミ コスメティクスカンパニー

毛母細胞が細胞分裂して髪をつくり出している過程で、生成されたメラニンが毛母細胞に取り込まれることで髪が黒くなります。

 

ヘアサイクル

髪は、生まれ、成長し、抜けて、また生まれといった「ヘアサイクル」を繰り返しています。

成長期(約2年~6年)→退行期(約2週間)→休止期(約3カ月)→【脱毛】→再び成長期

ヘアサイクルの「成長期」では毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、成長していきます。
成長期が過ぎた髪は退行期(約2週間)→休止期(約3カ月)に入り、やがて抜け落ちていきます。
その髪が休止期に入っている間に再び、成長期への準備が行われています。

 

 

さて、毛包にはバルジ領域と呼ばれる部位があります。

このイラストには記載がありませんが、皮脂腺の下、立毛筋付着部位あたりにあります。

このバルジ領域に髪の毛のもとを作る「毛包幹細胞」と髪の色のもとを作る「色素幹細胞」が存在します。
それぞれが、休止期→成長期にかけて細胞分裂することにより、毛包幹細胞が毛母に毛母細胞を供給色素幹細胞が毛母に色素細胞(メラノサイト)を供給します
再び成長期に入り、毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで、新しい毛髪が形成されます。

ということで、ヘアサイクルの休止期→成長期へのスムーズな移行の鍵を握っているのが毛包幹細胞です。

毛包は,休止期には毛球部が真皮層の表皮近くにまで上昇するが, 休止期毛包が成長期に戻るには, 毛包幹細胞が活性化し, 毛包上皮が増殖して下方へ伸張していくことが不可欠である. 

引用元
今日の話題
リンゴから得られた育毛剤
毛包上皮細胞の増殖を促進し, 休止期毛包を成長期に転換する育毛活性をもつプロシアニジンオリゴマー
PDFページ 7/12
J-STAGE

以上を踏まえて、りんごポリフェノールの育毛作用の説明に移ります。


リンゴ由来プロシアニジンの毛包上皮細胞促進作用

毛包は上皮系細胞と間葉系細胞に分かれます。上皮系ケラチノサイト間葉系毛乳頭細胞と毛根鞘細胞(毛乳頭細胞の前駆細胞)を指します。

髪の「ケラチノサイト」は毛包の構造の主体をなす細胞のことを指します。
例えば、毛乳頭を取り囲むケラチノサイトは毛母細胞です。

大雑把ないいかたをすると、
毛包の本体がケラチノサイト=上皮系で、毛母細胞および肌色部分(付近)にある細胞が毛包上皮細胞ということになります。

リンゴ由来プロアントシアニジンには毛包上皮細胞促進作用=育毛作用があります。

筆者らは, 毛包上皮細胞の増殖を促進すれば, 毛包を休止期から成長期へ転換させることができるのではないか という仮説の下, 研究を進めた

引用元
今日の話題
リンゴから得られた育毛剤
毛包上皮細胞の増殖を促進し, 休止期毛包を成長期に転換する育毛活性をもつプロシアニジンオリゴマー
PDFページ 7/12
J-STAGE

筆者らが育毛活性を見いだしたプロアントシアニジンの育毛作用発現機構としては, 毛包上皮細胞に対する強力な増殖促進作用が休止期毛包の下方への伸張を助け,休止期毛包を成長期毛包へ誘導するメカニズムが示唆された

引用元
今日の話題
リンゴから得られた育毛剤
毛包上皮細胞の増殖を促進し, 休止期毛包を成長期に転換する育毛活性をもつプロシアニジンオリゴマー
PDFページ 8/12
J-STAGE

この育毛作用は、かなり魅力的だと思います。

というのも「毛母細胞」増殖だけでなく、「毛包幹細胞」増殖も含まれる可能性があるからです。

「毛包上皮細胞」としているからには、おそらく毛包のバルジ領域に存在する「毛包幹細胞」も含まれると思われます。

何が言いたいのかというと、
リンゴ由来プロアントシアニジンには毛包上皮細胞促進作用というのは、「毛母細胞の分裂を促進するだけでなく、毛母細胞を増やす毛包幹細胞の分裂も促進する」可能性が高いです。

〈リンゴポリフェノールは毛母細胞を増加させ、ヘアサイクルを正常化させる。実験で71%の人の毛密度が増加し、1平方センチメートルあたり、22.8本も発毛し、48%の人で硬毛が増加した〉

引用元
今が旬、「リンゴ」は驚異の発毛剤だった!
アサ芸プラス

リンゴが髪に良いという所以は、ここ【りんごポリフェノール≒リンゴ由来プロアントシアニジン】にあります。

なお海外では、リンゴエキスは、育毛関連サプリのカテゴリーで販売されています。
リンゴ由来プロアントシアニジンを育毛目的で取るのは大アリです。

New Nordic

 

New Nordic, Biopectin(バイオペクチン)リンゴエキス配合Hair Volume(ヘアボリューム)、タブレット90粒
iHerb.com

iHerb.comでも購入可能です。その際 iHerb紹介コード=ALH5806 ご利用いただけたら幸いです。 リンクから飛んでいただくと、自動的にコード適応になります。

 

 

補足

抽出物は異なりますが、同じ落葉果実系のブドウ=グレープシードエキスにも、(ある程度)期待できる作用だと思われます。理由は次の2つです。

理由①
育毛作用はリンゴ由来プロアントシアニジンのうち、プロシアニジンB2にある作用だと考えられます。

グレープシードエキスにもプロシアニジンB2が含まれています。
具体的な量は定かではありませんが、グレープシードエキス由来プロアントシアニジンB2について言及されることがよくあるので、そこそこの量が含まれていると思われます。

 

理由②
リンゴ由来プロアントシアニジンに育毛作用があることを発見したのは協和発酵です。

3)協和発酵はリンゴに含まれるポリフェノールの一種「プロアントシアニジン」は毛母細胞を増殖させて活性化する働きを持つことを発見した。

引用元
公開特許公報(A)_カキドオシを主原料とする頭髪用剤
国立研究開発法人科学技術振興機構

協和発酵工業の特許【プロアントシアニジンを有効成分とする育毛食品および経口育毛剤の発明】では、ブドウ種子抽出物由来プロアントシアニジンを有効成分としてもOK的な記載があります。

【0008】【課題を解決するための手段】本発明者らは、経口摂取により育毛作用を有する物質を探し研究を重ねた結果、プロアントシアニジンに強い育毛活性を見出した。本発明は、プロアントシアニジンを有効成分として含有することを特徴とする育毛食品および経口育毛剤に関する。

引用元
特許公報(B2)_育毛食品および経口育毛剤
国立研究開発法人科学技術振興機構

【0023】プロアントシアニジンを本発明の有効成分として用いる場合、プロアントシアニジンは、一種または二種以上混合してもよい。具体的な例としては、ブドウ種子抽出物プロアントシアニジン、赤ワイン抽出精製物、リンゴ由来プロアントシアニジン、マツ由来プロアントシアニジン、精製プロアントシアニジンオリゴマー等があげられる。

引用元
特許公報(B2)_育毛食品および経口育毛剤
国立研究開発法人科学技術振興機構

一方で、松樹皮系=ピクノジェノールやフラバンジェノールなどにはあまり期待できないと推測されます。

理由は、プロシアニジンB2が多くないと思われるからです。
松樹皮に含まれる2量体プロアントシアニジンの主成分はプロシアニジンB1およびプロシアニジンB3であると言われています。

松樹皮に含まれる 2 量体プロアントシアニジンの主成分はプロシアニジン B1 及びプロシアニジン B3 であることが知られている

引用元
作用機序に関する説明資料 
PDFページ1/2
ヘルシア プロシアニジン ポリフェノールの力 
花王(株)

なにはともあれ、プロアントシアニジンの毛包上皮細胞促進作用を(マックスで)得たいと思ったら、リンゴポリフェノール一択です。

※この補足は個人の見解です。

 

育毛作用 参照一覧

再生医学でヒトの細胞から毛をつくる
KOMPAS
慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイト

毛髪再生 
理化学研究所 生命機能科学研究センター
器官誘導研究チーム 辻孝研究所

脱毛症などに朗報 – 慶応大、iPS細胞技術を活用して毛包構造の再現に成功
マイナビニュース

毛誘導に向け最適化したヒトiPS細胞由来上皮・間葉系細胞による毛包再生の試み
KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)

頭皮環境を整える効果を期待! 青りんごポリフェノール配合シャンプー登場
マイナビニュース

 

 

④内臓脂肪低減作用

まず初めに前提知識として「脂肪代謝」について簡単に説明します。

脂肪代謝

食事より摂取した脂質の大部分は中性脂肪として摂取されます。
食事より摂取した脂肪代謝の流れ【①~④】を説明します。

食事より摂取した中性脂肪は十二指腸で、すい臓より分泌される酵素リパーゼの働きにより、
脂肪酸モノグリセリド(MG)に分解され、小腸絨毛上皮細胞から吸収されます。


出典元
アサヒ凹茶
アサヒの機能性表示食品
アサヒグループホールディングス(株)

吸収された後、脂肪酸モノグリセリド(MG)は再び中性脂肪に再合成され、さらにこれにアポタンパク質が結合して、カイロミクロンというリポタンパク質になり血中を移動します。

カイロミクロンはリンパ管を経て血中に入ると、血管壁に存在するリポ蛋白リパーゼ(LPL)に働きによって脂肪酸モノグリセリド(MG)に分解されます。

そのうち脂肪酸が筋肉や脂肪組織に取り込まれて、筋肉でエネルギー源として消費されます。
エネルギー源として消費されなかったもの脂肪組織において脂肪として貯蔵=内臓脂肪や皮下脂肪の体脂肪として蓄積されます。

これを踏まえて、りんごポリフェノールの内臓脂肪低減作用 その1の説明に移ります。

 

りんごポリフェノールの内臓脂肪低減作用 その1

こちらが、りんごポリフェノールの内臓脂肪低減作用を示すイラストです。これをもとに先に説明した脂肪代謝の番号と照らし合わせて説明します。


出典元
アサヒ凹茶
アサヒの機能性表示食品
アサヒグループホールディングス(株)

食事より摂取した中性脂肪は十二指腸で、すい臓より分泌される酵素リパーゼの働きにより、脂肪酸モノグリセリド(MG)に分解され、小腸絨毛上皮細胞から吸収されます。


りんごポリフェノールはリパーゼの働きを阻害します。
そのため、りんごポリフェノールと脂肪を一緒に摂取すると、脂肪は脂肪のまま小腸を移動します
②~④の流れがなくなり、そのまま便とともに体外に排出されます

 

 

さて、今までの話は、食事からとる直接の「脂肪」代謝の話です。
脂肪は体内で糖質やたんぱく質からも作られます。特に糖質です。

過剰に摂り過ぎた糖質は、肝臓や脂肪組織で中性脂肪に合成されます。
その流れを説明します。

 

脂肪酸生合成の流れ

エネルギーが余剰の時、解糖系→TCA回路で生じたアセチルCoAが脂肪酸に変換されます。
こちらの出典元の図を用いて、その「流れ」を説明します。

がん細胞では、解糖系の亢進に加えて脂肪酸の新規合成が盛んです。

引用元
がんと脂質代謝
がん化学療法センター 公益財団法人がん研究会

まずは、左のミトコンドリア部分のエネルギー代謝中間体アセチルCoAに注目してください。

脂肪酸の生合成は細胞質で行われます。
アセチルCoAのままではミトコンドリアの内膜を通過することができません→細胞質に移動できません。

そのため、いったんクエン酸に変換されます。

アセチルCoAはクエン酸合成酵素の働きにより、TCA回路(ミトコンドリアのマトリックスに存在)の中間体であるオキサロ酢酸と縮合してクエン酸になります。

そのクエン酸はトリカルボン酸輸送体より細胞質に運ばれます。

その後、ACLの働きにより、アセチルCoAに戻りACCの働きによりマロニルCoAに変わります

ACL(ATPクエン酸リアーゼ)

クエン酸とCoAからアセチルCoAとオキサロ酢酸を生成する酵素です。ATPのエネルギーを利用します。

ACC(アセチルCoAカルボキシナーゼ)

アセチルCoAからマロニルCoAを生成する酵素です。脂肪酸生合成の律速酵素です。マロニルCoAの増加に関係しているためβ酸化にも関与してきます。

マロニルCoA脂肪酸合成酵素の働きにより脂肪酸に変換されます。

これを踏まえて、りんごポリフェノールの内臓脂肪低減作用 その2の説明に移ります。

 

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りんごポリフェノールの内臓脂肪低減作用 その2

このように、糖質からの脂肪酸合成経路には、さまざな酵素群が関与しています。
とりわけ 脂肪酸合成酵素は、余剰のエネルギー【解糖系→TCA回路で生じたアセチルCoA】を最終的に脂肪酸へと変換させることから、脂肪の増大=肥満に大きな影響を与えています。

りんごポリフェノールには肝臓における脂肪酸合成酵素の活性を阻害する作用があります。

ラットにりんごポリフェノールを投与することにより,内臓脂肪が低減することが示されている.さらに,肝臓での脂肪酸合成酵素の活性阻害及びβ酸化を亢進させることなどが報告されている.

引用元
りんごポリフェノール「アップルフェノン®」の生活習慣病に対する有用性
PDFページ 3/6
J-STAGE

 

まとめ

ということで、りんごポリフェノールはWの働き【小腸における脂肪の吸収を抑制肝臓における脂肪の合成を抑制】をすることで内臓脂肪低減作用を発揮します。

この作用を有するりんごポリフェノール(リンゴ由来プロシアニジン)は、「内臓脂肪を低減する」「体脂肪が気になる方のお腹の脂肪を減らす」など機能性を表示することができる【機能性表示食品】として、販売することができます。

参照
アサヒ飲料、りんごポリフェノールでお腹脂肪減らす機能性表示食品「凹茶」
日経バイオテク

 

 

働き分析について

今回のレビュー【働き分析】では、次の3パターンの記載をしています。

  1. りんごポリフェノールまたはリンゴ由来プロシアニジン
  2. プロシアニジン
  3. ○○由来シアニジンまたは○○ポリフェノールもしくは商品名(例 ピクノジェノール)

.
①について
リンゴポリフェノールにはプロシアニジン、クロロゲン酸、カテキン、フロレチン配糖体、ジア二ジン配糖体、ケルセチン配糖体、他が含まれており、ひっくるめて りんごポリフェノールです。
ただし、ここではりんごポリフェノール≒リンゴ由来プロシアニジンとしています。

その働きにおいて、特にリンゴ由来の「プロシアニジン」にあることを強調したい場合に、リンゴ由来プロシアニジンとして説明します。

りんごポリフェノールで説明している場合も同様に「リンゴ由来プロシアニジン」のことです。
が、「ひっくるめて」のケースもあります

まあ「りんごポリフェノール」を取れば、その働きが「プロシアニジン」の働きだろうが、「ひっくるめて」の働きだろうが、どっちであろうとあまり関係ないのでここでは気にしないでください。

 

②について
リンゴ由来に限らず「プロシア二ジン」の働きを強調したい場合に、プロシアニジンで説明します。
例えば、抗酸化作用です。抗酸化作用はリンゴ由来でなくとも他のプロシアニジン高含有物にもあります。わざわざリンゴ由来をつける必要がないため、「プロシアニジン」で説明します。

 

③について
軽くおさらいです。
プロアントシアニジンには種類があり、カテキンの種類や重合度や結合様式により生理機能が異なります。
プロアントシアニジン高含有物として【松樹皮抽出物・ブドウ種子抽出物・アカシア樹皮抽出物・リンゴ・ライチ・クランベリー・カカオ・黒大豆】が有名です。
これら高含有物は、プロアントシアニジンの組成が異なっており、(共通の働きもありますが、)独自の働きがあります

③の○○由来プロアントシアニジンは、基本 それ由来のプロアントシアニジンがもっている効果・効能です。この場合は、りんごポリフェノールにはないかもしれないので説明が雑&点数が低めとなります。

 

※ちなみに ここでは、プロアントシアニジン≒プロシアニジンです。時にプロアントシアニジン、時にプロシアニジンで説明していますが、気にしないでください。

 

 

りんごポリフェノールの働き分析【見た目編】

合計 50/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 9.5点

白髪 8.5点

美肌 8点

美白 8.5点

筋肉 6点

脂肪 9.5点

 

薄毛

9.5点

「薄毛」改善 に関するりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 毛包上皮細胞増殖促進作用
    リンゴ由来プロアントシアニジンに毛包上皮細胞増殖促進作用あります。
    詳しくは効果・効能欄で説明しています。
  2. 抗酸化作用 
    髪は毛乳頭に運ばれた栄養素をもとに毛母細胞が細胞分裂をすることで生まれてきます。
    活性酸素は毛母細胞を酸化させ、その働きを弱めます。活性酸素を除去することは薄毛予防になります。
    プロシア二ジンは強力な抗酸化作用を有します。
  3. 血流改善作用
    髪に必要な栄養素および酸素は、毛細血管を通じて毛乳頭に運ばれます。

    毛乳頭は、その栄養素を毛母細胞に受け渡します。それにより毛母細胞が分裂し、そこから生じた細胞が毛髪を形成します。
    プロシア二ジンには毛細血管を強化する&末梢血管を拡張する作用があります。

 

白髪 

8.5点

「白髪」予防 に関するりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 毛包上皮細胞増殖促進作用
    黒髪のもととなるメラニンは、毛包内にある色素細胞(メラノサイト)でアミノ酸【チロシン】と酵素【チロシナーゼ】が結びつくことで生まれます。
    そして生成されたメラニンが、毛母細胞が細胞分裂している過程で、毛母細胞に取り込まれることで髪が黒くなります。

    リンゴ由来プロアントシアニジンに毛包上皮細胞増殖促進作用あります。
    この作用は、毛包内にある色素細胞(メラノサイト)および色素幹細胞(メラノサイトを作る細胞)の増殖を促進することにつながる可能性があります

    リンゴ由来プロアントシアニジンの毛包上皮細胞増殖促進作用は、イコール育毛として認知されています。なので、白髪予防につながると断言はできません。

    ただ、この作用により頭皮環境が整います。

    「プロシアニジンB2」は1999年、協和発酵により、頭皮の活性化を促す効果があることが明らかにされた。髪の成長に働きかけるだけではなく、高い抗酸化作用により、頭皮の老化防止・血行促進など頭皮環境を整える成分としても注目されている。

    引用元
    頭皮環境を整える効果を期待! 青りんごポリフェノール配合シャンプー登場
    マイナビニュース

    下線部の可能性がなくとも、「頭皮環境が整う」=「白髪予防になる」と考えることもできます。
    ※個人の見解です。

  2. 血流改善&抗酸化作用
    黒髪を保つために重要なことは、大きく3つあります。
    1. 黒髪のもとに栄養を届ける
    2. 黒髪のもとを守る
    3. 黒髪のもとを作りやすくする
    の3つです。
    この条件を満たす成分は血流改善効果や抗酸化作用を有するものとなります。
    プロアントシアニジンはどちらにも該当します。

    参照
    白髪を増やさない 血流アップ&抗酸化【日経ヘルス19年2月号】 黒髪を保つ3つのポイント
    日経doors 日経BP

美肌

8

「美肌」作り に関するりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 光老化
    「光老化」とは、太陽光線を浴び続けることにより、皮膚に現れる老化現象のことをいいます。老化現象をより細かくいうと【しわの形成、角質層水分量の低下・肌細胞のDNA損傷・表皮肥厚の増加・皮膚コラーゲン量の低下など】です。

    光老化の原因は紫外線です。紫外線には、紫外線UVAと紫外線UVBがあり、波長の長さにより肌への到達が異なります。

    地上に届く紫外線の約95%はUVAです。UVAは浸透力が強く、浴びた2~3割が肌の奥の真皮にまで到達します。そして、そこで活性酸素を生み出します。

    UVAにより生じる活性酸素は主に一重項酸素
    です。
    ということで、一重項酸素が光老化の老化現象【しわの形成、角質層水分量の低下・肌細胞のDNA損傷・表皮肥厚の増加・皮膚コラーゲン量の低下など】を引き起こすと考えてください。

    プロシアニジンは一重項酸素消去能を有します。

    数あるプロシアニジン高含有物のなかでも、りんごポリフェノールが光老化現象の抑制効果が一番高いと言えるかもしれません。

    ファンケル(株)の研究にて、「リンゴポリフェノールは、他(コケモモエキス、ブドウ種子エキス)と比較して、優れた光老化抑制効果を発揮している」といった報告がされているからです。

    このたび、光老化を引き起こす活性酸素である一重項酸素の消去に、ポリフェノールの一種のプロシアニジン類が有効であることを見出し、さらに同成分を高含有する「リンゴポリフェノール」に、光老化現象の抑制効果があることを発見いたしました(特許出願中)。

    引用元
    リンゴポリフェノールに皮膚老化抑制効果を発見 
    PDFページ 1/4
    (株)ファンケル

    なお、しわ体積率抑制効果はリンゴポリフェノールとHTC®コラーゲン(ファンケルの登録商標)を併用するとより効果的とのことです。

  2. 3つの美肌成分
    真皮は「コラーゲン」「エラスチン」といった線維状のたんぱく質と「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質でできています。
    コラーゲン・エラスチンが皮膚を支え、ヒアルロン酸が真皮の水分量を一定に保つ働きをしています。これら3つの美肌成分の働きにより、肌にハリ・弾力・潤いが生まれます。

    真皮


    真皮はひし形が並んでいる部分です。


    紫の薄い線はコラーゲン、そのつなぎ目にある濃い紫の線はエラスチン、それ以外の部分はヒアルロン酸など 、◎は繊維芽細胞です。

    プロアントシアニジンにはコラゲナーゼ(コラーゲン分解酵素)、エラスターゼ(エラスチン分解酵素)、ヒアルロ二ダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を阻害する作用があるとされます。

    【0041】
    (ロ)抗酵素作用(Anti−enzyme effect)について、コラゲナーゼ,エラスターゼ,グリコシダーゼ,ヒアルロニダーゼ,及びβ−グロクロニダーゼの阻害作用(IC50)を有している。

    引用元
    プロアントシアニジン含有滋養液及びその製造方法
    JPH11299452A
    Google Patents

 

美白

8.5点

「美白」ケア に関するりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 抗酸化作用
    肌のメラノサイトが活性酸素の攻撃を受けることで、メラニンはたくさん生成されます。

    そのメラニンが肌のターンオーバーとともに排出されずに、肌に滞留してしまうとシミとなります。

    ということで、①活性酸素の攻撃を防ぐ肌のターンオーバーの乱れを防ぐが美白ケアの「基本」です。

    リンゴポリフェノールはこの2つの働きを持ち合わせます。

    ①活性酸素の攻撃を防ぐ

    プロアントシアニジンは数ある抗酸化物質の中でも最強と称されます。
    プロアントシア二ジンの抗酸化力はビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍とされています。りんごポリフェノールの主成分がプロアントシアニンジンです。

    .

    ②肌のターンオーバーの乱れを防ぐ

    りんごポリフェノールは肌のターンオーバーを正常化させる働きをします。

    結果 1・結果 2 より、リンゴポリフェノールは、他の食品素材と比較して優れた光老化抑制効果を発揮し、皮膚のしわ形成・乾燥・表皮の肥厚を抑制しました。さらに、表皮基底細胞のDNA損傷を抑制し、表皮のターンオーバーを正常化する事も確認しました。

    引用元
    リンゴポリフェノールに皮膚老化抑制効果を発見 
    PDFページ 2/4
    (株)ファンケル

  2. メラニン生成抑制作用
    紫外線より生じる活性酸素などにより、メラノサイトが刺激されるとメラノサイト内にある酵素チロシナーゼが活性されます。この酵素がメラノサイト内にあるチロシンと結合することでメラニンが生成されます。

    チロシナーゼが活性されると、肌にたくさんのメラニンが作られることになります。
    プロシアニジンにはチロシナーゼの活性を阻害する働きがあります。その働きにより、メラニンの生成を抑制します。
    りんごポリフェノールの主成分がプロシアニンジンです。

筋肉

6点

「筋肉」増強 に関するりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 抗酸化作用
    筋肉が増えるメカニズムは「筋トレ」→「筋繊維破壊」→「超回復」→「筋肥大」です。

    「筋繊維破壊」→「超回復」の→段階にて筋肉痛が起きます。筋肉痛は筋トレにより傷ついた「筋繊維」が、回復過程で炎症を起こしている状態です。


    この炎症は運動による物理的な負荷のほかに、活性酸素による「酸化ストレス」でも起こります。
    筋肉痛が長引くとそれだけ→「超回復」→「筋肥大」の流れが遅くなる=筋肥大しにくくなる ことになります。なので、酸化ストレスによる炎症を緩和することが重要となります。

    よく、筋トレ前に抗酸化物質を取ることが勧められていますが、それは筋トレ前にあらかじめ筋肉内に抗酸化物質を備えておくことで、筋トレによって発生する活性酸素のダメージを最小限にとどめるためです。
    リンゴポリフェノールには強力な抗酸化作用をもつプロシアニジンが含まれています
    筋トレ前に摂取することで、間接的に筋肥大につながります。
    実際、ラット実験にてリンゴポリフェノールの摂取が筋力アップにつながることが証明されています。

    参照
    筋力も代謝もUP!知って得するりんご健康術 生活習慣病対策にもってこいなワケ
    東洋経済ONLINE

 

脂肪

9.5点

「脂肪」減少 に関するりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 内臓脂肪低減作用
    りんごポリフェノール(リンゴ由来プロシアニジン)は「内臓脂肪を低減する」「体脂肪が気になる方のお腹の脂肪を減らす」など機能性を表示することができる【機能性表示食品】です。詳しくは効果・効能欄にて説明しています。
  2. F/B比
    研究論文により「肥満の人と痩せている人の腸内フローラに大きな違いがある」ことが報告されています。


    腸内細菌にはバクテロイデーテス類(ヤセ菌)ファーミキューテス類(デブ菌)とが存在し、
    これらの腸内に存在する比率(どちらが優位の環境)が【太りにくさ】に関わってくるとされています。

    ファーミキューテス門(デブ菌)/バクテロイデーテス門比(ヤセ菌)=F/B比=肥満指数
    が高ければ、肥満になりがちに、低ければ肥満になりにくくなります。

    りんごポリフェノール(リンゴ由来プロシアニジン)はF/B比を改善させます=「ヤセ菌」優位の腸内環境へと導きます=肥満を抑制します。

    参照
    リンゴ高分子ポリフェノール摂取による 肥満予防効果と腸内細菌叢に及ぼす影響
    つくばサイエンス・アカデミー

りんごポリフェノールの働き分析【中身編】

合計 46.5/60点

カテゴリー別 点数

身体 6.5点

エネ 8点

病気 9点

体質 8.5点

精力 7点

健脳 7.5点

 

身体

6.5点

「身体」の構成材料 に関わるりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. コラーゲン
    人間の体を構成しているたんぱく質のうち30%はコラーゲンでできています。体内にあるコラーゲンのうち、約40%が皮膚に、骨・軟骨に約10~20%、血管に約7~8%が存在しています。

    コラーゲンの体内構成比率
    コラーゲンの体内構成比

    ※%はおおよそです。
    プロアントシアニジンにはコラゲナーゼ(コラーゲン分解酵素)を阻害する作用があるとされます。

  2. 軟骨
    軟骨は、以下で構成されています。


    • 水分 ~75% 
    • 軟骨基質 ~25%
    • 軟骨細胞 わずか数%

    そのうち軟骨基質(~25%)は、以下から成っています。

    • コラーゲン(コラーゲンⅡ) 15~20%
    • プロテオグリカン(アグリカン)3~5%
    • その他 ~ %

    俗にいう「軟骨がすり減る」は「軟骨基質の主成分であるコラーゲンおよびプロテオグリカンが減少する」ことを言います。

    りんごポリフェノールには、プロテオグリカンの産出を促進する働きがあることが示唆されています。

    参照
    りんごから抽出したポリフェノールで変形性膝関節症の症状を抑制
    ニュースリリース
    国立大学法人 千葉大学

 

エネルギー

8点

「エネルギー」生成 に関わるりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. β酸化
    脂質(脂肪酸)は3大栄養素の中で一番のエネルギー源となります。1gあたり9kcalのエネルギーを産生します。糖質、たんぱく質は1gあたり4kcalです。


    脂肪酸が、エネルギー媒介物質ATPに変換される過程は

    脂肪酸→β酸化→TCA回路→電子伝達系

    .
    です。
    β酸化には数多くの酵素群が関係しています。
    りんごポリフェノールは肝臓でのβ酸化に関係する酵素の発現を増やします

  2. AMPK
    AMPKはAMP活性化プロテインキナーゼ(AMP-activated protein kinase)の略で、エネルギー源となる糖や脂肪の代謝を調節している酵素のことを言います。そのため、AMPKはよく「細胞中のエネルギーセンサー」などと呼ばれています。

    AMPKは細胞内エネルギーレベルの低下【=AMP:ATP比の上昇やクレアチン: クレアチンリン酸比の上昇】およびAMPKK(上流のキナーゼ)のリン酸化により、活性化されて、異化の亢進と同化の抑制をもたらしATPレベルを回復させます。

    カカオ由来および黒大豆種皮由来プロシアニジンには、AMPKのリン酸化を亢進させる働きがあります。

病気

9点

「病気」予防 に関わるりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 動脈硬化 
    LDLを減らす
    コレストロールには、コレステロールを全身の組織に運ぶLDLコレステロールと、全身の組織で余ったコレステロールを回収するHDLコレステロールといった2種類のコレストロールがあります。

    LDLが過剰になるとコレストロールが血管壁にたまり、アテローム硬化というタイプの動脈硬化を進行させます。


    りんごポリフェノールを4週間摂取することで、総コレストロールおよびLDLが低減することが確認されています。
    この「コレストロールの低減」は、りんごポリフェノールの有する肝臓のHMG-CoA還元酵素阻害作用小腸でのコレストロール吸収阻害作用によりもたらされます。

    HMG-CoA還元酵素

    コレストロールは糖質・脂質の代謝過程で作られるアセチルCoAを材料に、主に肝臓で以下の流れで合成されます。

    出典元
    コレステロールは体内でつくられる?
    公益財団法人 日本食肉消費総合センター

    HMG-CoA還元酵素(出典元の中央)はコレステロール合成の律速酵素となっています。

    ②抗酸化作用
    血液中にLDLが増え、それが血管壁に入りこみ、活性酸素により酸化され、酸化LDLに変わるとプラークと呼ばれるこぶを形成するようになります。そうなると血管の内側は細くなって動脈硬化を引き起こします。

    なので、動脈硬化を予防するにはLDLを増やさないことはもちろんのこと、LDLの酸化を抑制することも重要となります。強力な抗酸化作用を有するプロアントシアニジンは、LDLコレストロールの酸化を防ぐ働きをします。

  2. メタボ
    メタボは「メタボリックシンドローム」の略で、内臓脂肪型肥満+高血圧、血清脂質異常、高血糖のうち2つ以上の症状が一度に出ている状態をいいます。
    生活習慣病の前段階の状態、動脈硬化を起こしやすい状態といえます。

    りんごポリフェノールには内臓脂肪低減および血中中性脂肪値、コレステロール値の上昇抑制、血糖値上昇抑制などの作用があります。
    メタボ予防に非常に有能な機能性食品素材といえます。

  3. がん 
    がんの原因はDNAの複製エラーが大半を占めるとされます。複製エラーの主な原因となるのが活性酸素によるDNAの損傷です。
    強い抗酸化作用をもつプロアントシアニジンは酸化的DNA損傷を効果的に抑制します。ガン予防が期待できます。

    なお、プロアントシアニジンは抗変異原性を示します。

    変異原性

    「変異原性」とは遺伝情報に損傷を引き起こし突然変異をひき起こす性質(あるいはその作用の強さ)のことをいいます。放射線、たばこの煙、汚染物質、食品添加物などに存在します。変異原性物質=発がん物質ではありませんが、変異原性物質には発がん性のものが多くなっています。

     
  4. 糖尿病
    血糖値が高い状態が続くことにより、さまざまな合併症を引き起こす病気が糖尿病です。
    プロアントシアニジンには血糖値の上昇を抑制する働きやインスリン抵抗性を改善する働きがあります。

 

体質

8.5点

「体質」改善 に関わるりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 冷え性
    ストレス・寒さなどにより末梢血管が収縮し血流が悪くなると「冷え」が生じます プロシアニジンには末梢血管を拡張し、手足の血流を促す働きがあります。冷え性の予防・改善に有効です。
  2. 抗疲労
    りんごポリフェノールには抗疲労効果があることが確認されています。この効果は、りんごポリフェノールの有する抗酸化作用が関連していきますが、その他の作用機序も考えられるとのことです。
  3. 関節痛
    変形性膝関節症は、「関節軟骨がすり減ることで炎症が起き、ひざに強い痛みが出る病気」です。


    「関節軟骨がすり減る」これは「軟骨基質の主成分であるコラーゲンおよびプロテオグリカンが減少する」です。
    だとするならば、コラーゲンおよびプロテオグリカンに関わる成分を取ることが変形性膝関節症の緩和・予防につながります。
    りんごポリフェノールはそれにあてはまります。

    以上の結果から、りんごポリフェノールの軟骨細胞におけるミトコンドリア新生、ならびにプロテオグリカン産出の促進効果が示唆されました。さらに変形性膝関節症への保護効果も有することが明らかになりました。

    参照
    りんごから抽出したポリフェノールで変形性膝関節症の症状を抑制
    ニュースリリース
    国立大学法人 千葉大学

  4. 抗アレルギー
    マスト細胞(肥満細胞)は、脱顆粒反応によりヒスタミンなどアレルギー症状をひきおこすケミカルメディエーターを放出することで、アレルギー反応を引き起こします。

    脱顆粒反応

    マスト細胞は、その細胞表面上に高親和性IgE受容体(FcεRI)を発現しています。
    アレルゲンを認識するIgEがFcεRIと結合した後、再び同じアレルゲンに暴露されると、マスト細胞が活性化して、ヒスタミンなどの化学伝達物質を含んだ顆粒を細胞外に放出させます。

    プロアントシアニジンには脱顆粒を抑制し、結果としてヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を抑える働きがあります。

    参照
    抗アレルギー、抗炎症剤並びにこれを含有する医薬組成物、医薬部外品、化粧品、食品及び動物用飼料
    JP2001278792A
    Google Patents

  5. 免疫
    腸管は全身の免疫細胞の60%~70%が集まっている最大の免疫臓器です。

    うち小腸は免疫システムの中心です。

    小腸にはパイエル板と呼ばれる免疫機能を司るリンパ組織があります。

    パイエル板の入り口にM細胞と呼ばれる抗原取り込み専門の細胞が存在し、病原体をパイエル板の中へ誘導しています。
    パイエル板の領域には、T細胞・B細胞・樹状細胞などの主要な免疫細胞が集まっており、病原体はこの免疫細胞たちにより処理されます。

    腸管には免疫細胞だけでなく腸内細菌もたくさん存在しています。腸内細菌の種類は500以上で、その数は100兆個ともいわれています。それらが腸内フローラを形成し、免疫細胞をサポートしています。
    腸内フローラ改善作用を有するりんごポリフェノールは腸管免疫力アップにも貢献します。

  6. 解毒
    現在、「有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質」として248物質、そのうち23物質が「優先取組物質」 としてリストアップされています。
    こちらが23の優先取組物質の一覧です。

    アクリロニトリル、アセトアルデヒド、塩化ビニルモノマー、塩化メチル、クロム及びその化合物、

    六価クロム化合物、クロロホルム、酸化エチレン、1,2-ジクロロエタン、ジクロロメタン、

    水銀及びその化合物、ダイオキシン類、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、トルエン、

    ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、1,3-ブタジエン、ベリリウム及びその化合物、ベンゼン、

    ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、マンガン及びその化合物

    引用元
    有害大気汚染物質対策
    環境省

    ここで、ベンゾ[a]ピレンにクローズアップします。
    ベンゾ[a]ピレンは代表的な発がん性の多環芳香族炭化水素です。

    まず初めに体内の「解毒システム」について簡単に説明します。

    体内の有害物質(以後、毒物)の多くは肝臓で無毒化されます。

    肝臓の「解毒システム」は2段階の化学反応を経て行われます。

    第Ⅰ相反応
    第Ⅰ相反応は水溶性を高める反応で、シトクロムP450などの酵素群が脂溶性の毒物を排出されやすい形に変換させます。具体的には脂溶性の毒物に水酸基・カルキシル基・アミノ基など官能基を導入します。
    これにより水溶性が向上した毒物は、第Ⅱ相反応に進むことになります。

    第Ⅱ相反応
    第Ⅱ相反応は脂溶性の毒物の官能基に、グルタチオン、グルクロン酸、硫酸塩、アミノ酸などの水溶性物質を結合させる反応です。これは抱合反応と呼ばれます。
    抱合反応を受けることでさらに水溶性が上昇し尿や胆汁として体外へ容易に排出されるようになります。
    抱合反応にはグルタチオン抱合・グルクロン酸抱合・硫酸抱合・アセチル抱合・アミノ酸抱合・メチレーションなどがあります。

    ※体外へ排出されるプロセスを第Ⅲ相反応として、「解毒」システムを3段階の化学反応としていることもあります。

    プロシアニジンは①ベンゾ[a]ピレンに誘導される第Ⅰ相酵素の発現を抑制します②第Ⅱ相酵素の発現を増加させます
    なので薬物代謝促進作用を有します。

    順に説明します。

    ①第Ⅰ相酵素の発現を抑制

    第Ⅰ相反応では代謝されることで毒物が活性化され、毒性が強くなることがあります。
    ベンゾ[a]ピレンは、シトクロムP450 1A1(CYP1A1)などにより活性化され、強力な発がん性物質となります。

    B(a)Pが生体内に暴露されると,シトクロムP450 1A1(CYP1A1)などの薬物代謝第I相酵素により代謝され活性化することで,発がん性がもたらされる.B(a)Pは芳香族炭化水素受容体(AhR)に結合し,その下流でCYP1A1の発現を誘導することがわかっている

    引用元
    黒大豆ポリフェノールの機能性に関する研究
    PDFページ 4/7
    J-STAGE

    生体内に暴露されたベンゾ[a]ピレンが、香族炭化水素受容体(AhR)に結合するとCYP1A1が発現します。
    プロシアニジンは、ベンゾ[a]ピレンよって誘導されるAhRを介したCYP1A1の発現を抑制します

     

    ②第Ⅱ相酵素の発現を増加

    グルタチオン抱合では基質(毒物)の求電子部位にグルタチオンが結合し抱合体を形成します。
    そのグルタチオン抱合体は加水分解を受けシステイン抱合体となり、そのシステイン抱合体はアセチル化を受けメルカプツール酸となります。
    そして、そのメルカプツール酸が尿中に排泄されるようになります。
    なお、基質(毒物)にグルタチオンを付加する反応を触媒する酵素はGST(グルタチオン S-トランスフェラーゼ)です。
    プロシアニジンはGSTファミリーの発現を増加させます。

    この作用を得たいと考えた場合、第1候補となるのは黒大豆種皮由来プロシアニジンです。

    参照
    有害大気汚染物質対策
    環境省

    プロシアニジンの機能性
    PDFページ 3/6
    J-STAGE

    黒大豆ポリフェノールの機能性に関する研究
    PDFページ 4/7
    J-STAGE

精力

7点

「精力」増進&「性機能」向上 に関わるりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 妊活
    妊娠を望む健康な男女が、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠しない場合が不妊症です。

    男性不妊・女性不妊の主な原因の一つは酸化ストレスです。

    酸化ストレス

    生体において酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れ、生体に対して【酸化力>抗酸化力となって】悪影響を及ぼしている状態。

    プロアントシアニジンには強力な抗酸化作用があります。りんごポリフェノールにはプロアントシアニジンが豊富に含まれています。

  2. NO産生
    陰茎海綿体に血液が充満し勃起が起こるメカニズムを簡単に説明します。

    勃起が起こるメカニズム

    性的な刺激により脳が興奮するとその信号(興奮)が脊髄を伝わり勃起神経に到達します。
    すると陰茎の動脈は拡張し陰茎海綿体へ流入する血液が増えます。
    と同時に陰茎海綿体の平滑筋が弛緩され、海綿体は流れ込んだ血液を吸収し大きく膨らみます。
    イコール勃起です。

    このメカニズムにおいて、陰茎海綿体の平滑筋を弛緩させる働きをするのはcGMPです。
    cGMPを生成するのがNO(一酸化窒素)です。
    性的な刺激により信号(興奮)が勃起神経に伝わると、神経終末と血管内皮細胞からNOが放出されてcGMPが生成される流れとなっています。
    ここでいいたいことは、NOの産生量を増やすことは、勃起力の改善および向上につながる です。

    ピクノジェノールや黒大豆ポリフェノールにはNOの産生を促進させる作用があります。

 

健脳

7.5点

「脳」の健康 に関わるりんごポリフェノールの働きは主に次です。

  1. 脳機能維持
    脳は体内で最も酸素を消費する場所です。これは活性酸素が大量に発生している場所と言い換えることができます。
    脳は臓器の中で最も脂質を多く含んだ組織といわれています。これは酸化されやすい物質が多い組織と言い換えることができます。

    ということで、脳において活性酸素を除去する抗酸化物質の存在が非常に重要になります。

    さて、抗酸化物質はいろいろありますが、血液脳関門を通過できるものは限られています。

    血液脳関門

    血液脳関門とは、脳毛細血管の内皮細胞同士の密着結合により形成されているバリア機能のことです。

    血液脳関門は脳に有害な物質を通さないために、その物質が脳に必要なものかを判別している「関所」とよく例えられます。

    プロアントシアニジンは血液脳関門を通過できる(可能性のある)成分です。脳において抗酸化作用が発揮されるので、脳機能維持や記憶力向上効果が見込まれます。

    特に、山葡萄の種子や果皮から抽出したエキス末に含まれるプロアントシアニジンは、血液脳関門を通過できる希有な成分であることがわかっており、脳を酸化や糖化から守ってくれる働きがあります。

    引用元
    「まずは10日間、スーパーフード・不眠解消法」 新型栄養失調で不眠!?
    ドリームニュース
    グローバルインデックス(株)

  2. 認知機能
    Akkermansia(アッカーマンシア ムシニフィラ)菌は日和見菌の一種で、腸管バリア機能を向上させます。プロシアニジンはこの菌を増加させる働きがあるとされています。
    このことは脳機能(認知能力)にも関係してくるかもしれません。理由を説明します。

    腸管のバリア機能が低下するとリポ多糖(LPS)が体内への流入します。LPSが体内に流入すると免疫細胞から炎症性サイトカインが分泌され、体内で炎症がおきます。その結果、全身の慢性炎症が惹起され、肥満になったり、2型糖尿病を発症リスクを高めます。

    LPSの体内への流入は「脳」もあてはまります。LPSが脳内に流入するとミクログリアが活性化します。

    ミクログリア

    ヒトの脳は1000億個以上の神経細胞と、その10倍以上もの数のグリア細胞から構成されています。ミクログリアはグリア細胞の一種で、脳内唯一の免疫細胞です。

    活性化されるとミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されます。その結果、脳内で炎症が引き起こされます。
    こちらは、この流れを簡潔にしたイラストです。上段のストレス炎症刺激をLPSにあてはめてご覧ください


    出典元
    脳内炎症を抑制し、うつ様行動を改善するペプチドを発見
    研究ニュース
    国立大学法人 神戸大学

    ミクログリアの活性化による炎症は神経細胞を損傷させます。その結果、認知機能が低下します。

    ここで冒頭に戻ります。

    Akkermansia菌は日和見菌の一種で、腸管バリア機能を向上させます。イコールLPSの流入および慢性炎症を抑制します。

    プロシアニジンはAkkermansia菌を増加させる働きがあるとされています。イコール肥満や糖尿病や認知機能の低下の抑制につながります。

    PP摂取群では,血中のLPS値が有意に減少し,脂肪組織から放出される炎症性サイトカイン(TNF-α,IL-6)の増加を抑制していた.このことから,PPを摂取することによって,Akkermansia菌を介した腸管バリア機能が向上し,LPSの流入や慢性炎症が抑制され脂質代謝異常が改善しているものと推定された.

    引用元
    リンゴ由来プロシアニジン類の機能評価と機能性表示食品の開発
    PDFページ 4/6
    J-STAGE

    ※PP→5量体以上の高分子プロシアニジン画分

    参照
    リンゴ由来プロシアニジンの腸内細菌叢を介した認知能力低下抑制効果と作用機序の解明
    KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)

 

 

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