Doctor’s Best ルンブロキナーゼ

ミミズの内臓に含まれる酵素だよ~

★★★★☆

時竜はミミズを乾燥させた生薬です。

時竜は、古来より解熱鎮痛剤として利用されてきました。
漢方的には解熱・鎮痛・気道の拡張・関節痛・利尿・中風(脳卒中の発作の後遺症 主に半身不随)などに用いられます。

ミミズ類は,古来漢方.中医学における動物性生薬の1つとして,地竜と称され,高熱・煩躁,咳.呼吸困難,関節 痛,中風(脳卒中)の半身不随,尿閉.排尿痛などに用いられてきた

引用元
成人におけるルンブルクスルベルス末の臨床試験
PDFページ 1/7
J-STAGE

時竜の解熱作用の有効成分はミミズのの部分にあるルンブロフェブリンという物質です。

なにが言いたいのかというと、「漢方で知らず知らずのうちミミズを体内に取り入れていた可能性がある」 かもです。

ではなく、「ミミズ(の乾燥粉末)って健康にいい」です。

 

さて、研究によりミミズの内臓には 血栓を溶かす「線溶活性物質」が含まれていることが判明しています。←少なくとも「6種類の線溶酵素」含まれている ことが判明しています。

ルンブロキナーゼはこの6種類の線溶酵素の総称です。

この結果,これら 6 種類のアカミミズ線溶酵素を総称してルンブロキナーゼと自ら命名して報告した

引用元
Lumbricus rubellus (赤ミミズ)の酵素による血栓溶解作用
PDFページ 2/4
一般社団法人日本脈管学会

ルンブロキナーゼは赤ミミズ(ルンブルクスルベルス)から発見されました。赤ミミズ酵素とも呼ばれます。

 

健康食品などで取る場合は、成分表示が「ルンブルクスルベルス末」あるいは「LR(Lumbricus Rubellus)末」となります。

ルンブロキナーゼはその中に含まれる有効成分という位置づけです。
海外の商品の場合、成分表示はずばり ルンブロキナーゼ(の含有量)となっています。

ルンブロキナーゼの血栓溶解作用は「血栓を溶かして血流を改善する」作用です。
これより血液ドロドロをサラサラします。動脈硬化 および 動脈硬化が引き金となる脳梗塞・心筋梗塞の予防になります。

 

血液サラサラはなにも病気の予防になるだけではありません。見た目の若さにもつながります。
血液が髪や肌に必要な栄養素を運びます。それゆえ血管(の老化)は見た目(の老化)とリンクします。

実は、人の第一印象を決め、見た目年齢に最も影響する「顔の老化」は、体内の血管が老化することから始まります。

引用元
40代で一気に「顔の老化」が進む人が毎朝食べているもの
プレジデントオンライン

ということで、自身はとにかく血管を若返らせる成分をたくさんとっています。
シナモン、ヒハツ、ルチン、ヘスペリジンなどあげればキリがありません。
※キリはあります。

 

ルンブロキナーゼもまた血管の若返りに大きく貢献する成分だと考えて取ってみました。

リピは当分ありません。
理由は単純に「価格が高い」からです。1カ月分で約5000円します。
この商品に限らず、ルンブロキナーゼ(ルンブルクスルベルス末)は軒並みそのぐらいします。

この半値ぐらいだったら、頻繁に買っていると思います。

 

参照一覧
第43回 薬剤師が知っておきたい漢方の世界 生薬クイズ
薬読
マイナビ薬剤師

Lumbricus rubellus (赤ミミズ)の酵素による血栓溶解作用
一般社団法人日本脈管学会

凍結乾燥ミミズエキス含有サプリメントによる動脈硬化改善効果の検討
J-STAGE

血栓症や脳梗塞予防になるか 注目集めるミミズ酵素
産経新聞

※レビューの内容について
→個人の見解です。

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