前編はこちら→単体サプリ TOP10 2021/05 前編
第6位
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シリマリンには体内のグルタチオンを増やす働きがあります。
天然物由来の化合物で、細胞内グルタチオン濃度を増加させるものとしては、シリマリン(非特許文献2)、シアノヒドロキシブテン(非特許文献3)、アポシニン(非特許文献4)、ルブロフサリン配糖体(特許文献8)などがすでに知られている。
引用元
公開特許公報(A)_グルタチオン増加用組成物
国立研究開発法人科学技術振興機構
シリマリンについて簡単に説明します。
シリマリンはミルクシスル(マリアザミ)の種子に含まれる成分です。
シリマリンはそれ一つの成分のことではありません。
シリビン、イソシリビン、シリジアニン、シリクリスチンなどの総称を指します。
このうち、シリビンが一番生理活性が強いとされています。
一説では、このシリビンの吸収を高めることがシリマリンの効果を高めることにつながるようです。
研究によると、シリビンの吸収がオオアザミの健康効果を解き明かす鍵となることがわかっています。しかし、通常のシリビンは吸収されにくく、胃や消化管に入ると簡単に破壊されてしまいます。
引用元
Natural Factors シリポスフィトソーム
iHerb
ということで、同じミルクシスルのサプリでも【総含有量が多く、かつシリビンの量が多いもの】や【シリビンの吸収を高めたもの】が良いということになります。
このミルクシスルサプリの原料Siliphos®(シリフォス)はシリビンとリン脂質を組み合わせることで「フィトソーム」を形成しています。
従来のミルクシスルサプリと比べて吸収性が優れています。一歩先を行くミルクシスルサプリと言ったところでしょうか。
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管理人より一言 と ・・・
第7位
Lake Avenue Nutrition アスタキサンチン
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アスタキサンチンは【毎日、サプリで取る】べき成分だと思います。
アスタキサンチンサプリは、1粒あたり4~6mg(1日分)が一般的です。
個人的には、それ以上の【10~12mgは取ったほうがいい】と思っています。
10~12mgとなると、一般的なサプリでは目安摂取量を無視して1日2粒摂取になります。
1日2粒摂取 これをしてしまうと、30日分であれば15日分に減り、60日分であれば30日分に減ります。
アスタキサンチンサプリは他の栄養成分と比べてただでさえ高いです。
1日2粒摂取 これをすればさらにコストがかかり、【継続するのがきつくなる】と思います。
そんなときはこのメーカーのサプリです。
1粒あたり10mg含まれていて、120粒入りと360粒入りの2パターンがあります。
120粒入りは約3000円で、360粒入りは約7000円です。
※iHerbでの値段です。価格はレビュー作成時です。変動します。
360粒入り=約1年分です。これは、数あるアスタキサンチンサプリで、おそらくTOPのコスパを誇ります。
ただ、360粒入りを1人で使うとなるとちょっとアレです。開封してから、1年後のサプリを飲むは流石にアレです。
というわけで、自分はあえて120粒入りを使用しています。1粒あたりの値段は360粒と比べ、割高になりますが、それでも大満足の値段です。
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管理人より一言 と ・・・
これいけます?毎日いけます?
ということでサプリに頼りましょう~
第8位
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ケルセチンの働きといえば、抗アレルギー作用が思いつくかもしれません。他にもたくさんあります。
例えば、長寿遺伝子を活性化させる働きがあります。老化細胞を除去する能力も有します。
健康・美容にぜひとも取りたいポリフェノールです。
ケルセチンには吸収率が悪いといった欠点があります。
このケルセチンはQU995です。QU995は通常のケルセチンと比較し、群を抜いた純度と吸収性を持つケルセチンです。
免疫力の増加と、心臓血管を正常に保つことが臨床試験で示されています。さらに、群を抜いた純度と吸収性をもつため、 QU995は、市場のトップを走るケルセチンです。
他のケルセチンより、より多くの臨床試験データをもち、特許取得済みのQU995は免疫力の増大、運動パフォーマンスの改善が示されています。
引用元
QU955
取り扱い原料
アダプトゲン製薬
これは【お手頃な価格で高品質な】ケルセチンサプリです。
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管理人より一言 と ・・・
抗酸化作用・抗炎症作用・血管機能改善・中性脂肪低減・長寿遺伝子活性化・老化細胞除去・・・ ケルセチンってサプリで「絶対」取るべき成分でありません?
第9位
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美容関連に対する「働き」が他のアミノ酸と比べて別格なのがシステインです。
システインの美容関連に対する「働き」とは、例えば下記のようなものがあります。
- 髪・肌・爪を健康に保つ効果
- 美白効果
- 美肌効果
- 解毒作用
これら効果は単にあるのではなく、トップクラスにあると考えてください。
アミノ酸に限らず、全栄養成分中でトップクラスにある です。
昔の自分の姿とかけ離れたくない(?)
老化に抗いたい(?)
と思っているならば、システインは(プロテインとは別途で )単体でも取るべきです。
日本でシステインを取るとなると、美白やしみケアを目的とした第3類医薬品からが主となります。
それらのだいたいは【1日量中240mgで、30日分で、2000円~3000円ぐらい】です。
このNowのサプリは【1回分500mgで、100回分で、約1000円】です。
※価格の変動あり
第3類医薬品のほうにはビタミンCなど他の成分も含まれています。
なので、純粋な比較はできません。
が、システインのみにフォーカスすると あきらかにこっちがお買い得といえます。
システイン もといNow Foods L-システイン500mgは、私のサプリ購入履歴でも別格の存在です。
なお、このサプリは1日1~3粒摂取が目安となっています。個人的には1日1粒で十分だと思います。
ちなみに、「システインの過剰摂取はインスリンの働きを阻害し糖尿病を悪化させる」との情報があります。
(私が言っても説得力はありませんが、)取り過ぎには気を付けてください。
アミノ酸「システイン」で糖尿病招く恐れ 東大が確認 日経新聞
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管理人より一言 と ・・・
肌だけでなく髪にもいいんです。
第10位
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鉄サプリの原料は大きく非ヘム鉄・ヘム鉄・キレート鉄の3つに分けられます。
吸収率はキレート鉄>ヘム鉄>非ヘム鉄の順になっています。
※キレート鉄は非ヘム鉄をアミノ酸でキレートした鉄です。
日本で売っている鉄サプリの「主」はヘム鉄です。
海外で売っている鉄サプリの「主」はキレート鉄です。
※絶対ではありません。原料を必ず確認してください。
日本の鉄サプリ(ヘム鉄)で貧血症状の改善が見られない場合は、海外の鉄サプリ(キレート鉄)を取るのがよろしいかと思います。
その際は、原料がアルビオン社の登録商標「フェロケル」を選択するのがベターかもです。
フェロケルはフェロッチェル
某著書で紹介されたためか、このフェロケルは日本で、もとい日本人に大変人気があります(あるみたいです)。
なお、特に貧血に悩んでいない人も鉄はサプリで取っておいた方がいいと思います。
下記の働きもするからです。
- 筋肉で使用される酸素の貯蔵(ミオグロビン)
- 抗酸化に関与(カタラーゼ・ペルオキシダーゼ)
- エネルギー産生に関与(シトクロム)
- DNAの合成に関与(リボヌクレオチドリダクターゼ)
- コラーゲンの合成に関与
※()の構成成分または構成要素として
フェロケルが原料であるNow Foods 鉄は18mgと36mgの2パターンあります。個人的には18mgで十分だと思います。
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管理人より一言 と ・・・
特に貧血に悩んでいない人も鉄は「サプリ」で取っておいた方がいいっス。
マリアザミの名前は「聖母マリアのミルク」に由来するとされています。