ナ:
その2の続きからです。
「ハゲ」に銃口を向けられた「私」はなんと
逆に銃を取り出して・・・
ハゲのこめかみめがけて
銃弾を・・・
パァーーーン
ではなく~
今回はこのくそブログ恒例のドンパチの展開ではなさそうです。
なんと・・・
ハゲは素直に銃を下ろして・・・
オ:
ス―――
よしっ! 話を続けろ!!
ナ:
話を続けるように促しました。
やたらめったらドンパチの展開に持ってけばいいってもんじゃない!!
ここにきて私(作者のほう)もようやく気が付きました。
ドンパチに頼っちゃだめ!!
・・・・・・と
私:
(何だか知らんけど・・・)
助かった~
私:
え~それでは続けます。
さっきは話を盛り上げるため
D型の生理作用はほとんど解明されてない
っていっちゃったのですが・・・
「ほとんど」を「あんまり」に訂正させてください
というのも
これです!
1
イチブです。
D型アミノ酸の1部はバッチリ解明されているのです。
研究により1部のD型アミノ酸は体内に存在していることがはっきりと確認でき、
生理的な役割をしっかりと担っていることが分かっています。
オ:
イチブ~!?
私:
え~
そうです。
ビーズの名曲「イチブトゼンブ」の歌詞の一部をちょっとお借りして説明します。
D-アミノ酸の働きは
ほんのイチブしか知らないのですのが、
愛し合えるポイントが
1つでもあればいいのです。
それだけでいいのです。
それだけで人生の
オカズになれるくらいなのが
D-アスパラギン酸なんです。
オ:
・
・・
人生のオカズになるのがD-アスパラギン酸!?
・・・・・
・・・・・
意味不明~
ナ:
ビーズの「イチブトゼンブ」の歌詞の一部および印象的なフレーズ「人生のオカズ」をむりくりにぶっこみながら、ようやく「私」はD-アスパラギン酸について語りはじめました。
私:
そうなんです!!
人生のオカズなんです!!
D-アスパラギン酸(遊離)って体内にけっこうな割合で存在しているんです。
特にアソコ!
なんと精巣では全アスパラギン酸の40%がD-アスパラギン酸で占められているほどです。
そしてD-アスパラギン酸には
「テストステロンの産生を促進する」といった作用があります。
あのテストステロンですよ。
バッツ バッツ(スーツを脱ぐ効果音)
体を鍛えている男性だったら
フーーーー
誰もが欲する
フーーー
ホルモン
うりゃーーーーー
あの「テストステロン」ですよ~
オ:
エッ!!
なによ! 突然 チューブトレーニングなんて始めて!!
あたしなんだかドキドキしてきた~
バッツ バッツ(Tシャツを脱ぐ効果音)
私:
どうですか?
「テストステロンを増やす」
これってまさに「人生のオカズになれるくらい」という表現にずばりマッチしていませんか?
オ:
ふひゃ~
もうだめ~ あたしには
刺激が強すぎ~!!今日のオカズにします~
オ:
テ・
テストステロン・・・
だと・・・・・
キタ――(゚∀゚)――!!
ハロー アゲイン マイペニス!
オ:
テ・
テ・・
テストステロン・・・
だ・・
大丈夫・・・
チャンと はいてますよ!!
ナ:
「テストステロンを増やす」 この言葉を聞き男性陣のボルテージは一気に高まりました。
その一方で・・・
オ:
ちょっと!!
ふざけないで!!
なにが「人生のオカズ」よ!!
「オカズ」をなんだかんだで男性の「シモ」のほうに結び付けて~
そうよ!!
テストステロンって・・・
私たち女性にはそんなに美味しい話じゃないじゃん!!
私:
NO! NO!
テストステロンは女性の方も大事ですよ~
だってテストステロンには・・・・
わき毛や陰毛の成長を促す働きがあるんです!!
オ:
・・・・・・
わき毛・・・・
・・・・・・・
陰毛・・・・
・・・・・・・
って・・・・
乙女に恥かかすんじゃねーよ!!
私:
ひえ~ ごめんなさーーい
そうじゃなくって
他にもあるんです。D-アスパラギン酸の作用って。
女性向けのも当然あります。
なんとD-アスパラギン酸には
「コラーゲン繊維束の形成を促進する」といった作用もあるんです。
なんとこれは超がつくほどの大手化粧品会社 資生堂さんが発見しました!
えーと ちょっと待ってくださいね~
ガサ ゴソ ガサ ゴソ
ハイ! エビデンス!!
これまで資生堂は、食品科学や皮膚科学の分野において下記を明らかにしてきました。
■食品科学分野
○ 特定の発酵食品において D-アミノ酸が多く含まれること。■皮膚科学分野
○ ヒトの体内に存在する D-アミノ酸のうち、皮膚の真皮では遊離 D-アスパラギン酸の濃度が
他の組織と比べて高いこと。
○ 角層中の遊離 D-アスパラギン酸の量が加齢によって減少すること。
○ D-アスパラギン酸は美肌効果(真皮線維芽細胞に対するコラーゲン産生促進効果・抗酸化効
果)を発揮すること。今回の研究成果では、先進的なD-アミノ酸研究と30年以上にわたる肌のコラーゲン研究とを融合させ、皮膚内に存在する遊離 D-アスパラギン酸が若々しい肌に重要な因子であることがわかりました。
引用元
世界初、D-アスパラギン酸にコラーゲン線維束形成を促進する効果を発見
(株)資生堂
オ:
コ・
コラーゲン??
ホワイ ジャパニーズピープル~
からの~
グリコポーズ~
オ:
コ・
コラーゲン??
ダッフンダ~
からの~
ラヴ~~
オ:
D-アスパラギン酸! D-アスパラギン酸!
D-アスパラギン酸! D-アスパラギン酸!
ナ:
D-アスパラギン酸は
テストステロン産生作用により男性陣の心をつかんだだけでなく
コラーゲンの形成促進作用により女性陣の心も鷲掴みしました。
会場は割れんばかりの「D-アスパラギン酸」コールに包まれました。
そんななか・・・
会場の端にいた一人の男の子の反応だけが・・・
私:
おや?
そちらのお方、浮かない表情されていますね?
皆さんと一緒にD-アスパラギン酸コールされないのですか?
オ:
・・・・・
・・・・・
私:
うえーーい!!
ほら ほら
D・D・D
坊ちゃん
一緒に
TT兄弟ならぬDD親子しましょう!
オ:
・・・・・
・・・・・
私:
(・・・・・あれ)
その疑いのまなざしは・・・
もしかして・・・
D-アスパラギン酸って・・・
体内にあるっていっても、どうせ「加齢とともに減る」パターンでしょ?
そんでもって
「外から取り入れることできない」とか
「取れても上手く吸収されないとか」とか
とにもかくにも
栄養成分によくある あるあるネタ
ビリッ
「意味ないじゃん」パターン!!
的なやつだと思っているのですか?
オ:
・・・・
・・・・・
ナ:
調子こいていた「私」は ・・・
この時はまだ
この坊ちゃんの存在が終わりの始まり(ネタバレ=ゾンビ)だったとは知るよしもありませんでした。
その4に続く