抗酸化物質総選挙 点数基準表

点数基準表

計100点

  • 抗酸化に直接関係しているは各項目10点制で最大80点(5項目×10点)
  • 抗酸化に直接関係していないは各項目5点制で最大20点(4項目×5点)

※各項目の点数は★で現します。
例 ★★★★★ 5点

 

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抗酸化に直接関係している項目 最大80点

① エリア MAX10点

抗酸化作用を発揮するエリアのことです。
体内で抗酸化作用が働く場所は基本的に水溶性、脂溶性エリアに別れています。ですがいくつかの抗酸化物質は両方のエリアで抗酸化作用を発揮することできます。作用するエリアが広い抗酸化物質を高く評価する項目です。

点数基準

  • 水溶性・脂溶性両方の場合 ★★★★★★★★★★ 10点
  • どちらか1つの場合    ★★★★★★★☆☆☆  7点
  • 抗酸化酵素の構成成分として 
    抗酸化作用を発揮する場合 ★★★★★☆☆☆☆☆  5点

② リサイクル能力 MAX10点

他の抗酸化物質の失われた抗酸化作用を蘇らせる能力があるかどうかです。リサイクルする能力がある抗酸化物質を さらにその数が多いものを高く評価する項目です。

点数基準

  • 3つ以上の抗酸化物質をリサイクル ★★★★★★★★★★ 10点
  • 2つの抗酸化物質をリサイクル   ★★★★★★★★☆☆  8点
  • 1つの抗酸化物質をリサイクル   ★★★★★★☆☆☆☆  6点

抗酸化作用を蘇らせることはできないが他の抗酸化物質に対して
何らかのプラス効果がある場合 

  • 他の抗酸化物質を活性させる etc    ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点
  • 一緒にとると相乗効果が見込まれる   ★★★☆☆☆☆☆☆☆  3点

③ 除去数 MAX10点

活性酸素の種類はスーパーオキシド・過酸化水素・一重項酸素・ヒドロキシラジカルの4種類とします。除去数とはその抗酸化物質が4種類のうちいくつの活性酸素を除去できるかを見る項目です。数が多いほど高評価をします。

点数基準

  • 4つ ★★★★★★★★★★ 10点
  • 3つ ★★★★★★★★☆☆  8点
  • 2つ ★★★★★★☆☆☆☆  6点
  • 1つ ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点
補足①
抗酸化酵素の構成成分or補酵素の場合もその活性酸素を除去することにカウントされます。


過酸化水素を分解する酵素グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分であるセレンは過酸化水素を除去するものとみなします。

補足①
とにかくその活性酸素を除去できるかどうかを考えます。


ヒドロキシラジカルは過酸化水素から生じます。スーパーオキシドから過酸化水素が発生し、その過酸化水素が体内にある金属イオンと反応して生成されるのがヒドロキシロジカルです。
考えようによってはヒドロキシラジカルの前駆体である過酸化水素を除去することはヒドロキシラジカルを除去できているともいえます。ですがこのような考え方をせずとにかくその活性酸素を除去できるかどうかを考えます。

補足③
その活性酸素を除去する力があるかもしれないが、その力があまりに弱い場合(と感じた)場合はカウントされないorマイナス1点する場合があります。

例えばビタミンCは一重項酸素を除去する力がありますが、これはアスタキサンチンの1/6000の力しかないといわれています。この場合はマイナス1点します。

その活性酸素を除去する力があるかもしれないが、その力があまり有名ではない(と感じた)場合はカウントされないorマイナス1点する場合があります。

例えば大半のサイトや書籍ではその活性酸素を除去する力についてふれておらず、ごくわずかのサイトや書籍のみが言及している場合です。この場合はその力があまり有名ではないと判断しカウントしないかまたはマイナス1点します。

補足④
抗酸化物質であるが活性酸素の種類に関して記載がないもの(どの活性酸素に有効かどうか不明なもの)は除去数は1つとみなします。

④ 過酸化脂質 MAX10点

体内にできてしまった過酸化脂質を減らす(無毒化する)のにおすすめな抗酸化物質かどうかです。
過酸化脂質の予防・改善効果が優れているものを高く評価します。

点数基準

すごくおすすめ  ★★★★★★★★★★ 10点

かなりおすすめ  ★★★★★★★★★☆  9点

けっこうおすすめ ★★★★★★★★☆☆  8点

まあまあおすすめ ★★★★★★★☆☆☆  7点

ちょいおすすめ  ★★★★★☆☆☆☆☆  5点

抗酸化物質はそもそも酸化を防ぐために摂取するもので、過酸化脂質の予防に必ずつながることです。
過酸化脂質を減らす(無毒化する)に特に言及されていない抗酸化物質も必ず点数をつけています

⑤ パワー MAX 40点

活性酸素を除去できる力が強いかどうかを評価する項目です。
ここだけ最大40点の評価になります。
なんだかんだいっても「パワー」は抗酸化力を判断するうえで核になる項目
だからです。

まず凶悪度(酸化する強い)の順番がスーパーオキシド<過酸化水素<一重項酸素<ヒドロキシラジカルであることが前提で以下のように点数に差をつけます。

ヒドロキシラジカルを除去できる ★★★★★★★★★★
一重項酸素を除去できる     ★★★★★★★★★☆
過酸化水素を除去できる     ★★★★★★★★☆☆
スーパーオキシドを除去できる  ★★★★★★★☆☆☆

うち その抗酸化力が強いかどうかを評価します。

強い   ★★★★★★★★★★
やや強い ★★★★★★★★☆☆
普通   ★★★★★★☆☆☆☆
やや弱い ★★★★☆☆☆☆☆☆
弱い   ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

この2つを足した点数×2します。

つまり
ヒドロキシラジカルを除去できる(10点)抗酸化物質の
抗酸化力が強い(10点)場合は

20点×240点をGETできる仕組みです。

点数例

ヒドロキシラジカルを除去できる  
★★★★★★★★★★ 10点

その抗酸化力は強い      
★★★★★★★★★★ 10点

10+10=20×2=40

「強い」、「やや強い」、「普通」の点数は基本的に2点差ずつになっており「強い」と「やや強い」の中間ぐらいと感じたら9点、「やや強い」と「普通」の中間ぐらいと感じたら7点という点数をつけます。

 

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抗酸化に直接関係していない項目 最大20点

① 知名度 MAX5点

その栄養成分の名称を検索し、検索結果数が多いもののを知名度があると考え評価します。知名度があると安心して体内に取り入れられると考えました。安心度を測る項目と考えてください。

★★★★★ 検索結果が3000万件以上
★★★★☆ 検索結果が1000万件以上
★★★☆☆ 検索結果が500万件以上
★★☆☆☆ 検索結果が100万件以上
★☆☆☆☆ 検索結果が99万件以下

② 価格 MAX5点

サプリメントで購入すると考えた場合、値段(税抜き)が安いものを高く評価します。なお値段の基準は有名サプリメントメーカーが販売しているだいたいの値段と考えてください。
その抗酸化力を持続的に得るためには継続することが大事です。価格がやすければ継続しやすいと考え評価項目としました。

※なにをもって「有名」なメーカーと判断するかは私次第です。が、世間的にも有名だろうと思われているメーカーを選択しています(しているつもりです)。

★★★★★ 1カ月分が~499円
★★★★☆ 1カ月分が500~999円
★★★☆☆ 1カ月分が1000円~1499円
★★☆☆☆ 1カ月分が1500円~1999円
★☆☆☆☆ 1カ月分が2000円~4999円
☆☆☆☆☆ 1カ月分が5000円~

③ 手軽さ MAX5点

サプリメントで購入すると考えた場合、手軽に買えるかどうかです。サプリメントを切らした場合すぐに買えるかつまり 購入できる範囲が広いかどうかです。これも継続しやすさをみる項目です。また一部安全性の判定もおこなっています。

★★★★★ ネットでも店舗でも買える 店舗の場合はコンビニorドラッグストアでも
★★★★☆ ネットでも店舗でも買える 店舗の場合はSCの直営店とかに限られる
★★★☆☆ ネットで買える 日本製 海外製どちらもOK 店舗ではあまり見かけない
★★☆☆☆ ネットで買えるがほぼ海外製のみ  日本で原料が許可されている
★☆☆☆☆ 日本で原料が許可されていない 購入方法は個人輸入代行業者の直サイトのみ
☆☆☆☆☆ サプリメントとしては販売されていない

※なお買える買えないは私の感覚です。

注意
ここでのサプリメントとは基本的にずばりその成分そのものを指していると考えてください。

例えばビタミンCなら「ビタミンC」として販売されているものです(主がビタミンCであればプラス成分が含まれていてもOK)。
この手軽さ項目では「マルチビタミン」といったビタミンの複合サプリはビタミンCのサプリメントにあてはまらないとします。
ただし複合サプリでしか販売されていないものは日本製、海外製問わず★★☆☆☆の評価とします。

④ 総合力 MAX5点

「抗酸化物質」としてではなく「栄養成分」としての総合力を評価している項目です。抗酸化作用以外にも他の作用が優れているのであればそれはそれで魅力的なことだと思うからです。
ここでは私が作成した栄養成分レビューの総合評価を活用します。

★★★★★ 総合評価 SS
★★★★☆ 総合評価 S
★★★☆☆ 総合評価 A+
★★☆☆☆ 総合評価 A
★☆☆☆☆ 総合評価 B+以下

 

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