さて、ここ何日かで勝手にランキング8部門+S以上の栄養成分を掲載してきました。
ランキングに関してはT0P15を載せましたので、理論上では、120(8部門×15)の栄養成分がランクインすることできます。もちろん1成分につきランクインするのは1部門ではないので、そこまで多くの栄養成分がランクインすることは絶対ありませんが、まあまあの確率で8部門のうち1つぐらいはランクインしていると思います。
ただこの8部門のなかにまったくランクインしなかった栄養成分があります。
栄養成分のなかには5部門、6部門ランクインしているものもあるにもかかわらず、
まさしく忘れられた?栄養成分が存在します。
ランクインしなかったのはどんな栄養成分なのか?
世にあまり知られていないマイナーなもの・・・
と思いきや、まったくの正反対で、世間では人気の高い栄養成分(サプリメント)であったりします。
※ランキングは私のさじ加減なので、なんとも言い難いのですが、いかに私が世間とズレているかがわかります。
今回は、勝手にランキングにランクインしなかった栄養成分でメジャーなものを3つピックアップしてみました。
そして釈明でもないのですが、一応ランクインしなかった理由も考察しています。
それではどうぞ!
忘れ去られた?栄養成分
その1 DHA
DHAの総合評価 A+
DHA
DHAはドコサヘキサエン酸の略です。DHAは脂肪酸の一種です。脂肪酸は何種類かに分類されていて そのうちDHAは、多価不飽和脂肪酸のn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)に属しています。体内で合成できない必須脂肪酸です。必須なので一定量を必ず食事から摂取する必要があります。魚全般、特に青魚に多く含まれます。
続きはこちら→DHAの栄養成分レビュー
ランクインしなかった理由
今サプリメントのなかで、一番人気がある栄養成分ではないでしょうか?
人気というのを「何」でとらえるかによりますが、とにかくサプリメントのなかで一番広告されているやつと感じています。ネット、TV、新聞などこの栄養成分の広告を見ない日はありません。
そんなDHAは1部門にもランクインすることはありませんでした。相棒の「EPA」はちゃかりダイエット部門にランクインしているにもかかわらず。
いやーおかしいですね・・・。
別に嫌いというわけではありません。
DHAは私のサプリメントの中でも主力で、毎日必ず摂取していて、1日あたりの摂取量もたぶんマックスの量かそれ以上取っているやつです。
DHCのDHAもとっているし・・
ウルトラオメガ3からも取っています。一応こっちはEPAをメインに摂取しているつもりです。
なのになぜか・・・
理由は簡単です。私の血液の流れに対する「間違った」考え方によるところです。
「間違った」というか、この栄養成分レビューにおいて「偏屈な」考え方をしている点です。
・DHAといえば血液サラサラ
血流を改善することにすごく力をいれています。だって髪や肌に関わる細胞に栄養素や酸素を供給する血液だからです。
イメージしやすいのはこの絵かもしれません。酸素や栄養素を毛乳頭細胞、毛母細胞に届けるのは血管の中を通っている血液です。
血液の流れを良くするもの(方法)っていろいろあり、ぱっと思い浮かぶやつだと
②毛細血管を増やすことで流れをよくする
③血中の糖質、脂質の酸化を防ぐことで流れをよくする
④血管や血液中の成分の柔軟性をあげて流れをよくする
などです。
血液が動脈を通ってそれが毛細血管につながり体の隅々の細胞まで栄養素、酸素を届けるのですが、
上で挙げた4つに関してその「目的」に対する評価が大きく違ってしまっているのです。
目的とは私の重要としている「髪」「肌」のことですが、
基本的に髪とか肌のためにとるのは血管や血液中の成分を増やすタイプです。つまり①、②で毛細血管を増やす栄誉成分(ヒハツ、シナモン)、赤血球を増やす栄養成分(鉄など)のことを指しています。特に「毛細血管」関連は重視しています。毛乳頭細胞や繊維芽細胞などと直でやり取りをしている血管だからです。こちらは髪とか肌部門で高評価を得ています。
一方③血中の糖質、脂質の酸化を防いだり、④血管の柔軟性を高めるといった栄養成分は髪や肌のためにとっていなくはないのですが、①、②ほど薄毛予防のためとか、美肌作りのためという感覚をもって摂取することはありません。
この棲み分けがまったくわけわからないとつっこまれてもしかたありません。
では③、④に関係している栄養成分は特に何を目的としているのかというと・・・
・・・・
・・・・
単に「血液サラサラになりたい」からと答えるしかありません。
ようは病気予防のほうです。
こっち(③、④)の血液改善効果は動脈硬化、高血圧などの病気を防ぐほうに強く関係していると勝手に考えてしまっています。
このブログをご覧のかたはご存知かもしれませんが、私のアンチエイジング方法(栄養成分をたくさんとる)って完全に「見た目重視」で、病気とかの予防をあまり重視していません。
まあ不健康でいいというわけではなく、見た目重視のアンチエイジング方法を実践することで、結果的に健康にもなるでしょ程度にしか考えていません。
と、長々と書いてきましたが、
なにが言いたいのかというとDHAの血流改善効果って先ほどあげた①~④どれにあてはまるかというと④の「血管や血液中の成分の柔軟性をあげて流れをよくする」になります。
つまり私にとってはDHAの血流改善効果は病気予防のほうにあてはまり、「ズバリ髪や肌のため!」にならないため評価が低くなっています。
なので髪部門、肌部門も含め8部門どれにもランクインしなかったことになります。
※健康のためになるので体力「普段」部門にランクインしてもいいのですが、これについては次の栄養成分で言及しています。
なんかもっともらしいことを語ってきましたが、どうみてもツッコミどころが満載です。
だって柔軟性を高め血液がサラサラになることも絶対薄毛の改善になりますし・・・肌にもいいですし・・・
血流を改善するという大きな括りで考えれば、毛細血管を増やすことと同じです。
なのにこんな感じで勝手に棲み分けしてしまっています。
まさにツッコミどころ満載のこのくそブログの真骨頂といえます。
今回、というかおそらくこの時点でDHAはまったくランクインする気配がないので、今後も一切ランクインしてこないと思います。
ただこれは私の偏ったものの考え方によるものです。健康や病気のほうを重視しそのランキングを作っていたら間違いなく上位に入る栄養成分です。
その2 カルシウム
カルシウムの評価 A+
カルシウム
カルシウムはミネラルです。16種類の必須ミネラルのうち主要ミネラルに分類されます。主要ミネラルとは体が正常に機能するために、1日に必要とされる摂取量が100㎎以上のミネラルのことをいいます。カルシウムは、骨や歯の形成に重要なミネラルです。体内に最も多く存在するミネラルで、体重の1~2%の比率を占めています。体内にあるカルシウムの99%が骨や歯に存在しており、残りの1%は血液などの体液や筋肉、細胞に分布しています。
続きはこちら→カルシウムの栄養成分レビュー
ランクインしなかった理由
ビタミンCやEと並ぶ定番のサプリメントです。カルシウムのサプリメントを購入している人は多いのではないでしょうか。
入りませんでしたね・・これも。入れなかったという表現のほうが正しいかもしれませんが。
カルシウムも当然ですが摂取しているサプリメントで、今は1種類だけでなく、2種類からとっています。
CBP配合のやつと
マグネシウム配合のやつ
カルシウムがランクインしなかった理由というのが、部門ごとの定義のあいまいさが原因だと思われます。
ランキングは8部門ありそれが髪(薄毛)、髪(白髪)、肌(美肌)、肌(美白)、体型(筋肉)、体型(ダイエット)、体力(普段)、体力(夜のほう)なのですが・・・
わかりやすく太字にした体型(ダイエット)まではなんとなく意味はわかりますよね?
まあ自分からわかりますよね?っていうのもなんですが、とにかく予防や改善などそれに関わる栄養成分があてはまるということです。問題は残りの2つ体力(普段)、体力(夜のほう)です。
・体力・・・(普段)?
体力(普段)?
体力(夜のほう)?
ハテ? なんですか?
体力(普段)に関しては以下のように説明していますが・・・
またこの部門ではエネルギー作り以外にも風邪予防、貧血予防、眼精疲労、冷え性改善、免疫力アップ、花粉症予防など健康的に過ごすための基礎となるものに関わる栄養成分も評価対象としています(基本的にエネルギー作りに関連する栄養成分を健康関連のものより高く評価しているのでほとんどランクインはしていません)。エネルギー作りから健康までと評価するカテゴリーが幅広くなっており、それに対して順位をつけるのもどうかと思いますが・・・
もうツッコミどころが満載です。
普段の体力にはエネルギーが必要、だからエネルギー作りに関する栄養成分をこの部門で評価するというのはアリですが、そこに風邪とか眼精疲労とか身近な健康に関するものが入ってしまっています。これをごっちゃにして順位付けしてしまっているのです。
さらにいうと「健康」は「健康」なのに大きな病気(がんとか動脈硬化とか)の予防は含んでいません。さっき語ったDHAがこの部門にランクインしなかった理由はここにあります。
都合よすぎですね・・・
まあ評価項目の範疇が広すぎて自分でも「これどうしたもんか」と思っているのがこの体力「普段」部門なのですが(夜のほうはもっとひどいことになっています。ここではあえてスルーします)、
実はその中でカルシウムはランクインする可能性が十分にありました。
だってカルシウムは骨の形成に不可欠な存在です。骨って体を支える土台であったり、内臓を守ったりしているものなので、生きるうえ健康的にイキイキと毎日を過ごすうえですごく重要なものです。
カルシウムは髪、肌、筋肉、ダイエットとかの部門にはどう考えてランクインすることはない(関係はしているが上位にはこない)のでせめてこの部門には入れようと考えましたが・・・
ギリギリランクインしませんでした。
エネルギー作りに関連するのを高く評価すると宣言してしまったからです。結果としてエネルギー作り関連でランクが埋め尽くされてしまいました。
ということでこちらはもしからしらTOP20とかにしたらランクインする栄養成分かもしれません。「骨を丈夫にすること」は健康関連としてもっとも高く評価しているので。
そもそもカルシウムは骨粗しょう症予防にとっても大事な成分です。DHAどうように健康を重視するアンチエイジングのほうでしたら間違いなく高評価だった栄養成分だと思います。
その3 アントシアニン
アントシアニンの評価A+
アントシアニン
アントシアニンはポリフェノールの一種で、フラボノイド系に分類されます。青や紫色の天然色素で、自然界に幅広く存在しています。アントシアニンの名前は、ギリシャ語のantos(花)とcyanos(青)が語源で、「花の青色成分」という意味になっています。ブルーベーリー、ビルベリー、ぶどう、紫ナス、紫芋などに多く含まれ、視覚機能改善や抗酸化作用があることでよく知られています。
続きはこちら→アントシアニンの栄養成分レビュー
ランクインしなかった理由
アントシアニン?
なにこのマイナーな栄養成分・・・もしかしらそう思ったかたもいるかもしれません。
アントシアニンはサプリメントでは有名です。
巷ではブルーベリーエキスやビルベリーエキスとして販売されているやつです。
ちなみにこのサプリメントもよくとっています。
ブルーベリーエキス
ビルベリーコンプレックス
というかDHA、カルシウム、ブルーベリーってサプリメントの種類別の売上ベスト10に絶対入るやつです。
すいません絶対かどうかは言い切れませんが、たぶん入っています。 それなのにすべてランク外となってしまいました。
世間とズレを感じる今日この頃です BY MUSYOKU。
最初は「その他」の分野別(成長ホルモン、細胞、代謝とか)でもランキング作ろうかな~と思いました。
が、やめました。
面倒くさいのと、通常の8部門のランキング以上にツッコミどころが満載になると思ったからです。何、どこを比較して順位付けをしているのか指摘されたらまったく答えることができないと思ったからです。
ただもし分野別のランキングを作っていたら、「抗酸化」、「目(視力)」部門ではランクインしていたでしょう。
「目(視力)」の部門においては間違いなく上位に入っていたはずです。
ということで、ともかくアントシアニンは目にいい+抗酸化ぐらいしか取り柄がないので、8部門にはランクインしませんでした。
おしまい
・・・ではありません
・言いたいこと
なぜわざわざアントシアニンを今回ピックアップしたのか。
実は他の部門でもランクインしてもおかしくなかったのです。それはアントシアニンにあるあんまり有名ではない効果・効能によるものです。
アントシアニンの隠れた?能力として、「毛細血管の保護」と「コラーゲンの合成」があります。
これって私の大好物やつです。
毛細血管といえば、薄毛予防!(と考えてしまっています)。その保護に関わっているということはアントシアニンを摂取することは遠からず髪の毛のためにもなるのです。
コラーゲンといえば、真皮層にある美肌成分です。ハリ、弾力の源といっていいでしょう。
コラーゲンの生成に関わる栄養成分といえば何を思い浮かびますか?
繊維芽細胞?
正解なんですが「細胞」ではなく、「栄養成分」のほうです。
ビタミンCですよね?
コラーゲンのサプリには大体Cも含まれていますが、体内で分解されたコラーゲンの合成を促進するために配合されています(たぶん)。
で噂ではアントシアニンはビタミンCよりその能力があるといわれています。なのでコラーゲンを飲んでいる人はアントシアニンも一緒に飲むとさらに効果アップが期待できます。アントシアニンもといブルーベリーエキスってなにも目だけでなく、髪にも肌にもいいといえます。
ということでランキングには入らないやつでも、こういう隠れた効果・効能がありますのでぜひともいろんな栄養成分レビューをご覧いただければと思います。