★★★★★
ホスファチジルコリン（PC）、アセチルコリン、ベタイン コリンはこの3つの前駆体です。
体内では主にこれら3つに代謝され、効果・効能を発揮します。
効果・効能を簡単にまとめると次です。
細胞膜（リン脂質）の構成成分として働く
→例 美肌効果
脂質代謝を促す
→抗肥満効果や抗脂肪肝作用
◆コリンはアセチルコリンの原料となり、
神経伝達物質として働く
→脳機能改善効果
◆コリンはベタインに変換され、
メチル基供与体として機能する
→さまざまな生理機能（メチル基転移反応が関与している）を調節する
ホモシステインの蓄積を防ぐ働きをする
→認知症・動脈硬化予防
ということで、コリンは美容・脳・健康にとって、とっても重要な成分でございます。
コリンはアメリカでは必須栄養素扱いです。アメリカでは1日の推奨量が成人男性550mg、成人女性425mgとなっています。一方、日本では（日本人の食事摂取基準では）推奨量たるものがありません。こんだけ重要な成分であるにも関わらずです。
コリンの重要さが世間であまり認知されていない間に、意識して摂取して「差」をつけておくのが、アンチエイジングの鉄則でございます。
コリンは大豆や卵（卵黄）といった日本の食卓に馴染みのある食品に多く含まれています。
それゆえ、必要以上にサプリからとる必要はないと考えられます。
そう考えた場合に、このサプリの量【1粒あたり250mg】は実に丁度いい塩梅です。
さて、コリン&イノシトールという商品名でありながら、なぜかコリン中心で話をしてしまいました。
商品名通り これにはイノシトールも含まれています。コリンと同量（1粒あたり250mg）です。
ということで、イノシトールサプリとしての活躍も多いに期待できます。
イノシトールはコリンどうよう細胞膜（リン脂質）の構成成分です。脳の健康維持にとても重要な存在です。また脂質代謝にも関与し、抗脂肪肝作用があることでも有名です。意外なところだと育毛効果もあります。
コリンと同じカテゴリー（ビタミン様物質）で、かつ有する効果のうちコリンとかぶるものが多いので、一緒に取ることで相乗効果が見込まれます。
集中力・記憶力をUPさせたい方や脂肪肝を減らしたい方、とって損することはないと思います。
.
※レビューの内容について
→個人の見解です。
