Now Foods 鉄 18mg

話題?のフェロケル

★★★★★

体内で酸素と二酸化炭素を運搬する役割を果たしているのは血液です。

「酸素と二酸化炭素の運搬」この働きをしているのは、より具体的にいうと血液中の赤血球です。
赤血球が、酸素の多い肺において酸素と結合します。そして酸素の少ない各組織で酸素を切り離します。
こうすることで各細胞は酸素を得ることができます。なお細胞で発生した二酸化炭素を回収するのも赤血球の役割です。赤血球は二酸化炭素を肺に運び、二酸化炭素は呼吸により排出されます。

このように赤血球は、酸素を全身に運ぶ(&二酸化炭素を回収する)といった生命維持に重要な働きをしています。

より具体的にいうとパート2に移ります。

「酸素と二酸化炭素の運搬」この働きをしているのは、赤血球の主成分であるヘモグロビンです。

ヘモグロビンには赤血球は酸素の多いところ(=肺)で酸素と結びつき
酸素の少ないところ(=末梢の組織)では酸素を離す性質があります。
ということで【十分な量のヘモグロビンを体内で作る】ってとーーっても大事なことです。

ヘモグロビンはヘムという赤い色素グロビンというたんぱく質から成ります。
このうちヘムはALAと鉄が結びつくことでできます


出典元
ALA 5-アミノレブリン酸
ララ・ソロモン
サステナブル・クルー(株)

ALAは体内で作ることができます。
鉄は体内で作ることできません ※再利用はされます。

 

ということで、鉄が不足すると細胞への酸素の供給がスムーズにいかなくなります。
細胞が酸欠状態になり息切れ、頭痛、めまい、動悸、倦怠感、疲労感などの貧血症状がでます。
このような症状が出やすい方は、鉄をサプリから取ることをぜひともお勧めします。

さて、鉄サプリの原料は大きく非ヘム鉄・ヘム鉄・キレート鉄の3つに分けられます。
吸収率はキレート鉄>ヘム鉄>非ヘム鉄の順になっています。
※キレート鉄は非ヘム鉄をアミノ酸でキレートした鉄です。

日本で売っている鉄サプリの「主」はヘム鉄です。
海外で売っている鉄サプリの「主」はキレート鉄です。
※絶対ではありません。原料を必ず確認してください。

日本の鉄サプリ(ヘム鉄)で貧血症状の改善が見られない場合は、海外の鉄サプリ(キレート鉄)を取るのがよろしいかと思います。
その際は、原料がアルビオン社の登録商標「フェロケル」を選択するのがベターかもです。
フェロケルはフェロッチェル鉄ビスグリシネート ←キレート鉄 です。

某著書で紹介されたためか、このフェロケルは日本で、もとい日本人に大変人気があります(あるみたいです)。

なお、特に貧血に悩んでいない人も鉄はサプリで取っておいた方がいいと思います。
下記の働きもするからです。

  • 筋肉で使用される酸素の貯蔵(ミオグロビン)
  • 抗酸化に関与(カタラーゼ・ペルオキシダーゼ)
  • エネルギー産生に関与(シトクロム)
  • DNAの合成に関与(リボヌクレオチドリダクターゼ)
  • コラーゲンの合成に関与

※()の構成成分または構成要素として

フェロケルが原料であるNow Foods 鉄は18mgと36mgの2パターンあります。個人的には18mgで十分だと思います。

.

※レビューの内容について
→個人の見解です。

スポンサードリンク