肌(美白)部門ランキング ステップ2 TOP10
6位~10位
第6位 レスベラトロール
レスベラトロール【ポリフェノール】
美白ステップ2
美白アプローチ
メラニン大量生産を抑制する
レスベラトロールの肌(美白)評価5.5
キーワード チロシナーゼ
評価内容 チロシナーゼ活性を抑制
メラニンは、肌の基底層にあるメラノサイトでアミノ酸の一種チロシンと酸化酵素チロシナーゼが結合することで作られます。メラニンが過剰に産生され、肌のターンオーバーとともに排出されなければシミやくすみとなって肌の表面に現れます。
メラニンができてもこのイラストのように肌のターンオーバーとともに排出されれば問題ありません。
ただ過剰に作られると上手く排出されないメラニンがでてきます。とにかく過剰に作らせないことが大事になります。
そのためにはチロシナーゼというメラニン生成酵素を活性化させないことが重要になります。
レスベラトロールにはチロシナーゼ活性阻害作用があります。この力はチロシナーゼ活性阻害成分の代表格であるコウジ酸より優れていることが実験により証明されています。
サプリメント おすすめ度
★★★★★
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 △
サプリメント 例
管理人より一言
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第7位 ナイアシン
ナイアシン【ビタミン】
美白ステップ2
美白アプローチ
メラニンの輸送を妨げる
ナイアシンの肌(美白)評価6
キーワード メラノソーム
評価内容 メラノソームトランスファーを抑制する
シミができるプロセスについてもう一度おさらいします。
ここでひとつ抜かしていた過程があります。その過程とは「メラニンがたくさん作られる→肌のターンオーバーとともに排出されずシミとなる」の→の間に入ります。
ここには「メラノサイトで作られたメラニンが表皮のケラチノサイトへ運ばれる」という過程があります。
メラノサイトでメラニンが作られると述べてきましたが、より詳しく言うとメラノサイトに存在する「メラノソーム」と呼ばれる細胞内小胞体内でメラニンが合成されます。メラノソーム(メラニンを貯蔵している)がメラノサイトの樹状突起から隣接するケラチノサイトに受け渡され、そこで沈着することで肌にシミやくすみが生じます。
ここでメラノソーム→ケラチノサイトの移動を妨げることができたらケラチノサイトが受け取るメラニンの量が少なくなります。
このメラニンの輸送を妨げる成分がナイアシンです。ナイアシンにはメラノソームトランスファーを抑制する作用があります。表皮のケラチノサイトに受け渡されるメラニンの量を減らすことで色素沈着する可能性を減らします。
このような作用をもつナイアシンは、美白有効成分としてよく化粧品に配合されています。
その場合はナイアシンの別名であるニコチン酸アミドの名称が使用されていることが多くなっています。
サプリメント おすすめ度
★★☆☆☆
サプリメント購入経路
日本 △
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
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第8位 リコピン
リコピン【カロテノイド】
美白ステップ2
美白アプローチ
メラニン大量生産を抑制する
リコピンの肌(美白)評価6
キーワード チロシナーゼ
評価内容 チロシナーゼ活性を抑制
リコピンは一重項酸素と呼ばれる紫外線から発生する活性酸素を除去する抗酸化作用をもったカロテノイドです。この作用だけでも美白部門において十分な評価に値しますが、リコピンはチロシナーゼの活性を抑制する作用も持ち合わせています。一重項酸素の除去とチロシナーゼ活性抑制といったWの美白効果をもっている成分は他になかなか見当たりません。
Wの美白効果を有するリコピンは下記シミができるプロセスにおいて、前半(太文字にしている)部分すべて対応できる貴重な栄養成分といえそうです。
サプリメント おすすめ度
★☆☆☆☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
飲み始める前より高い確率で美白になっているはずです
もちろん個人差はあります
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第9位 スルフォラファン
スルフォラファン【ポリフェノール】
美白ステップ2
美白アプローチ
メラニン大量生産を抑制する
スルフォラファンの肌(美白)評価6
キーワード チロシナーゼ
評価内容 チロシナーゼ活性を抑制
メラニンは肌の基底層にあるメラノサイトでアミノ酸の一種チロシンを材料に作られます。メラノサイトでチロシンと酸化酵素チロシナーゼが結びつくことでメラニンが生成されますが、チロシナーゼが活性化されると過剰にメラニンが生成されてしまいます。過剰に作られたメラニンが、肌のターンーオーバーとともに排出されず色素沈着を起こしシミとなります。
メラニンは肌の細胞を活性酸素から守ってくれるので必要な存在です。
それではなぜ敬遠されているのかというと色素沈着するからです。肌の細胞に色素沈着するとシミやくすみとなって肌に現れてしまいます。
肌のターンオーバーとともにメラニンが排出されないことで色素沈着しますので、大量に作られれば作られるほどシミやくすみとなる確率があがることになります。
とにかくメラニンを「大量」に作らせないということが美白ケアにとって重要です。そのためにはメラノサイト内でメラニン生成酵素チロシナーゼが活性するのを抑えることが重要となります。スルフォラファンにはチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。
サプリメント おすすめ度
★★★★☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
こんなときこそサプリに頼りましょう!!
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第10位 リノール酸
リノール酸【脂肪酸】
美白ステップ2
美白アプローチ
メラニン大量生産を抑制する
リノール酸の肌(美白)評価5
キーワード チロシナーゼ
評価内容 チロシナーゼの量を減らす
必須脂肪酸の一種であるリノール酸には美白効果があります。この効果はチロシナーゼが関係してきますが、他とは少し趣旨が異なります。
今までチロシナーゼをキーワードにあげてきた成分はチロシナーゼの活性を抑制するものでしたが、リノール酸はチロシナーゼの量を減らす働きをします。チロシンと結びつくチロシナーゼそのものを減らすことで、メラニンの量を減らすといった感じです。この働きをもつリノール酸は美白有効成分であるとされ化粧品などで配合されていることも多くなっています。
ただし注意していただきたいことがあります。体内に取り入れてより美白効果が期待できるのは遊離リノール酸(麹や味噌に含まれている)で、化粧品として美白効果が期待できるのはリノール酸S(リノール酸を改良したもの)という成分です。
もちろん通常のリノール酸(油に含まれている)でも美白効果はあります。しかし美白目的でリノール酸を多く含む油などを摂取することは皮脂の分泌を増やしニキビができやすくなる、肥満になるといったデメリットのほうが大きくなります。
また通常のリノール酸を肌に塗るとしても浸透性が良すぎて効果があまり得られないと言われています。
個人的には美白ケアとして「意識して摂取する必要はナシ」、「化粧品としてリノール酸Sを肌につけるのはアリ」だと考えています。というのもリノール酸は通常の食生活を送っていれば不足することがまずないからです。さらにいうと日本人は取り過ぎていると考えられて、摂取を減らすことを推奨されている成分であるからです。
サプリメント おすすめ度
★☆☆☆☆
サプリメント購入経路
日本 ✖
海外 ✖
サプリメント 例
リノール酸を取るとしたらグレープシードオイルからがおススメです。
グレープシードオイルにリノール酸が多く含まれています。
- 多価不飽和脂肪酸 約70%
内訳 リノール酸 67~71% αリノレン酸 ~1% - 一価不飽和脂肪酸 約20%
内訳 オレイン酸 18~20% パルミトレイン酸 0.5~0.7% - 飽和脂肪酸 約10%
内訳 パルチミン酸 6~8% ステアリン酸 3~4% その他 1%
管理人より一言
ただし普通の食生活を送っている場合です
極度なダイエットをしている人はもしかしたらリノール酸が不足している可能性があるので注意してください
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肌(美白)部門ランキング ステップ1 はこちら
肌(美白)部門ランキング ステップ1.5 はこちら
肌(美白)部門ランキング ステップ2 はこちら
ステップ2 6位~10位
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