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糖化とは、体内で余分な糖がコラーゲンなどのたんぱく質と結合して、茶褐色の終末糖化産物(AGEs)と呼ばれる物質を生成してしまうことを言います。
AGEsが蓄積すると 体内のあらゆる組織の機能低下をもたらします。
例えば、肌にAGEsが蓄積すると肌のコラーゲンのもつ機能(弾力性や柔軟性)が失われます。新陳代謝も衰えます。
しわ・たるみ・シミが目立つようになります。
例えば、内臓にAGEsが蓄積すると内臓のもつ機能が低下します。
腎臓に蓄積すると腎不全に、肝臓に蓄積すると肝臓障害にと、病気の原因になります。
「腎臓や肝臓といったヒトの臓器はたんぱく質からできています。こうした臓器にAGEsが蓄積すると、内臓機能そのものが低下し、やがて腎不全や肝臓障害といった重篤な病気を引き起こす原因となります」
引用元
老化を促進させる「糖化」 実は飲酒と密接な関係が…
NIKKEI STYLE
逆を言えば、糖化を予防することは、見た目の老化を遅らせる&病気のリスクを低下させる ことにつながります。
常日頃より実践すべき糖化対策は、次の10つです。
食事において
- 糖質を避ける
- 高温調理を避ける
- 低GI食材を選択する
- 血糖値の急上昇を防ぐ食べ方する
野菜類→肉類・魚類→ご飯・麺類
食物繊維→タンパク質→糖質 - 抗糖化食品を取る
生活習慣では
- 適度な運動する
- 十分な睡眠をとる
- ストレスを溜めない生活を送る
- タバコを吸わない
- 紫外線を避ける
ここで抗糖化食品を取るにフォーカスします。
抗糖化食品とは
- 食後高血糖を防ぐ
- AGEsの生成を抑える
- AGEsを分解する
ここで、抗糖化食品をざっと紹介します。
※植物エキス・健康茶・ハーブ・スパイス・他 など。
- 甜茶
- ドクダミ
- ルイボス
- 柿の葉
- シソ
- グアバ
- バナバ
- ハマ茶
- クマザサ
- クロモジ
- ヨモギ
- 緑茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- プ―アール茶
- 紫茶
- 月見草
- カモミール
- ローズマリー
- ローズヒップ
- ハイビスカス
- フェンネル
- フェヌグリーク
- ロディオラ・ロゼア
- 西洋サンザシ
- マロニエ
- オリーブ葉
- ブドウ葉
- ビワ葉
- スターフルーツ葉
- 月桃葉
- マキベリー
- ザクロ
- バジル
- ごぼう
- モロヘイヤ
- フキノトウ
- しょうが
- 紅たで
- ハッカ
- ブラックジンジャー
- クミン
- コリアンダーシード
- カルダモン
- サラシア
- 紫菊花
- ツバキ種子
- 桜の花
- トウビシ
- タマネギ外皮
- ヤマブドウ搾りかす抽出物
- 栗の渋皮抽出物
たくさんありますね~
上で挙げた食品で個人的に糖化対策におススメな3つは次です。
- 緑茶
- カモミール
- ザクロ
理由は【サプリで手軽に取れるから、かつiHerbで売っている】からです。
※こんな なめた理由だけではありません。挙げた中でも 抗糖化作用が強い と思います。
さて、バレバレですが、あえて入れてなかった食品があります。
それが、果物の女王の異名をもつ マンゴスチン です。
マンゴスチンは 激 糖化予防になります。
マンゴスチンの果皮に含まれるロダンテノンBに強い抗糖化作用があることが確認されています。
ということで、自分 マンゴスチンをサプリで取るようにしています。
現在 iHerbで売っているマンゴスチンサプリは5つほどです。
※ジュースは除く
5つの中では、
Source Naturalsのがベストなんじゃないかな~と思います。
他の4つが、マンゴスチンエキスが(だいたい)500mg/粒 含まれている中、
Source Naturalsのは、187.5mg/粒 です。
一見すると、めちゃ少ないように思えますが、そうではありません。
XanoMaxという登録商標が原料で、内容が
187.5mgのうち【90%のフラボノイドに標準化されている & 40%はマンゴスチンとして75mgのキサントンを提供する】となっています。
マンゴスチンエキスの軸となる成分ポリフェノールやキサントンの量は他と同等か それ以上です。
で、1粒あたりの価格は一番安いです。
ようはコスパが一番いい(よさげな)のが、Source Naturalsの商品です。
※成分表示の見方 間違っていたらごめんなさい。
その次がSavestaの商品で、
その次が今回レビューしたこの商品なんでないかな~と思っています。
これを3番手にした理由を、
5個中の3位に関わらず☆5つにした理由を、
軽く説明します。
この商品の1粒あたりの成分表示はこちらです。
マンゴスチン(ガルシニアマンゴスタナ)(果皮エキス)(ORACスコア1,750ユニット、キサントン75mg、ポリフェノール100mg含有を保証) | 500mg |
①キサントンについて
マンゴスチンエキスの主役はなんやかんやでキサントンです。
キサントン75mg/粒は、マンゴスチンサプリのデフォです。
ということで、第一関門は、まずは合格です。
他のマンゴスチンサプリも、75mg/粒は含まれています👈「成分表示にキサントン(またはα-マンゴスチン)の量の別途記載があるマンゴスチンサプリは」です。
iHerbで売っている5つのマンゴスチンサプリの中で別途記載があるのが、1番手のSource Naturalsと2番手のSavestaの商品です。
残りの2つには記載がありません。これが2つの評価を下げる理由にもなっています。
ちなみに、キサントンについては次のSavestaのレビューで言及します。
②ポリフェノール(フラボノイド)について
抗糖化作用があるとされる「ロダンテノンB」は水溶性ポリフェノールの1つです。
ということで、マンゴスチンサプリの摂取が抗糖化目的であれば、ポリフェノールの含有量が多いマンゴスチンサプリを選ぶのがベターだと思います。
今回紹介したのは100mgです。
100mgって果たして多いのでしょうか?
2つと比べてみます。
※ここではポリフェノールとフラボノイドを同義としています。してはいけなかったらごめんなさい。
※90%のフラボノイドに標準化されている
マンゴスチン(ガルシニアマンゴスタナ)果実外皮エキス | 500mg |
フラボノイド40% | 200mg |
α-マンゴスチン15% | 75mg |
タンニン15% | 75mg |
この成分表示ですが、
500mgの中 フラボノイドが200mgで、200mgのうち(α-マンゴスチン75mg、タンニン75mg)と読めますし、
500mgの中 フラボノイドが200mg、α-マンゴスチンが75mg、タンニンが75mg とも読めます。
たぶん正解は前者なんでしょうが、とりあえずここではフラボノイドの量=200mgのみをみます。
他の2つもとりあえず ポリフェノール(フラボノイド)の量のみでみます。
※キサントン(α-マンゴスチン)ってポリフェノールの1種です。
となると、これの100mgって少ないですよ~
ということで、第2関門通過ならず、
これにてシッ カ~ク・・・
ちょっ、ちょっとまってください。
もう一度成分表示をご覧ください。
【ORACスコア1,750ユニット、キサントン75mg、ポリフェノール100mg含有を保証】
含有を保証となっています。
ということで、これミニマムの量です。
保証 この表現より、100mg以上は含まれていることになります。
これであれば、他の2つと比べて良くはないけど、さして悪くもない になります。
ということで、3番手とした理由は、ポリフェノールの量です。
ただ、3番手ではあるけれど、1番手、2番手に大きく遅れをとっているわけではありません。
ということで、☆5つです。
iHerbにある5つあるマンゴスチンサプリの中で、私的にはアタリが3つ ハズレが2つ です。
これはアタリ3つのうちの1つです。
ハズレ2つ(今回まったく登場しなかった商品)はまったくのダメダメってことではないのですが、3つと比べると「成分表示の記載不足」が目立ちます。
参照一覧
果物の女王マンゴスチンは果皮も機能的
J-STAGE
ファイトケミカルによるがんの予防
J-STAGE
マンゴスチンエキス
日本新薬
マンゴスチンとは
パナキサントン研究会
抗腫瘍効果を有するキサントン誘導体の細胞内および生体内シグナルの解析
KAKEN
公開特許公報(A)_自然食材による糖化ストレス抑制剤及び糖化ストレス抑制飲食料理
国立研究開発法人科学技術振興機構
老化の主犯! 飽食の日本人を襲う「糖化ストレス」の脅威
日経グッディ
ボディブローのように体を蝕む「糖化」から身を守る3つの対策
日経グッディ
糖化反応を抑え、AGEsの生成をブロックする食材はこれだ!
日経グッディ
野菜に勝る? 老化防ぎ、寿命伸ばすフルーツ
NIKKEI STYLE
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※レビューの内容について
→個人の見解です。