オルニチン 尿素回路の活性

オルニチン

遊離アミノ酸の1種

 

 

オルニチンとは

オルニチンについて

  • オルニチンは遊離アミノ酸です。遊離アミノ酸とはたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸に含まれず、筋肉・肝臓・血液中などに遊離状態で存在しているアミノ酸のことを言います。

  • オルニチンは体内ではアルギニンから生合成されます。

    ・尿素回路
    →オルニチン→シトルリン→アルギニン→オルニチン

    酵素【アルギナーゼ】の作用によりアルギニンからオルニチン(+尿素)が生成されます


    クレアチン経路(アルギニンからクレアチンを生合成する経路)
    アルギニン+グリシン → グアニジノ酢酸 + オルニチン

    ②グアニジノ酢酸+ S-アデノシルメチオニン → クレアチン + S-アデニルホモシステイン

    ①腎臓でアルギニンとグリシンを原料に、酵素【グリシンアミジノトランスフェラーゼ】の作用によりグアニジノ酢酸を生成されます。※この反応でオルニチンが生成されます。

    ②肝臓でグアニジノ酢酸+ S-アデノシルメチオニンを原料に、酵素【グアニジノ酢酸メチルトランスフェラーゼ】の作用によりクレアチンが生成されます。

  • オルニチンは尿素回路においてアンモニアと結合する中間代謝物として重要な役割を果たしています。
  • オルニチンの主な働きとして疲労回復&解毒作用(尿素回路の活性化により)、新陳代謝促進(成長ホルモン分泌促進により)、免疫力向上(成長ホルモン分泌促進&ポリアミンの合成関与により)などが挙げられます。

 

摂取量について

500~1000㎎/日

食品会社・サプリメーカーなどが設定している摂取目安量は 500~1000㎎/日 となっています。

 

オルニチンの効果・効能

オルニチンの効果・効能 5つ激選

  1. 尿素回路の活性
  2. 成長ホルモンの分泌促進
  3. ポリアミンの合成
  4. プロリンの合成
  5. 免疫力の向上

 

そのうち3つを詳しく

 

①尿素回路の活性

アミノ酸は主にたんぱく質の合成に使われます。アミノ酸の供給が過剰となったときにアミノ酸は異化によってエネルギーとして利用されます。このメカニズムについて簡単に説明します。

 

アミノ酸の異化
アミノ酸は生体に必要な窒素源(窒素Nを含むアミノ基【₋NH₂】が含まれている)となっています。エネルギー産生において重要な代謝経路であるTCA回路では窒素を代謝できないためアミノ基【₋NH₂】を除去する必要があります。

アミノ酸の異化は窒素代謝(アミノ基【₋NH₂】の除去)と炭素骨格代謝(炭素骨格の分解)の順で進められます。
窒素代謝においてアミノ酸はアミノ基転移反応によりグルタミン酸になり、そのグルタミン酸が酸化的脱アミノ酸反応を受けα-ケトグルタル酸とアンモニアを生成します。

生じたアンモニアは有害であり、ただちに二酸化炭素と結合しカルバモイルリン酸となり肝臓の尿素回路のオルニチンに組み込まれ無害な尿素に変えられます


尿素回路(オルニチン回路)

①アンモニア+二酸化炭素とATP→カルバモイルリン酸

カルバモイルリン酸+オルニチン→シルトリン→アルギニノコハク酸→アルギニン→オルニチン+尿素を生成


※尿素回路は②の出発点のオルニチンと終点のオルニチンがつながってクルクルと回転しているとイメージをしてください。

①尿素回路はアンモニアと二酸化炭素とATPの縮合反応によりカルバモイルリン酸が生成されることで始まります。

②そのカルバモイルリン酸とオルニチンが結合することでシトルリンになります。
シトルリンは、アスパラギン酸と結合しアルギニコハク酸に変化します。
そしてアルギニコハク酸がフマル酸を放出してアルギニンに変化し、アルギニンが加水分解され尿素とオルニチンになります
※このオルニチンは尿素回路で再利用されます。

 

簡略すると尿素回路は →オルニチン→シトルリン→アルギニン→ という順に回転しているサイクルです。

この3つのアミノ酸は中間体としてすべて重要となりますが、出発点(カルバモイルリン酸と結合する)となっているオルニチンは特に重要と言えるかもしれません。
実際に、オルニチンを摂取することは尿素回路を活性化させることになります。

尿素回路を活性化させることはアンモニアの蓄積を防ぐ&エネルギー産生を促進することにつながります。

 

アミノ基転移反応

アミノ基転移反応とはアミノ基がα-ケト酸に移される反応です。
この反応によりアミノ酸は対応するα-ケト酸に変換され、一方α-ケト酸は対応するアミノ酸へと変換されます。

アミノ酸      α-ケト酸
グルタミン酸  ⇔ α-ケトグルタル酸
アスパラギン酸 ⇔ オキサロ酢酸
アラニン    ⇔ ピルビン酸

 

アミノ基を外したアミノ酸は対応するα-ケト酸になり炭素骨格代謝を受けTCA回路を構成する化合物に変換されたり(エネルギー産生として利用されたり)、あるいは糖質や脂質に変換されます。

分解されるアミノ酸のアミノ基はアミノ基転移反応によってほとんどがグルタミン酸に集約されます。

酸化的脱アミノ反応

アミノ基転移反応で生成されたグルタミン酸は酸化的脱アミノ反応と呼ばれる反応を受けアミノ基が外れます。
外れたアミノ基は酸化され最終的にアンモニアになります。
残りのα-ケトグルタル酸はTCA回路の一員となりエネルギーとして利用されたり、あるいはアミノ酸の再合成(再びアミノ基転移反応)に利用されます。

 

②成長ホルモンの分泌促進

「成長」と「代謝」をコントロールしているホルモンが成長ホルモンです。

成長ホルモンは子供の成長期において骨の細胞に作用し身長を伸ばす働きします。成人においても各組織の細胞に作用し成長・代謝を促す働きします。

成長ホルモンが分泌されると次の作用を得ることができます。

成長ホルモンの作用例

  1. たんぱく質合成が促される
  2. 細胞分裂が促進される
  3. 糖質・脂質の代謝が促進される

そのため成長ホルモンの分泌を促進する成分を取ることで筋肉増強・薄毛予防・肌質改善・ダイエットなどさまざまな美容・健康効果が期待できます。
オルチニンはそのうちの一つです。オルニチンを摂取することで成長ホルモンの分泌が促進されることが研究により証明されています。

 

④プロリンの合成

表皮を内側から支える真皮には肌のハリ・弾力を保つ役割があります。真皮の主成分となっているのが繊維状のたんぱく質「コラーゲン」です。真皮の乾燥重量のうち70%はコラーゲンで占められています。


※ひし形白線部分がコラーゲン繊維です。

コラーゲンを組成するアミノ酸の中で特に重要となるのがプロリンです。コラーゲンは20種類のアミノ酸で構成されていますが、このうち2番目に多く含まれています
コラーゲン特有のアミノ酸であるヒドロキシプロリン(プロリンが水酸化されたもの)と合わせると約1/5を占めることになります。

コラーゲンのアミノ酸構成比

プロリンおよびヒドロキシプロリンは単に構成成分として存在しているだけでなくコラーゲンの合成の促進させる働き・コラーゲンを修復させる働きもします。

このプロリンを体内で生合成するために必要なのがオルニチンですプロリンは肝臓や小腸においてオルニチンから生合成されます。
※【オルニチン-オキソ酸アミノトランスフェラーゼ 】・【ピロリン-5-カルボン酸レダクターゼ】など酵素の働きが必要です。

 

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オルニチンの働き分析【見た目編】

合計 48.5/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 8点

白髪 7点

美肌 8点

美白 8点

筋肉 8.5点

脂肪 9点

 
 

薄毛

8点

「薄毛」改善 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 成長ホルモンの分泌促進
    髪は毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで生まれ成長していきます。


    オルニチンは成長ホルモンの分泌を促進することで毛母細胞の細胞分裂を促進させます。

  2. ポリアミンの原料
    ポリアミンは細胞の分化・増殖において重要な役割を担っている物質です。細胞分裂が盛んな毛根の細胞(毛母細胞・毛乳頭細胞)にもたくさん存在しており、その細胞分裂を促進させる働きをします。オルニチンはポリアミンの原料です。

 

白髪 

7点

「白髪」予防 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 肝機能アップ
    腎臓・肝臓・胃の機能の低下は白髪につながります。
    一説によると白髪ができる場所によりどこの臓器の不調かがわかるほど白髪と臓器はリンクしているとされています(ただはっきりとした因果関係を示すことはできません)。

    オルニチンは肝機能を向上させる成分の代表といっても言い過ぎではありません。肝機能低下による白髪を防ぐ効果が期待できます。
  2. メラノサイト活性化
    オルニチンは【成長ホルモンの分泌を促進&ポリアミンの合成に関与する】ことで細胞の分化・増殖を促します。黒髪のもとメラニン色素を作るメラノサイトを活性させる働きをします。

 

美肌

8点

「美肌」作り に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 肌細胞の新陳代謝促進
    オルニチンは細胞の新陳代謝を促進させます。

    ・細胞分裂を活発にさせる「成長ホルモン」の分泌を促す働きをする。

    ・細胞内に存在し細胞の分化・増殖に重要な役割を果たす「ポリアミン」の前駆体となっている。

    からです。

    当然ながら肌細胞の新陳代謝にも貢献している成分で、オルニチン摂取がシワやかさつきの改善になることが研究により確認されています。

  2. コラーゲンの合成促進(by プロリンの合成)
    肌の真皮の主成分となっているのがコラーゲンという繊維状たんぱく質です。真皮の乾燥重量のうち70%はコラーゲンで占められています。
    コラーゲンを組成するアミノ酸の中で特に重要となるのがプロリンです。コラーゲンは20種類のアミノ酸で構成されていますが、プロリンは2番目に多く含まれています。プロリンが水酸化されたヒドロキシプロリンと合わせるとコラーゲン組成の約1/5を占めることになります。

    コラーゲンのアミノ酸構成比
    プロリンおよびヒドロキシプロリンはコラーゲンの合成の促進させる・コラーゲンの構造を安定させる・コラーゲンを修復させる働きもします。

    プロリンは肝臓や小腸においてオルニチンから生合成されます。
    オルニチンは体内でプロリンを生成する上で重要な存在と言え、つまるところコラーゲンの合成を促進するために必要な成分といえます。

 

美白

8点

「美白」ケア に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 肌のターンオーバーを促進
    メラニンは肌のターンオーバーとともに排出されます。メラニンが過剰に作られてそれが肌のターンオーバーとともに排出されないと肌の細胞に色素沈着しシミとなって肌の表面に現れます。

    シミを防ぐには肌のターンオーバーを促進させることが大切です。
    【成長ホルモンの分泌を促進させる・ポリアミンの合成に関与している】オルニチンは表皮細胞の新陳代謝を活発にさせる働きがあります。ターンオーバーを促進しメラニン色素の沈着を防ぎます。

  2. 隠れシミ
    隠れシミとは肌の表面に見えない皮膚の奥に潜んでいるシミのことをいいます。シミの予備軍という表現がぴったり当てはまります。

    オルニチンには隠れシミを改善する効果があります。

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    研究により20歳~60歳の女性にオルニチン400㎎を8週間摂取してもらったところ、摂取していないグループに比べて隠れシミの数が減っていることが判明しました。
    この効果はオルニチンの肝機能をアップさせる働きによりもたらされると考えられます。

 

筋肉

8.5

「筋肉」増強 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 筋たんぱく質の合成
    筋肉のたんぱく質は合成と分解24時間繰り返しています。筋肉は合成<分解の流れになると減っていくので、筋肉量を増やすあるいは維持するためには合成>分解の流れをつくることが大切です。それには筋肉のもととなるたんぱく質とたんぱく質の合成を促進する成分を積極的にとる必要があります。
    オルニチンは成長ホルモンの分泌を活発にさせることでたんぱく質の合成を促進させます。
  2. 筋肉疲労の解消
    アンモニアの蓄積は筋肉疲労を引き起こします。オルニチンは肝臓でアンモニアを無害な尿素に変換させる働きをします。

 

脂肪

9点

「脂肪」減少 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 脂肪分解酵素を活性化(by 成長ホルモンの分泌促進)
    運動時や空腹時(体内に糖質が不足している時)に脂肪は分解されます。脂肪細胞内にある脂肪分解酵素の働きにより脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解されます。この脂肪酸が燃焼されることが「脂肪が減っていく」ことになります。

    脂肪分解酵素は脂肪からエネルギーを必要とするときに「脂肪動員ホルモン」が分泌されると活性されます。
    脂肪動員ホルモンの一つが成長ホルモンです。成長ホルモンが分泌されると脂肪分解酵素が活性され脂肪の分解が促進されます。
    オルニチンは成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。なので体脂肪を減らす効果が非常に高い成分といえます。

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  2. 脂肪分解酵素を活性化(by プロリンの合成)
    上記で脂肪動員ホルモンを分泌させることが脂肪分解酵素を活性化させると述べました。アミノ酸の中にも脂肪分解酵素を活性させる働きをもつものがあります。それはアルギニン・アラニン・リジン・プロリンの4つです。
    オルニチンは体内のプロリン合成において重要な基質となります。ゆえにプロリンのもつ脂肪燃焼の働きにも大きく貢献しているといえます。

 

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オルニチンの働き分析【中身編】

合計 47/60点

カテゴリー別 点数

身体 8点

エネ 7.5点

病気 7.5点

体質 8点

精力 8点

健脳 8点

 

身体

8点

「身体」の構成材料 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 非必須アミノ酸の前駆体
    体たんぱく質を構成しているのは20種類のアミノ酸です。オルニチンはこのうちアルギニンやプロリンの前駆体です。
  2. たんぱく質の合成促進
    オルニチンは成長ホルモンの分泌を促したんぱく質の合成を促進させます。

 

エネ

7.5点

「エネルギー」生成 に関わるオルニチンの働きは主に次です。

  1. 尿素回路の活性
    オルニチンはエネルギー産生に直接かかわる成分ではありません。ですが間接的に貢献しているといえます。

    糖質・脂質・たんぱく質が最終的に酸化されるための共通する代謝経路はTCA回路です。このサイクルをスムーズに回転させることがエネルギー産生において重要なことになります。

    TCA回路(クエン酸回路)

     


    クエン酸(=アセチルCoA+オキサロ酢酸)→イソクエン酸→α-ケトグルタル酸→スクシニルCoA→コハク酸→フマル酸→リンゴ酸→オキサロ酢酸→

    TCA回路ではアセチルCoAがオキサロ酢酸と縮合反応しクエン酸となり、8種類の酸に次々と変化することでアセチルCoAが酸化され二酸化炭素となり、NADH FADH₂を産生します。このNADH FADH₂を電子伝達系の電子伝達体を供与することで酸化的リン酸化が起こりたくさんのATPが生成されます。

    「スムーズに回転させる」ために重要となるのが「アンモニアを除去する」ことです。というのもアンモニアが血中に蓄積するとTCA回路を阻害する物質となるからです。

    通常アンモニアは肝臓にある尿素回路によって無害な尿素に変えられます。
    ですが、肝機能が低下するとこの変換が上手くいかなくります。そうするとアンモニアが蓄積されてエネルギー産生が滞ることになります。つまり尿素回路の代謝(回転)が弱まる→TCA回路の代謝(回転)が弱まる→エネルギー不足という流れを作ってしまいます。

    オルニチンは尿素回路の構成成分です。単に構成成分ではなくアンモニアと結合する重要な役割を担っています。
    オルニチンを摂取することで尿素回路が活性されアンモニアの蓄積を防ぎます。オルニチンはエネルギーを生み出しやすい環境を作りあげる成分です。

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病気

7.5点

「病気」予防 に関わるオルニチンの働きは主に3つあります。

  1. 肝臓の病気予防
    肝臓はダメージを受けていたり、その機能が衰えていてもなかなか表にでてこない(自覚症状がない)ため沈黙の臓器とも呼ばれています。病気が進行してからはじめてその症状として現れます。
    肝臓の病気を予防するためにはアルコールなどを控え肝臓をいたわることや肝臓によい(肝機能を高める)成分をとることが大切となります。
    肝臓で解毒作用に働くオルニチンは肝臓によい成分の筆頭といえます。

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  2. 成長ホルモンの分泌促進
    オルニチンには成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。
    成長ホルモンのもつ作用によりオルニチンにも次の病気を予防することが期待できます。

    糖尿病 成長ホルモンは糖質の代謝を促進します。

    ②脂質代謝異常 成長ホルモンは脂質の代謝を促進します。

    ③骨粗鬆症  成長ホルモンは骨形成を促します。

  3. 褥瘡治癒
    オルニチンは創傷治癒に効果的な成分の一つです。成長ホルモンの分泌・コラーゲンの合成(プロリンの合成)・ポリアミンの合成を促進することで治癒に関わります。褥瘡(じょくそう)=床ずれの治療に用いられる栄養素の一つです。

    ・成長ホルモン
    細胞の分裂や修復を促すホルモン。

    ・コラーゲン
    修復の材料。皮膚が損傷するとコラーゲンを作って損傷した場所を修復する。

    ・ポリアミン
    細胞の分裂や修復に欠かせない物質。

 

体質

8点

「体質」改善 に関わるオルニチンの働きは主に5つあります。

  1. 疲労回復
    疲労物質の一つアンモニアは、尿素回路にて無毒な尿素に変換されます。オルニチンは尿素回路の構成成分です。
  2. 二日酔い
    アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。そのアセトアルデヒドは分解されて酢酸になります。その酢酸は最終的に水と二酸化炭素に分解され、尿、汗などとなって体外に排泄されます。
    アセトアルデヒドが分解されず蓄積すると頭痛、吐き気、胸やけといった二日酔いの症状があらわれます。肝臓の働きをサポートするオルニチンはアセトアルデヒドの分解を促進させます。

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  3. 免疫力
    成長ホルモンは免疫細胞の生成に関わり免疫力を強化する働きをします。
    ポリアミンはLFA-1の発現を抑制し炎症を抑える働きをします。

    LFA-1
    炎症を誘発する因子で免疫細胞の表面に存在します。LFA-1とICAM(血管内皮細胞にある)が結合することで炎症が引き起こされます。

    成長ホルモンの分泌・ポリアミンの合成に関与しているオルニチンは免疫力を高める成分として知られています。

  4. ストレス
    副腎皮質から分泌されるホルモンの一つコルチゾールはストレスを受けた時に分泌量が増えます。そのため「ストレスホルモン」の異名をもちます。実験によりオルニチンには唾液中のコルチゾールの量を抑えることが判明されています。心の疲労にも効果がある成分です。
  5. 不眠
    マウス実験によりオルニチンにはノンレム睡眠の時間を長くする働きがあることが確認されました。これはオルニチンの成長ホルモンを分泌促進効果、コルチゾールの分泌を抑制効果によりもたらされるものと考えられます。

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精力

8点

「精力」増強&「性機能」向上 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 精子の形成
    ポリアミンの一種スペルミンは精液の中に多く含まれています。精子の運動性に重要な役割を果たしており精子の形成に必須の成分とされています。

    オルニチンはポリアミンの合成において基質となる成分です。

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    ポリアミンの生成経路

    アルギニン→オルニチン→プトレスシン→スペルミジン→スペルミン

    • アルギニン→オルニチン(アルギナーゼの働きが必要)
    • オルニチン→プトレスシン (オルニチンデカルボキシラーゼの働きが必要)
    • プトレスシン→スペルミジン(スペルミジンシンターゼの働きが必要)
    • スペルミジン→スペルミン (スペルミンシンターゼの働きが必要)

    ※プトレスシン→スペルミジン、スペルジミン→スペルミンの代謝ではもう一つの基質が必要となります。それが脱炭酸SAM(S-アデノシルメチオニン)です。メチオニン→S-アデノシルメチオニン→脱炭酸SAMという流れで作られます。

  2. 性欲の低下
    成長ホルモンの分泌減少は性欲の低下につながります。成長ホルモンの分泌は加齢とともに減るため性欲を維持させるためには「分泌を促す成分」を取る必要があります。オルニチンはそのうちの一つです。

 

健脳

7.5

「脳」の健康 に関わるオルニチンの働きは主に2つあります。

  1. 脳疲労
    肝臓の機能が低下するとアンモニアが十分に解毒されなくなります。そのアンモニアが血流により脳に運ばれると脳疲労を感じるようになります。
    オルニチンは尿素回路の構成するアミノ酸の一つでアンモニアを解毒する作用があります。脳の健康にも大きく貢献します。
  2. 記憶力
    マウス実験によりポリアミンが加齢により低下する記憶力の維持・向上に有効であることが認められています。細胞内のポリアミンはオルニチンから代謝される化合物です。

 

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オルニチンのサプリメント分析

合計 18.5/20点

カテゴリー別 点数

継続(価格は安いか) 3.5点

手軽(購入ルートは多いか)5点

選択(品揃えは豊富か)5点

貴重(食品から取りづらいor不足しやすいか)5点

 
  • 継続
    オルニチン(オルニチンがメイン)の国内サプリは例えば30日分が約1100円で販売されていますす。海外サプリだと40日分が約1800円で販売されています。
  • 手軽
    店舗・ネットで購入可能です。
  • 選択
    某ECサイトで「オルニチン サプリメント」検索すると約7千件ヒットします。そのほとんどがオルニチンあるいはオルニチンがメイン成分として配合されているサプリメント(例 しじみエキス)なので選択肢は多いです。
  • 貴重
    オルニチンが多く含まれているものとしてシジミがあげられます。シジミ100g(35個)あたり10~15㎎含有されています。
    食品会社・サプリメーカーなどが設定しているオルニチンの摂取目安量は 500~1000㎎/日となっています。間を取って800㎎/日を目安量とした場合、しじみからだと約1800個取る必要があります。オルニチンは一般的な食品にはあまりふくまれていないのでサプリメントを活用することをお勧めします。

 

 

愛用品

愛用理由
愛用品というより元愛用品です。

自分はポリアミンを増やすことに力を入れています。そのため納豆を取ったり、アルギニン&オルニチンサプリを取ったりするのですが、このサプリはすごく「ポリアミン」ぽいサプリといえます。
理由は次です。
ポリアミン(スペルミン)は精液特有の臭いのもとになっています。このサプリの臭いがすごくその匂いに近いのです。オルニチンが含まれるサプリをいくつかとってきましたがダントツにその匂いに近いです。「匂い」からするとなんかすごくポリアミンを増やしてくれるような気がするのでポリアミンぽいサプリと表現しました。

冗談はさておき結構良い商品だと思います。アルギニンもリジンも入っていますし、150粒入っているので摂取量の調整がしやすかったりするからです。ドラッグストアとかでも売っているので購入しやすい点もプラスポイントです。

 

おすすめ品

 
おすすめ理由
現愛用品です。なぜ愛用品に記載しなかったのかというとこのサプリ「アルギニン」目的でとっているからです。「オルニチン」の摂取に関しては二の次にしています。
1粒あたりアルギニン500㎎ オルニチン250㎎で含有で250粒入っています。それでいて値段は約2700円です。

【オルニチンを軸とする場合】
オルニチンの目安摂取量を1000㎎と設定すると1日4粒の摂取となりますが、それでも2か月はもちます。500㎎に設定(1日2粒)すると4カ月もちます。プラスしてアルギニンもかなりの量がとれるので言うことなしです。

 

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オルニチンとの組み合わせ

オルニチンと相性の良い成分 7つ厳選

  1. アルギニン
  2. シトルリン
  3. リジン
  4. 肝臓エキス
  5. ウコン(クルクミン)
  6. 牡蠣エキス(亜鉛)
  7. カルニチン

 

そのうち2つをPICK UP

③リジン

オルニチンとアルギニンの組み合わせは鉄板です。それにシトルリンも合わさるとなお良しです。この3つをとることで【尿素回路が活性NOサイクルも活性成長ホルモンの分泌も活発】になり様々な美容・健康効果が見込まれます。
この2つ以外によく一緒に配合されている成分があります。それはリジンです。
よくオルニチン+アルギニン+リジンを組み合わせた「トリアミノ」サプリが販売されています。

この3つはそれぞれ相乗効果があります。それぞれ単独で摂取するより一緒にとったほうが高い効果が得られることがわかっています。
また3つとも成長ホルモンの分泌を促進するアミノ酸です。同時にとることで加齢とともに減ってしまう成長ホルモンの分泌力を最大限まで引き出してくれると思います。

 

⑤ウコン(クルクミン)

ウコン(クルクミン)としじみ(オルニチン)はある臓器をいたらわるためのサプリとしてタッグを組むことが多くなっています。
ウコンとしじみですぐに想像つくと思いますが「肝臓」です。この2つの成分は肝機能の向上や二日酔い予防に対して相乗効果を発揮します。

 

 

オルニチンのまとめ

オルニチン 評価

総合評価 SS 114点 

分析【見た目編】48.5

分析【中身編】47

分析【サプリ】18.5

 

 

 

以上をもとに→オルニチンについて勝手に語る

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