アルギニン

アルギニンの評価 SS

アルギニン

人間の体のパーツ、例えば筋肉、肝臓、心臓、皮膚、髪、血液などはたんぱく質でできています。
そのたんぱく質は、主に20種類のアミノ酸で構成されています。
この20種類アミノ酸の組み合わせや構成比により体のパーツの性質や形が違ってきます。

筋肉、髪、肝臓は同じたんぱく質でできているのにその形や性質が異なっているのは、20種類アミノ酸の組み合わせや構成比が違うからなのです。

20種類のうち、体の中で合成できないものを必須アミノ酸、合成できるものを非必須アミノ酸といいいます。必須アミノ酸は9種類、非必須アミノ酸は11種類あります。

20種類のアミノ酸

必須アミノ酸(9種類)
ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、バリン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン

非必須アミノ酸(11種類)
アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、システイン、プロリン、セリン、チロシン

アルギニンは非必須アミノ酸に分類されます。体内で合成できるアミノ酸です。「体内で合成できる」という意味は、他のアミノ酸を材料として作りだすことができるという意味です。

それではアルギニンをとる必要がないかと思われるかもしれませんが、その考えは間違っています。

まず年齢を重ねるとともに体内での生成量が減るのです
(一部では、アルギニンは30歳を過ぎると脳下垂体からの分泌が完全に停止すると言われています)。
なので食事などから摂ることがすすめられています。また成長期の子供は十分な量が体内で合成されないため、外から補給するしなければなりません。
なので専門家によっては、アルギニンを必須アミノ酸ととらえていたり、子供のころは必須なので準必須アミノ酸と呼んだりするかたもいます。

アルギニンに限らず非必須アミノ酸は、体内で合成できるといっても、おのおの体内で重要な働きがあるため消費が激しかったり、加齢とともに生産できる量が減ってしまったりするため積極的に摂取する必要があります。

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アルギニンの摂取目的

体力「夜のほう」、「成長ホルモン」の分泌促進、体型「筋肉」アップ、髪「薄毛」、「白髪」が目的です。

 摂取目的
髪 「薄毛」「白髪」
肌 「美肌」「美白」
体型 「筋肉」
体力 「夜のほう」
その他「成長ホルモン」

アルギニンの効果・効能

成長ホルモン
アルギニンには成長ホルモンの分泌を促す効果があります。

成長ホルモンは、ホルモンの一種で脳下垂体で生産され分泌されます。成長ホルモンは主にたんぱく質でできていて、生涯ににわたり分泌されるホルモンです。

脳下垂体には前葉と後葉があります。成長ホルモンは前葉で作られます

 

 

 

成長ホルモンの作用として有名なのは次があげられます。

  • 思春期の子どもの身長を伸ばす
  • 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
  • たんぱく質の合成
  • 糖質、脂質のエネルギー代謝促進

たんぱく質の合成というのは、筋肉を作るということも含まれています。アルギニンは成長ホルモンを分泌させ筋肉を増大させる効果があるために筋肉をつけたい方には必須の成分です。アルギニンといったら筋肉増強というがイメージが強いです。

血流改善
アルギニンは、血管で一酸化窒素を生成するのに役立ちます。一酸化窒素の役割は、血管の筋肉を広げ、血流をスムーズにしたり、血管内でコレステロールがくっつくことや血栓ができるのを抑えることです。血流をスムーズにすることで動脈硬化の予防効果があります。

天然保湿因子
「肌のうるおい」とは角質層の中に含まれている水分量のことをいいます。角質層の水分が多ければ、肌がうるおうといえます。天然保湿因子は角質層の中にあり、吸収した水分を保持する機能があり、肌そのものがもっている保湿成分といえます。
天然保湿因子の約40%をアミノ酸が占めており、そのアミノ酸の中にアルギニンにも含まれているため、角質層を保湿する効果があるといえます。

またアルギニンは肝臓でアンモニアの解毒をし、アンモニアを尿素に変える働きを手伝います。アルギニンが遠からず、肌のうるおいに関わっているといえそうです。

尿素
尿素は肌のうるおいしっとり感を作り出す「天然保湿因子」のひとつです。
よく尿素配合のハンドクリームが販売されていますが、それは尿素が天然保湿因子であるからです。
天然保湿因子の7%は尿素が占めています。

免疫力を高める
一酸化窒素は免疫力を高めるといわれています。アルギニンは、その生成に関わっているのでも同様に免疫力を高めるいえます。また細胞の増殖や、組織の修復に欠かせない物質であるポリアミンを体内で合成する材料にもなります。

アンモニアの解毒効果
肝臓の細胞内でアンモニア(エネルギーの産生を阻害し、疲労のもととなる)を解毒する代謝経路をオルニチンサイクルといいます。アルギニンはこのオルニチンサイクルに関わっています。

疲労回復
疲労感の原因と言われる体内の余分なアンモニアを除去するオルニチンサイクルに関係しています。

アルギニンのサプリメントでよくあるキャッチフレーズ集

  • 若々しいカラダ作りを目指す方
  • 元気不足で悩みがちな中高年男性のバイタリティ
  • 自信を持ちたい男性におすすめ
  • いつまでも若い頃のように頑張りたい方
  • コラーゲンにかかわるため若々しさをもとめる、女性におすすめ 
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アルギニンの摂取量、不足、過剰

アルギニンの摂取量
アルギニンの効果・効能を求めるには1日に2000~4000mgぐらい必要とします。筋肉をつける目的でしたらそれ以上とる必要があります。倍以上の8000mgは欲しいところです。当然ですが、それ相応のトレーニングをしたうえでの必要な値です。目安摂取量には諸説あり、体重1kgあたり50mgが必要摂取という説もあります。その場合、60kgの人だったら3000㎎となります。
 
アルギニンの不足
子どものころにアルギニンが不足していると成長というか身長に影響がでてきます。大人で不足している場合は老化を早める(新陳代謝を遅らす)ことになります。これはアルギニンが成長ホルモンの分泌にすごく関わっていることから言えます。また一酸化窒素の生成に関わっているため、アルギニンが不足すると一酸化窒素が十分に作られず、血流が悪くなります。動脈硬化になるリスクが高まります。
 
アルギニンの過剰
過剰に摂取すると消化器官に影響を及ぼします。具体的には、胃腸の不調などにより下痢が生じます。極端に大量摂取をしなければ、過剰になることはないです。サプリメントでちょっと多めにアルギニンを摂取する場合も1日数回にわけて飲むなどすれば、過剰症になる問題ないと思われます。ただ子どもの場合は、身長を伸ばしたいからといってあまりにも過剰にとりすぎると巨人症(体、顔が大きくなりすぎる)になる可能性があります。

アルギニンの豆知識

傷の修復
アルギニンは傷の治りを早めるといわれます。ですので、擦り傷ができた、早く治したいとかいう場合に摂取するのもありかもしれません。
アルギニンは一酸化窒素の生成のほかに皮膚を構成するコラーゲンにかかわっているためです。
 
男性のシンボル
一酸化窒素の血流改善の効果は、男性のソリ具合の増強や男性不妊改善につながるといわれています。一酸化窒素を増やすことは加齢と血行不良による男性のソリ具合の不調を改善する効果があります。
なので、一酸化窒素を生成するアルギニンがその分野に大きく役立ちます。
男性のシンボルをパワーアップさせる系の健康食品はアルギニンが配合されていることが多いです。またアルギニンは精子原料の約80%を占めるといわれています。

アルギニンのイメージ

食べ物だったら角煮

写真でいったらこれです。男性のシンボルを中心にパワーアップみたいな。

アルギニンと相性の良い栄養成分

・シトルリン
・オルニチン
・リジン

アルギニンの勝手にランキング

体型(筋肉)部門 第2位
体力(夜のほう)部門 第1位

アルギニンのレーダーチャート解説

 

評価基準

  • 6 
    このカテゴリーに効果があることで有名。即効性があったり、継続して摂取することで効果を感じる
  • 5 
    このカテゴリーに効果があることで有名。継続して摂取することでなんとなく効果を感じる

  • このカテゴリーに効果があるといわれている。効果が得られることを期待して飲んでいる
  • 3.5 
    このカテゴリーに効果があるといわれているが、個人的に摂取目的としていない

  • このカテゴリーになんらかの効果があるもの

  • このカテゴリーとはあまり関係ないと思われる

  • このカテゴリーとは関係ないと思われる

※4以上が摂取目的となっているカテゴリー 

 

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アルギニン総合評価 SS 18

 総合評価について
5つのカテゴリーのうち、評価が高い上位3つのカテゴリーを足したものです。「B~SS」でつけています。
SS  18点
S  16点以上
A+ 14点以上
A  12点以上
B+ 10点以上
B  9点以下

髪(薄毛、白髪) 評価4.5
成長ホルモン分泌は毛母細胞の細胞分裂を活性化させるため、髪にすごくいいです。毛母細胞が細胞分裂することで髪が生まれ伸びていくからです。成長ホルモン分泌に関わっているアルギニンを飲むことは、薄毛予防に効果があると思います。
またアルギニンはケラチンという髪の90%以上をしめているたんぱく質の構成要素です。ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されていますが、アルギニンはそのうちの約1割を占めており3番目(or4番目)に多いアミノ酸です。髪の毛の主要な構成材料という点からしても髪に良い栄養成分といえます。

肌(美肌、美白) 評価5.5
アルギニンは肌に重要なアミノ酸です。

美肌の観点からいうとアルギニンが天然保湿因子の構成成分となっている点が評価に値します。
美白の観点からいうと成長ホルモン分泌を促し肌のターンオーバーを正常化させる(メラニンの排出を促進させる)点が評価に値します。

体型(筋肉) 評価6
成長ホルモンの分泌は筋肉増につながります。成長ホルモンは筋肉の細胞に必要なアミノ酸の取り込みを増やしたり、筋トレで傷ついた筋繊維の修復をする働きするからです。アルギニンは成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸として非常に有名です。アスリートは、肉体改造目的(成長ホルモン分泌による)でアルギニン摂取していることが多いです。個人的にも成長ホルモン分泌を促す力はアルギニンが一番と思っています。
またアルギニンは体内で一酸化窒素を増やす効果があります。一酸化窒素は筋肉への血流をよくし、筋肥大に効果的といわれる「パンプアップ」を促進する働きがあります。パンプアップとは筋トレで負荷を与え続けることによって、筋肉が大きく膨らんでみえる状態のことです。
成長ホルモン分泌を促進、一酸化窒素を増やすという点で筋肉作りには欠かせない成分といえます。

体力(夜のほう) 評価6
「夜のほう」とわけのわかない表現をしていますが、ようするに男女が主に夜にする行為に必要ことです。1人ですることも当てはまります。持続力であったり、ソリ具合であったりです。一酸化窒素による血流改善って、こっち関係の不調を直すのに効果的だと感じています。つまり加齢と血行不良によって落ちてしまう男性のソリ具合の改善に効くのではということです。で実際のところ効果はあります。

その他(成長ホルモン) 評価6
アルギニンの成長ホルモン分泌を促す力は個人的には最高だと感じています。成長ホルモンとアルギニンの関係を調べると多くの専門サイト、ブログはアルギニンの成長ホルモン分泌能力を賛美しています。摂取することによって成長ホルモンが分泌が増えたデータも報告されています。もちろんオルニチン、シトルリンのほうが、優れているという意見もありますが、私は絶対にアルギニンだと思います。理由を説明しろと言われたら、ドラマでいうところの「私の勘です」としかいいようがないのですが。

アルギニン雑感

アルギニンを評価したら、滅多にでないSSという評価になってしまいました。ちょっとこれはおかしいと思いどこかで点数を減らそうとしましたが、やっぱりこのぐらいの評価です。

アルギニンの特筆すべき点は成長ホルモンの分泌を促すというところです。
成長ホルモンの分泌に関してはアルギニンを一番お勧めします。

成長ホルモンを分泌させることって「老化を遅らせる」ためには絶対大事です。成長ホルモンの効果をざっとあげるとこんな感じです。

  1. 思春期の子どもの身長を伸ばす
  2. 細胞分裂を促し、新しい細胞をつくる、細胞を再生する
  3. 骨形成を促進
  4. タンパク質の同化合成
  5. 糖質、脂質のエネルギー代謝促進
  6. 血糖値をあげる
  7. 脂肪分解

この中で個人的に大事だと思っているのは②と④です。

細胞分裂を促すって、体の細胞の生まれ変わりつまり新陳代謝をことをいっています。肌にある細胞が細胞分裂することで肌のターンオーバーが正常になったり、肌に必要な成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)などが作られたりします。これって簡単にいうとは「美肌になる」ということです。

髪に関していえば、頭皮の中にある毛母細胞が細胞分裂することで、髪が生まれ、伸びていきます。毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで太く、黒く、たくましい髪に育っていき髪が抜けにくくなります(髪のヘアサイクルの成長期が延びる)。

肌の細胞や毛母細胞の細胞分裂を促進するのが成長ホルモンです。
※限定していますが、すべての細胞の細胞分裂を促進します

④のたんぱく質の同化合成といいましたが、ようは体に必要なものを作ることです。わかりやすいのが筋肉です。成長ホルモンの分泌により筋肉は増強されていきます。

成長ホルモンってそう考えるとアンチエイジングにおいて、超重要カテゴリーといえます。

だがしかし、残念なことに成長ホルモンの分泌量は年とともに減っていってしまうのです。なので成長ホルモンの分泌を促す成分、成長ホルモンの分泌を促すこと(睡眠、筋トレ)はすごく大事になってきます。

成長ホルモン分泌を促す成分として、他にもオルニチン、リジン、シトルリン、グルタミンをあげていますが、その中でもトップだと感じます。
理由はアルギニンの効果内容であったり、アルギニンのいろんなサイトでの評価であったり、実験データだったり、私の勘であったり、私のなんとなくという感じだったり、さまざまです。

アルギニンが一番とはいっても、アルギニンだけを取るのではなく先ほどあげた栄養成分(オルニチン、リジン、シトルリン、グルタミン)と一緒にとると相乗効果が見込まれますので、自分にあったものをうまく組み合わせて摂取することをお勧めします。

また「夜のほう」目的で飲んでいます。体力「夜のほう」というカテゴリーは、お恥ずかしい話ですが、要するに夜に行う行為全般の機能を高めるためと読んでください(朝、昼間にやる人もいますが・・)。夜の行為の持続体力だけでなく、ソリの角度維持のためというのも含まれます。

私の場合残念ながら、第3者に対して使う場面はないのですが、このまま年をとり、ソリが不全になってからバイアグラに頼るより、今のうちから予防というか、それにいいとされることをやっておくのはありかなと思っています。
でアルギニンを飲んでいますが、アルギニンは実感できます。すごく実感できます。

飲んでいるのと飲んでいないのではかなり違う。

エロサイトでアルギニン配合をうたった「でっかくなっちゃた」的な卑猥なサプリメント広告がバンバン流れるだけあって、やっぱりその分野においてアルギニンには別格です。
普段より1粒「多めに取る」ことをするだけで、その効果の違いを実感できます。かなり良いです。

だいたいのアルギニンのサプリメントにはシトルリンも一緒にふくまれていて、いわばタッグの状態で販売されています。「夜のほう」の評価はシトルリンが配合されている前提での評価となっています。

長々と書きましたが、若々しくいるためには成長ホルモンの分泌を減らさないことが大前提で、その効果が一番と思っているアルギニンは超がつくほどお勧めです。また年をとってあっち関係でお悩みの男性にもおすすめの成分です。

日本ではアルギニンを多く配合したサプリメントってあんまり見ないので、海外製のがお勧めです。

 

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