シナモンとTie2と毛細血管に関して 補足 その1

さて計5回にわたりにソレダメ!で放送された「シナモンが抜け毛予防になる」ついての記事をかいてきました。
今回は放送内容のキーワードであったシナモンTie2と毛細血管に関しての補足をしたいと思います。補足といってもは放送でまったく触れられていないことです。ですが関係はしていることなのでよろしければついでにご覧ください。

それではシナモンおよびTie2に関してランキング形式でいろいろと補足します。

 

 

個人的シナモンマッチング ベスト3

シナモン(パウダー)は当然なにかの飲み物や食べ物に混ぜて取り入れるものです。もちろん直接口の中にパウダーを振りかけてもいいと思いますが、たぶん無理だと思います。ゴホゴホむせます。

シナモン(パウダー)を何と混ぜて取り入れるのがベストかをランキング形式で発表します。もちろん個人的にです。

①理屈的(栄養面)②味的(味)と二つの項目をつくり 各々5段階評価しランク付けしました。

①理屈的というのは組み合わせることで栄養面においてプラス効果や相乗効果があるかどうかを評価した項目です。

注意
これは私の思いこみ的要素も含まれているために栄養面において真に組み合わせがいいかどうか定かではありません。というのもシナモンパウダーおよびそれにマッチングさせる飲料&食品にはいろいろな成分がふくまれており、なかには相性が悪いのもあるからです。というわけで「理屈的」という表現をしています。

②味的には混ぜることで味がおいしいくなるか(まずくならないか)を評価した項目です。

 

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第1位 プロテイン(ココア味)

理屈的 ★★★★★
味的  ★★★★☆

個人的にプロテインとシナモンを混ぜるのが一番おすすめです。管理人はこの方法を軸としてシナモンを体内に取り入れています。※軸という表現を使用しているのはこれ以外にも色々混ぜているから

まず理屈から考えましょう。ここでは薄毛改善メインで話をします。

シナモンを取る一番の目的は「毛細血管を増やすこと」です。
加齢とともに減ってしまう毛細血管を増やし、毛乳頭に必要な栄養素などを含む血液の運搬をスムーズにさせることが目的です。

それでは肝心の必要な栄養素のほうはどうなんだってことになります。

髪の主成分はケラチンというたんぱく質です。髪の90%以上はケラチンでできています。健康な髪を作りだすためには なによりたんぱく質を体内に取り入れることが重要となります。

 

 

プロテインはずばり体を構成しているたんぱく質(20種類のアミノ酸)で、髪の主成分ケラチンを構成している18種類のアミノ酸が含まれています

ということでプロテイン+シナモン【髪のもと+栄養素の運搬】を同時に摂取(強化)できるので薄毛予防にはもってこいのドリンクになります。もちろんたんぱく質は皮膚や筋肉の主成分になっているのでプロテイン+シナモンは美肌や筋肉づくりのさらなる効果UPも期待できます。

プロテインにはいろいろな味がありますがシナモンにあうのはココア味だと思います。

【おまけの一言】

味に関してココア味以外は保証できません
まあバニラ味はいけるかもしれません

プロテインの栄養成分レビュー

第2位 コーヒー

理屈的 ★★★★☆
味的  ★★★★★

シナモンを取り入れるうえでコーヒーと混ぜるのは世間で最も受け入れられている方法だとおもいます。というのもシナモンコーヒーたるものが存在しており、ネットで検索するとレシピとか健康効果とかバンバンでてくるからです。

味的には混ぜてもぜんぜん違和感がないと思います。シナモン独特の風味がコーヒーの味をそんなに変えずに溶け込むような感じです。自分はコーヒーのおいしさの違いとかあまりわかりませんが、まったく別物の飲み物になるという感じはしないと思います。

理屈的にいうとこの組み合わせは「髪(薄毛)」よりは「肌(美白)」と「体型(ダイエット)」の効果UPが期待できると思います。

 

コーヒーに含まれている成分といえばクロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)です。
クロロゲン酸の2大効果は脂肪燃焼効果と美白効果です。コーヒーとシナモンを混ぜることによりこの2つの効果を全身にさらに浸透させることができるような気がします。

シミ予防やダイエットを目的とする場合はこの組み合わせがベストかもしれません。

もちろん薄毛予防にならないというわけではありません。シナモンにはクマリンという抗酸化成分も入っています。そしてクロロゲン酸にも抗酸化作用があります。W抗酸化作用で血中の活性酸素を除去してくれて血流改善効果のUPが期待できます。

【おまけの一言】

コーヒーの味にこだわりがある人はシナモンを入れることは邪道かもしれません

クロロゲン酸の栄養成分レビュー

第3位 ココア

理屈的 ★★★★☆
味的  ★★★★☆

独特の風味があるシナモン。シナモンと混ぜ合わせて味がマイナス(変)にならない飲料はおそらくコーヒーとココアぐらいだと思います。そのほかはもろにシナモン味が強調されると思います。ということでココアもお勧めです。

理屈的にも間違っていないと思います。ココアにはカカオポリフェノールが含まれています。カカオポリフェノールの抗酸化作用はLDLコレストロール(以下LDL)の酸化を防ぐ効果があります。

シナモンと混ぜ合わせることで毛細血管を強化しつつ、中に流れる血液もサラサラにするといった2つの血流改善の効果が期待できると考えています。

カカオポリフェノールには毛母細胞の細胞分裂を促進させる成長因子IGF-1を増やす効果があるので薄毛改善効果が期待できる組み合わせとも言えます。

 

ちなみにココアに含まれるカカオポリフェノールの効果をより期待する場合は、純ココアを選択してください。調整ココアより4倍ほど多くカカオポリフェノールが含まれています

【おまけの一言】

調整ココアってミルクココアなどのことをいいます

カカオポリフェノールの栄養成分レビュー

 

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余談

このようにランキングづけしましたが、私はこの3つを合わせて、つまるところシナモンをプラスすると4つあわせての特製ドリンクとして飲んでいます。

ベースはお湯にプロテインでそこから他の3つをつぎ足すようにしています。
飲み終わるとちょっとした固形物がコップに残骸として残るので、残骸は牛乳とまぜて飲みこむようにしています。
※なぜかこれはプロテインシェイカーを使わずにコップで飲んでいるために残骸がけっこう残ります。

【おまけの一言】

ちなみに食べ物とシナモンのマッチングはパンとカレー以外はキツイと思います

シナモンの代わりにTie2を活性化させる成分

さて ソレダメ!で放送された「シナモンが抜け毛予防になる」の内容は下記です。

 

  1. 抜け毛予防のカギを握るのが毛細血管
  2. 毛細血管を強化するスパイスがシナモン
  3. シナモンに含まれるシリンガレシノールは【毛細血管を強化する】Tie2を活性化させる働きがある

だから「シナモンが抜け毛予防になる」

 

この内容をシナモン目線ではなくTie2目線で一言でまとめると

「抜け毛予防には毛細血管を強化する「Tie2」を活性化させることが重要」

ということになります。

今回ソレダメ!でTie2を活性化させる成分として紹介されたのがシナモンですが、
実はシナモン以外にも活性化させる成分は存在しています

今回はその成分をランキング形式で紹介します。

①Tie2活性化力と②味(サプリ外)という二つの項目をつくり 各々5段階評価しランク付けしました。

①Tie2活性化力というのはTie2を活性する力がどのくらい強いかを評価している項目です。あくまでも予想です。実際はどうかわかりません。まあTie2を活性化させる成分としての有名度ととらえていただいても構いません。

②味(サプリ外)というのはサプリ以外でとる場合、拒絶反応なく受け入れることができるかどうかです(不味くないかどうか)。
なにかに混ぜ合わせることはOKですが、そのままでイケるほうが評価は高くなります。
そもそもサプリ以外で取ることが難しい場合は評価は低くなります。

①②どちらも個人的な感覚ですので、その辺をお忘れなく。

ちなみに基準となるシナモンはこんな感じです。

シナモン

Tie2活性化力 ★★★★★

味(サプリ外)★★★☆☆

Tie2を活性化させたいでもどうしてもシナモンの風味が苦手というかたはこれから紹介する成分からとることをお勧めします。

 

 

第1位 ヒハツ

Tie2活性化力 ★★★★★
味(サプリ外)★★☆☆☆

ヒハツとは、東南アジアなどで生育されているコショウ科の植物で、ナガコショウ、ロングペッパーとも呼ばれています。

シナモンの代わりとして一番に名前があがるのはなんといってもこの「ヒハツ」です。

前々回の感想文 前編の記事

毛細血管を特集する番組では

毛細血管を増やす・若返らせる食品として紹介されるのがだいたいシナモンなのです。

6割~7割はシナモンだとおもいます。

と述べました。

じゃあ残り3割~4割はなに?って話になるのですが、それがヒハツなのです。

ここ最近ではむしろヒハツがメインで紹介され、ヒハツの代わりになるものがシナモンという感じに紹介されることもあります。

 

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ヒハツに関してはものすごい印象に残っている出来事を体験しました。ずばりヒハツ売り切れ騒動です。

この時はネットからスーパーからなにまでガチの売り切れ状態でした。今回のシナモンバカ売れ騒動(アサ芸能プラスのソース)なんて比にならないほどです。

軽く その話をしたいと思います。

 

 

ヒハツ売り切れ騒動を体験したのはちょうど2年前の話です。

発端となったのは2016年11月7日放送の「主治医が見つかる診療所」(放送局テレビ東京系)でした。その放送内容をすごく簡単にいうと「ヒハツが毛細血管のゴースト化を防ぐ、だから老化と病気を予防するのにすごくいい」といった感じでした。

とにかく「ヒハツ」というただでさえ市場にあまり流通していないもの若々しさを保ちます・病気予防になりますとTVで大々的に紹介されちゃったわけです。

そうなると世の軽度~重度のアンチエイジングマニアが一斉にアクションを起こすわけで・・・

そうなると簡単に想像できると思いますが・・・

 

完全に 需要>供給 状況に陥っちゃいました。この時は速攻で陥っちゃいました。

自分はこの放送日の数時間後にネット注文したのですが・・・

商品が届いたのが3カ月後の2月でした。

 

えーこちらのヒハツ売り切れ騒動に関してヒハツの栄養成分レビューに赤裸々に書いていますのでよろしければご覧ください。

ヒハツはシナモンの代わりというよりシナモンとともに「Tie2を活性化させる成分の2大巨頭の1角を担っている」と言う表現が相応しいと思います。Tie2を活性化させる効果はシナモンと同等(あるいはそれ以上)にあると思います。

ただし味はシナモン以上に独特です。なのでシナモンの風味がダメなかたは、ヒハツもちょい厳しいかもしれません。

【おまけの一言】

ヒハツはお味噌汁とか和系のスープに合わせるとなんとかイケると思います

 

長くなりましたので

シナモンとTie2と毛細血管に関して 補足 その2 に続く

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