勝手にランキングとはこのブログの管理人が「独断と偏見」そして「思い込みと好み」で勝手につけたランキングです。髪(薄毛)部門のランキングとは個人的に薄毛の予防・改善に効くと思われる栄養成分のランキングです。
とにもかくにもこのブログの管理人が各部門ごとに勝手に作ったランキングそれが「勝手にランキング」です。
この勝手にランキングですが、当初は栄養成分レビューを追加、評価点を変更した都度更新しようと考えました。
ですが、それだとめんどくさいのでやめました。
いろいろ検討した結果、半年ごとにランキングを新たに作り直すことにしました。
というわけで年間2回、上半期と下半期にわけてランキングを作っていきます。
ということで今回は2018年上半期(1月~6月)のランキングTOP20となっています。
※なお今回は8月15日にまでにレビューした栄養成分が上半期ランキングに入っています。
えーと以前のランキングと比べだいぶ内容を変えました。
それを説明するために今回の記事を書きました。
それではひな型を例に内容の説明したいと思います。
ひな型
まずひな型をざっとご覧ください
第2位 亜鉛 [⇧] 前回順位 第4位
亜鉛 【ミネラル】
亜鉛の髪(薄毛)評価6
主要評価項目 | たんぱく質の合成 5αリダクターゼを抑制 DNAの合成(細胞分裂を活性化) |
他プラス項目 | 抗酸化 |
・たんぱく質の合成
たんぱく質を体内に取り入れると最小単位のアミノ酸に分解されます。一度分解された後に体に必要なたんぱく質に再合成されます。髪の毛はケラチンというたんぱく質でできています。なのでケラチンを作るには、それを構成しているアミノ酸を体内で合成させる必要があります。亜鉛はケラチンの合成に必要な酵素の構成成分の一つです。
・5αリダクターゼを抑制
5αリダクターゼは体内でつくられる酵素です。男性ホルモンテストステロンが5αリダクターゼと結合し、DHT(ジヒドロテストステロン)というさらに強力な男性ホルモンにかわることでAGA(男性型脱毛症)が引き起こされます。5αリダクターゼの働きが活性化してしまうとDHTが増え、AGAの進行させてしまいます。亜鉛には5αリダクターゼの活性を抑制する働きがあります。
薄毛タイプ
A(男性ホルモン)
B(食生活の乱れ)
D(毛母細胞の不活性)
サプリメント おすすめ度
★★★★☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
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管理人より一言

詳細はこちら
このひな型をもとに上から順に説明します。
順位について
個人的に薄毛予防・改善に効果があると思う栄養成分がより上位になります。次に説明する評価項目と評点をもとにいろいろと考えて順位をつけています。
ただ「順位の根拠は?」と聞かれたら最終的には「なんとなく」になってしまいます。
そもそも栄養成分に順位をつけることはできませんし、つける必要もまったくありません。
いったいなにやってんの?って感じですが・・・まあそのへんはご容赦ください。
順位横にある↑は前回より順位アップ ↓はダウン NEWは新しくレビューしたもの(前回のランキング(2月上旬)時にレビューされていないもの)です。
NEW以外にも順位の変動がありますが、その理由は「点数の変化」、「再考したらやっぱりこっちのほうがいい」、「メディアから新しい情報をGET」などです。
まあとにもかくにも私次第のランキングとなっています。
ジャンルについて
ジャンルって 栄養成分名のとなりにある【 】です。
亜鉛 【ミネラル】
さっきのひな型でいうところのこれです。
ここでのジャンルとはその栄養成分がどの「大きな括り」に当てはまるかを記載しています。
例えばミネラルの種類に亜鉛があります。ここでは「ミネラル」を大きな括りとし「亜鉛」を細かい区分(種類)という位置づけにしています。なので「亜鉛」のジャンルは「ミネラル」となります。
- 糖質
- 食物繊維
- 脂肪酸
- たんぱく質(ペプチド)
- アミノ酸
- ビタミン
- ミネラル
- ホルモン
- ハーブ
- その他
たんぱく質(ペプチド)、アミノ酸、ホルモン、ハーブはジャンルとしてグレーですがお許しください。
理由
たんぱく質を細かくしたのはペプチドです。ペプチドを最小単位まで細かくしたらアミノ酸となります。
ホルモンの材料はたんぱく質(ペプチド)あるいはアミノ酸、脂肪酸です。
ハーブの中には複合的要素が強いものがあります。そのハーブ特有成分の他にビタミン、ミネラルなどが含まれていたりします。
このようにジャンル内にジャンルの重複があるのですが、なんとなくで区分させていただきます。
ジャンルの中で複合要素が強いものはジャンル横に※複合要素と記載します。
例 マカ 【ハーブ】※複合要素
マカには特有成分ベンジルグルコシレートとアミノ酸(アルギニンなど)、ミネラル(亜鉛など)、その他栄養成分が含まれています。マカは特有成分だけでなくアルギニンや亜鉛などをひっくるめて「マカ」として効果を発揮します。複合要素が強いため※をつけることにします。
ランキングではアルギニンが含まれているマカとアルギニンを比較するということをしていますが、この場合は同じ量でものごとを考えることにします。
例えば髪(薄毛)部門においてアルギニンが優れた効果を有するとします。
その場合アルギニンを1とし、マカに含まれるアルギニンは0.01ぐらいと考えます。アルギニンの優れた効果は当然アルギニンそのもののほうが強いので、髪(薄毛)部門においてはアルギニンがマカより上位になるといった仕組みです。
複数の栄養成分が合わさったものが単体の栄養成分より上位になると限らないということです。
点数と評価項目内訳について
髪(薄毛)部門の評価対象となる項目は主に次です。
- 髪の材料となるアミノ酸
- たんぱく質の合成
- 毛細血管を増加・強化
- 5αリダクターゼを抑制
- DHTと受容体の結びつきを阻害する(TGF-βの活性を抑制する)
- 細胞分裂を活性化(IGF-1)
- 細胞分裂を活性化(核酸の合成)
- 抗酸化
これら効果を有する栄養成分をピックアップし、「その効果があることで有名な栄養成分」「個人的に効果を感じる栄養成分」の点数が高く(6点満点)なります。
同点の場合でも「どちらがより薄毛改善に効く栄養成分か」を考えて順位に差をつけます。
主要項目というのはその項目をもとに髪(薄毛)部門の点数や順位をつけているものです。
プラス項目とはその栄養成分の点数や順位にあまり関係していないけど髪(薄毛)部門に効果があるものです。
もちろん私が勝手に区別しています。
なお主要項目(の一部)についてその栄養成分がどのように関わっているかを簡単に説明しています。
薄毛タイプについて
評価項目をもとにその栄養成分が、つぎにあげるA~Eの薄毛のタイプにどれに効くかをあてはめてみます。
そのタイプから生じる薄毛を予防・改善する効果が高いと考えています。
5αリダクターゼの活性が強い体質の方や男性ホルモン受容体の感受性が強い体質の方にみられる薄毛タイプです。外見的な特徴として体毛が濃い方がこのタイプに当てはまりやすくなっています。
・内容
男性ホルモンテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつくとより強力な男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)に変換してしまいます。DHTが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)に結びつくと髪の成長を妨げる「TGF-β」という脱毛促進因子を産生します。TGF-βが毛母細胞の細胞分裂を抑制することで、髪のヘアサイクルを乱して抜け毛を促します。
・有効成分
Aタイプには5αリダクターゼの活性を抑制する成分、DHTと受容体の結びつきを阻害する(TGF-βの活性を抑制する)成分が有効です。
ただし5αリダクターゼ分泌量、男性ホルモン受容体の感受性は遺伝的要素が強く、本格的な改善にはAGA治療薬が適しています。
髪に必要とされる栄養が足りていなくて薄毛になるタイプです。
・内容
髪の毛はたんぱく質でできています。髪の90%以上はケラチンと呼ばれるたんぱく質でできています。ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されています。
体内に取り入れられたたんぱく質は一度アミノ酸に分解され、体内で再合成されます。髪の毛を構成している材料が体内に足りていない、およびたんぱく質の代謝(分解や再合成)にかかわる成分が不足していると丈夫で健康な髪を作れないことになります。
Bタイプには髪の材料となるたんぱく質(およびアミノ酸)、たんぱく質の代謝にかかわるビタミン、ミネラルなどが有効です。
血液の流れが悪くなって薄毛になるタイプです。
・内容
髪が生える流れを簡単に説明します。
毛乳頭に髪に必要な栄養素や酸素を届けられます。受け取った毛乳頭細胞は毛母細胞に発毛シグナルをだします。これにより毛母細胞が活性化され細胞分裂が繰り返し行われます。
毛母細胞が細胞分裂することで髪の主成分であるケラチンが作られます。毛母細胞に隣り合っているメラノサイトではメラニンが生成されて、それが毛母細胞に取り込まれます。分裂した毛母細胞とケラチンが結合し細胞分裂を繰り返し表皮へ押し上げられ髪が生え伸びていきます。
この一連の「流れ」の出だしにある「毛乳頭に髪に必要な栄養素や酸素を届ける」のは血液の役割です。
血管のなかでも毛乳頭に直接つながっている毛細血管の存在が特に重要となります。
Cタイプには毛細血管を増やす成分、血流改善の効果がある成分が有効です。
Aの男性ホルモン以外が原因で毛母細胞の働きが弱まり薄毛になるタイプをDタイプとします。
・内容
Cの内容をご覧の通り、髪は毛母細胞が細胞分裂をすることで生まれ育っていきます。毛母細胞の働きが弱まると毛母細胞の細胞分裂が活性化されない→へアサイクルの成長期を短くする→抜け毛を増えるといった流れをつくってしまいます。
細胞分裂を促進する栄養成分をとったり、細胞の衰えを予防する栄養成分をとることは、細胞分裂の活性化しいては発毛につながることになります。
まず毛母細胞の細胞分裂を促進するものとして真っ先に思いつくのは成長因子IGF-1です。毛乳頭にIGF-1を増やすことできれば細胞分裂が活性化されます。
また細胞の核酸(DNA、RNA)が減少したり、活性酸素の攻撃を受けたりすると細胞が衰えてしまいます。これらを予防できれば、細胞の老化を防ぐ(=活性化)ことにつながります。
DタイプにはIGF-1を増やす成分、核酸(DNA、RNA)の合成に関わっている成分、活性酸素を除去する成分(抗酸化物質)が有効です。
A~D以外で普段の生活で薄毛につながることをEその他と一括りにしています。
例
ストレス・・・・ストレスは間接的に血流が悪くなることにつながります
皮脂分泌・・・・皮脂が多く分泌されると毛穴が詰まり髪の成長を阻害することになります
ストレスを軽減させる成分、皮脂の分泌を抑制する成分が有効です。
Eタイプはさまざまですので、都度説明します。
サプリメントおすすめ度について
サプリメントおすすめ度というのはその栄養成分を「食事から」と「サプリメントから」どちらから取りやすいかの度合いを表しているものです。当然ですが個人的にです。サプリメント商品自体のおすすめ度ではありませんのでご注意お願いします。
★が多いと普段の食事からとりにくいあるいはとることはほぼ不可能なので「サプリメントから」とったほうがいいということになります。
★が少ないと「食事から」手軽にとれるので別にサプリメントに頼る必要がないということになります。サプリメントとして売っていないものもこちらにあてはまります。
★★★★★ サプリメントでとったほうが良い サプリメントでしかとれない
★☆☆☆☆ 食事(食品)から手軽に取れる サプリメントでは売っていない
なおここでのサプリメントの定義はカプセル、錠剤、パウダーです。
食事のほうには肉とか魚とかの食品の他に飲料や香辛料などが含まれます。
サプリメント購入経路について
その栄養成分のサプリメントを購入する場合、
日本と海外どちらで購入できるか、あるいはどちらからが購入しやすいかを〇△であらわしています。
〇 ネットで普通に買える(日本の場合店舗でも) 取り扱っているメーカーが豊富
△ 取り扱っているメーカーがちょっと少ない 単体ではなく複合サプリだったらある
取り扱っているメーカーがわずか 探すのに苦労する そもそも売っていない
判断基準のベースはずばりその成分そのもののサプリメントです。
アルギニンを例にだします。
アルギニンはアミノ酸です。海外ではアミノ酸単体サプリずばり「アルギニン」としてサプリメントが売っています。
日本ではアルギニン単体サプリよりはアルギニンが含まれているアミノ酸複合サプリとして売っていることが多いです。
この場合
サプリメント購入経路
日本 △
海外 〇
となります。
サプリメント例について
参考となるサプリメントの一例をだします。紹介しているものがその栄養成分のサプリメントの一般的な量、平均的な価格だと考え載せています。くまなく調べているわけではありませんのであくまでも参考程度にしてください。
愛用しているものを紹介することが多くなると思います。なのでおススメといったらおススメなのですが・・・他のメーカーと熱心に比較して買っているわけではないでなんともいえません。
少なくともおススメではなくはないといったところでしょうか。
管理人より一言について
このブログの管理人(MSK40)がその栄養成分に対して一言発しています。ぶっちゃけるとあってもなくてもいい項目です。むしろないほうがいいかもしれません。
詳細はこちらについて
その栄養成分のレビューのリンクです。その栄養成分の効果効能は1つではありません。今回でいうと、薄毛予防・改善効果だけでなくその他にもいろいろ効果があるということです。それを簡単にまとめています。是非とも参考にしていただければと思います。