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ベンフォチアミン 3連発で、失礼します。
糖化とは・・・
ってもうシツコイですね。そろそろ糖化以外の話をしたいと思います。
今回は免疫についてです。
ビタミンB1って何気に、免疫にとっても重要なビタミンなんです。
なぜなら、ビタミンB1はパイエル板を維持する働きをするから です。
ビタミンB1はパイエル板の維持に大事!
腸には パイエル板という主要な免疫細胞が集まっている組織があります。
出典元
腸管免疫系に特徴的な細胞群による 免疫応答誘導と腸内共生菌と食品の作用
PDF 2/5
J-STAGE
ビタミンB1が不足するとパイエル板は小さくなります。
👉免疫細胞の数が維持できなくなります。
👉IgA抗体の産生量が低下します(※免疫細胞のB細胞が産生している)。
IgA抗体は、病原体が粘膜に付着するのを阻止したり、病原体が出した毒素を中和したりして、病原体が感染症を引き起こすのを防ぎます。
👉生体の防御機能が弱まります。
つまるところ、
ビタミンB1が不足すると感染症にかかりやすくなります。
パイエル板には、IgA抗体を産生する細胞の前駆体ナイーブB細胞たる免疫細胞があります。
この細胞の増殖はビタミンB1(が関与するエネルギー代謝)に依存しています。
この結果と相関し、ナイーブ B 細胞ではビタミン B1 輸送体が高レベルで発現していることも確認されました。このことより、IgA 産生細胞への分化に伴い、エネルギー代謝の解糖系へのシフトだけではなく、ビタミン B1 への依存性も変化することが判明しました。
引用元
ビタミン B1 による生体防御メカニズムを発見
PDFページ 3/8
東京大学
ビタミン B1 欠乏餌で飼育したマウスにおいては、パイエル板のナイーブ B 細胞が減少しているため、経口ワクチンに対する IgA 抗体の産生も減弱していました(図3)。すなわちビタミン B1 欠乏によるエネルギー代謝不全はナイーブ B 細胞の減少を誘導し、その結果としてワクチン効果も減弱させることが判明しました。
引用元
ビタミン B1 による生体防御メカニズムを発見
PDFページ 3/8
東京大学
ちなみに、IgA抗体は新型コロナの初期の感染防御に重要みたいです。
「新型コロナ患者を対象にした研究から、初期の感染防御にIgA抗体が重要だという論文が、世界でもっとも権威ある学術雑誌のひとつである『サイエンス』の姉妹誌に載り、いま注目されています」
引用元
ワクチン接種後は豚肉で「ビタミンB1」をとるべき! 発症を食い止めるための食事法
週刊女性PRIME
ということで、自分は糖化対策のみならず、粘膜免疫強化を目的としてビタミンB1の摂取を心掛けています。
その際、ベンフォチアミンで取るようにしています。
ベンフォチアミンはビタミンB1の5倍の生物学的利用率を誇る
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とされているからです。
このサプリは、iHerbにあるベンフォチアミンサプリの中で、粒あたりの含有量がたぶんトップです。
300mg/粒はこの商品とCalifornia Gold Nutrition Benfotiamine 300 mgの2つ(CGNは30粒入りと90粒入りがあるので、実質3つ)のみです。
ベンフォチアミンの摂取に力を入れるならば、有力な選択肢の1つとなる商品です。
参照一覧
ビタミン B1 による生体防御メカニズムを発見
東京大学
免疫と食事療法
みらいウィメンズクリニック
免疫高めるビタミン B1などの関わり、仕組み判明
NIKKEI STYLE
感染から体守る粘膜免疫 高める食事、ここがポイント
NIKKEI STYLE
ワクチン接種後は豚肉で「ビタミンB1」をとるべき! 発症を食い止めるための食事法
週刊女性PRIME
予防の立役者「IgA抗体」
乳酸菌B240研究所 大塚製薬
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※レビューの内容について
→個人の見解です。