シナモンとTie2と毛細血管に関して 補足 その2

シナモンとTie2と毛細血管に関して 補足 その1の続きからです。
前回はランキングの中途で終わらすという暴挙に走ってしまいました。なのでもう一度ランキングごと載せておきます(余分な部分は取り除いています)。

 

 

シナモンの代わりにTie2を活性化させる成分

第1位 ヒハツ

Tie2活性化力 ★★★★★
味(サプリ外)★★☆☆☆

ヒハツとは、東南アジアなどで生育されているコショウ科の植物で、ナガコショウ、ロングペッパーとも呼ばれています。

ヒハツはシナモンの代わりというよりシナモンとともに「Tie2を活性化させる成分の2大巨頭の1角を担っている」と言う表現が相応しいと思います。Tie2を活性化させる効果はシナモンと同等(あるいはそれ以上)にあると思います。

ただし味はシナモン以上に独特です。なのでシナモンの風味がダメなかたは、ヒハツもちょい厳しいかもしれません。

【おまけの一言】

ヒハツはお味噌汁とか和系のスープに合わせるとなんとかイケると思います

第2位 ルイボス

Tie2活性化力 ★★★☆☆
味(サプリ外)★★★★☆

ルイボスは南アフリカに自生するマメ亜科の植物です。ルイボスティーに使用されるハーブの一種です。

ルイボスにもTie2を活性化させる働きがあります。

ただしシナモンとヒハツと比べるとその力は劣るんじゃないかな~というのが個人的な感想です。
実際はどうかわからないのですが、少なくとも2つよりはTie2活性化成分として「有名度」は劣ると思います。

ただです。「味」は2つより上!だと思います。

もしシナモンの風味がダメだったらおそらくヒハツも無理だと思います。

どうしてもTie2を活性化させたい だからどっちかは取りたいと考えた場合、
「どっちのクセに少しでも慣れることができるか?」といった究極の2択みたいな感じになります。

まあ流石に究極とまで行きませんが、とにかく両方とも独特のクセがあり一方がダメな人は両方ダメという可能性があります。

2つに比べてルイボスティーはクセが少なく全然イケると思います。

お茶代わりとしてちょっと変わったお茶やな~くらいの感覚でイケると思います(私も遠い昔飲んでいたことがあります)。まあ味覚は人によりけりなのでなんとも言い難いのですが。

とにかくルイボスティーは煮出した後そのまま飲めます。何も混ぜる必要がありません。
シナモンの味がダメな場合、代替品として一番手になりそうなのがこのルイボス(ルイボスティー)だと思います。

【おまけの一言】

ルイボスティーは美容・健康面に様々なプラス効果をもたらすのでアンチエイジング飲料としておススメです

第3位 ブルーベリー(の葉or茎)

Tie2活性化力 ★★★☆☆
味(サプリ外)★☆☆☆☆

Tie2活性化成分はシナモンとヒハツがダントツです(だと思います)。このどちらかをあるいは両方をとればTie2の活性化に関しては問題なしです。ルイボスはこの2つには劣りますが(劣ると思いますが)Tie2を活性化させる働きがじゅうぶんにあります。

個人的にはシナモン・ヒハツ・ルイボスで「Tie2活性化3大成分」という括りでいいと考えています。

それ以外は「・・・」というのが率直な意見です。
「シナモン・ヒハツ・ルイボスと同じ土俵に乗せるのは無理あるだろ・・・」というのが私見です。

あえて挙げるとブルーベリーです。ブルーベリーの葉や茎にTie2活性化させる効果があるといわれています。

※通常のブルーベリーエキスには葉や茎の部分が含まれていない(たぶん)ためTie2の活性化はあまり期待できません。
ただしブルーベリーエキスに含まれるアントシアニンには毛細血管を保護・強化する作用があります。

【おまけの一言】

葉や茎というのがミソで、たぶん普通のブルーベリーエキスには含まれていない部分です

毛細血管を守る成分(Tie2活性化以外)

「毛細血管」の様々な悩みに関していえば「Tie2を活性化させる」ことが最重要です。

ただ「Tie2を活性化させる」という点以外からでも毛細血管の健康を維持することができます。ここでは毛細血管を強化する・保護するなどの働きをもつ成分をランキング形式で紹介します。

第1位 ヘスペリジン

ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、フラボノイド(のフラバノン類)に分類されます。柑橘類の皮や袋やすじに多く含まれている栄養成分で、特に青みかんに多く含まれています。

ヘスペリジンには毛細血管を強化、修復、保護する作用があります。
血管の透過性を調節する作用、血中の中性脂肪を低下させる作用もあります。

ヘスペリジンは「血流改善」のスペシャリスト成分といった感じです。

【おまけの一言】

自分は「Tie2を活性化させる成分で増やした毛細血管をヘスペリジンで守る」といった感覚をもって摂取しています

第2位 ルチン

ルチンはポリフェノールの一種で、フラボノイド(のフラボノール類)に分類されます。そば粉に多く含まれている成分です。
ルチンはビタミンPの一種でもあります。ビタミンPとはヘスペリジン、ルチン、ケルセチンなどの総称のことをいいます。

ルチンには毛細血管壁の透過性を抑制する効果、つまり毛細血管を強化する効果があります。

【おまけの一言】

「おそば」から多くのルチンを摂取したい場合はそば湯まで飲むことがよろしいかと思います

第3位 アントシアニン

アントシアニンはポリフェノールの一種で、フラボノイド系に分類されます。青や紫色の天然色素で、自然界に幅広く存在しています。ブルーベーリー、ビルベリー、ぶどう、紫ナス、紫芋などに多く含まれ、視覚機能改善や抗酸化作用があることでよく知られています。

アントシアニンにも毛細血管の保護や強化作用があります。

【おまけの一言】

アントシアニンって ブルーベリーエキスのことと考えちゃってください

おすすめシナモンサプリ

シナモンに関してパウダーでいいと思います。基本どのメーカーでもいいと思います。
個人的にはハウスの商品を愛用していますが、もちろんエスビーでもいいと思います。

ちなみに厳密にいうところの「シナモン」を取りたい場合は、セイロンシナモンまたはスリランカ産と明記しているのを選んでください。※シナモンには種類があります

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シナモンエキスはサプリで売っていますが自分はあえてサプリで取る必要はないと思っています。過去シナモンエキスをサプリでとったことは片手で数えれるぐらいです。

ただサプリがおススメできないというわけではありません。
自分は「プロテイン他 飲料との相性」がいいと考えたのと「食品から手軽にとれる成分はなるべく食品から取る」精神から
シナモンをパウダーから取ることを選択しています。

シナモンの独特の味・匂いがダメとか、パウダーを振りかけるのがめんどくさいとか、余分な成分(クマリン)を取りたくないと思う方がいると思います。
1日の必要量を容易に摂取できるサプリから取りたい方もいると思います。

そんな方におススメのサプリを2つ紹介します。

※おススメといっても管理人は取っていません。

その1

これだけでTie2を活性化させる2大成分がいっぺんにとれます。

その2

これだけでTie2を活性化させる2大成分がいっぺんにとれます。

 

今回の放送内容に関連している記事

ソレダメ!で放送された「シナモンが抜け毛予防になる」の内容は下記です。

 

  1. 抜け毛予防のカギを握るのが毛細血管
  2. 毛細血管を強化するスパイスがシナモン
  3. シナモンに含まれるシリンガレシノールは【毛細血管を強化する】Tie2を活性化させる働きがある

だから「シナモンが抜け毛予防になる」

 

 

最後にこの内容に関連するブログの記事をいくつか紹介します。

① Tie2(タイツー)の栄養成分レビュー

今回のソレダメ!の放送内容をもとに毛細血管やTie2を解説していきましたが。この記事の内容がベースとなっています。

② シナモンの栄養成分レビュー

シナモンについての効果・効能(Tie2を活性化以外)や摂取量とかいろんな情報を記載しています。

 ヒハツの栄養成分レビュー

2016年11月7日放送の「主治医が見つかる診療所」BYテレ東系の放送が発端でおこった「ヒハツ売り切れ騒動」について詳しく書いています。

④ 第3位 2018年上半期 髪(白髪)部門ランキング 11~15位

内容は白髪改善となっていますが、毛細血管・Tie2の要点だけを上手くまとめることができた(と思っている)記事です。

 

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