ALLMAX Nutrition L-カルニチン+酒石酸塩

1粒に735mgのL-カルニチンL-酒石酸塩(そのうち500mgがL-カルニチン)

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L-カルニチンは長鎖脂肪酸をミトコンドリア内に運搬する役割を果たします。
それゆえ、「脂肪を燃焼させる」において絶対に不足させてはならない成分です。
ダイエットを成功させるならば、意識して取るように、なるべくならサプリで取るようにしてください。

さて、L-カルニチンのサプリの原料は主に3つあります。

補足

カルニチンサプリには、アセチルL-カルニチンもあります。今回はL-カルニチンのみにフォーカスしています。

L-カルニチンそのものの結晶粉末(フリー体)、L-カルニチンフマル酸塩、L-カルニチンL-酒石酸塩の3つです。
そのうち主流は L-カルニチンフマル酸塩 と L-カルニチンL-酒石酸塩 となっています。

この2つの違いについて軽く説明します。

まず前提として、L-カルニチンは吸湿性が高いです。それゆえ、安定性が低い物質です。
フマル酸および酒石酸を配合することで、吸湿性の高さが改善されています。

ともに【L-カルニチンの吸湿性を押さえ、安定化させている
そのうえで、
L-カルニチンL-酒石酸塩 は L-カルニチンフマル酸塩 と比べてカルニチンを多く含有しています。

L-カルニチンフマル酸塩 中にはL-カルニチンが56.5~60.5% 含まれる
L-カルニチンL-酒石酸塩 中にはL-カルニチンが66.7~70.7% 含まれる
.
参照
製品案内 L-カルニチン 
ILS

ということで同じような条件(粒あたりの量・粒数・価格)であれば、L-カルニチンL-酒石酸塩 を選ぶべきです。
例えば L-カルニチンフマル酸塩 500mg L-カルニチンL-酒石酸塩 500mgであれば、後者のほうが10%カルニチンが多く含まれています。

 

と言っておきながらですが、「L-カルニチン 500mg」をそんな感じで比較することはまずできません。

というのも、「500mg」の内容が L-カルニチンフマル酸塩 L-カルニチンL-酒石酸塩 で異なるからです。

L-カルニチンフマル酸塩 を原料としているサプリはカルニチンの量を500mgとしていることが多いです。
L-カルニチンフマル酸塩 の場合は、855mg(500mgのL-カルニチンを供給)といった成分表示であることが多くなっています。
※iHerbで販売されているのはすべてソレ

L-カルニチンL-酒石酸塩 を原料としているサプリのだいだいは、500mgは総量となっています。
そのうちどのくらいカルニチンを供給しているかの記載がありません。
記載はなく、【66.7~70.7%のL-カルニチンが含まれている】スタンスとなっています。

このサプリはだいたいに含まれていない、レアなケースです。
L-カルニチンの量を500mgに設定し、総量を記載しています。
成分表示は、735mg(500mgのL-カルニチンを供給)
となっています。
総量が500mg/粒が定番の中、ALLMAX Nutrition の総量735mg/粒はかなり多いと言えます。
それでいて価格【120粒入りで約2370円 粒あたりの単価 19円】が抑えられています。
 
総量が500mg/粒の商品と比較してみます。

こちらのEVLution Nutritionの商品は

1粒あたり L-カルニチン酒石酸塩 500mg が含まれています。
【120粒入りで約1890円 粒あたりの単価 15円】です。
ここでは、L-カルニチンの含有量を70%の350mgと仮定し、L-カルニチンの1円あたりの含有量で比較してみます。

ALLMAX Nutrition 500mg/粒 120粒入り 2370円 0.21mg/円
EVLution Nutrition 350mg/粒 120粒入り 1890円 0.19mg/円
.
※価格はiHerbで、レビュー作成時

ということで、ALLMAX Nutrition のほうがお得です。

この商品【1粒に735mgの L-カルニチンL-酒石酸塩(そのうち500mgがL-カルニチン)で2370円】は、おそらくiHerbのL-カルニチンサプリの中でコスパNo.1です。

 

参照一覧
製品案内 L-カルニチン 
ILS

ダイエット成分のカルニチン、ヒットの兆し ゼリー飲料、ペット飲料、サプリなどが幅広く登場
日経メディカル

公開特許公報(A)_カルニチン含有製剤
NBDC

特許公報(B2)_フマル酸のカルニチンおよびアミノ酸との複塩ならびにその塩を含有する食品補助剤、栄養補助剤および薬剤
NBDC
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※レビューの内容について
→個人の見解です。

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