Olympian Labs アグマチン

ポリアミンの前駆体

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ポリアミンは細胞内に存在し、細胞分裂・細胞増殖・たんぱく質の合成において重要な役割を担っています。とにかく、ポリアミンは【細胞の生まれ変わり】に深く関わっていて、ポリアミンが不足していると【老化が早まる】と考えてください。

ポリアミンは細胞内で、アルギニンを基質として2つの経路で作られます。
加齢とともにポリアミンを合成する酵素の活性が低下するため、体内で段々と作られにくくなります。
ポリアミンが減っていくこれが老化のスタートです。

体内のポリアミンの供給源となるのが、
①細胞内でアルギニンから合成されるポリアミン
②腸管から供給されるポリアミン
✔食物中に含まれるポリアミン
✔腸内細菌が合成するポリアミン

①が加齢とともに低下するので、②の✔2つが重要となります。

食物中に含まれるポリアミン=ポリアミンが多く含まれる食品は納豆です。

ですから、私たちが普段口にしているさまざまな食物にもポリアミンが含まれます。中でも、ポリアミンを多く含むのが、大豆キノコ野菜などです。特に、納豆に代表される大豆の発酵食品は、ポリアミンの宝庫といえます。

出典元
【健康長寿の成分】納豆に多く含まれる「ポリアミン」が老化の抑制に役立つ おすすめの食べ方はキャベツ納豆
特選街Web

 

サプリで取る選択肢もありです。

ポリアミンサプリが売っています。

 

なお、iHerbでは売っていません。

iHerbで売っているサプリでどうにかこうにかポリアミンを増やしたいと考えた場合、アルギニン、オルニチンがよろしいかと思います。ないしはアグマチンです。
つまるところポリアミンの前駆体です。

自身はポリアミンを増やす目的で、直接の前駆体であるアグマチンを取ってみました。
(一般的にはアグマチンの摂取目的はNO産生でしょうけど。)

繰り返しになりますが、加齢とともにポリアミンを合成する酵素の活性が低下するので、細胞内で作られるポリアミンが減ります。なのでアルギニンやオルニチンやアグマチンを取ってもそこまで増えると思っていません。
ただ、言うても前駆体=ポリアミンのもと なので、プラスにはなると思います。
ただ、やっぱりポリアミンを増やすなら納豆ですかね。

ちなみに、「腸内細菌が合成するポリアミン 」 これの鍵を握るのが「大腸送達アルギニン」です。
「アルギニン」をいかにして「大腸」まで届けるかが重要となります。

補足

出典元
LKM512ヨーグルト+(プラス)
メイトー

「ビフィズス菌LKM512」が腸内で作る酸(酢酸・乳酸)が刺激となり、大腸菌などの一部の腸内常在菌が身を守るため、腸に届いた「アルギニン」を利用して耐酸性システムを発動します。その際に副産物として「アグマチン」が菌体外に放出されます。
アグマチンは主要な腸内常在菌であるフェカリス菌にとっては有用な物質で、取り込まれてエネルギー産生に利用されます。その結果、副産物としてポリアミンの一種である「プトレッシン」が放出されるのです。

出典元
LKM512ヨーグルト+(プラス)
メイトー

※+アルギニンではありません

 

そうそうアグマチンはNO産生、ポリアミンを増やす(かも)だけではありません。
これなんか見ると、単体サプリとして取るのも十分ありかな~って思います。

これまでに,アグマチンがうつ病,神経痛,神経変性疾患,記憶・学習障害,薬物依存,および肥満・糖尿病など,さまざまな病態の治療・改善に有効であることが,多数の前臨床研究で示されている.特にうつ病および神経痛治療に関しては,アグマチンの効果がヒト臨床試験でも確認されている

引用元
麹菌によるアグマチン高含有糖化液(甘酒)の開発
PDFページ 1/5
日本生物工学会

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参照一覧
高ポリアミン食による哺乳類のアンチエイジング
J-STAGE

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PLAZA – UMIN
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※レビューの内容について
→個人の見解です。

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