レシチン リン脂質の混合物

レシチン

狭義 PC
広義 リン脂質を含む製品全体の総称

 

レシチンとは

「レシチンについて」の前に前提知識として「リン脂質について」説明します。

リン脂質について

  • 脂質とは水に溶けず、有機溶媒に溶ける性質をもつ化合物の総称のことです。脂質は大きく単純脂質複合脂質誘導脂質の3つに分けられます。

    単純脂質
    脂肪酸と各種アルコールのエステル

    複合脂質
    単純脂質にリン酸、糖などが結合したもの

    誘導脂質
    単純脂質、複合脂質の加水分解で生じるもの

  • リン脂質は複合脂質にあてはまります。
  • リン脂質の特徴は両親媒性であることです。そのため水と油をなじませミセルを形成する性質があります。
    この性質が「血中脂肪の運搬」や「細胞膜の構成」に大きく役立ちます。

    両親媒性

    水との親和性が高く、水に溶けやすい性質のことを親水性といいます。
    水との親和性が低く、水に溶けにくい性質のことを疎水性といいます。
    分子内に親水基と疎水基を併せもっている分子を両親媒性分子といます。両親媒性物質は界面活性剤とも呼ばれます。

  • リン脂質は大別するとグリセリンを骨格とするグリセロリン脂質と スフィンゴシンを骨格とするスフィンゴリン脂質の2種類に分類されます。

    グリセロリン脂質
    ホスファチジン酸【グリセリンと脂肪酸2分子、リン酸1分子がエステル結合】リン酸に塩基が結合

    スフィンゴリン脂質
    セラミド【スフィンゴシンのアミノ基に脂肪酸1分子がアミノ結合】リン酸と塩基が結合

    ※基本構造です。例外あり。

  • グリセロリン脂質はリン酸を介して結合している化合物の違いにより種類があります。
    スフィンゴリン脂質にも種類がありますが、ここではその代表ともいえるスフィンゴミエリンのみを覚えておいてください。

    代表的なリン脂質

    【グリセロリン脂質】

    • PA  ホスファチジン酸
    • PC  ホスファチジルコリン 
    • PE  ホスファチジルエタノールアミン
    • PI  ホスファチジルイノシトール 
    • PS  ホスファチジルセリン 

       

    • LPC リゾホスファチジルコリン

    など

    【スフィンゴリン脂質】

    • SPM スフィンゴミエリン 

    など

    LPC(リゾホスファチジルコリン)

    このイラストをPC(ホスファチジルコリン)だとイメージしてください。


    〇の部分が極性基(ホスホコリン)で、二本のヒラヒラがアシル基(脂肪酸)です。
    通常、リン脂質は2本のアシル基を有します。生体内には1本しか持たないリン脂質が存在しており、それをリゾリン脂質といいます。PCについている2本の脂肪酸のうち1本しかないリン脂質がLPCです。

レシチンについて

  • レシチンには狭義のレシチン広義のレシチンがあります。

    狭義はグリセロリン脂質のPC(ホスファチジルコリン)のことをいいます。
    広義はリン脂質を含む製品全体の総称のことを言います。

  • 今回のレシチンのレビューは後者の総称のほうで進めます。
    食品やサプリなどから摂取する「レシチン」は大豆および卵黄などに含まれているリン脂質の混合物&他成分」のことを指しているからです。

  • 大豆と卵黄に含まれている「レシチン」は先ほどあげた数種類のリン脂質が含まれています。ただし組成は異なります。

  • 例えば大豆レシチンの組成例は以下です。

    大豆レシチンの組成例

    ・リン脂質 47%
    ・他成分 53%
    ※脂肪酸や炭水化物・糖脂質など

    47%のリン脂質の内訳

    • PC  15%
    • PE 11%
    • PI  10%
    • PA 4%
    • その他 7% 

    ※円グラフは比率計算したものです。

     

    参照
    (案)添加物評価書 ひまわり レシチン P9 6-表3  2013年6月 食品安全委員会添加物専門調査会PDF

  • 例えば卵黄レシチンの組成例は以下です。

    卵黄レシチンの組成例

    ・水分 50%
    ・たんぱく質 17%
    ・脂質 33%

    上記 脂質の内訳

    • トリアシルグリセロール 65%
    • リン脂質 30%
    • コレストロール 5%

     

    上記 リン脂質の内訳

    • PC  80%
    • PE 16%
    • SPM  2%
    • LPC 2%

     

    参照
    卵黄レシチンとは キューピー(株)HP

  • 【リン脂質の混合物である】レシチンを摂取することで「リン脂質」の機能そのものを高めることができると考えてください。

  • リン脂質の機能とは

    細胞膜の構成成分として

    • 栄養素や酸素の取り込みをする
    • 不要な老廃物や有害物質の排出をする
    • 浸透圧の調整する
    • 刺激に対して応答をする

     

    乳化作用の性質により

    • 血中の脂肪の運搬をスムーズにさせる
    • コレストロールを低下させる
    などです。

  • またレシチンはコリンの補給剤としても活躍します。なのでレシチンを摂取することで生体内のコリンを増やす=アセチルコチンを増やことができます。
    アセチルコリンの働きは

    • 集中力・記憶力を向上させる
    などです。

    ※レシチン(総称のほう)のうちのPC(ホスファチジルコリン)がコリンの補給剤となります。

  • サプリメントの「レシチン」は別途記載がない限り原料は大豆由来です。

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    原料が卵黄由来の場合は、「卵黄レシチン(Egg Yolk Lecithin)」で、
    原料がヒマワリ由来の場合は「ヒマワリレシチン(Sun flower Lecithin)」
    といった商品名で販売されているはずです。

 

摂取量について

1日の摂取量は設定されていません。
目安摂取量(大豆レシチン)の一例は以下です。

5~10g/日 健康維持に
2~10g/日 コリンの供給源として

参照 研究情報 レシチン (株)JオイルミルズHP

※レシチン以外からコリン補給剤をとっている場合は量を減らすなど調整してください。

 

レシチンの効果・効能

レシチンの効果・効能 3つ激選

  1. 細胞膜の構成成分(リン脂質混合物として)
  2. 脂質代謝の改善(乳化作用により)
  3. 神経伝達物質アセチルコリンの産生促進(コリンの補給剤として)

 

そのうち1つを詳しく

①細胞膜の構成成分(リン脂質混合物として)

リン脂質混合物であるレシチンは細胞膜の構成成分として活躍します。
順を追って説明します。

 脂質二重層 

こちらは細胞のイラストです。

外側の囲いが細胞膜です。
細胞膜にクローズアップします。

これが細胞膜のイラストです。


細胞膜はリン脂質【丸〇とその下に2つついているヒラヒラ】の列を一層として、2層が重なっている構造をしています。この構造のことを脂質二重層といいます。
脂質二重層は文字通り「脂質で構成されている」2層なのですが、ご覧の通り大部分がリン脂質です。なのでリン脂質二重層とも呼ばれます。
※リン脂質の隙間にコレストロールが存在します。

 リン脂質の種類 

主要なリン脂質は
1つの極性基(〇の部分)=頭部と
2本の脂肪酸(2つのヒラヒラの部分)=尾部を持ちます。


極性基の種類でリン脂質の名前が決まります。
例えば極性基がホスホコリン=リン酸化したコリン であればPC(ホスファチジルコリン)です。

2本の脂肪酸の組成は極性基や属する組織により異なりますが、グリセロリン脂質では1位の炭素が飽和脂肪酸で、2位の炭素が不飽和脂肪酸であることが多いです。
なお2位の脂肪酸が切断されたものがリゾリン脂質です。それがPC(ホスファチジルコリン)であればLPC(リゾホスファチジルコリン)となります。

 リン脂質の性質 

リン脂質の極性基(頭部)は水になじみやすく、脂肪酸(尾部)は水になじみにくくなっています。
このイラストの白いスペースが細胞の内外だとイメージしてください。


頭部=親水性が細胞内外つまり水の部分に接する部分に位置しています。
そして尾部=疎水性は内側に入っていき、水から遠ざかるような場所で接しています。

細胞膜がこのような

【親水性部分が外側に向いている】
膜全体は水の部分(細胞内外)の環境になじむ
 and
【疎水性部分が内側に向いている】
水との接触をさける
リン脂質の二重層になっているため
【溶媒・小さな分子は通す】 
 but 
【溶質・大きな分子は通さない】
といったメカニズムになっています。

なので細胞の内側、外側をしっかりと区切ることができ細胞の内側、外側と異なる環境を作りだすことができます。

このような性質をもつ細胞膜は

  • 栄養素や酸素の取り込み
  • 不要な老廃物や有害物質の排出
  • 浸透圧の調整
  • 刺激に対する応答
    細胞膜上の受容体があります。細胞外のシグナル分子と結合すると情報が伝達されます。
といった細胞の「機能」を果たします。

 まとめ 

上記の機能を果たす細胞膜の主成分はリン脂質です。

リン脂質にはさまざま種類があり、共存することで「リン脂質」として機能します。
すなわちリン脂質(=リン脂質を構成する成分)が十分であれば「細胞膜」が機能=「細胞」が機能することになります。
なのでリン脂質(=リン脂質を構成する成分)を摂取することは必須となります。

「リン脂質(=リン脂質を構成する成分)を摂取する」この言葉にピッタリあてはまる成分がレシチンです。
レシチンは様々なリン脂質が含まれている「リン脂質混合物」です。

レシチンを摂取することは 細胞膜の活性化=細胞の健康維持 につながります。
そのため「生命の基礎物質」と呼ばれています。

 

 

 

細胞膜およびリン脂質について補足を2つします。

リン脂質の非対称分布

このイラストの上段を外層(細胞外側)下段を内層(細胞質側)とイメージしてください。

細胞膜の外層(細胞外側)にはPCSPMが、内層(細胞質側)にはPSPEPIが多く存在しています。内層と外層でリン脂質組成が異なることをリン脂質の非対称分布と言います。

この非対称分布により細胞の機能が制御されています。
より詳しくいうと非対称分布の変化によりです。

例えば以下のことが挙げられます。

  • PEは細胞分裂時の分裂溝において一過的に外層に露出する→細胞分裂を進める
  • 細胞死(アポトーシス)の時にはPSが外層に露出する→マクロファージに認識され貧食される
  • 血小板が活性化するとPSが外層に露出する→血液の凝固反応の引き金となる
細胞膜の主成分は脂質とたんぱく質 

細胞膜は脂質、うち主にリン脂質でできている前提で話をすすめてきました。
が、細胞膜は脂質のみでできているわけではありません。細胞膜は主に脂質とたんぱく質で構成されています。


細胞膜のイラストは厳密にいうとこれではなく
リン脂質の二重層の間にたんぱく質がモザイク状にはめ込まれた構造をしています。


縦の太い緑色の棒状のものがたんぱく質です。
細胞膜には他にも糖鎖(イラスト中の緑色の小さな数珠)も存在しています。たんぱく質に結合している糖鎖を糖たんぱく質、脂質に結合している糖鎖を糖脂質と呼びます。

 

このたんぱく質は膜たんぱく質と呼びます。膜たんぱく質は細胞膜上を自由に移動しています(しているといわれています)。
この細胞膜の構造【脂質の二重層でできて、その中に組み込まれたたんぱく質が流動的である=脂質の二重層は流動的な性質をもつこと】を流動モザイクモデルと呼びます。

さて先ほど細胞膜はリン脂質の二重層になっているため

【溶媒・小さな分子は通す】 
 but 
【溶質・大きな分子は通さない】

 

と説明しました。

分子の具体名をだすと

酸素、二酸化炭素、窒素、水などは通す
 but
アミノ酸、グルコース、ヌクレオチド、イオンなどは通さない

※水に関してはある程度の水分子は通すです。水の通過は主にアクアポリンと呼ばれるチャネル(後に説明)を通して行われると考えられます。

 

です。

ご覧の通り、通さないほうの成分も「生命維持」および「身体活動」に必須です。
これらを通過させるのが膜たんぱく質の役割です。

膜たんぱく質のうち、リン脂質の二重層を貫通し、チャネル・ポンプなど物質の移動にかかわる輸送たんぱく質が存在します。


このように貫通しているのが輸送たんぱく質です。
輸送たんぱく質はそれぞれ特定の物質を運搬します。

特定の物質を透過させる性質をもっていることを選択的透過性
といいます。

選択的透過性は大きく、受動輸送能動輸送にわけることができます。

【受動輸送】
濃度勾配にしたがって物質を輸送する方法

受動輸送の例
拡散
非常に小さな分子や脂溶性の分子がリン脂質の隙間を抜けたり、リン脂質に溶けたりして拡散します。

チャネル
チャネルはイオンなどを通過させる膜たんぱく質です。チャネルの開閉により通過できます。開いているときに通過できます。開閉についてはここでは「必要に応じて」で済ませます。

輸送体
輸送体(輸送を担う膜たんぱく質)はアミノ酸や糖など特定の物質と結合すると、その構造が変化して細胞内に取り入れます。

 

 

【能動輸送】
エネルギーを使って濃度勾配に逆らって物質を輸送する方法

能動輸送の例
ポンプ(ナトリウム-カリウムポンプ)
エネルギーを消費して細胞内にカリウムイオン(2分子)を取り入れ、ナトリウムイオン(3分子)を細胞外へ排出します。

 

 

つまるところ細胞膜は半透性の性質【溶媒は通すが溶質は通さない】をもつが選択的透過性の性質【(溶質のうち)特定の物質の通過を許したり阻止したりする】ももっていることになります。
後者に大きく貢献しているのが構成成分のたんぱく質(膜たんぱく質)です。

 

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働き分析に関して

これから行う働き分析においての前提条件です。

①大豆レシチン
「レシチン」の分析をしていますが、ベースとなっているのは「大豆レシチン」だと考えてください。

②リン脂質の混合物
大豆レシチンにはリン脂質以外の成分、例えば必須脂肪酸なども含まれています。ここでは完全スルーします。あくまでもリン脂質の混合物(PC、PE、PI、PSなど)として評価します。

③コリンの供給源としての働きは評価材料
混合物としてなので個別の働きに関しては一切言及しません=評価しません
ですが、PCのコリンの供給源として働き(=アセチルコリン関連)だけは評価材料としております。

④勝手な解釈
ということで基本「リン脂質」のレビューといった感じになっています。

ただ それだと ちょっと「アレ(どの項目もかなりの高評価となる)」なので

・レシチンはあくまでもリン脂質の混合物なので1つ1つの含有量が少ない
そもそもレシチンの半分はリン脂質以外の成分(②と矛盾したことをいっています)
を考慮して評価しています。

なので過去にレビューしたレシチンに含まれるものたち【コリン(PCの構成成分)イノシトール(PIの構成成分)PS】と比べて点数が低い項目があります。

※ツッコまれたら「適当」とみなされても致し方がない点数付けになっております。

 

 

 

レシチンの働き分析【見た目編】

合計 44/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 8点

白髪 7点

美肌 8点

美白 7点

筋肉 6点

脂肪 8点

 
 

薄毛

8点

「薄毛」改善 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 細胞膜の構成成分
    細胞膜は細胞内に必要なものを取り入れる & 細胞外に不要なものを排出する役割を果たしています。


    髪に必要な栄養素や酸素は毛乳頭細胞の「細胞膜」を通して細胞内に取り入れられています。
    栄養素等を受け取った毛乳頭が毛母細胞に発毛の「シグナル」をだし、毛母細胞が細胞分裂をすることで、髪が生まれ育っていきます。

    細胞膜の主成分はリン脂質です。
    レシチンはリン脂質の混合物です。レシチンの摂取はリン脂質の機能=細胞膜の機能を高めることになります。

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白髪 

7

「白髪」予防 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 細胞膜の構成成分&コレストロール低下作用
    髪の毛の「色」は、メラニンの量に大きく左右されます。
    白髪の主な原因は、メラノサイト(メラニンをつくる細胞)のそのもの減少またはメラノサイトの機能低下によるメラニン量の減少です。
    メラノサイトの減少や機能低下の原因はさまざまですが、細胞の原料不足血流の悪化などが含まれます。
    レシチンには【細胞膜の構成成分として】細胞を活性化させる &【コレストロールの低下作用により】血流をよくする働きがあります。

 

美肌

8点

「美肌」作り に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 肌の新陳代謝
    レシチンは細胞膜の構成に必須のリン脂質(の混合物)です。その摂取は細胞の活性化につながります。細胞の活性化は肌の新陳代謝を促進させます。
  2. 血流改善
    肌の細胞に栄養素や酸素を運ぶのは血液です。乳化作用をもつレシチンにはコレストロールを減らすことで血流を改善する働きがあります。
  3. 脂溶性ビタミンの吸収を高める
    乳化作用をもつレシチンには脂溶性ビタミンの吸収を高める働きがあります。脂溶性ビタミンはビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンKです。

    これら、とくにビタミンEとAは美肌づくりに必要不可欠な存在です。

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美白

7

「美白」ケア に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 肌のターンオーバー
    シミは肌のターンオーバーとともに排出されます。なので肌のターンオーバーを促進(正常化)させることが美白ケアの前提となります。
    細胞を活性化させる働きをもつレシチンは肌のターンオーバーを促進させます。
  2. リポソーム
    リポソーム化された栄養素および化粧品はその吸収力と浸透率を高めるとされています。有名なところだとビタミンCです。
    リポソーム型ビタミンCは【水に溶けやすく体外に排出されやすい】ビタミンCをリポソームで包みこむことによって、その吸収力と持続性を最大限まで高めます。「細胞までしっかり行く届く」これがリポソーム化のウリとなっています。

    それではどのようにリポソーム化するのかというと「リン脂質」を用いてでです。リン脂質でできたカプセルにビタミンCを閉じ込めることで細胞までしっかり行き届けます。
    このリン脂質は大豆またはヒマワリ由来のレシチンが原料です。

    美白ケアの定番といえばビタミンCです。それをリポソーム化した場合、レシチンはビタミンCの美白の働きに貢献するといえます。

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筋肉

6

「筋肉」増強 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 運動機能
    アセチルコリンは筋肉を「増やす」成分ではないのですが、前提である筋肉を「動かす」に深く関わる成分です。神経筋接合部分において運動神経終末からアセチルコリンが放出され、それが筋細胞膜にある受容体に結合することで【筋小胞体からカルシウムイオンが放出され】筋収縮が起こります

    アセチルコリンはコリンとアセチルCoAを基質にしてChATの作用により生成されます。

    例えば激しい運動では血中コリンの濃度低下=アセチルコリンの減少が起こります。それにより運動機能に影響を及ぼす可能性のあることが示唆されています。

    激しい運動をする前にコリンを補給しておくことは血中コリンの濃度低下=アセチルコリンの減少を防ぎ運動機能の持続に役立つと考えられます。

    コリンの補給剤の定番といえばレシチンです。

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脂肪

8点

「脂肪」減少 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 脂肪の代謝
    脂肪が
    【エネルギーとしてあるいは貯蔵物質として利用するために】血中を移動するにはアポたんぱく質という水になじみやすいたんぱく質に結びつく【=リポたんぱく質を形成する】必要があります。

    中性脂肪とコレステロールを中心にしてリン脂質を主成分とする膜で覆い、その膜がアポたんぱく質と結合するとリポたんぱく質が形成されます。

    リポたんぱく質の形成にリン脂質は必須です。リン脂質の混合物であるレシチンを摂取することで肝臓におけるリポたんぱく質の合成がスムーズにいき、脂肪の代謝促進につながります。ダイエット効果が大いに期待できます。

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レシチンの働き分析【中身編】

合計 45/60点

カテゴリー別 点数

身体 8点

エネ 7点

病気 7.5点

体質 6点

精力 7.5点

健脳 9点

 

身体

8

「身体」の構成材料 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 細胞膜の主成分
    人間の体は60兆個(37兆個の説もあり)の細胞でできています。その細胞1つ1つは「細胞膜」と呼ばれる膜に覆われています。
    細胞膜の主成分はリン脂質です。リン脂質の総称である「レシチン」の体内の総量は、例えば60㎏であったら600gほどとされています。

    リン脂質≒レシチンは「生命の基礎物質」です。

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エネ

7点

「エネルギー」生成 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 脂質の代謝促進
    レシチンは脂質の代謝を促します。脂質は3大栄養素の中で一番のエネルギー源となります。1gあたり9kcalのエネルギーを産生します。
    ※糖質、たんぱく質は1gあたり4kcalです。

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病気

7.5点

「病気」予防 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 動脈硬化予防 
    レシチンは血管壁内コレストロールの沈着を防ぎます。なので摂取は動脈硬化予防になります。
    レシチンのコレストロール低下作用は以下2つです。

    ①レシチンは血液中の脂質の運搬を促し血液中のコレステロール値を低下させる。

    ②レシチンはLDLコレステロール(悪玉コレストロール)を減らして、HDLコレステロール(善玉コレストロール)を増やす働きがある。

  2. 糖尿病予防
    レシチンの不足は糖尿病を招くとされています。レシチンにすい臓でのインスリンの分泌を助ける働きがあるからと考えられます。こちらをご覧ください。

    糖尿病は、血糖値の急激な上昇と低下が繰り返されることによって発症しますが、納豆にふんだんに含まれる食物繊維やビタミンB2には、糖質と一緒に摂取した際に血糖値の上昇を抑える効果があるのです。また、レシチンは、糖質の吸収を促すインスリンを分泌させる力を持っています。

    引用元
    もう一度知っておきたい、「奇跡の食品・納豆」その驚きの効果 講談社HPより

    レシチン ニューサイエンス ノンフレーバー 顆粒状 226g 約1ヶ月分 1個

     

  3. 肝疾患
    脂肪肝が進むと肝炎や肝硬変に、さらに肝臓ガンにつながる危険性があります。脂質代謝を改善し、肝機能を向上させるレシチンの摂取はその先(脂肪肝の悪化による)の肝疾患の予防になります。

 

体質

6点

「体質」改善 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 肝機能
    血中の脂肪の運搬にリン脂質の存在が重要となります。そのためリン脂質の不足は肝臓での脂肪の蓄積=脂肪肝のリスクを高めてしまいます。
    リン脂質の混合物であるレシチンは肝機能を高めます。
  2. 胆石
    胆石とは
    肝臓の下、右腹部にある「胆のう」やその周辺の「胆管」にできる結石です。数ミリ~数センチの大きさです。消化液「胆汁(たんじゅう)」に含まれるコレステロールや色素が固まってできます。食事の欧米化などに伴い保有者は年々増加。日本では最大で1000万人以上と試算されています。胆石は何かの拍子に胆のうの出口や胆管につまると激しい痛みを引き起こしますが、半数~8割の人は無症状だと言われています。 

    引用元
    油断大敵!保有者1000万人 “胆石”の真実 NHK ガッテン!HP


    胆石ができる主たる原因はコレストロール増加によるものです。コレストロール低下作用を有するレシチンの摂取は胆石の予防になります。

    おかずレパートリー胆石・胆のう炎・膵炎 体にやさしい67レシピ

     

  3. デトックス
    デトックスとは、体内に溜まった毒素や老廃物を排出することをいいます。細胞レベルでデトックスする成分がレシチンと言えるかもしれません。

    レシチンは細胞膜【細胞から老廃物など不要なもの排出する機能を果たす】の主成分であるリン脂質(の混合物)
    だからです。

    レシチンで細胞から強く美しく―栄養補助食「レシチン」で健康づくり、血圧安定、臓器機能向上などに効果!:健康食品の効果を解説した書籍

     

 

 

精力

7.5点

「精力」増強&「性機能」向上 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 羊水
    羊水にはレシチンが存在します。胎児が生きていく上で必要な成分です。
    妊娠中は、羊水中に一定のレシチン濃度が必要となります。

  2. 肺サーファクタント
    胎児の呼吸に深くかかわるのがレシチンです。肺サーファクタントの主成分がレシチンだからです。妊娠34~35週から、胎児の肺にはレシチンが増えるとされています。

    妊娠34~35週から、胎児の肺にはレシチンという化学物質が急激に増えてきます。レシチンは、肺胞(肺呼吸でガス交換が行われるところ)をふくらませる働きをする肺サーファクタントの主成分です。出生後に自力で呼吸する準備ができて、いつ生まれても大丈夫な状態になります!

    引用元
    わこちゃんカフェ 和光堂のサイトより

    和光堂 レーベンスミルク はいはい 大缶 810g

     

  3. 胎児の脳細胞
    胎児の脳細胞の形成にもレシチンが重要な存在となります。母親(母胎)にレシチンが不足していると胎児の脳の正常な発達に影響を及ぼします。

    アイクレオのバランスミルク(800g)【アイクレオ】

     

    1~3をまとめて
    このように胎児を育てる羊水や胎盤の中に存在しているレシチンは新生児が健康に育つために母親が意識して摂取する必要がある成分といえます。

 

健脳

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「脳」の健康 に関わるレシチンの働きは主に次です。

  1. 脳活性化
    レシチンは脳を活性化させる成分として有名です。

    レシチン顆粒 454g 入手可能なレシチン製品で最も高濃縮97%リン脂質脳内にあるリン脂質成分をしっかり補給混ぜても振りかけても◎ 脳の若さに不可欠な万能レシチン業界最高濃縮Lecithin Granules

     


    理由は以下です。

    ①脳の細胞膜の構成成分である→リン脂質混合物として

    ②脳内の神経伝達物質アセチルコリンを増やす→コリンの供給源として

    レシチンの摂取は記憶力や集中力の向上につながります。
    また認知症・アルツハイマーといった病気の予防になります。

    【文庫サイズの健康と医学の本・小冊子・ミニブック】脳の栄養素であり、生命の基礎物質・レシチン

     

 

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レシチンのサプリメント分析

合計 17.5/20点

カテゴリー別 点数

継続(価格は安いか) 5点

手軽(購入ルートは多いか)5点

選択(品揃えは豊富か)5点

貴重(食品から取りづらいor不足しやすいか)2.5点

 
  1. 継続
    例えば日本のサプリで1300㎎(リン脂質810㎎)配合120粒入り(目安4粒/日)が約500円~で購入可能です。

    【店内P最大46倍以上&300pt開催】【DHC直販】 細胞膜を構成する重要な成分レシチンを補給 レシチン 30日分 【サプリメント サプリ 大豆レシチン】| DHC ダイエット 健康食品 ダイエットサプリ 男性 ダイエット食品 ダイエットサプリメント ディーエイチシー

     

  2. 手軽
    レシチンのサプリは店舗でもネットでも購入可能です。
  3. 選択
    某ECサイトで「レシチン サプリメント」検索すると約1万7千件ヒットします。選択肢は非常に多いです。

  4. 貴重
    レシチンを多く含む食品として有名なのが

    卵(卵黄)

    大豆

    の2つです。
    他にも穀類・肉類(レバー)・小魚・油などにも含まれています。
    またレシチンは食品添加物(乳化剤)として利用されています。
    例 マヨネーズ、マーガリン、チョコレート、アイスクリーム

    通常の食生活を送っている限り意識せずとも目安摂取量の一例の下限(2g)は取れていると言われています。

 

 

おすすめ品

おすすめ理由
1粒あたり大豆レシチンが1200㎎入っています。100粒タイプは600円~700円で買えます。200粒タイプは1500円~です。1日の目安は1~3粒となっています。

普段から大豆製品や卵をよく取る方や他コリン供給剤を摂取する方は1粒で十分だと思います。そうなるとコスパに大変優れていると感じます。3粒にしても決して高くはありません。
自分は別途コリン・イノシトールサプリを取っている & 卵や納豆をよく取るので1日1粒と決めています。そうなるとかなり長持ちします。ほぼ毎日とっていますが、ここ2年半~で消費したのは100粒2箱、200粒2箱です。

100粒

200粒

※粒数と日数の計算が合わないのは「ほぼ」であることとちょっと前から「違うサプリ」からレシチンを取るようになったからです。

 

 

 

レシチンとの組み合わせ

レシチンと相性の良い成分 7つ厳選

  1. ビタミンE
  2. ビタミンA
  3. ビタミンD
  4. ビタミンK
  5. DHA
  6. EPA
  7. アスタキサンチン

 

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そのうち2つをPICK UP

①ビタミンE

乳化作用をもつレシチンには脂溶性ビタミンの吸収を高める働きがあります。中でも個人的に最も組合わせてとるべきと思うのがビタミンEです。
単に吸収を高めるのではなくレシチンは細胞膜の原料ビタミンEは細胞膜の酸化を防ぐといったかなり理にかなった組み合わせだからです。

紹介している商品は激おススメです(※Amazonでは出てきません)。
これクローズアップされているのがビタミンEとセレンなんですけど(この組み合わせも抜群)さらにレシチンも含まれています。しかもかなりの量(目安2粒で1600㎎)が含まれています。

最近はビタミンEとセレンとレシチンはこれ1本で済ませています。

 

⑤DHA ⑥EPA

こちらの組み合わせを推奨する理由はレシチンは細胞膜の原料でこの2つは細胞膜の流動性を高める成分だからです。細胞膜の活性化にはもってこいの組み合わせといえます。

3つとも脳にとって大切な成分のため「脳の健康」の観点からいってもグッドな組み合わせといえます。

レシチン関連サプリレビュー

BIO ビタミンE + セレン 

★★★★
詳しくは→こちら

レシチンのまとめ

レシチン 評価

総合評価 S 106.5点 

分析【見た目編】44

分析【中身編】45

分析【サプリ】17.5

 

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