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体内で「酸素の運搬」と「二酸化炭素の回収」の役割を果たしているのは血液中の赤血球です。
赤血球が、酸素の多い肺において酸素と結合し、酸素の少ない各組織で酸素を切り離します。これより 各細胞は酸素を得ることができます。
二酸化炭素を回収するのも赤血球の役割です。赤血球は二酸化炭素を肺に運び、二酸化炭素は呼吸により排出されます。
「酸素の運搬」この働きをしているのは、より具体的にいうと赤血球の主成分であるヘモグロビン（Hb）です。
血液中のヘモグロビンは肺で酸素と結びつき、身体全体に酸素を運び、体内の組織にたまった二酸化炭素を回収して再び肺まで運ぶ働きをしています。
引用元
Hb / 血色素量
e-ヘルスネット
ヘモグロビンはヘムという赤い色素とグロビンというたんぱく質から成ります。
ヘモグロビン(Hemoglobin)とは、赤血球に含まれる赤色素たんぱく質のことです。鉄（ヘム）とたんぱく質（グロビン）が結びついたもので、血液が赤い色をしているのはヘムが赤色素を持っているためです。
引用元
Hb / 血色素量
e-ヘルスネット
鉄はヘムの構成要素です。
ヘムはALAと鉄が結びつくことでできます。
5-ALAは8分子集まりプロトポルフィリンIX（PPIX）という物質となり、そこに鉄（Fe）が結びつくと「ヘム」という物質になります。
引用元
5-ALAニュース No1
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ネオファーマジャパン
ということで、鉄が不足すると細胞への酸素の供給がスムーズにいかなくなります。
細胞が酸欠状態になり貧血症状（息切れ、頭痛、めまい、動悸、倦怠感、疲労感など）がでます。
鉄の働きは、酸素の運搬だけじゃありません。
DNA合成、ATP産生、コラーゲンの合成 カタラーゼ（抗酸化酵素）の活性中心、ミオグロビンの構成成分など多岐にわたりに活躍します。
- DNAの合成に関与（リボヌクレオチドリダクターゼ）
- エネルギー産生に関与（シトクロム）
- コラーゲンの合成に関与
- 抗酸化に関与（カタラーゼ・ペルオキシダーゼ）
- 筋肉で使用される酸素の貯蔵（ミオグロビン）
※（）の構成成分または構成要素として
あと「神経伝達物質を作る際に必要な酵素を助ける」のも鉄の役割です。
鉄が不足すると、
- セロトニン（平常心を維持）
- ノルアドレナリン（やる気を起こす）
- ドーパミン（幸福感を感じさせる）
が必要なときに作られなくなってしまうとのことです。
出典元
第1回 セロトニンの秘密を探る！
「けんこう名探偵」 大原薬品工業
うつやパニック障害の症状を引き起こしやすくなるみたいです。
こちらの本でご存知の方多いかと思います。
鉄サプリの原料は大きく非ヘム鉄・ヘム鉄・キレート鉄の3つに分けられます。
吸収率はキレート鉄＞ヘム鉄＞非ヘム鉄の順になっています。
※キレート鉄は非ヘム鉄をアミノ酸でキレートした鉄です。
日本で売っている鉄サプリの「主」はヘム鉄です。
海外で売っている鉄サプリの「主」はキレート鉄です。
※絶対ではありません。原料を必ず確認してください。
日本の鉄サプリ（ヘム鉄）で貧血症状の改善が見られない場合は、海外の鉄サプリ（キレート鉄）を取るのがよろしいかと思います。
その際は、原料がアルビオン社の登録商標「フェロケル」を選択するのがベターかもです。
フェロケルはフェロッチェル
フェロケルが原料であるNow Foods 鉄は18mgと36mgの2パターンあります。
個人的には18mgで十分だと思いますが、36mgでもいいと思います（適当でスイマセン）。
Nowのに限らず、鉄サプリは基本フェロケルでよろしいのではないでしょうか。
鉄摂取に注力するならば！ です。
同じフェロケル36mgでもアイハーブのプライベートブランド「California Gold Nutrition」のほうが安いです。なるべく安く買うならCGNのほうを選択すべきでしょう。
フェロケル36mgの先駆者はこっちだからです👈iHerbでの販売日がだいぶ前。
参照一覧
うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった
Forbes JAPAN
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※レビューの内容について
→個人の見解です。
