イノシトール 抗脂肪肝作用

イノシトール

 

糖アルコールの1種
ビタミン様物質の1種

 

イノシトールとは

イノシトールについて

  • イノシトールは糖アルコールの1種で、シクロヘキサン六価アルコールの総称をいいます。

    糖アルコール

    単糖のカルボニル基を還元してできる多価アルコールの総称です。

  • イノシトールは水溶性ビタミン様物質です。
    以前は水溶性ビタミンの位置づけでしたが、現在はビタミン様物質に分類されています。

    ビタミン様物質

    ビタミンと似た生理作用をもっている有機化合物のことをいいます。ビタミン同様に代謝において重要な役割を果たします。が、ビタミンの定義から外れているためこのように呼ばれます。
    ビタミンの定義は簡単にいうと
    「必要量は微量であるが、体内で合成できない」
    「合成できたとしてもその量が十分でなく外から取り入れなければならない」
    です。

  • イノシトールは生体内ではグルコースから生成されます。
  • イノシトールはヒドロキシ基の位置によって9つの異性体が存在します。

  • 9つありますが、そのうち生理活性を有するのはmyo-イノシトール(ミオイノシトール)です。なのでイノシトールといえば通常myo-イノシトールのことを指しているととらえてください。
    ※D-chiro-イノシトール(D-カイロイノシトール)にもインスリン抵抗性改善効果があるとされています。

  • 冒頭でイノシトールは、シクロヘキサン六価アルコールの総称と述べました。
    もう少し具体的にいうと「シクロヘキサンの各炭素に結合する-H基が-OH基に置換した構造をもつ物質」です。


    このイラストの1~6位の炭素に-OHががついているとイメージしてください。-OHの位置(上方向についているか、下方向についているか)により9つの異性体にわかれます。

    なお6つの-OHがすべてリン酸化されたのがIP6(イノシトール-6-リン酸)です。
    ※IP6はフィチン酸とも呼ばれます。ここでは以降フィチン酸で話をすすめます。

    参照 イノシトールリン酸のLC/MS分析 (VG-50 2D) Shodex 昭和電工HP

  • イノシトールは動物の体内ではイノシトールまたはイノシトールリン脂質(ホスファチジルイノシトール)の形態で、植物中では主にフィチン酸として存在しています。

  • イノシトールには脂肪肝を予防する効果や神経機能を正常に保つ効果があります。

 

摂取量について

500~2000/日 成人

1日の摂取量は設定されていません。500~2000はさまざまなサプリメーカーを調べたところ1番目にした数値です。

 

イノシトールの効果・効能

イノシトールの効果・効能 5つ激選

  1. 脂肪肝を予防
  2. 神経機能を正常に保つ
  3. 健康な髪を維持
  4. 肌荒れを予防
  • オスモライト
    ミオイノシトールは腎髄質細胞で同定された主要なオスモライトの1つです。

 

そのうち2つを詳しく

①脂肪肝を予防

脂肪肝とは肝臓に脂肪が異常に蓄積した状態のことをいいます。具体的には全肝脂肪の約30%以上が脂肪化している状態のことをいいます。ちなみに健康な肝臓では脂肪化しているのは約3~5%です。

脂肪肝はアルコール性非アルコール性の2種類があります。
前者は「アルコールの飲みすぎ」による脂肪肝で、後者は生活習慣(過栄養、偏った食生活、運動不足)や遺伝による脂肪肝です。
非アルコール性の脂肪肝はNAFLDと呼ばれています。

NAFLD

non-alcoholic fatty liver diseaseのことで、日本語では非アルコール性脂肪性肝疾患のことをいいます。
NAFLDは NAFL(non-alcoholic fatty liver 非アルコール性脂肪肝)とNASH(non-alcoholic steatohepatitis 非アルコール性脂肪肝炎 )とに分かれています。うちNASHは肝疾患へと進行する可能性がある脂肪肝です。

軽度の脂肪肝は体への影響はそれほどありません。この段階で禁酒や生活習慣を見直せば改善できます。
ただし脂肪肝を放置し、状態が「悪化」してしまうと脂肪肝から肝炎・肝硬変・肝臓がんなどの肝疾患へと進行するリスクが高まります。

脂肪肝は基本的に自覚症状がなく、見た目が痩せている人もなっている可能性があります。現在、日本人の4人に1人は脂肪肝を抱えているとみられています。
なお脂肪肝=アルコールと思われがちですが、日本人に増えてきているのはNAFLD(非アルコール性)のほうです。

脂肪肝の予防・改善に有効な成分がイノシトールです。
イノシトールは肝臓に抗脂肪肝因子として作用し、肝臓に過剰な脂肪の蓄積を防ぎます。
抗脂肪肝作用をもつイノシトールは「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれます。

 

②神経機能を正常に保つ

ホスファチジルイノシトール(PI)はグリセリンを基本骨格にもつリン脂質の1種です。
グリセリンの1位、2位の炭素に脂肪酸がエステル結合、3位の炭素にイノシトールがリン酸基を介して結合した化合物です。

ホスファチジルイノシトール(PI)のイノシトール環を構成する6つの炭素の3位、4位、5位の水酸基は、様々なリン酸化酵素や脱リン酸化酵素の働きにより、可逆的なリン酸化を受けます。

それにより7種類の代謝産物=ホスホイノシタイド(PIs)が派生します。

ホスホイノシタイド(PIs)

  • PIP(ホスファチジルイノシトール一リン酸)
    PI(3)P(ホスファチジルイノシトール3-リン酸)
    PI(4)P(ホスファチジルイノシトール4-リン酸)
    PI(5)P(ホスファチジルイノシトール5-リン酸)
  • PIP2(ホスファチジルイノシトール二リン酸)
    PI(3,4)P2(ホスファチジルイノシトール3,4-二リン酸)
    PI(3,5)P2(ホスファチジルイノシトール3,5-二リン酸)
    PI(4,5)P2(ホスファチジルイノシトール4,5-二リン酸)
  • PIP3(ホスファチジルイノシトール三リン酸)
    PI (3,4,5)P3(ホスファチジルイノシトール3,4,5-三リン酸 )

PIP(3種類)、PIP2(3種類)とPIP3(1種類)の計7種類を総称してホスホイノシタイド(PIs)です。

ここで言いたいことは
イノシトールを含むリン脂質には種類がある
ということです。

 

イノシトールを含むリン脂質には種類がある

少しややこしいことをいいます。

  1. ホスファチジルイノシトールは狭義にはPIのことです。広義にはPIsを含めたものをいいます。
  2. ホスホイノシタイド(PIs)は7種類を称するといいましたが、PIを含めて8種類としている場合もあります。
  3. ホスホイノシタイドの略称はPIsはイノシトールリン脂質にもあてはまります。

ここでは①広義の「ホスファチジルイノシトール」で話を進行していきます。つまりPIとPIsを総称してホスファチジルイノシトールです。
その上で、ここではホスファチジルイノシトール≒ホスホイノシタイド≒イノシトールリン脂質とします。「言い方が違うだけですべて同じ意味」とみなします。
あくまでもここではです。
重要なことなのでもう一度いいます。
あくまでもここではです。

ホスファチジルイノシトールは細胞内情報伝達に深く関わっています。具体的には細胞内カルシウムイオン(の濃度上昇)に関与しています。

 カルシウムイオン 

カルシウムイオンはほとんどすべての細胞内においてセカンドメッセンジャーとして極めて重要な生理的役割を果たしています。その役割は骨格筋や心筋の収縮細胞の分化・増殖免疫応答神経伝達物質の放出シナプス可塑性の誘導など多岐に渡ります。

セカンドメッセンジャー

細胞膜上の受容体とリガンドの結合時に別の情報伝達物質が産生または放出され細胞内の「変化」を媒介します。この二次的に産生または放出される情報伝達物質をセカンドメッセンジャーと呼びます。

細胞内のカルシウムイオンの濃度は、定常状態で非常に低く保たれています。細胞外から様々な刺激が加わると細胞内のカルシウム濃度は一過性に増加します。
この「細胞内のカルシウム濃度が変動」が、先ほどあげた「役割」を果たします。
ここではカルシウム濃度の変動=カルシウム濃度の上昇と捉えてください。

カルシウム濃度の上昇を導く経路は2つあります。

  • 細胞外からのカルシウム流入
  • 細胞内のカルシウムストアから放出

です。

ここで後者にクローズアップします。

 細胞内のカルシウムストア 

細胞内のカルシウムストアとは具体的に細胞内小器官にある小胞体のことです。小胞体はカルシウムイオンの貯蔵庫として機能しています。
小胞体膜上にはリアノジン受容体またはIP3受容体が存在しており、これらが活性化されると小胞体からカルシウムイオンが放出されるメカニズムとなっています。

リアノジン受容体は細胞質カルシウムイオンによって活性化され、
IP3受容体は細胞質で産生されるIP3によって活性化されます。
ここでIP3に注目します。

 IP3 

IP3はイノシトール三リン酸のことです。

IP3は以下の過程を経て生成されます。そして受容体に結合すると作用します。

①細胞が刺激を受ける→

  1. 細胞膜受容体にホルモンや神経伝達物質などが結合する。
  2. リン脂質分解酵素PLC(ホスホリパーゼC)が活性化される。
  3. 活性化したPLCは、細胞膜の構成脂質であるPI(4,5)P2(ホスファチジルイノシトール-4,5-二リン酸)を加水分解してIP3DAG(ジアシルグリセロール)を産生する。

 

②産生されたIP3が小胞体膜上のIP3受容体に結合する→

③細胞質内のカルシウム濃度が上昇する→

細胞内に情報が伝達

 

IP3は細胞内の重要なシグナル伝達物質(=セカンドメッセンジャー)で、細胞内のカルシウムイオン濃度の上昇を促します。ホスファチジルイノシトール【のうちのPI(4,5)P2】はこのIP3産生の基質として機能しています。
冒頭で説明しましたが、イノシトールはホスファチジルイノシトールの構成成分です。つまるところイノシトールは神経情報伝達に大いに関わっている成分と考えることができます。
イノシトールを摂取することで神経機能を正常に保つ効果が期待できます。

 

参照
ホスファチジルイノシトール  脳科学辞典 HP
カルシウムイオンチャネル「IP3レセプター」の開口メカニズムを解明 独立行政法人 理化学研究所HP

 

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イノシトールの働き分析【見た目編】

合計 43/60点

カテゴリー別 点数

薄毛 8.5点

白髪 7点

美肌 8点

美白 7点

筋肉 4.5点

脂肪 8点

 
 

薄毛

8.5点

「薄毛」改善 に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. 健康な髪を維持する
    イノシトールは健康な髪を維持する働きをします。そのため育毛成分として有名です。

    「健康な髪を維持する」これは主にイノシトールのもつ脂質代謝促進作用からもたらさせる働きと考えられます。
    この作用により、頭皮の皮脂分泌を正常化肝機能の低下予防、コレストロールの低下などの効果がもたらされ「健康な髪を維持する」働きをすると考えられます。

    頭皮の皮脂分泌を正常化→頭皮が健康的になり髪が育ちやすくなる

    肝機能の低下予防→代謝(髪の栄養素の生成過程)をスムーズにさせる

    コレストロールの低下→血液の流れがよくなる

    通常、「脂質代謝」を薄毛項目で評価することはない(過去一度もない)のですが、「イノシトールが髪にいい」は非常に有名なため評価対象としています。
    なおイノシトールは「神経細胞を活性化させるから髪にいい」と言われることもあります。

    長々と書きましたが、深く考えずに単に「イノシトールは健康な髪を維持して抜け毛を減らす働きがある」で良いと思います。

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白髪 

7

「白髪」予防 に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. 健康な髪を維持する
    上記、薄毛項目でイノシトールは健康な髪を維持する働きがあることを説明しました。健康な髪とは黒く、太く、抜けにくい髪のことをいいます。なのでイノシトールは「白髪予防にもなる」といえます。

    実際、海外サプリ格安通販店 メラトニンUSAで購入することのできる白髪予防複合サプリ「グレイストップ プラス」にイノシトールは主成分の1つとして含まれています。
    このサプリの有効成分はイノシトール、ビオチン、アシュワガンダ、フォーティの4つです。

    参照

    商品説明 グレイストップ プラス メラトニンUSAドットコムHP

 

美肌

8点

「美肌」作り に関わるイノシトールの働きは主に2つあります。

  1. 皮脂の分泌
    イノシトールには皮脂の分泌を調整する作用があります。脂性肌、乾燥肌、混合肌どのタイプの方にも強い味方となる成分です。

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  2. PDGF-BB
    真皮にあるコラーゲン、エラスチンなどの美肌成分は繊維芽細胞から産生されます。

    この繊維芽細胞は真皮幹細胞が分化することで生まれます。
    真皮幹細胞は血管の周りで安定的に存在できます。安定的に存在できるのは血小板由来成長因子PDGF-BBがあるおかげです。
    残念ながら真皮幹細胞&PDGF-BBは加齢とともに減ってしまいます。その結果、繊維芽細胞が減少→美肌成分減少→肌の老化といった負のスパイラルに陥ってしまいます。
    イノシトールにはPDGF-BBの発現を高める作用があります。この作用は資生堂の研究により判明しています。

    参照
    皮膚科学基礎研究 (株)資生堂HP

    つや玉 NEW 資生堂 エリクシール シュペリエル リフトモイスト ローションT I さっぱりタイプ (医薬部外品)

     

 

美白

7

「美白」ケア に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. 肌のターンオーバー
    肌のターンオーバー=細胞の生まれ変わりを正常化させるには細胞の材料となる栄養素をしっかりとることが大切です。イノシトールは細胞膜のリン脂質【ホスファチジルイノシトール】の構成成分です。ホスファチジルイノシトールはカルシウムイオン濃度を上昇させることで細胞の分化・増殖に関与します。肌のターンオーバーを整える効果が期待できます。

 

筋肉

4.5

「筋肉」増強 に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. 骨格筋収縮
    刺激が神経筋接合部に到達すると運動神経終末からアセチルコリンが放出されます。
    それが筋細胞膜にあるアセチルコリン受容体に結合すると筋小胞体からカルシウムイオンが放出されます。放出されると筋収縮が起こります

    「カルシウムイオン放出」についてより具体的に説明すると

    小胞体から放出されるカルシウムの主な通り道となるのはイノシトール三リン酸(IP3)レセプターとリアノジンレセプターである。前者は細胞質基質で生じるIP3により、後者はカルシウムイオンによって開口し、カルシウムを放出する。骨格筋前駆細胞では前者の存在量が多く、筋細胞においては後者が増加する。筋収縮におけるカルシウム放出は主に後者の働きによる。

    引用元
    筋肉を動かすカルシウムは筋肉を作る指令役も担う 補足説明 カルシウムを放出するタンパク質のチャネル
    理化学研究所HPより

    です。

    細胞膜に存在するホスファチジルイノシトール【PI(4,5)P2】はIP3産生の基質として機能しています。イノシトールはホスファチジルイノシトールの構成成分です。

    先の理研の文章では、IP3受容体は骨格筋の筋収縮においてカルシウムイオンの放出にはあまり関係していないようですが、「まったく」ではないと思います。
    ということでここで評価対象としています。

    イノシトール 100%ピュアパウダー ※ベジタリアン/ビーガン(ヴィーガン)仕様 113g[サプリメント/健康サプリ/サプリ/ビタミン/ビタミンB群/now/ナウ/栄養補助/栄養補助食品/アメリカ/パウダー/サプリンクス]

     

 

脂肪

8点

「脂肪」減少 に関わるイノシトールの働きは主に2つあります。

  1. 隠れ肥満
    肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積されている状態のことを脂肪肝といいます。
    軽度の脂肪肝は隠れ肥満BMIは正常値なのに体脂肪が多い人、見た目がやせていても内臓脂肪がたまっている疑いがある)と捉えることができます。イノシトールには抗脂肪肝作用があります。隠れ肥満予防には最適な成分です。

    【ポイントUP対象★16日9:59迄】イノシトール 500mg 100粒サプリメント/サプリ/ビタミンB群/ダイエット/Nature’s Way/ネイチャーズウェイ/

     

  2. 脂質の代謝
    イノシトールは脂質の代謝を高める働きをします。上記、抗脂肪肝作用もこの働きが多いに関係しています。脂質の代謝を高める=脂肪からエネルギーを産生を促進すること です。
    つい最近放送されたTV番組(名医のTHE太鼓判)で、イノシトールが脂肪を燃焼させる効果がある成分として紹介され話題を集めました。

    放送内容 概要 名医のTHE太鼓判! 【夏の芸能人〜余命宣告〜】 goo  テレビ番組 HP

 

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イノシトールの働き分析【中身編】

合計 41.5/60点

カテゴリー別 点数

身体 6.5点

エネ 7点

病気 5.5点

体質 6点

精力 7点

健脳 8.5点

 

身体

6.5

「身体」の構成材料 に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. 細胞膜の構成
    リン脂質は細胞膜の主成分です。リン脂質には種類があります。

    リン脂質の種類の一例

    グリセロリン脂質
    PA  
    ホスファチジン酸
    PC  ホスファチジルコリン 
    PE  ホスファチジルエタノールアミン
    PI  ホスファチジルイノシトール 
    PS  ホスファチジルセリン など

    スフィンゴリン脂質
    SPM スフィンゴミエリン など

    ホスファチジルイノシトールは全リン脂質量の約~10%を占めています。
    ホスファチジルイノシトールは極性基にイノシトールリン酸をもつリン脂質です。

 

エネ

7点

「エネルギー」生成 に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. 脂肪からエネルギー
    イノシトールは脂質の代謝を高める成分です。脂肪からエネルギーを効率的に生み出すことに貢献します。
    大正製薬(株)によるとイノシトールはエネルギー代謝を正常にする働きがあるとのことです。

    「イノシトール」ってなんですか?

    細胞膜を構成するリン脂質の重要成分で、特に脳などの神経細胞の膜に多く含まれており、エネルギー代謝を正常にする働きがあります。

    引用元

    大正製薬 商品情報サイト よくある問い合わせ 大正製薬(株)HPより

    大正製薬株式会社 リポビタンD 100ml×10本入(おひとり様1箱限定価格)【指定医薬部外品】<タウリン1000mg・イノシトール・ビタミンB群配合>(この商品は注文後のキャンセルができません)【ドラッグピュア楽天市場店】【RCP】

     


 

病気

5.5点

「病気」予防 に関わるイノシトールの働きは主に2つあります。

  1. 肝疾患
    脂肪肝が進むと肝炎や肝硬変に、さらに肝臓ガンにつながる危険性があります。脂肪肝改善効果があるイノシトールの摂取はその先(脂肪肝の悪化による)の肝疾患の予防になります。

  2. 動脈硬化
    イノシトールは脂質の代謝を高める成分です。なので摂取することでコレストロールの低下が期待できます。

    コレストロールの蓄積による動脈硬化の予防となります。

 

体質

6点

「体質」改善 に関わるイノシトールの働きは主に2つあります。

  1. 皮膚
    イノシトールには皮膚の健康を保つ働きがあります。湿疹、皮膚炎、皮膚のかゆみの予防になります。

    【第2類医薬品】小粒タウロミン 2700錠[興和新薬](コーワ KOWA たうろみん 鼻水 皮膚炎 湿疹 じんましん 蕁麻疹 かゆみ 鼻炎)

     

  2. 疲労回復
    脂質の代謝を高める&エネルギー代謝を正常にする働きをするイノシトールには疲労回復効果が期待できます。よくエネジー系ドリンクに配合されています。

    【指定医薬部外品】アリナミンVゼロ 50mlX3本

     


 

 

精力

7点

「精力」増強&「性機能」向上 に関わるイノシトールの働きは主に次です。

  1. PCOS
    PCOSとはpolycystic ovarian syndromeの頭文字をとったもので多嚢胞性卵巣症候群卵巣という病気です。一言でいうと排卵しにくくなる病気です。卵巣内に男性ホルモンがたくさん作られてしまうのが原因とされています。

    PCOSの症状として月経異常、にきび、肥満、毛深くなるなどが挙げられます。排卵しにくくなるので、不妊の原因の1つとされています。

    PCOSの治療法として糖尿病の治療薬であるメトホルミンが使われることがあります。

    糖尿病の最新治療(37(Vol.10 No.1) 糖尿病治療の“今”を伝える専門誌 特集:ビグアナイド薬(メトホルミン)Update

     

    これはインスリン抵抗性が関係します。インスリン抵抗性があると男性ホルモンが増加し、男性ホルモンが過剰になると卵胞の発育を抑制し、PCOSによる排卵障害が現れるからです。 

    イノシトールはPCOSの改善効果が期待できるとの報告があります。イノシトールにはインスリンの感受性を高める働きをする可能性があるとされているからです。
    イノシトールは9種類異性体が存在しますが、この効果が期待できるのがミオイノシトールおよびD-カイロイノシトールです。

    PCOS 葉酸 プラス サプリメント (約1ヶ月分) カイロイノシトール配合 【送料無料】ピニトール サプリ 糖質 ビタミンE ビタミンC 亜鉛 鉄分 カルシウム 妊活 サプリ 無添加 妊活サプリ

     

    参照 
    多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) 聖マリアンナ医科大学病院 生殖医療センターHP
    当院取り扱いのサプリメント Inositol はなおかレディースクリニックHP

 

健脳

8.5

「脳」の健康 に関わるイノシトールの働きは主に2つあります。

  1. 脳機能
    イノシトールは細胞膜を構成するリン脂質の構成成分です。脳や神経細胞に多く含まれています。
    イノシトールが脳に深く関わっている点は「細胞内のカルシウム量の調節」です。

    カルシウムイオンはセカンドメッセンジャーとしてさまざまな細胞の機能に関わります。
    脳でいうと神経伝達物質の放出、シナプス可塑性の誘導などがあてはまります。
    カルシウムイオンがなければ脳が機能しないといっても決して大げさではありません。

    カルシウムイオン濃度を上昇させる経路の1つがIP3(イノシトール三リン酸)受容体です。このカルシウムチャネルはIP3を介して細胞内にカルシウムイオンを放出させます。

    IP3の産生の基質となるのがホスファチジルイノシトール【PI(4,5)P2】です。つまりイノシトールを含むリン脂質です。
    イノシトールは記憶や学習に深く関与している成分といえます。

    ダグラスラボラトリーズ イノシトール 100粒【80801-100】

     

  2. 脳の病気
    上述の通りイノシトールは脳機能に欠くことのできない成分です。なのでその投与実験は数々の脳の病気の予防・改善につながる報告がなされています。

    うつ病・アルツハイマー病・強迫性障害などに対して有効性が示唆されています。

    参照
    イノシトールサプリメント 効果や効能、摂取量、副作用や安全性は?
    マイプロテイン公式サイトブログ
    THE HUT GROUP HPより

    マイプロテイン パワータワー

     

 

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イノシトールのサプリメント分析

合計 15.5/20点

カテゴリー別 点数

継続(価格は安いか) 5点

手軽(購入ルートは多いか)4点

選択(品揃えは豊富か)4点

貴重(食品から取りづらいor不足しやすいか)2.5

 
  1. 継続
    例えば海外のサプリで500㎎配合100粒入り(目安1粒/日)が約1400円~で購入可能です。

    イノシトール 500mg 100粒 [サプリメント/健康サプリ/サプリ/ビタミン/ビタミンB群/栄養補助/栄養補助食品/アメリカ/カプセル/サプリンクス]

     


  2. 手軽
    イノシトール単体(もしくはコリン&イノシトール)サプリはネットで購入可能です。イノシトールが含まれているビタミンB複合サプリであれば店舗で購入可能です。
  3. 選択
    某ECサイトで「イノシトール サプリメント」検索すると約1万件ヒットします。イノシトール単体(もしくはコリン&イノシトール)サプリは主に海外のサプリで、日本製のはあまりみられません。イノシトールが含まれるビタミンB複合サプリでヒットすることが少なくありません。

  4. 貴重
    イノシトールは体内ではグルコースから生成されます。なので欠乏症はほとんどみられないとされています。
    ただ推奨している500~2000㎎/日を 特に上限近くを取ると考えた場合、食事やサプリなどで意識して取り入れる必要があります。

    イノシトールは米穀類、ナッツなどの植物種子に多く含まれています。が、そのうちの多くはフィチン酸イノシトールとはで説明)です。
    フィチン酸はイノシトールにみられない抗酸化作用や抗がん作用などを有しており、それ自体は魅力的な成分なのですが、ミネラルと結合する性質をもちます
    なので植物種子に含まれているフィチン酸は一緒に含まれているカルシウムなどのミネラルと結合し(共存し)、自身の吸収率&ミネラルの吸収率を下げていると考えられています。一説によると哺乳類はそもそもフィチン酸をあまり吸収することができないとも言われています。

    イノシトールを食品から取ると考えた場合は、メロン、すいか、グレープフルーツ、オレンジなどの果物がおすすめです。特にオレンジは1個でおよそ250㎎のイノシトールを取ることができます。
    100%のオレンジジュースでもOKです。というかオレンジジュースで取ることがおすすめです。

    なお体内のイノシトールはカフェインによって消費されるといわれています。コーヒーをよく飲む方はサプリやオレンジジュースなどでカバーすることを心掛けてください。

 

 

おすすめ品

おすすめ理由
愛用品です。これ1粒でコリン250㎎、イノシトール250㎎とれます。100日分(100粒)入っています。相性が良いコリンと一緒に取れるのでかなりお勧めです。
コーヒー(カフェイン)をよく飲むのであるならば、別途でイノシトールの単体サプリをプラスする や オレンジジュースを飲む などをするのがベターだと思います。ちなみに自分は前者です。
 

 

 

イノシトールとの組み合わせ

イノシトールと相性の良い成分 3つ厳選

  1. コリン
  2. ビタミンB群
  3. IP6

 

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そのうち2つをPICK UP

①コリン

イノシトールとコリンのコンビは鉄板です。組み合わせることにより各々がもつ細胞膜の安定性を保つ、神経機能を正常にさせる、脂質の代謝を改善する働きが強化されます。この2つは単体サプリでも販売されていますが、コンビのヤツが相性的&コスパ的にお勧めです。

 

③IP6

IP6とはなんぞやと思ったかたは一番最初のイノシトールとはをもう一度ご覧ください。イノシトールの6つの-OHがすべてリン酸化されたのがIP6(フィチン酸)です。

それだったら似たようなもんじゃないかと思うかもしれませんが、違います。
ウルフマンと力士マンぐらい違います。

・・・この例えはボツでした。

こちらの例えのほうがしっくりくるかもしれません。

同じ「イノシトール」家の一員なんだけど異母兄弟みたいな感じ!!

・・・・・とにかく個人的には同じカテゴリーの別成分といった感覚をもっています。

IP6にはイノシトールにはない(と思われる)抗酸化作用や抗がん作用あります。
この二つがタッグを組むことで生じる相乗効果はズバリ「免疫力が上がる」です。

 

イノシトールのまとめ

イノシトール 評価

総合評価 S 100点 

分析【見た目編】43

分析【中身編】41.5

分析【サプリ】15.5

 

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