Now Foods ビタミンD3&K2

使い勝手がすごくいい

★★★★★

ビタミンDは、カルシウム吸収に欠かせない成分として知られています。

理由はこちら👇

皮膚で合成または食物より摂取されたビタミンDは、肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDになり、カルシウムの腸の吸収を促進します。それより骨や歯におけるカルシウムの利用効率を高める作用があります。


出典元
骨と腎臓 腎臓にまつわる病気 
腎らいぶらり 中外製薬

まあ~こんな簡単な話ではない(骨や血液中のカルシウム濃度は副甲状腺ホルモン、活性型ビタミンD、カルシトニンによって調節されています)のですが、とりあえず ここではこれで済まさせていただきます。

一方、ビタミンKは γ-グルタミルカルボキシラーゼ(GGCX)の補因子として、骨形成に関わっています。
こちら👇で説明します。

オステオカルシンは骨の非コラーゲン性タンパク質の25%を占めます。
オステオカルシンはカルシウム結合能を有し、活性型に変わることでカルシウムと結合し骨形成を促します。

ビタミンK2量を向上させる「ほね元気」が納豆で初の特定保健用食品に│研究開発│ミツカンの取り組み│ミツカングループ

出典元
ビタミンK2量を向上させる「ほね元気」が 納豆で初の特定保健用食品に
ミツカン

ビタミンKにはオステオカルシンを活性化する働きがあります。

図1 ビタミンK2の作用メカニズム

出典元
キューピーアヲハタニュース
ニュースリリース 2007年 No.62
キューピー

オステオカルシンは、カルボキシル化(Gla化)されることにより活性型に変換されます。このGla化を触媒する酵素γ-グルタミルカルボキシラーゼ(GGCX)です。ビタミンKはその捕因子として働きます。

ということで、カルシウムとビタミンDとKを一緒に取ることで、「骨」強化に対する相乗効果が見込まれます。

健康な骨づくりのためには、「カルシウム」「ビタミン D」「ビタミン K2」の3つの栄養素をバランス良く摂り、カルシウムを体内できちんと吸収し、 骨への沈着を促すことが大切です。これを『骨のゴールデン・トライアングル』と呼びます。

引用元
骨にたいせつな3つの栄養素
コツコツ骨ラボ

 

ビタミンDの働きは骨強化(カルシウムの吸収を助ける)以外にも盛りだくさんです。


出典元
緊急事態宣言を受けて、日本機能性医学研究所が「ビタミンD」サプリメントを1月5日より緊急値下げ!
PR TIMES

ビタミンDが不足するとアレルギーになりやすい、感染症にかかりやすい、がんになりやすい、動脈硬化になりやすい、糖尿病になりやすい、うつになりやすい などといった問題が生じます。絶対に不足させてはならないビタミンです。

ビタミンKは骨形成以外だと止血において重要な存在です。

 

このサプリは商品のネーミング通り、ビタミンD3とK2が含まれているサプリです。
1粒にビタミンD3 1000IU=25mcg と ビタミンK2 (MK-4) 45 mcg が含まれています。
※ビタミンCも3mg含まれています。

この量って、個人的にすごい使い勝手がいいです。

例えば、こんな感じに使えます。

①ビタミンDとKの補給として1日2~3粒取る。
※メーカーの目安量は1日1~2粒です。用法・用量をお守りください。

すでに取っているビタミンD単体サプリ(1000IU/粒ないし 2000IU/粒)に+1000IUを上乗せするために取る。ついでにビタミンKも補給できる。

すでに取っているビタミンK単体サプリ(例えば、100mcg/粒)に+45mcgを上乗せするためにとる。ついでにビタミンDも補給できる。

ビタミンK単体サプリを取るまではないけど、ビタミンKがそこそこの量が含まれているサプリを取りたい。それがこれ。

①~④すべてに、答えてくれます。
ちなみに自分は②④目的でこれ取っています。

これ、120粒入りで約980円です。粒単価約8円です。
とりあえず(おのおのの含有量は無視して)D3&K2サプリとして破格です。
※価格はiHerbでレビュー作成時

手元に置いておくと、とても便利なD3&K2サプリだと思います。

 

参照一覧
ビタミンD 栄養に関する最近の知見 ~ビタミンDの骨代謝調節作用およびそれ以外の生理機能と必要量~
J-STAGE

カルシウムの吸収は単純ではない?!
カルシウム相談室

PTHとビタミン D
協和キリン
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※レビューの内容について
→個人の見解です。

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