プラセンタ

プラセンタの評価 S

プラセンタ

プラセンタとは英語で胎盤のことです。
化粧品やサプリメントとして利用されるプラセンタは豚、馬、羊といった哺乳類の胎盤から栄養素を抽出したプラセンタ(胎盤)のエキスです。
プラセンタに含まれる栄養素は10数種のアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類、ペプチド、核酸と大変豊富です。

これら成分以外にプラセンタには成長因子が含まれています。

プラセンタの最も注目すべき点はこの成長因子というものが含まれていることです。

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成長因子

成長因子とは体内の特定の細胞の細胞分裂を促進するタンパク質 の総称で、グロスファクターとも呼ばれています。
成長因子は何種類かあり、体の各部位を構成する細胞の細胞分裂を活発にすることで、細胞の増殖、分化を促進する働きをします。
細胞の種類によって成長因子の働きは異なります。

代表的な成長因子は次のものです。

  • FGF(繊維芽細胞成長因子)
  • EGF(上皮成長因子)
  • IGF(インスリン様成長因子)
  • HGF(肝細胞成長因子)
  • PDGF(血小板由来成長因子)
  • VEGF(血管内皮細胞成長因子)
  • TGF(トランスフォーミング成長因子)
  • NGF(神経細胞成長因子)
  • CFS(コロニー形成刺激因子)
  • IL₋1(インターロイキン1)
  • IL₋2(インターロイキン2)
  • IL-3(インターロイキン3)
  • IL-4(インターロイキン4)

成長因子が体内に増えることで各細胞の新陳代謝が促され、細胞の増殖、再生、修復作業が高められ、さまざまな効果・効能をもたらします。その効果・効能は多岐にわたります。

例えば
FGFは線芽細胞の増殖を促します。それによりコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成する力が強まり美肌を作ることにつながります。
EGFは表皮細胞の分裂を活性化させます。肌のターンオーバーの促進して、肌トラブルの少ないキメ細やかな肌に導きます。
IGFは、体内にある数多くの組織の細胞の増殖、分化を促進する働きがあります。成長、発達に必要な成長因子で、成長ホルモンと深く関わっています。
HGF
は、肝細胞などを増殖させる働きがあり、体にできた傷の治りを早める効果があります。

成長因子は内側から細胞レベルの生まれ変わりを促進するたんぱく質で、健康を維持するため、また肌や髪といった見た目の若々しさ保つための重要な物質です。

成長因子は体内で作られますが、加齢ととも減少していきます。10歳をピークに、20歳を超えると急激にへっていきます。なのでなんらかの方法で補うことが必要です。

成長因子が含まれているプラセンタを摂取するというのは有効な手段のひとつとされます。

プラセンタの摂取目的

プラセンタの摂取目的は「成長因子」を増やすこと、それにより「薄毛」を予防、「美肌」を作る、「筋肉」を増やすことを目的としています。
※成長因子は成長ホルモンのカテゴリーに入れています。理由はページ下の雑感に記載。

 摂取目的
髪  「薄毛」
肌  「美肌」
体型 「筋肉」
その他「成長ホルモン」

プラセンタの効果・効能


プラセンタは体内にある成長因子を増やす効果があります。成長因子の中には、髪が生まれ育つ仕組みに関わっているものがあり、発毛を促す効果があるものがいくつかあります。
その成長因子を紹介します。その前に髪が生まれ育つ仕組みを簡単に説明します。

髪が生まれ育つ仕組み

毛乳頭が毛細血管から栄養素、酸素を受け取る。
毛乳頭は受け取った栄養素、酸素を毛母細胞に供給し、髪を生み出すよう指示をする。
その指示を受け取った毛母細胞が細胞分裂することで髪が生まれる。
細胞分裂を繰り返すことで髪が成長していく。

毛細血管は赤い三つ又の線です
毛乳頭はその周りにある白い丸のくぼみです
毛母細胞はくぼみの周りにある丸い点テンです

 

 

 

毛母細胞が細胞分裂を起こすことで、発毛し、分裂を繰り返すことで、髪が健康に育っていきます。
なので毛母細胞が活発に分裂することは、太く黒い健康な髪を成長させることができ髪のヘアサイクルの成長期の期間をより長くし、抜け毛を防ぐことにつながります。
逆をいえば、毛母細胞の機能が弱まることにより、ヘアサイクルの成長期が短くなり抜け毛が増えることになります。

髪に関係してくる成長因子を簡単に説明します。

KGF(FGF-7)は毛乳頭でつくられ、毛母細胞の細胞分裂を促進する成長因子です毛母細胞が活性化され細胞分裂することにより髪が生まれ、育っていきます。なのでKGFは「発毛促進因子」とも呼ばれています。

KGF-2(FGF-10)はKGFと同様にに毛乳頭で産生され、毛母細胞の細胞分裂を促進する成長因子です。発毛に関わっている成長因子といえます。

IGF-1は、数多くの組織の細胞の増殖、分化を促進する成長因子です成長、発達に必要な成長因子で、成長ホルモンと深く関係してきます。成長ホルモンは体に様々な作用をもたらしますが、そのほとんどがIGF-1を介しての作用です(例 成長ホルモン分泌→IGF-1分泌(主に肝臓で)→細胞分裂活性化)
IGF-1も毛母細胞の細胞分裂を促進し、発毛を促す成長因子です。
IGF-1を増やすことは、AGA(男性型脱毛症)治療につながります。AGAの原因の一つは男性ホルモンのジヒドロテストステロンが毛根にあるIGF-1を減少させているからともいわれています。

IGF-2は、細胞の細胞分裂を活性化させます、毛母細胞の細胞分裂を活性化させることも分かっています。

VEGFは、血管内皮細胞の細胞分裂を促進し、新しい血管を作っていきます。新しい血管を作る作用は毛細血管を生み出すことにも関係しています。毛細血管は毛乳頭に髪に必要な酸素、栄養素を運ぶ重要な役割をしています。

プラセンタを体内に取り入れることは今あげた成長因子すべてを増やすことにつながります。なので発毛、育毛に大きく貢献しているといえます。


プラセンタは美肌、美白に大きくかかわっています。その理由として、プラセンタには「ビタミン」や「10種類のアミノ酸」、「肌に関係してくる成長因子」が含まれているからです。

プラセンタに含まれているビタミンは、ビタミンC、ビタミンEです。
ビタミンCは体内でコラーゲンの生成を助けたり、シミの原因になるメラニンが作られるのを抑制します。
ビタミンEは体内の活性酸素を除去する抗酸化力が非常に高い成分で若返りのビタミンとも呼ばれるほどです。この2つは文句なしに美肌に導く成分といえます。

プラセンタに含まれる10種類のアミノ酸はNMF(天然保湿因子)の構成成分となっています。肌のうるおいは角質層にある天然保湿因子の量に関係してくるといわれるほどです。その構成成分であるアミノ酸を含んでいるプラセンタは「肌のうるおい」を生み出すのに一役買っているともいえます。

髪と同様に肌にも成長因子が大きく貢献しています。肌に関係している成長因子FGF、EGF、TGFを簡単に説明します。
※FGFは数種類あり、主に肌に関わってくるのはFGF-1とFGF-2です。

FGF-1、FGF-2繊維芽細胞を増殖する成長因子です。
FGF-2のほうがその力は強いです。

繊維芽細胞について簡単に説明します。

人間の皮膚は大きく3層にわかれています、外側から順に表皮、真皮、皮下組織という順になっています。

3層の中でも肌のハリ、弾力、潤いといった「美肌」に特に関係してくるのが真皮層です。

 

 

真皮には肌を支え、そのハリや弾力、潤いを保つ働きがあります。この役割を主に担っているのが3つの成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)それらを生み出す細胞(繊維芽細胞)です。
3つの成分を生み出すためには繊維芽細胞を活性化する必要があります。
繊維芽細胞は加齢とともに減っていくので、その増殖を促すFGF-1、FGF-2はとても大切な存在といえます。
なのでFGF-1、FGF-2という成長因子を増やすことは美肌を目指すための重要なことといえそうです。

EGFは肌にある上皮(表皮)にある細胞の細胞分裂を活性化させ、表皮細胞を増殖させ、細胞の生まれ変わりを促進します。

表皮の細胞を活性化させることは肌の生まれ変わり
すなわち肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すことといえます。

 

 

 

なのでEGFには肌のターンオーバーを正常化させる働きがあるといえます。ターンオーバーを正常化させることにより、肌トラブルがへり、キメ細かいきれいな肌を保つことができます。

また表皮の基底層にできたメラニンの排出を促すので、シミができにくい肌になります。※メラニンは基底層で生まれた角化細胞とともに垢として剥がれ落ちていきます。

 

 

 

加齢とともに肌のターンオーバーの期間は遅れていきます(20代は約28日→40代は倍の約55日)。遅れてしまう理由は、体内のEGFが加齢とともに減っていくからともいわれています。
EGFを増やすことはターンオーバーの観点からとても大切なことといえそうです。

繊維芽細胞がコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成するとさきほどいいましたが、繊維芽細胞にそれらの生産量増強を促しているTGFです。これにより体内のコラーゲン、エラスチンの量を安定させ、お肌にハリ、潤いを与えます。

これら成長因子を増やす成分であるプラセンタは、美肌を作り、美白を保つのに重要な成分といえます。


ここからは数ある成長因子の効果・効能を述べます。プラセンタはこれら成長因子を増やすので、プラセンタの効果・効能といっても言い過ぎではないと思います。

肝機能
数ある成長因子の中でHGFは肝細胞の細胞を増殖させる働きがあります。HGFの肝細胞を増殖する働きは非常に強く肝機能障害の改善の効果があるといわれています。

傷修復
上記であげたHGFは肝機能をアップさせるだけでなく、皮膚などが傷ついた場合にその部分を修復して再生させるといった再生促進作用の効果があります。肌が傷ついた時に、時とともに自然と治るのはHGFの再生促進作用といえます。

血管新生
成長因子の中には血管新生(新しい血管を作ること)作用をもったものがあります。代表的なものはVEGF、PDGF、FGF-1、FGF-2などです。

うつ病
NGFは神経細胞の細胞を活性化させ自律神経やホルモンバランスを調整します。うつ病の改善が見込まれます。

免疫力
CSFIL1~4はさまざまな免疫力を向上させる成長因子です。自然治癒力アップにつながります。

プラセンタのサプリメントによくあるキャッチフレーズ集

  • 細胞レベルから再生を促し、若々しく
  • 健康や美容をサポート
  • 女性を輝かせる成分をたくさん配合
  • 年齢に負けない容姿を作る
  • 毛母細胞を活性化させて、発毛を促進
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プラセンタの摂取量、不足、過剰

プラセンタの摂取量
厚生労働省で明確に推奨されている摂取量が特にありません。
日本健康・栄養食品協会が推奨している摂取目安量は1日100mg以上(プラセンタ純末として)とされています。ただこれはおそらく肌質改善など美容目的として効果がでる最低限の量のことだと思います。
とある研究結果では肌質改善など美容目的には1日あたり300㎎~500mgの摂取が望ましいといわれています。

注意してほしいのはサプリメントとして使用する原料(馬由来、豚由来)や抽出方法(溶液、原末)が、販売会社によりさまざまであるといいうことです。なので成分表示が一律ではないということです。

例えば、プラセンタエキスを10倍に濃縮した原末を100mg配合している場合、販売会社によっては商品の成分表示を「100mg配合」と記載したり「1,000㎎配合」と記載したりしている場合があります。どっちが正しいとも間違いともいえませんが、1000㎎のほうを購入した場合、10倍も入っていると勘違いが生じる(純粋に100㎎を基準とした場合)こともあると思います。成分表示をしっかりと把握し、よくわからない場合メーカーに問い合わせすることも大切です。

 
プラセンタの不足
プラセンタを摂取しないことで何らかの不足症状がでることはありません。プラセンタ自体は生命維持や身体活動のための必須成分ではなく、あくまでも美容、健康のプラスアルファ成分だからです。プラセンタに含まれているビタミン、アミノ酸、ミネラルなどが不足しているとなるとそれぞれの問題が生じます。
 
プラセンタの過剰
過剰摂取による副作用は特になく、深刻な健康被害も報告されていないようです。過剰によるデメリットをあえて挙げるとしたら肥満です。
と簡単に書きましたが当然ですがそれには限度があります。サプリメントで摂取する場合その指定されている量を必ず守ってください。多く飲めばそれだけ効果があがるというものでもありません。

プラセンタの豆知識

20%?
経口摂取(サプリなど口から)の場合、プラセンタの有効成分が20%しか吸収されないという都市伝説があります。都市伝説というかよく言われています。
20%の説があっているかどうかはわかりませんが、プラセンタに限らず、美容系の栄養素のサプリメント(コラーゲン、ヒアルロン酸など)は意味ない、効かないなどのレッテルを貼られることが多いので個人的にはあまり気にする必要はないと思っています。
 
馬、豚、羊

プラセンタエキスは豚由来と馬由来と羊由来が主です。他にも人、植物などがありますが人は医薬品のみ、植物は成長因子が含まれていないためサプリメントではお目にかかることはありません。

馬、豚、羊を軽く比較しますと


最もメジャー。豚は年に2回、1度に10頭出産できるため、胎盤が手に入りやすいので価格が安いです。ただ豚は病気にかかりやすいく、ワクチン、薬剤などを投与することが多く生育中に不純物が混ざりやすいです。馬と比較した場合に若干引っかかるのが品質面といえそうです。

豚より多くアミノ酸が含まれています。病気にかかりにくいので薬剤などを投与することが少なく品質面においては3つの中で群をぬいて安全といえます。ただ馬は年に1頭しが出産できないため希少性が高くその分値段が高いのネックです。高級プラセンタエキスとよばれるものは馬由来のプラセンタです。

日本では馴染みがないですが海外ではメジャーです。日本では狂牛病問題が発覚した後、あまり流通しなくなりました。羊にも伝染病があり、それを心配してというのが理由です。ただ成分的には馬、豚にまったく引けをとりません。むしろ人の胎盤エキスの成分配合と似ているため、馴染みやすく美容面の効果が現れやすいともいわれています。海外製のサプリメントは羊を使っている可能性が高いです。

この3つが市場に出回っているものです。どの動物由来か気になる方は、成分表示をしっかり確認してください。

プラセンタのイメージ

胎盤

美容、健康のエキスパート

プラセンタと相性の良い栄養成分

・ビタミンC
・コラーゲン
・ヒアルロン酸

プラセンタの勝手にランキング

肌(美肌)部門 第3位
肌(美白)部門 第8位
体型(筋肉)部門 第14位

プラセンタのレーダーチャート解説

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

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プラセンタ 総合評価 S 16.5

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

髪(薄毛) 評価5
プラセンタは発毛に関わる成長因子を増やす効果があります。数種類ありますのでその成長因子の説明はよろしければ効果・効能の髪の欄をご覧ください。

特に注目は発毛促進因子KGF(FGF-7)です。この成長因子は毛母細胞の細胞分裂を活性化させることで、発毛を促します。説明不要かもしれませんが「毛母細胞が細胞分裂する」ことで髪が生まれ育ちます。なのでこの成長因子を増やす、活性化させるということはとても重要なのです。AGA(男性型脱毛症)の改善目的の育毛剤にはKGFを活性化するための成分が含まれるものが多々あります。
KGFに限らず、プラセンタには発毛・育毛に関わる成長因子が数多くあり、薄毛改善目的として、頭皮にプラセンタ注射を行う施術が実際にあります。
プラセンタは薄毛対策に有効な成分といえます。

肌(美肌、美白) 評価6
プラセンタは細胞レベルから肌をよみがえらせるとのキャッチフレーズがあるほど、美肌、美肌に効果があります。プラセンタに含まれているビタミン、アミノ酸、ミネラルは言うまでもなく肌にいいものです。

注目すべきは髪どうように成長因子です。FGF-1、FGF-2、EGF、TGFといった成長因子は、美肌成分を生み出す繊維芽細胞の増殖をうながしたり、肌のターンオーバーに関わる表皮細胞の細胞分裂を促したりします。
成長因子は加齢とともにへってしまいます。それが原因の一つで肌の様々な老化が始まります。成長因子が含まれているプラセンタを摂取することはアンチエイジングのために重要なことといえます。

体型(筋肉) 評価4.5
プラセンタには筋肉のもととなるアミノ酸が含まれています。
またプラセンタに含まれる成長因子のなかには、筋肉増強につながる成長因子があります。IGF-1です。IGF-1は様々な細胞の増殖、分化を促す成長因子です。成長ホルモンが分泌され、IGF-1が肝臓で作られそれが分泌されると、筋細胞に特定のアミノ酸(筋たんぱく質のもととなる)の輸送を増加させ、筋たんぱく質の合成率を高めるといわれています。要は筋肉を増大させるということです。IGF-1も含んでいるといわれているプラセンタは筋肉をつけるためのダークホース的な成分ともいえそうです。ただ筋肉をつけるためにプラセンタを飲むことはお勧めかと聞かれるとなんとも言い難いです。

体力(普段)評価3.5
プラセンタには疲労回復の効果もあります。それに関わる成長因子(HGFなど)を含んでいるからです。疲労回復目的にプラセンタ注射を行っているかたもいるみたいです。ただ疲労回復のためにプラセンタを摂取していません。

その他(成長ホルモン)5.5
成長ホルモンを活性化させる物質が成長因子をいわれています。こういわれていますが、正直あまりピンときていません。
しかし成長因子は成長ホルモンとものすごく関係していて、その効果は似ているというかほぼ一緒じゃないかと思ってしまっています。なので同じ成長ホルモンのカテゴリーにいれています。

成長ホルモンの作用として有名なのものは7つありますが、その作用の多くは成長因子IGF-1を介しての効果といわれています。
流れとしては成長ホルモン分泌→IGF-1が肝臓で作られ、分泌→様々な細胞に働きかけ効果・効能を発揮という感じです。
IGF以外にもさまざまな成長因子が特定の細胞に働きかけ、分裂を促し成長ホルモンと似た作用をもたらします。ともかく成長因子の作用は成長ホルモンと似ていている点が多く、その成長因子を含んでいるプラセンタをかなり高く評価しています。

プラセンタ雑感

ちょっと「プラセンタ」およびプラセンタに含まれる「成長因子」について半信半疑な点がいくつかあります。

まず都市伝説的なことからいうと、クレアパトラや楊貴妃やマリーアントワネットや秦の始皇帝が愛飲、愛用していたとかいう話です。

マジでホンマかいな?っていう話ではないですか?

名もしれないグレーなサプリメント会社の誇大広告の一つと思いきや、大手のサプリメント会社にもこのキャッチフレーズが載っているのです。疑いやすい私は、このキャッチフレーズに関してはかなり冷めた目で見ています。

後は、成長因子は成長ホルモンを活性化させる物質と言われている点です。これを呑み込めていない自分がいます。逆ならまだわかるのですが・・・・

なので成長因子と成長ホルモンの「違い」や「関係性」がいまいちわかっていません。

これは個人的なかなり勝手な解釈ですが、成長因子はおおきな括りで成長ホルモンの一部であると考えちゃっています。成長ホルモンは全体の細胞に働きかけるもので、その中で成長因子は特定の細胞のみに強く働きかけるみたいな考え方をもっています。なので成長因子は成長ホルモンのようなもんだと考えてしまい同じカテゴリーに入れてしまいました。

えーとクエスチョンはこの辺にしまして、プラセンタのすごさを述べたいと思います。

プラセンタにはアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類、ペプチド、核酸などの栄養素が含まれています。これだけたくさんの栄養成分が含まれているので、プラセンタを飲むだけで美容や健康に関わるさまざまな効果を得ることができるといえます。

ただ私にとってはプラセンタにこれらの成分が含まれていることはどうでもいいことです。プラセンタでなくとも個々でとれるもの(とっているもの)だからです。

プラセンタの最もすばらしい点は成長因子が含まれていること、この1点です。これはものすごくデカいことです。

プラセンタの効果・効能欄に様々な成長因子の作用を記載しました。アルファベット3文字が連発されていて不快に感じたかたもいると思いますが、アルファベット3文字が成長因子のことです。

成長因子のおのおのの効果・効能って素晴らしいと思いませんか?

というか

すごすぎると思いませんか?

毛母細胞を活性化させるKGF、繊維芽細胞を活性化させるFGF、表皮細胞の細胞を増殖させるEGFなどなど、数多くの成長因子たちは髪や肌にとって、ものすごくプラス効果をもたらすものばかりです。もちろん健康にもいいものばかりです。まさにアンチエイジングの鍵を握る物質といえます。

成長因子さえ体内にあれば、老化なんて怖くない、そう思える物質ですが・・・・

いつものパターンですが成長因子は加齢とともに減ってしまうのです。本当に困ったものです。なのでなんらかの方法で補うこと増やすことが大切になってくるというわけですが・・・・・

プラセンタはこれら成長因子を増やす、活性化させる働きがあるのです。

まさしく「おったまげー」という感じでしょうか。

この中の1つとかではなく、すべての成長因子を増やす、活性化させる働きがあるのです。
(※すべてかどうかわかりません。「ほとんどの」という表現のほうが良いかもしれません。)

成長因子が含まれているものはプラセンタだけなのです。

経口摂取で成長因子を外から取り入れる方法はプラセンタエキスのみなのです。・・・・・
(※おそらく「複数の」という形容詞を付け加えた方がいいかもしれません。例えばEGF、FGFは燕の巣に含まれてて、IGF-1はイソフラボンとカプサイシンを組み合わせて摂取することで増やすことができるといわれています。)

すごくないですか?

もう完全に「プラセンタとるしかない」という感じです。こんだけ琴線に触れる言葉の数々を投げかけられ、私の心は秒殺されてしました。
ということで私のサプリメントの主力に入り、毎日、そこそこの量をとっています。単体でも取っていますし、複合サプリでも取っています。

 

 

 

 

 

プラセンタといえば女性のサプリのイメージが強いですが、男性にもすごくおすすめです。薄毛に効く成長因子が複数含まれているからです

とにもかくにも複数の成長因子を含んでいるプラセンタの効果・効能はちょっとほかの栄養成分のレベルを凌駕しているといえます。

普通の食事から馬と豚の胎盤を取ることができないので、経口摂取の場合はサプリメントが必須になります。

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