2018　体型（ダイエット）部門　TOP33　16位～18位

パントテン酸【ビタミン】

パントテン酸は水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。ビタミンB５とも呼ばれます。パントテンとはギリシャ語で「広くどこにでもある」という意味です。パントテン酸はその意味通り動物性、植物性問わず幅広い食品に含まれています。また腸内細菌によって体内でも合成することできます。

ダイエット役立ち度数　６５
特に貢献している箇所　脂肪燃焼メカニズム　プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される

脂質や糖質からエネルギーをつくり出すときに欠かせないCoAの構成成分

 

脂肪分解→脂肪酸→β酸化で代謝→アセチルCoAに変換→ミトコンドリア内のTCA回路で代謝→電子伝達系で酸化→ATP生成

 

 

ミトコンドリア内のTCA回路は酸素を使って効率よくATPを作り出すサイクルです。
このサイクルに取り込まれるためにはアセチルCoAという物質になる必要となります。

脂質の代謝では脂肪酸がCoAと呼ばれる補酵素と結びつきアシルCoAとなり、そのアシルCoA（ミトコンドリアに内に入るときはアシルカルニチン）はβ酸化と呼ばれる脂肪酸の代謝過程を経てアセチルCoAに変化します。

パントテン酸はCoAの構成成分です。不足することは脂質の代謝に異常が起こります。

 

スポンサードリンク

 

糖質の代謝に関与

 CoAの構成成分であるパントテン酸は当然ですが糖質のエネルギー代謝にも影響を及ぼします。
糖質からエネルギーを産生する過程（酸素がある状態）を簡単にまとめると以下になります。

 

糖質分解→グルコース→ビルピン酸に変換→アセチルCoAに変換→ミトコンドリア内のTCA回路で代謝→電子伝達系で酸化→ATP生成

 

上記　ビルピン酸に変換→アセチルCoAに変換に過程においてもCoAは必須です。

※ピルピン酸は脱炭酸とCoAとの結合により、アセチルCoAに変換されます。

パントテン酸はCoAの構成成分です。不足することは糖質のエネルギー代謝にも支障をきたします。
代謝が上手くいかずエネルギーに変えられなかったブドウ糖は、中性脂肪に変わるので肥満リスクが高まります。

 

おススメかもサプリ

パントテン酸 （ビタミンB5） 1000mg （タイムリリース型） 60粒[サプリメント/健康サプリ/サプリ/ビタミン/パントテン酸/Nature’sPlus/ネイチャーズプラス/栄養補助/栄養補助食品/サプリンクス/] 感想(26件)

ダイエットつぶやき

パントテン酸が不足するって滅多にありません

なのでサプリで取る必要は・・・

 

あります！！
とにかくとったほうがいい！！

パントテン酸で４コマ

う・・・・・

う・・・・・

う・・・・・

以上　「もしもパントテン酸が体内からなくなったら」を　

パントマイムで表現してみました

第１８位　生姜（ジンジャー）

生姜（ジンジャー）【ポリフェノール】

生姜の成分の９０％が水分で、生姜に微妙に含まれている辛味成分にさまざまな健康、美容効果あります。
その辛味成分の主たるものがジンゲロールです。ジンゲロールとは生の生姜に多く含まれる辛味成分で、ファイトケミカルの香気成分に分類されています。ジンゲロールという名前はショウガの英語名ジンジャーに由来しています。生姜にはジンゲロールのほかにもショウガオールとジンゲロンという辛味成分が含まれています。

ダイエット役立ち度数　６４

特に貢献している箇所　脂肪燃焼メカニズム　プロセス③
血中に放出された遊離脂肪酸は必要な器官・組織に届けられ細胞内に入り燃焼される

PPARαを活性（脂肪酸のβ酸化促進）＆PPARγを活性（脂肪細胞の小型化）

 

 

 

評価項目

【今ある】中性脂肪を減らす　【これから】中性脂肪を増やさない
脂肪の燃焼促進・脂肪の蓄積阻害

評価指標物質とりまとめ　その7　PPAR

 

【今ある】中性脂肪を減らす
ホルモン感受性リパーゼの活性を高める
評価指標物質とりまとめ　その3　HSL

 

評価内容

脂肪の燃焼促進・脂肪の蓄積阻害

核内受容体PPAR（ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体）はα、β、γの3種類が知られています。

 

脂質の代謝に深く関係しているのはPPARαとPPARγです。

 

PPARαにリガンドが結合すると【PPARαは活性され】脂肪酸のβ酸化を促進します。

PPARγにリガンドが結合すると【PPARγは活性され】脂肪細胞を小型化させます。

脂肪細胞のサイズが小型になると

インスリン抵抗性を誘導する作用をもつレジスチンやTNF-α分泌がへり
インスリン抵抗性を改善する作用をもつアディポネクチンやレプチンの分泌が増える

 

ため糖や脂質の代謝が活発になります。

 

スポンサードリンク

 

 

生姜に含まれる成分ジンゲロールにはPPARα・PPARγのアゴニスト活性が認められています。

 

核内受容体
核内受容体とは、 細胞の核の中にあるたんぱく質です。
核内受容体はリガンドと結合することで複合体を形成し、その複合体が核内のDNAと直接結合し、転写活性を上げ転写因子として機能します。

リガンド
特定の受容体に特異的に結合する物質のことです。受容体に結合し活性化させます。リガンドの例としてホルモン、神経伝達物質などがあげられます。

アゴニスト
生体内にはないがリガンドと同じように受容体に結合し作用（活性化）する物質のことです。

 

ホルモン感受性リパーゼの活性を高める

 

脂肪の分解は、ホルモン感受性リパーゼが脂肪細胞内の脂肪に作用することにより促進されます。

 

つまり、脂肪分解を促進するためにはホルモン感受性リパーゼの活性を高めることが大切となります。ホルモン感受性リパーゼはアドレナリンなどの脂肪動員ホルモンが分泌されることで活性が高まります。

生姜の成分ジンゲロンは交感神経を刺激してアドレナリンの分泌を促進させます。

 

おススメかもサプリ

【クリスマス企画★7000円以上500円OFFクーポン！12/21(金)19:00-25(火)23:59】ジンジャー（生姜）根 550mg 100粒 NOW Foods(ナウフーズ) 感想(7件)

ダイエットつぶやき

ジンゲロン（生姜）のアドレナリン分泌促進効果はカプサイシン（唐辛子）より弱い

 

生姜（ジンジャー）で４コマ

フー　ジンジャー飲むと体がポッカポッカするわ～

おっ　おなごの匂いが楽しめそうな場所みっめ

となり失礼しま～す

エッ！？　なんで？？

他のベンチあいているのに　なんでわざわざ隣に座るんだ！！

ジンジャーのんでいるせいかなんかすげー燃えてきたー

 

詳細はこちら

 

生姜（ジンジャー）の栄養成分レビュー