肌(美白)部門ランキング TOP30
16位~20位
第16位 レスベラトロール
レスベラトロール【ポリフェノール】
美白ステップ2
美白アプローチ
・メラニン大量生産を抑制する
レスベラトロールの肌(美白)評価5.5
評価内容 チロシナーゼ活性を抑制
メラニンは、肌の基底層にあるメラノサイトでアミノ酸の一種チロシンと酸化酵素チロシナーゼが結合することで作られます。メラニンが過剰に産生され、肌のターンオーバーとともに排出されなければシミやくすみとなって肌の表面に現れます。
メラニンができても肌のターンオーバーとともに排出されれば問題ありません。ただ過剰に作られると上手く排出されないメラニンがでてきます。とにかく過剰に作らせないことが大事になります。
そのためにはチロシナーゼというメラニン生成酵素を活性化させないことが重要になります。レスベラトロールにはチロシナーゼ活性阻害作用があります。この力はチロシナーゼ活性阻害成分の代表格であるコウジ酸より優れていることが実験により証明されています。
第17位 アルギニン
アルギニン 【アミノ酸】
美白ステップ3
美白アプローチ
・メラニンの排出を促進する
アルギニンの肌(美白)評価5.5
評価内容 ターンオーバーの正常化(成長ホルモンの分泌)
メラノサイトで作られたメラニンは肌のターンオーバーとともに排出されます。なので肌のターンオーバーが正常に行われていれば色素沈着はしなくなります(しにくくなります)。肌のターンオーバーは主に寝てる間に行われます。より厳密にいうと寝てる間に成長ホルモンの分泌が活発になり細胞分裂が促進されることで行われます。なので成長ホルモンの分泌を増やすことが肌のターンオーバーの正常化しいては美白につながることになります。成長ホルモンの分泌を促す成分の代表格はアルギニンです。
第18位 スルフォラファン
スルフォラファン【ポリフェノール】
ステップ4 9位
美白ステップ2・4
美白アプローチ
・メラニン大量生産を抑制する
・過脂化メラニンを防ぐ
スルフォラファンの肌(美白)評価6
評価内容 チロシナーゼ活性を抑制
メラニンは肌の基底層にあるメラノサイトでアミノ酸の一種チロシンを材料に作られます。メラノサイトでチロシンと酸化酵素チロシナーゼが結びつくことでメラニンが生成されますが、チロシナーゼが活性化されると過剰にメラニンが生成されてしまいます。肌のターンオーバーとともにメラニンが排出されないことで色素沈着しますので、大量に作られれば作られるほどシミやくすみとなる確率があがることになります。
メラニンを「大量」に作らせないということが美白ケアにとって重要で、そのためにはメラノサイト内でメラニン生成酵素チロシナーゼが活性するのを抑えることが必要となります。スルフォラファンにはチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。
評価内容 グルタチオンの生成促進
酸化ストレスに対する防御機構として重要な役割を担っているのがKeap1-Nrf2経路です。
Keap1は酸化ストレスなどに対してセンサーのような役割をしています。Keap1はNrF2の分解を制御する機能をもっています。この機能が阻害されるとNrF2の分解が停止し、NrF2が安定化します。
NrF2は転写因子です。転写因子とはDNAの遺伝情報をRNAに転写するのを促進または制御するたんぱく質で特定の遺伝子の発現を調整します。安定化したNrF2が細胞の核内に移行すると抗酸化酵素やグルタチオン合成酵素の発現を誘導させます。
簡単にまとめると酸化ストレスをKeap1が感知する→それまで分解されていたNrf2の分解が停止→NrFが安定化(= Nrf2が活性)→抗酸化酵素やグルタチオン合成酵素の発現(=体内の抗酸化機能が高まる)ということです。
ここで重要なことは「NrF2が活性」→「抗酸化機能が高まる」の流れです。
つまりNrF2を活性化させる成分をとれば抗酸化酵素を活性させたり、グルタチオンを増やすことにつながることになります。スルフォラファンにはNrF2を活性化させる働きがあります。
サプリメント おすすめ度
★★★★☆
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日本 〇
海外 〇
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第19位 ゼアキサンチン
ゼアキサンチン【カロテノイド】
美白ステップ1
美白アプローチ
・紫外線から発生する活性酸素を除去
ゼアキサンチンの肌(美白)評価5
評価内容 一重項酸素の除去
活性酸素にはさまざま種類があり、紫外線やHEVから生じる活性酸素が一重項酸素です。
この活性酸素が肌の真皮層に大量に発生すると真皮層にあるたんぱく質(コラーゲン、エラスチン)を変性させて、しわやたるみを引き起こします。
この活性酸素が皮膚の組織に入りこむとメラノサイトを刺激します。大量のメラニンが生み出されシミの増加につながります。このように一重項酸素は肌のシワ・たるみやシミの一番の原因となるものです。一重項酸素の働きを抑制をすることが美肌・美白につながります。ゼアキサンチンは一重項酸素を除去する抗酸化物質の一つです。
第20位 ポリアミン
ポリアミン【炭化水素】
美白ステップ3
美白アプローチ
メラニンの排出を促進する
ポリアミンの肌(美白)評価5.5
評価内容 ターンオーバーの正常化(細胞分裂を促進)
基底層で生まれた角化細胞が最終的にアカとなってはがれていく過程のことを「角化」いい、角化によって肌が生まれ変わることを「肌のターンオーバー」といいます。
20代のターンオーバーの期間は約28日ですが、この期間は加齢とともに遅れていきます(20代は約28日→40代は倍の約55日)。ターンオーバーが遅れる理由は主に表皮細胞の細胞分裂する力が衰えるからです。その原因の一つは加齢とともに細胞分裂を活性化し新陳代謝を促す働きがあるポリアミンが減っていくからと言われています。
肌のターンオーバーを正常化させるためには、体内のポリアミンの量を減らさないあるいは増やすということが大切になります。
サプリメント おすすめ度
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