2018年 体型(筋肉)部門 ランキング 11位~15位

体型(筋肉)部門ランキング  TOP20

11位~15位

第11位 シトルリン

シトルリン【遊離アミノ酸】

筋肉指数 74
 
 
評価項目
  • 筋肥大を促進する
筋肉POINT
筋肥大を促進する
体内にシトルリンが取り込まれるとアルギニンに変換されます。なのでシトルリンもアルギニンどうように「一酸化窒素」と「成長ホルモン」の2点において筋肥大促進に大きく貢献します。

アルギニンでは「成長ホルモン」と「一酸化窒素」の順に記載しました。ここでは順番を逆にしているのは一酸化窒素の生成を高めるにはシトルリンの存在がより重要となるからです。

 
一酸化窒素は主に血管内皮細胞で生成されます。このとき→シトルリン→アルギニン→に変換されていく代謝過程で生成されます。このサイクルをNOサイクルといいますが、一酸化窒素はシトルリン→アルギニンの「→」の時に生成されるとされています。
※厳密にいうとシトルリン→アルギニンと代謝されまたアルギニン→シトルリンへと代謝される際に一酸化窒素が発生します。
 
アルギニンを直接とるより【アルギニンに変換される】シトルリンを取ることが一酸化窒素をより増やすことになります。
※一酸化窒素が筋肥大を促進する理由に関しては第9位のNO(一酸化窒素)をご覧ください。
 

プラスPOINT 
陰茎の勃起力UP
シトルリンは陰茎の勃起に深く関わっている成分です。一酸化窒素のもつ血流改善作用が血行不良による勃起不全の改善につながるからです。シトルリンは一酸化窒素を生成するアミノ酸として有名です。

シトルリンは持久力UP・筋肉疲労回復などの効果もあるためスーパーアミノ酸とも呼ばれています。

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筋肉つぶやき

私はこのような分別をしている

成長ホルモン重視ならアルギニン!
一酸化窒素重視ならシトルリン!!

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第12位 ビタミンB6

ビタミンB6【ビタミン】

筋肉指数 69

 
 
評価項目
  • たんぱく質およびアミノ酸の代謝に関わる
筋肉POINT
たんぱく質およびアミノ酸の代謝に関わる
筋肉はたんぱく質でできています。食事などで取り入れられたたんぱく質は、体内で一度アミノ酸に分解されて、そのあと再び体内で再合成させて筋肉となります。
 
B6は、体内に取り入れたたんぱく質を分解してアミノ酸にする酵素と、分解されたアミノ酸を体内のたんぱく質として合成する酵素の補酵素として働いています
 
筋肉のもとであるプロテイン(たんぱく質)を体内に取りいれたときプロテイン(たんぱく質)→筋肉に替える作業を手伝うのがB6です。
 

プラスPOINT 
ホモシステインの代謝
ホモシステインは必須アミノ酸のメチオニンを代謝する際にできる中間代謝物です。
中間代謝物であるホモシステインは再びメチオニンに、あるいは非必須アミノ酸であるシステインに変換されるのですが、この代謝過程においてなんらかの異常が起きた場合に、変化されずホモシステインのままになります。
血中にホモシステインが増えてしまうと、そのホモシステインがLDLコレストロールと結びつき、血管の壁にたまってプラークをつくります。プラークの蓄積は動脈硬化の原因となります。
B6 は血中のホモステインのメチオニン、システインへの代謝を促進します。

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筋肉つぶやき

水戸黄門で例えると
黄門様が「たんぱく質」
助さんが「B6」!
格さんでも別にOK!

言っている意味がわからない?

Me Too!!

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第13位 アリシン

アリシン【ファイトケミカル】

筋肉指数 66
 
 
評価項目
  • 筋たんぱく質の合成を促進する
  • 筋たんぱく質の分解を抑制する
  • 筋肥大を促進する
筋肉POINT
筋たんぱく質の分解を抑制する
にんにくは筋肉をつける(減らさない)のにベストな食材の1つです。
理由はコルチゾールと深く関わっているからです。
 
副腎皮質からコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。このホルモンは筋肉を分解して、分解してできたアミノ酸をブドウ糖に変換する働きがあります。変換されたブドウ糖がエネルギーとして消費されなければ脂肪細胞へと蓄積されてしまいます。つまりコルチゾールは筋肉を分解して脂肪を増やす原因となるものです。にんにくに含まれているアリシンはコルチゾールの働きを抑制します。
 
プラスPOINT 

ビタミンB1の働きを持続させる
アリシンにはビタミンB1の働きを持続させる効果があります。B1は糖質の代謝に補酵素として深く関わっており、不足していると糖質のエネルギー代謝がスムーズにいかなくなります。結果としてエネルギー不足=疲労につながります。

B1は水溶性ビタミンのため体外に排出されやすく体内に長く蓄えることができません。アリシンにはこの欠点を補う働きがあります。アリシンはB1と結合するとアリチアミンという脂溶性の物質に変わります。アリチアミンは血液中に長くとどまり、ゆっくりとB1とアリシンに分解されます。このことによりB1を無駄に排出させることなく、体内に長くとどまらせることができます。

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筋肉つぶやき

うへ~ 息くっさ~い

にんにくは健康にいいけど口臭くなるよね?
口臭が気になってにんにくを敬遠しているって人いる?

そんなときは嚙むブレスケア・・・
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第14位 オルニチン

 

オルニチン【遊離アミノ酸】

筋肉指数 65
 
 
評価項目
  • 筋肥大を促進する
筋肉POINT
筋肥大を促進する
成長ホルモンには筋繊維を修復させ、筋肉を再生させる働きをがあります。なのでこのホルモンの分泌を促せば筋肉の増大が期待できます。
オルニチンには成長ホルモンの分泌を促す効果があります

またオルニチンにはアンモニアを尿素に変える解毒作用があります。筋トレなど激しい運動によって生まれた有毒なアンモニアが肝臓内のオルニチンと反応することで、無毒化され尿素となり、体の外に排出されます筋トレ後の疲労回復という点でも優れた効果を発揮する成分です。

 
そもそもオルニチンはアルギニンの前駆体です。体内では→オルニチン→シトルリン→アルギニン→オルチニン→と代謝されます。※この代謝を尿素回路(サイクル)またはオルチニン回路(サイクル)といいます。
オルニチンはアルギニンと一緒にとることでアルギニンの効果をアップさせることができます。
 

プラスPOINT 
ポリアミンの材料
ポリアミンは第1級アミノ基を複数もつ脂肪族炭化水素の総称のことで、その数は20種類以上あります。代表的なものがプトレスシン、スペルミジン、スペルミンです。
ポリアミンは、アルギニンやオルニチンによって体内で合成される成分です。アルギニン→オルニチン→プトレスシン→スペルミジン→スペルミンの順に代謝されます。

ポリアミンはたんぱく質の合成、細胞分裂に関わる重要な物質です。その原料であるオルニチンもまた細胞を活性化させるためには欠くことのできない成分といえます。

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筋肉つぶやき

精子特有の臭いはポリアミンによるものだよ

オルニチンのサプリちょっとクンクンしてごらん

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第15位 メチオニン

メチオニン【必須アミノ酸】

筋肉指数 60
 
 
評価項目
  • 筋肉の主原料となる
  • 筋たんぱく質の合成を促進する
筋肉POINT
筋肉の主原料となる
筋たんぱく質は9種類の必須アミノ酸が中心となり形成されています。必須アミノ酸は体内で合成されないため食事など外から必ず取り入れなければなりません。

メチオニンは必須アミノ酸です。
必須アミノ酸(9種類)
バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、ヒスチジン

筋肉の主成分であるBCAA(バリン・ロイシン・イソロイン)は別として数ある必須アミノ酸の中でメチオニンをこの順位に入れたのは翻訳の過程(mRNAの塩基配列に基づいてアミノ酸が結合されて、たんぱく質が合成される過程)で、メチオニンがたんぱく質合成開始の指令をだす役割をしているからです。

 
メチオニンが不足しているとたんぱく質合成そのものが上手くいかない可能性が高まることになります。筋肉のために多くとる必要はありませんが、不足することだけは避けるべき成分です。
 

プラスPOINT 
アレルギー症状を緩和
メチオニンにはアレルギー反応の原因となるヒスタミンの血中濃度を下げる働きがあります。なのでメチオニンはアレルギー症状を緩和する効果があるといわれています。

ヒスタミン
ヒスタミンはアミノ酸ヒスチジンからつくられる免疫系にかかわる化学物質のひとつです。体内では肥満細胞の中に蓄えられていて、何らかの刺激があるとこの細胞から放出されます。放出されヒスタミン受容体に結合するとアレルギー症状を引き起こします。

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筋肉つぶやき

メチオニンは筋トレのお供クレアチンの構成成分でもありんす
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