2018年 肌(美白)部門ランキング ステップ1.5 6位~10位

肌(美白)部門ランキング  ステップ1.5 TOP10

6位~10位

 

第6位 ビタミンE

ビタミンE 【ビタミン】

美白ステップ1.5

美白アプローチ 

体内に発生する活性酸素を除去

 

ビタミンEの肌(美肌)評価6

キーワード 活性酸素

評価内容 脂溶性エリアで働く抗酸化物質の代表

肌の酸化とは、体内に活性酸素が過剰に発生し肌の細胞にあるDNAやたんぱく質などがダメージを受けることをいいます。
活性酸素によって酸化が進むと、肌のハリ・弾力にかかわるたんぱく質(コラーゲン、エスラチン)が変性しシワやたるみの原因となります。
また活性酸素が肌の細胞を攻撃することでメラノサイトが刺激され、メラニンが増加してシミやソバカスが増えてしまいます。
とにかく体内で過剰で発生した活性酸素を除去することが美肌・美白の大前提であるといえます。

細胞で極めて重要な存在は細胞膜です。もちろん核を含め細胞質にあるもの全てが重要なのですが細胞内部を守っているのがその周りを覆っている細胞膜だからです。細胞膜がダメージを受け、細胞膜の機能が衰えることで、細胞そのものの機能が低下します。
細胞膜がダメージを受けるというのは具体的にいうと細胞膜の脂質部分が過酸化脂質に変わってしまうことです。これは細胞膜が活性酸素の攻撃を受け「酸化」されることで生じます。

細胞膜が過酸化脂質になることでその細胞が機能しなくなるだけでなく、その過酸化脂質は活性酸素を発生させ周りの細胞や脂質を酸化させていきます。このような負のスパイラルに陥ることで体内にある細胞が衰え老化が加速していきます。

活性酸素の標的となる細胞膜を守ることがアンチエイジングにとって重要となります。

細胞膜は脂質でできているので水溶性であるビタミンCやポリフェノールでは守ることができません脂溶性の抗酸化物質のみが細胞膜を守ることができます

その代表がビタミンEです。

ビタミンEは細胞膜をはじめ体内にある脂質が活性酸素により酸化されるのを自らが身代わりとなって守ります。美白はもとより「老化」を防ぐため毎日必要量取ることが当たりまえといってもいいすぎではない成分です。

 

活性酸素 対応案件

スーパーオキシド
過酸化水素
一重項酸素
ヒドロキシラジカル

活性酸素 対応場所

水溶性エリア 
脂溶性エリア

 

サプリメント おすすめ度 

★★★☆☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

ビタミンCはビタミンEの抗酸化力をリサイクルします

ビタミンEとビタミンCは最強タッグです!!

詳細はこちら

ビタミンEの栄養成分レビュー

 

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第7位 コエンザイムQ10

コエンザイムQ10 【ビタミン様物質】

美白ステップ1.5

美白アプローチ 

体内に発生する活性酸素を除去

 

コエンザイムQ10の肌(美白)評価5

キーワード 活性酸素

評価内容 抗酸化ネットワークの一員

抗酸化物質は各々が体内の所定の場所において活性酸素と戦っています。大きくわけると水溶性エリアと脂溶性エリアにわかれて戦っています。ただし独立して戦っているのではなくチームを組んで戦っています。
いままでのランキングの流れをみると抗酸化物質は違う抗酸化物質のリサイクルに関わっていることがお分かりだと思います。グルタチオン、αリポ酸はビタミンCの抗酸化作用をビタミンCはビタミンEの抗酸化作用を取り戻す働きをしています。

つまり抗酸化物質は体内の活性酸素を除去するためにお互い助け合いながら働いていることになります。このことを「抗酸化ネットワーク」を形成していると表現しています。リサイクル能力が優れた抗酸化物質のみがこのネットワークを形成しているといえ、その数は限られています。

コエンザイムQ10はネットワーク系抗酸化物質の1つです。
コエンザイムQ10にはビタミンCとビタミンEをリサイクルする働きがあります
なおネットワーク系抗酸化物質の代表はグルタチオン、リポ酸、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10の5つです。この5つが体内にあれば互いに相乗効果をもたらし、活性酸素から細胞を守る力が非常に強くなると考えてください。

 

活性酸素 対応案件

スーパーオキシド
過酸化水素
一重項酸素
ヒドロキシラジカル

活性酸素 対応場所

水溶性エリア 
脂溶性エリア

 

サプリメント おすすめ度

★★★★☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

コエンザイムQ10っていったらエネルギーをイメージされるかもしれませんが抗酸化物質としても非常に優秀です

詳細はこちら

コエンザイムQ10の栄養成分レビュー

 

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第8位 SOD酵素

SOD酵素【酵素】

美白ステップ1.5

美白アプローチ 

体内に発生する活性酸素を除去

 

SOD酵素の肌(美白)評価5

キーワード 活性酸素

評価内容 スーパーオキシドの除去

活性酸素はスーパーオキシド、過酸化水素、一重項酸素、ヒドロキシラジカルの4種類を総称したものです。厳密にいうとフリーラジカルをもつ活性酸素とそうでない活性酸素があり、前者がスーパーオキシド、ヒドロキシラジカルで、後者が過酸化水素、一重項酸素となっています。過酸化水素や一重項酸素はフリーラジカルではありませんが、フリーラジカルを生成させる働きがあるのでこの4つが「活性酸素」として一括りになっています。

フリーラジカル
一般の分子は、原子核の周りを回る電子は2つで一対となることで安定な物質となっています。フリーラジカルというのは原子核の周りにある電子の数が1つ(対電子を失った)の分子のことをいいます。フリーラジカルは他の物質から電子を奪う性質があります。この性質によって「酸化」が生じます。

 

このように種類が異なる活性酸素は4つありますが、酸化させる力は同じではありません。スーパーオキシド、過酸化水素、一重項酸素、ヒドロキシラジカルと右にいくほど強くなっていきます。
特にヒドロキシロジカルはスーパーオキシドの数十倍もの強い酸化力を持っているといわれています。なので一重項酸素やヒドロキシラジカルといった活性酸素を除去することに力をいれることが大事です。

ただ考えようによってはスーパーオキシドの除去がもっとも大切かもしれません。
というのもスーパーオキシドは他の活性酸素の前駆体となっているからです。スーパーオキシドから過酸化水素が発生し、その過酸化水素が体内にある金属イオンと反応して生成されるのがヒドロキシロジカルです。

スーパーオキシドは3大栄養素をエネルギーに変える時に発生する活性酸素で、最も大量に発生する活性酸素です。このスーパーオキシドをできる限り除去することが体内の活性酸素の量と質(酸化力)を抑えることができます。

スーパーオキシドは体内にあるSOD酵素により分解されます。なのでこの抗酸化酵素が体内にある限りスーパーオキシドの過剰発生は抑えることできます。
ただし残念ながらSOD酵素は加齢とともに減っていきます。ストレス、暴飲暴食、睡眠不足などによりその分解する能力が衰えていきます。

体内で減っていくSODを増やす(減らさない)ためにはこの酵素を構成している成分を取ることが重要となります。それが亜鉛、銅、マンガンなどです。これらミネラルを摂取することはSODの活性につながります。

ずばりSOD酵素を増やしたいと思ったときはサプリメントに頼るのもよいかもしれません。
海外ではSOD酵素のサプリメントが販売されています。

※SODは大麦、小麦、メロン、ブロッコリー、キャベツなどに存在してます。SODのサプリメントはこれら植物性のSODが含まれています。

 

活性酸素 対応案件

スーパーオキシド
過酸化水素
一重項酸素
ヒドロキシラジカル

活性酸素 対応場所

水溶性エリア 
脂溶性エリア

 

サプリメント おすすめ度

★★★★★

サプリメント購入経路

日本 ✖
海外 △

サプリメント 例

管理人より一言

オーマイーガッ
SODって聞くと 真っ先にとある業界で有名な会社名を思い出してしまう・・・

詳細はこちら

SOD酵素の栄養成分レビュー

 

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第9位 βカロテン

βカロテン【カロテノイド】

美白ステップ1.5

美白アプローチ 

体内に発生する活性酸素を除去

 

βカロテンの肌(美白)評価6

キーワード 活性酸素

評価内容 ヒドロキシラジカルの除去

ヒドロキシラジカルはスーパーオキシドや過酸化水素の一部が金属イオンと反応することで生まれます。4つの活性酸素のなかでももっとも毒性が強く体内の脂質、たんぱく質、DNAを簡単に酸化させます。いうなれば一番凶悪な活性酸素といえます。
美白の観点からするとヒドロキシラジカルを除去することがメラニンの過剰生成を防ぐことになります(メラニンは活性酸素の攻撃を細胞の代りに受けるために作られます)。

βカロテンはこのヒドロキシラジカルを除去する働きをもっている抗酸化物質の一つです。

 

活性酸素 対応案件酸素 対応案件

スーパーオキシド
過酸化水素
一重項酸素
ヒドロキシラジカル

活性酸素 対応場所

水溶性エリア 
脂溶性エリア

 

サプリメント おすすめ度

★★★☆☆

サプリメント購入経路

日本 〇
海外 〇

サプリメント 例

管理人より一言

カロテノイド全般に強い抗酸化作用があります
カロテノイドの代表といったらやっぱりコレ!!

詳細はこちら

βカロテンの栄養成分レビュー

 

第10位 セレン

セレン 【ミネラル】

美白ステップ1.5

美白アプローチ 

体内に発生する活性酸素を除去

 

セレンの肌(美白)評価5.5

キーワード 活性酸素

評価内容 グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分

第8位SOD酵素の欄で「スーパーオキシドから過酸化水素が発生し、その過酸化水素が体内にある金属イオンと反応して生成されるがヒドロキシロジカルです」と説明しました。

この流れをもう少し詳しく説明します。

スーパーオキシドはSODという酵素により分解されますが、その過程で生まれる活性酸素が過酸化水素です(SODはスーパーオキシドを酸素と過酸化水素に分解します)。

それではこの過程により生まれた過酸化水素が分解されなければヒドロキラジカルが増えてしまうことになりますが、体内には過酸化水素を分解する抗酸化酵素が備わっています。それがカタラーゼグルタチオンペルオキシダーゼです。これら抗酸化酵素の働きにより過酸化水素は水と酸素に無毒化されます

体内で抗酸化酵素が働いていれば問題はありませんが、SOD酵素どうようにこれら酵素も加齢などが原因で減ってしまいます。その結果として体内に過酸化水素が蓄積→その一部がヒドロキシラジカルになる→細胞がダメージを受けるといった老化への道をたどっていくことになります。

セレンはグルタチオンペルオキシダーゼの構成成分となっています。セレンを摂取することはグルタチオンペルオキシダーゼの活性につながり過酸化水素の蓄積を防ぐことになります。

 

活性酸素 対応案件

スーパーオキシド
過酸化水素
一重項酸素
ヒドロキシラジカル

活性酸素 対応場所

水溶性エリア 
脂溶性エリア

※過酸化水素を分解する酵素として

 

サプリメント おすすめ度

★☆☆☆☆

サプリメント購入経路

日本 △
海外 〇

サプリメント 例

 

管理人より一言

昔はセレンを単体サプリでとることはありませんでした

が、今はとっています
セレンの抗酸化作用はやっぱり魅力的なので

詳細はこちら

セレンの栄養成分レビュー

 

 

肌(美白)部門ランキング ステップ1 はこちら

 

肌(美白)部門ランキング ステップ1.5 はこちら

ステップ1.5 1位~5位

ステップ1.5 6位~10位

 

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