Now Foods マグネシウムキレート

絶対に不足させてはいけないミネラル

★★★★☆

マグネシウムは、生体内で300種類以上の酵素の補酵素として働いています。
補酵素として、エネルギー産生・タンパク質の合成・神経伝達・筋弛緩など極めて重要な役割を担っています。
後、骨や歯の構成成分でもあります。カルシウム・リンとともに、骨や歯の形成に関与しています。
ということで、絶対に不足させてはいけないミネラルです。

こちらをご覧ください。

出典元
ミネラル(多量ミネラル)
日本人の食事摂取基準(2020年版)
PDFDページ 44/45
厚生労働省

日本人の食事摂取基準(2020年版)ではマグネシウムの推奨量は

  • 320~370mg/日(成人男性) 
  • 260~290mg/日(成人女性)
    ※年代により異なります。

となっています。

で、実際どれくらい取れているかというと、男性で平均261mg/日、女性で平均235mg/日とのことです。
これだと 毎日約30~120mgのマグネシウムが不足していることになります。

2019 (令和元) 年の国民健康・栄養調査では男性で平均261 mg/日、女性で平均235 mg/日摂取しています

引用元
マグネシウム解説
「健康食品」の安全性・有効性情報
国立開発研究法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 

ということで、絶対不足させていけないミネラル「マグネシウム」は、日本人は十分に取れていないことになります。
ちなみに、現代人の食生活で圧倒的に不足している3大栄養素はビタミンDと亜鉛とマグネシウムだそうです。

「抗加齢医療、予防医療の観点から見ると、現代人の食生活で圧倒的に不足しているのはビタミンD・マグネシウム・亜鉛の三栄養素。これらが免疫力をアップする要素であり、不足するとあらゆる病気にかかりやすくなります」

引用元
「1日3杯コーヒーを飲む」70歳まで健康体を維持する9つの食事習慣/医師監修
SPA

 

マグネシウム不足を防ぐにはサプリで取るのが手っ取り早いです。
日本ではマグネシウムの単体サプリはあまり売っていませんが、海外では数多く販売されています。

サプリで使用されるマグネシウムの原料(形態)はさまざまです。その中でも吸収力やバイオアベイラビリティが高いものがアスパラギン酸マグネシウムクエン酸マグネシウムなど、アミノ酸やクエン酸でキレート化されたものです。
同じ「マグネシウム」サプリでもより効力を得たいと考えた場合は、キレート化されている商品を選ぶのが賢明です。

小規模研究の結果から、アスパラギン酸マグネシウム、クエン酸マグネシウム、乳酸マグネシウム、塩化マグネシウムといった形で含まれるマグネシウムは、酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムに含まれるマグネシウムより吸収率やバイオアベイラビリティ(生物学的利用能)が高いことが明らかになった

引用元
マグネシウム
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
厚生労働省

このサプリの原料は、クエン酸マグネシウムです。
ただ、コレってあんまりウリにはなりません。
というのも、海外で販売されているマグネシウムサプリの多くは吸収を高めたタイプだからです。
実に「オーソドックス」なマグネシウムサプリと言ったところでしょうか。

 

さて、もう一度こちらをご覧ください。

出典元
ミネラル(多量ミネラル)
日本人の食事摂取基準(2020年版)
PDFDページ 44/45
厚生労働省

注釈1に「通常の食品以外からの耐容上限量は成人の場合350mg/日」と記載されています。
通常の食品以外から ←つまるところサプリのことです。
食事から取るマグネシウムは耐容上限量はありませんが、サプリで取る場合はあります。
それが350mg/日です。
※食事からのを足してではありません。食事から取る分はまったくスルーしてください(していいと思います)。

このサプリの1日の目安摂取量は400mgです。350を優に超えています。
ただ、「3粒で400㎎」です。

マグネシウムサプリの耐容上限量が気になる方食事からマグネシウムをしっかり取れている方は、
摂取量は1~2粒で十分だと思います。

ちなみに、マグネシウムサプリの過剰摂取は下痢を引き起こします。

また、ダイエットや便秘などに効果があるといって摂取されている「にがり」(主成分は塩化マグネシウム)やサプリメントなど、通常の食事以外でマグネシウムを過剰に摂取すると、下痢を起こすことがあります。

引用元
マグネシウムの働きと1日の摂取量
健康長寿ネット
公益財団法人長寿科学振興財団

マグネシウムを大量に摂取すると副作用として下痢を起こす場合がある.

引用元
代替医療としての「ビタミン・ミネラル」
PDFDページ 9/12
J-STAGE

.

※レビューの内容について
→個人の見解です。

スポンサードリンク