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ベルベリンはオウレンやキハダ(オウバク)などに含まれるアルカノイドの1種です。

健胃整腸作用、抗糖尿病作用、抗菌作用、血圧降下作用、コレステロール降下作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用などがあります。
報告されているベルベリンの薬理作用には、
- 胃腸機能の促進作用
- 病原菌に対する抗菌作用
- コレラや細菌性腸炎の下痢止め
- 血圧降下作用
- 中枢神経抑制作用
- アセチルコリン抑制作用
- 抗炎症作用
- 抗腫瘍作用
- 抗アミン作用・抗ヘパリン作用
と、非常に多くの作用があります。
引用元
オウバクエキスとベルベリン
日野製薬
その他 注目の作用は
◆FGF21増加作用
脂肪細胞には
大きな脂肪滴が1つある白色脂肪細胞と
中小の脂肪滴&ミトコンドリアが多数存在する褐色脂肪細胞
の2種類があります。
出典元
第6回 3色の脂肪 予防医学としての食を学ぶ
インターネット公開文化講座
愛知県共済生活協同組合
白色脂肪細胞の機能は、余剰なエネルギーを中性脂肪の形で溜め込む です。
褐色脂肪細胞の機能は、脂肪エネルギーを熱として散逸させる です。
白色脂肪細胞を褐色化させる因子にFGF21があります。
ベージュ脂肪細胞と呼ばれます。ベージュ脂肪細胞は、白色脂肪組織中に「褐色脂肪様細胞」が出現したものです。褐色脂肪細胞と同じように脂肪エネルギーを熱として散逸させる 機能をもちます。
FGF21は絶食時および糖質欠如により、主に肝臓から分泌されます。
FGF21は白色脂肪組織においてPGC-1αの発現増加を介して脂肪細胞の褐色化を誘導させます。
たとえば,FGF21(fibroblast growth factor 21) は空腹時に肝臓から分泌され,白色脂肪組織において PGC1αの発現増加を介して脂肪細胞の褐色化を誘導させるとされる
引用元
骨格筋と脂肪組織にかかわる最近の話題
PDFページ 1/2
J-STAGE
ベルベリンにはFGF21増加作用があります。
ベルベリンはFGF21の発現を増やすことで、脂肪細胞の褐色化を誘導(ベージュ脂肪細胞を増やす)します。
これらの発見は、ベルベリンが褐色およびベージュの脂肪細胞におけるAMPKシグナル伝達経路の活性化を通じてFGF21発現を刺激したことを示唆した。
引用元
ベルベリンは、茶色とベージュの脂肪細胞でAMP活性化プロテインキナーゼの活性化を介してFGF21の発現を刺激します
Bibgraph
◆AMPK活性化作用
AMPキナーゼ(以下AMPK)とは糖や脂肪の代謝を調節している酵素のことです。
AMPKは細胞内のエネルギーセンサーとして機能しています。
細胞内のエネルギー低下(AMP/ATP比の上昇)を感知すると、スイッチがオンになります=活性型となります。
それより、糖や脂肪の分解が促進&糖や脂肪の合成が抑制されます=エネルギーが産生されます&エネルギーの消費が抑制されます
AMPKを活性させると
具体的には→
グルコースおよび脂肪酸の取り込み、解糖、脂肪酸酸化(β酸化)を亢進
具体的には→
糖新生、脂肪酸合成、たんぱく質合成、コレステロール合成を抑制
.
ことで、ATPの産生を促進させ、ATPの消費を抑制します。
AMPKは、運動、飢餓、空腹、メトホルミン(糖尿病治療薬)、食品成分などにより活性化されます。
食品成分の代表といえるのがベルベリンです。
Berberineなど,天然物を中心に,AMPK 活性化作用を有することが知られている化合物の多くはこのように呼吸鎖や ATP 合成酵素などに対する阻害効果を介して間接的に AMPK 活性化を引き起こす.
引用元
身体運動と食をつなぐ生体内エネルギー調節の分子機構
PDFページ 4/6
J-STAGE
FGF21増加作用・AMPK活性化作用この2つの作用をもつベルベリンの摂取は、抗肥満効果が多いに見込まれます。
ベルベリンは実は髪にもいいことが判明しています。こちら→ Natural Factors WellBetX ベルベリン 500mg に記載しています。
iHerbで売っているベルベリンサプリのなかで、Paradise Herbs ベルベリンの180粒入りはコスパトップクラスです、もといおそらくトップです。
それゆえ、ベルベリン商品ランキングで1位になっていることが多いです。
おススメです。
とりあえず、ハーブ系サプリでどのメーカーの商品に悩んだら Paradise Herbs か Nature’s Way どちらかの商品を選んでおくのが無難だと思います。
もちろん個人の見解です。
参照一覧
良薬は口に苦し:ベルベリンの抗糖尿病作用
J-STAGE
オウレン抽出物とその主成分ベルベリンがヒト皮下由来脂肪細胞に及ぼす分化誘導抑制作用および脂肪分解促進作用
J-STAGE
身体運動と食をつなぐ生体内エネルギー調節の分子機構
J-STAGE
生薬百選 92 黄柏(オウバク)
養命酒製造
タンニン酸ベルベリン
大正製薬
代謝調節因子 FGF21 を制御する天然物の探索
愛知学院大学 歯学・薬学図書館情報センター
ベルベリンは、茶色とベージュの脂肪細胞でAMP活性化プロテインキナーゼの活性化を介してFGF21の発現を刺激します
Bibgraph
炎症性腸疾患の新たな炎症抑制の機序を発見
岡山大学
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※レビューの内容について