肌(美白)部門ランキング ステップ4 TOP10
6位~10位
第6位 ナイアシン
ナイアシン【ビタミン】
美白ステップ4
美白アプローチ
過脂化メラニンを防ぐ
ナイアシンの肌(美白)評価6
キーワード 過脂化
評価内容 グルタチオンペルオキシダーゼの補酵素
ナイアシンもビタミンB2どうように補酵素としてグルタチオンペルオキシダーゼの「過酸化脂質を無毒化」する働きに貢献しています。
グルタチオンペルオキシダーゼは還元型グルタチオンを使用して過酸化脂質を無毒化します。過酸化脂質に作用した還元型グルタチオンは酸化型グルタチオンに変化してしまいます。つまり抗酸化作用を失ったグルタチオンになるわけです。
ナイアシンはNADPHの形として酸化型グルタチオンを還元型グルタチオンに戻す働きをしています。NADPH はグルタチオンに電子を渡すことでグルタチオンを再生させます。
NADHとNADPHは分子構造が異なり(アデニン部分にリン酸基がついているか否か、ついているのがNADPH)、体内で利用される場所が違うものと考えてください。
サプリメント おすすめ度
★★☆☆☆
サプリメント購入経路
日本 △
海外 〇
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第7位 ビタミンC
ビタミンC 【ビタミン】
美白ステップ4
美白アプローチ
過脂化メラニンを防ぐ
ビタミンCの肌(美白)評価6
キーワード 過脂化
評価内容 ビタミンEのリサイクル
ビタミンCは水溶性の抗酸化物質です。水溶性のエリアで抗酸化作用を発揮するため脂質が酸化することで生じる過酸化脂質には直接的には関係していません。
ただし間接的に関わっているといえます。
ビタミンEは活性酸素(フリーラジカル)に電子を与えて無毒化します。そうするとビタミンEは電子が1分子のビタミンEラジカルとなります。ビタミンEはビタミンEラジカルとなることで他の分子の電子の奪い合いの連鎖を防ぎます。
ビタミンCは自身の電子をビタミンEラジカルに与えビタミンEの失った抗酸化作用を蘇らせる働きをします。
極端なことをいうとビタミンCが体内にある限りビタミンEの抗酸化作用(脂質が過酸化脂質に変わるのを防ぐ)が延々と続くことになります。
サプリメント おすすめ度
★★★☆☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
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第8位 シリマリン
シリマリン 【フラボノイド】
美白ステップ4
美白アプローチ
過脂化メラニンを防ぐ
シリマリンの肌(美白)評価5
キーワード 過脂化
評価内容 グルタチオンの生成を促進
シリマリンは抗酸化物質「グルタチオン」の生成を促す働きをします。
グルタチオンは細胞内で最も重要な抗酸化物質です。グルタチオンは主に肝臓で合成されますが紫外線や加齢などの影響によりグルタチオンの生成能力が低下してしまいます。
老化や病気は体内のグルタチオンの量が減ることで引き起こされるといっても決して言い過ぎではありません。グルタチオンの量を減らさないことがアンチエイジングや健康のために大切となります。もちろん「美白」のためにもです。
シリマリンにはグルタチオンの量を増やす力があるといわれています。健康な方の半数以上は、シリマリンを摂取することによって肝臓でのグルタチオンの濃度が35%以上増加するといわれています。
サプリメント おすすめ度
★★★★★
サプリメント購入経路
日本 △
海外 〇
サプリメント 例
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第9位 スルフォラファン
スルフォラファン【含硫化合物】
美白ステップ4
美白アプローチ
過脂化メラニンを防ぐ
スルフォラファンの肌(美白)評価6
キーワード 過脂化
評価内容 グルタチオンの生成促進
スルフォラファンは、ファイトケミカルの一種です。アブラナ科に含まれているピリッとする辛み成分です。ブロッコリーに多く含まれていて、ブロッコリーのなかでもブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)に多く含まれています。
スルフォラファンは抗酸化作用を高める機能性食品として近年注目を集めています。
というのも抗酸化物質グルタチオンを生成を促す働きがあるからです。
体内で活性酸素の発生量が増え細胞に酸化ストレスが加わると、細胞は抗酸化酵素(SOD、グルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼ)の発現を増やしたり活性させたりします。またグルタチオン合成酵素を高めグルタチオンの生成を増やすように努めます。
人間はこのように抗酸化酵素の発現を増やしたり、グルタチオンを増やすことで酸化ストレスに応答し体を守っています。
この酸化ストレスに対する防御機構として重要な役割を担っているのがKeap1-Nrf2経路です。
NrF2は転写因子です。転写因子とはDNAの遺伝情報をRNAに転写するのを促進または制御するたんぱく質で特定の遺伝子の発現を調整します。安定化したNrF2が細胞の核内に移行すると抗酸化酵素やグルタチオン合成酵素の発現を誘導させます。
酸化ストレスに対する防御機構(Keap1-Nrf2経路)をすごく簡単にまとめると
酸化ストレスをKeap1が感知する→それまで分解されていたNrf2の分解が停止→NrFが安定化(= Nrf2が活性)→抗酸化酵素やグルタチオン合成酵素の発現(=体内の抗酸化機能が高まる)
ということです。
ここで重要なことは「NrF2が活性」→「抗酸化機能が高まる」の流れです。
つまりNrF2を活性化させる成分をとれば抗酸化酵素を活性させたり、グルタチオンを増やすことにつながるということになります。
スルフォラファンにはNrF2を活性化させる働きがあります。
このステップ4で述べてきましたがグルタチオンは過酸化脂質を無毒化するキーとなる成分です。その成分を間接的に生成する働きがあるスルフォラファンも過酸化脂質の無毒化に深く関与しているといえます。
※がん細胞においてはNrF2を活性化させることは逆効果になる可能性があるようです。
サプリメント おすすめ度
★★★★☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
めんどいかたはサプリからとるのがおススメ!!
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第10位 クルクミン
クルクミン【ポリフェノール】
美白ステップ4
美白アプローチ
過脂化メラニンを防ぐ
クルクミンの肌(美白)評価6
キーワード 過脂化
評価内容 グルタチオンの生成促進
クルクミンはポリフェノールの一種で、クルクミノイドに分類されます。クルクミンはウコンに含まれている黄色の色素成分のことを言います。
クルクミンにもNrf2を活性化させる働きがあります。なのでクルクミンを摂取すると体内のグルタチオンを濃度を高まるとされています。
サプリメント おすすめ度
★★★★☆
サプリメント購入経路
日本 〇
海外 〇
サプリメント 例
管理人より一言
となると肝臓の機能を向上させる成分はグルタチオンの生成につながるはずです
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ステップ4 6位~10位
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まあ種類というか形態というか 同じ「ナイアシン」でもいろいろあります